移籍のフォス=メンサー、スールシャールを悪く言わず 「監督は良くしてくれた」

2021.02.12 13:30 Fri
Getty Images
レバークーゼンのオランダ代表DFティモシー・フォス=メンサーにとって、マンチェスター・ユナイテッドオーレ・グンナー・スールシャール監督は良き恩師のようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。

ユナイテッドのアカデミーで育ち、2016年にトップチームデビューを飾ったフォス=メンサーは2017年夏から武者修行の旅に。しかし、クリスタル・パレスに続いて、フルアムに貸し出された2019年4月にヒザの前十字じん帯を損傷した。
2019-20シーズンからユナイテッドに復帰したが、ケガの完治も長引き、定期的な出場機会の確保に苦戦。2017年にオランダ代表デビューも果たした実力者だが、プレミアリーグで1試合の出番にとどまり、今冬にドイツ行きを決断した。

将来を嘱望されながら公式戦30試合の出場でユナイテッドの選手としてのキャリアに幕を下ろしたフォス=メンサーだが、スールシャール監督に対しての不満を一切口にせず、逆に感謝の思いを語っている。

「決めたのは僕だ。監督は良くしてくれたが、あまりプレーができていなかった。22、23、24歳の選手はプレーしないとね。僕はそうじゃなく、プレーがしたかった。だから、他の場所に行くのが最善の決断だと思ったんだ」
「クラブや監督は僕に良くしてくれた。大ケガから回復してからも助けてくれ、時間もくれたんだ。実際にFAカップやヨーロッパリーグ準決勝でプレーさせてもらった。でも、定期的にプレーして、代表でのチャンスを掴むのが大事だと思った」

「オーレは僕にとって、すごく良い監督だった。彼も選手として大ケガをした経験があって、僕の気持ちを正確に理解してくれてもいた。16カ月ぶりに試合に出たときもすごく喜んでくれ、素晴らしい瞬間だった。力を認めてくれてもいたから、悪く言うつもりはない」

なお、「レバークーゼンは伝統があって、良い人たち、良い選手たちがいる。すごく良いクラブだ」とも話したフォス=メンサーは移籍後、ここまで公式戦4試合に出場している。

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レバークーゼンでさらなる負傷者…大ケガ明けのフォス=メンサーが太もも負傷、復帰時期は未定

レバークーゼンは19日、オランダ代表DFティモシー・フォス=メンサーの負傷について公式サイトを通じて報告した。 17日に行われたヨーロッパリーグ・ラウンド16のアタランタ戦2ndレグで負傷したフォス=メンサー。先発出場したものの、61分に足を痛めていた。 クラブによると、右太もも裏にある腱に問題が見つかったとのこと。ただ、離脱期間は明らかになっておらず、「リハビリの進み具合による」とのみ、声明を残している。 同選手は昨年1月にマンチェスター・ユナイテッドから加入したが、同年2月28日に行われたブンデスリーガのフライブルク戦で右ヒザの前十字靭帯断裂という大ケガを負ってしまった。復帰できたのは今年1月のボルシアMG戦で、およそ1年もの間、戦線離脱を余儀なくされていた。 復帰以降はリーグ戦6試合、ヨーロッパリーグ2試合に出場していたが、またしばらくケガとの戦いに身を置くことになってしまった。 なお、レバークーゼンでは先日のケルン戦でドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが左ヒザの前十字靭帯を断裂。さらにU-21オランダ代表DFジェレミー・フリンポンも、同試合で右足首の靭帯に裂傷を負い、両選手とも今季中の復帰は絶望的となっている。 2022.03.20 18:00 Sun

レバークーゼンにさらなる痛手…シンクフラーフェンが左もも負傷で3週間の離脱

負傷者続出のレバークーゼンにさらなる痛手だ。レバークーゼンは4日、オランダ人DFデイリー・シンクフラーフェンの負傷を発表した。 クラブの発表によれば、シンクフラーフェンは左大腿筋の筋損傷で約3週間の離脱になるとのことだ。 今シーズンのシンクフラーフェンは、ブンデスリーガで18試合を含む公式戦23試合に出場し3アシストを記録していた。 レバークーゼンでは、今月に入りオランダ代表DFティモシー・フォス=メンサーが右ヒザ前十字靭帯断裂の重傷を負ったほか、U-21ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツが新型コロナウイルスに感染し離脱。 それ以外にもフィンランド代表GKルーカス・フラデツキー、コロンビア代表DFサンチアゴ・アリアス、元ドイツ代表DFラース・ベンダー、オーストリア代表MFユリアン・バウムガルトリンガー、U-23ブラジル代表FWパウリーニョらが長期離脱中となっている。 現在、公式戦5試合勝利のないレバークーゼンは、6日にブンデスリーガ第24節でボルシアMGとのアウェイ戦に臨む。 2021.03.04 23:00 Thu

