モンツァがギリシャ代表DFキリアコプーロスを獲得…流出濃厚カルロス・アウグストの穴埋めか?

2023.07.29 14:49 Sat
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モンツァは28日、サッスオーロからギリシャ代表DFヨルゴス・キリアコプーロス(27)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。今回の契約には特定の条件を達成した場合、買い取り義務が生じる条項が盛り込まれている。

左サイドバックを主戦場とするレフティーのキリアコプーロスは、2019年夏にギリシャのアステラス・トリポリスから買い取りオプション付きのレンタル移籍でサッスオーロへ加入。
初挑戦となったセリエAでも安定したパフォーマンスを披露すると、クラブは買い取りオプションを行使。その後も主力として活躍したが、昨シーズンは徐々に序列を落として、今年1月にはボローニャにシーズン終了までのレンタル移籍。その新天地では加入直後から主力を務めたが、シーズン最終盤は負傷によって離脱を強いられていた。

また、各年代のギリシャ代表に選出されてきたキリアコプーロスは、2020年10月にフル代表デビューを飾ると、これまで7試合に出場している。

現在、モンツァではブラジル人DFカルロス・アウグスト(24)に国内のビッグクラブ行きの可能性が報じられており、キリアコプーロスは同選手の流出を見越した穴埋め補強とみられる。

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サッスオーロ、ギリシャ代表DFキリアコプーロスとの契約を2025年まで延長

サッスオーロは18日、ギリシャ代表DFヨルゴス・キリアコプーロス(26)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。 左サイドバックを主戦場とするレフティーのキリアコプーロスは、2019年夏にギリシャのアステラス・トリポリスから買い取りオプション付きのレンタル移籍でサッスオーロに加入。 初挑戦となったセリエAでも安定したパフォーマンスを披露したキリアコプーロスは、2019-20シーズンのセリエAで26試合に出場するなど主力の一人として活躍すると、クラブは2020年6月に買い取りオプションを行使を発表した。 その後も主力として在籍2年半で公式戦70試合に出場するなど、サイドバックを主戦場に左サイドのスペシャリストとして君臨。今季も公式戦20試合に出場し3アシストを記録している。 また、各年代のギリシャ代表に選出されてきたキリアコプーロスは、2020年10月にフル代表デビューを飾ると、これまで5試合に出場している。 2022.02.19 07:10 Sat

サッスオーロ、ギリシャ人SBキリアコプーロスの買い取りを発表

サッスオーロは22日、ギリシャ人DFヨルゴス・キリアコプーロス(24)の買い取りを発表した。移籍金は120万ユーロ(約1億4000万円)とのことだ。 2019年夏にギリシャのアステラス・トリポリスから買い取りオプション付きのレンタルでサッスオーロに加入したキリアコプーロスは、左サイドバックを主戦場とするレフティー。そのキリアコプは初挑戦のセリエAで16試合に出場して3アシストを記録。セリエA第11節以降はコンスタントにスタメンでプレーしていた。 2020.06.23 02:30 Tue

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ネスタがモンツァの指揮官就任、セリエA初挑戦

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マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

「バローニが新監督」 ラツィオ会長が認める! 歓迎ぜずの声にも「ガッリアーニが望んだのには理由があるはず」

ラツィオの新監督はマルコ・バローニ氏(60)で決まりのようだ。 フェリペ・アンデルソンに続いて、鎌田大地が去り、ルイス・アルベルトも中東行きとされるなか、イゴール・トゥドール監督がチーム作りや補強方針などを巡ってのこじれにより、就任からわずか3カ月の任期で退任したラツィオ。来季の監督としてはエラス・ヴェローナの指揮を執るマルコ・バローニ氏の名が浮かぶ。 そのなか、イタリア『スカイ』によると、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が『Il Messeggero』のインタビューで「ヴェローナとはすべてが解決した。バローニがラツィオの新監督になる。我々が彼を望んだのは彼が優れた監督であり、正しいプロフィールの持ち主だからだ」と噂の人物が新指揮官と明言した。 この監督人事を巡り、一部では懐疑的な声もあるが、「彼を望まぬ者たちはおそらく(シモーネ・)インザーギや、(ステファノ・)ピオリ、(ウラジミール・)ペトコビッチを望まなかった人々だろう」と歴代監督の名を挙げながら反論。さらに、同じくバローニ氏の招へいに動いたモンツァの重役を口にし、選択の正しさを主張した。 「(モンツァの最高経営責任者を務めるアドリアーノ・)ガッリアーニのような勝者がバローニを望んだのには理由があるはず。4人の会長から祝福の連絡があった」 なお、ラツィオはバローニ氏と2年契約を結ぶといわれ、サラリーは100万ユーロ(約1億6000万円)強+ボーナスになるようだ。 2024.06.10 17:15 Mon

イタリア国内で指揮官大移動! ラツィオはヴェローナのバローニ監督と契約合意か

ラツィオがエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)と契約合意か。 低調なシーズン、マウリツィオ・サッリ前監督との実質的な喧嘩別れ、長年主軸を担うルイス・アルベルトの退団発言、鎌田大地の急転退団(確実)…そして、それに伴うかのようにイゴール・トゥドール監督(46)が一転して退任へ。 低調かつ激動、非常にカオスなシーズンを送ってきたラツィオだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、クラウディオ・ロティート会長はこの度、ヴェローナで指揮を執るバローニ監督の招へいへ大きく前進したという。 バローニ監督は現役時代にローマやナポリ、ボローニャ等でプレー。2000年の引退後、シエナやユベントスU-19、ペスカーラ、フロジノーネ等で指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、今季より現職だ。 今季の采配はそれなりに評価されているようで、モンツァとカリアリが早くからバローニ監督に接触。ただ、同監督はラツィオからの連絡でこちらに一本化。ヴェローナは後任としてパオロ・ザネッティ氏(41)を確保済みとされる。 このように、ラツィオはトゥドール監督退任とバローニ新監督就任がかなり濃厚。ヴェローナはザネッティ氏を来季からベンチに据え、バローニ新監督を断念したモンツァはアレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいへ向かう。 また、モンツァで現職のラッファエレ・パッラディーノ監督(40)は来季からフィオレンティーナ。ヴィオラのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督(46)はボローニャへ。ボローニャからはチアゴ・モッタ監督(41)がユベントスへ。 さらに、イバン・ユリッチ監督(48)が去るトリノはベネツィアでセリエA昇格の元イタリア代表DF、パオロ・ヴァノーリ監督(51)から就任OKを貰い、招へいがほぼ確実。ベネツィアもセリエB内からの引き抜きが濃厚とされる。 今夏はイタリア国内で指揮官大移動だ。 2024.06.07 11:40 Fri

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