ボローニャ、退団濃厚な冨安の後釜候補にベナティアら数名をリストアップか

2021.07.11 06:00 Sun
Getty Images
ボローニャが、元モロッコ代表DFメディ・ベナティア(34)の獲得を検討しているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。

ボローニャでは2019年の加入以来、チームに欠かせない選手へと成長した日本代表DF冨安健洋(22)が今夏にステップアップすることが決定的と見られており、アタランタやトッテナムが獲得への動きを本格化させている。
これを受け、ボローニャもすでに後釜獲得に着手しており、数名の選手をリストアップ。そしてそのうちの一人が、今夏にUAEのアル・ドゥハイルを退団したベナティアだという。

これまでバイエルンやユベントスでリーグタイトルの獲得に貢献してきた元モロッコ代表DFは、2019年1月にアル・ドゥハイルに完全移籍。1年半を過ごした公式戦60試合に出場し2ゴールを記録。2020-21シーズンは公式戦22試合に出場したが、6月に退団を発表していた。

しかし、『コリエレ・デッロ・スポルト』はベナティアの要求する200万ユーロ(2億6000万円)という年俸がネックとなっており、ボローニャは引き下げ交渉を行う必要があると伝えている。
またベナティア以外では、ベルギーのオーステンデに所属するU-21ベルギー代表DFアルトゥール・テアテ(21)をリストアップしているとのこと。

昨夏にスタンダール・リエージュの下部組織からオーステンデに加入したテアテは、センターバックと左サイドバックでプレー可能な左利きDF。昨季はリーグ戦29試合で3ゴールを記録していた。

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ベナティアが古巣マルセイユのスポーツアドバイザーに就任!

マルセイユは11月30日、元モロッコ代表DFのメディ・ベナティア氏(36)がクラブのスポーツアドバイザーに就任したことを発表した。 クラブの発表によれば、ベナティア氏はパブロ・ロンゴリア経営委員会会長やステファン・テシエ専務理事と密接に協力しながら、特に優秀な人材の獲得、育成、保持といった観点から、クラブのスポーツ戦略の立案と実行を支援する役割を担うとのこと。 また、相談役としての役割にとどまらず、プロチームのスカウト部長に昇格したロベルト・マルフィターノとともに、スカウティングや ミッションにも携わるとのことだ。 フランス屈指の育成機関クレールフォンテーヌ卒業後、マルセイユの下部組織で育ったベナティアは、2005年にファーストチームに昇格。その後、国内の幾つかのクラブへのレンタルを経て、ウディネーゼやローマ、バイエルン、ユベントスでプレー。バイエルンでは2度のブンデスリーガ優勝、ユベントスでは3度のセリエA優勝を経験した。 その後、カタールのアル・ドゥハイルを経て、2021年7月にファティ・カラギュムリュクに加入。しかし、慢性化していたケガの影響もあって同年12月に現役を引退。セカンドキャリアでは代理人に転身し、代表の後輩であるMFアゼディン・ウナイのマルセイユ入りをお膳立てしていた。 2023.11.30 23:45 Thu

マルセイユのダビド・フリオSDが退任…ベナティア氏のSD就任が目前に

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ベナティアが古巣マルセイユのSD就任へ…先日退任リバルタ氏の後任に

元モロッコ代表DFのメディ・ベナティア氏(36)が、古巣マルセイユのスポーツディレクターに就任することが決定的となった。フランス『La Provence』など複数メディアが報じている。 マルセイユでは先日に前スポーツディレクターであるハビエル・リバルタ氏が退任。今冬の移籍市場に向けて後任の招へいを目指していたなか、クラブOBであるベナティア氏の招へいに動いていた。 報道によると、両者は条件面で大筋合意に至り、今週中にも公式なアナウンスがなされる見込みだという。 今シーズン、トルコのファティ・カラギュムリュクに加入したベナティアだが、ここ数年悩まされていたケガの影響もあってか、シーズン半ばのこのタイミングでキャリアに終止符を打つことを決めた。 フランス屈指の育成機関クレールフォンテーヌ卒業後、マルセイユの下部組織で育ったベナティアは、2005年にファーストチームに昇格。その後、国内の幾つかのクラブへのレンタルを経て、ウディネーゼやローマ、バイエルン、ユベントスでプレー。バイエルンでは2度のブンデスリーガ優勝、ユベントスでは3度のセリエA優勝を経験した。 その後、カタールのアル・ドゥハイルを経て、2021年7月にファティ・カラギュムリュクに加入。しかし、慢性化していたケガの影響もあって同年12月に現役を引退。セカンドキャリアでは代理人に転身し、代表の後輩であるMFアゼディン・ウナイのマルセイユ入りをお膳立てしていた。 2023.11.20 23:26 Mon

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