ビーレフェルトが主将クロスとの契約を2022年まで延長! 来季で11年目のシーズンに

2021.06.12 14:35 Sat
Getty Images
アルミニア・ビーレフェルトは11日、ドイツ人FWファビアン・クロス(33)との契約を1年延長したことを発表した。新たな契約期間は2022年6月30日までとなる。

クロスは2011年夏に当時ドイツ3部リーグに属したビーレフェルトに加入。チームが2部昇格や3部再降格を経験しながら、2019-20シーズンのブンデスリーガ2部で21ゴールを挙げて得点王に輝き、チームの11年ぶりとなる1部昇格に貢献した。
今季もキャプテンとして残留を争うチームの支柱となり、センターFWとして前線のターゲット役としても奮起。得点こそ「5」にとどまったものの、空中戦の勝利数は2位のDFマッツ・フンメルス(ドルトムント)に70回以上の差をつける最多「242」を記録するなど、重要な役割を担った。

来シーズンで11年目を迎えるクロスは公式サイトで契約延長と来季への意気込みについて次のようにコメントしている。

「アルミニアでの次のシーズンを楽しみにしている。ブンデスリーガで、このクラブでもう1年間プレーできることを嬉しく思い、特にファンの前で再びプレーする機会が与えられたことを誇りに思う」

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味方と激突し頭部負傷の重傷…ビーレフェルトがFWクロスの手術成功を発表

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ナーゲルスマン監督が奥川雅也を警戒 「ボールコントロールと俊敏性に優れている」

ビーレフェルト戦に挑むバイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督が、MF奥川雅也への警戒心を示している。クラブ公式サイトがコメントを伝えた。 バイエルンは27日に行われるブンデスリーガ第13節でビーレフェルトと対戦する。前節はアウグスブルク相手に不覚を取り今季2敗目。2位ドルトムントとは1ポイント差という状況だ。 今節は、ここまでわずか1勝で17位に沈むチームが相手だが、ナーゲルスマン監督は明確なプロセスを持ったチームであると警戒。また、リーグ戦2試合連続ゴール中の奥川に対しても注意を向けた。 「ビーレフェルトは昨年に比べて成長している。彼らは非常に明確なプロセスを持っており、また、相手にスペースを開けさせて浮き球などを使ってチャンスを作る方法について、常に良いアイデアを持っている。ファビアン・クロスは空中戦で素晴らしい活躍を見せているよ」 「オクガワはとても良いシーズンを過ごしており、ボールコントロールと俊敏性に優れている。彼らのゲームモデルはすばらしく、常に深みを追求している」 「私はクラマー監督のことを知っており、彼の大まかなアイデアも理解している。フィジカル的にも、プレーの仕方にしても、彼らは進歩しているのだ。非常に献身的で情熱的なディフェンスをしていて、それはアウグスブルクと似ている」 「キックオフの時点から、勝利への絶対的な貪欲さを持って臨む準備をしなければならない。4ポイントのリードがなくなったため、我々にとって非常に重要な試合だ。自分たちのパフォーマンスの限界を発揮する必要がある」 2021.11.27 20:03 Sat

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