レバークーゼン、ユナイテッドから加入のフォス=メンサーがヒザの前十字靭帯断裂

レバークーゼンのオランダ代表DFティモシー・フォス=メンサーが右ヒザの前十字靭帯を断裂した。 フォス=メンサーは2月28日に行われたブンデスリーガ第23節フライブルク戦に先発。前半45分に交代していたが検査の結果、重傷を負っていた。 1月にマンチェスター・ユナイテッドから完全移籍で加入したフォス=メンサーは移籍後、リーグ戦6試合に出場。うち5試合に先発し、主力としてプレーしていた。 レバークーゼンではMFパウリーニョが同じくヒザの靭帯を断裂している他、MFユリアン・バウムガルトリンガーもヒザの手術を受けて長期離脱中。さらにDFサンティアゴ・アリアスは腓骨の骨折、MFラース・ベンダーも半月板の損傷により離脱と、主力を複数長期離脱で欠く苦しい状況となっている。 2021.03.02 00:30 Tue

スールシャールはこれ以上の戦力を望まず「クオリティの高いプレーヤーが揃っている」、 問題は人員整理

マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督は今冬、これ以上の新加入選手には期待していないようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 名将サー・アレックス・ファーガソン氏が率いて以来のプレミアリーグ首位浮上を果たし、8年ぶりのリーグ制覇へ突き進んでいるユナイテッド。しかし、今冬の移籍市場で大幅な戦力アップには乗り出しておらず、昨年10月に獲得合意していたFWアマド・ディアロ・トラオレ(18)を迎え入れたものの、その青田買いのみとなっている。 スールシャール監督はFAカップとヨーロッパリーグ(EL)も勝ち上がっており、3冠の可能性を残す状況だが、タイトルを後押しする戦力確保を否定。好調をキープする現状のスカッドに満足感を示している。 「私はそうは思わない。誰かが加入してきたら驚きだ」 「チームは強いし、クオリティの高いプレーヤーが揃っている。時には選手を放出しなければならないこともある。何か驚くようなことがない限り、加入があるとは思わない」 ユナイテッドは今冬、DFティモシー・フォス=メンサー(23)をレバークーゼンへ売却し、FWオディオン・イガロ(31)が1月末でレンタル期間満了を迎える。2月1日にまでの今冬の移籍期間で指揮官から構想外となっているMFジェシー・リンガード(28)やGKセルヒオ・ロメロ(33)、DFマルコス・ロホ(30)などの去就が注目ポイントになりそうだ。 2021.01.27 21:45 Wed

旅立つ友へ…ドイツ移籍決定の同僚を見送るポグバとバイリーが熱い

マンチェスター・ユナイテッドの選手たちが、同僚との別れを惜しんだ。 14日、ユナイテッドのオランダ代表DFティモシー・フォス=メンサーのレバークーゼン移籍が発表された。 <div id="cws_ad">◆もはや芸術…ポグバがユーベで魅せたスーパーゴールの数々<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ2N0dkZXpCZyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 2014年夏にアヤックスの下部組織からユナイテッドのアカデミーに加入したフォス=メンサーは、2015-16シーズンにファーストチームデビューを果たしたものの、その後はケガもあり出場機会を得られておらず、今季は完全な構想外となりここまで公式戦3試合の出場にとどまっていた。 それでも、チームメイトとの信頼関係は厚く、私服姿でロッカールームを片付けに来ていたフォス=メンサーのもとに、コートジボワール代表DFエリック・バイリーとフランス代表MFポール・ポグバが訪れ、別れを告げていた。 バイリーと熱く抱擁を交わす場面では、フォス=メンサーの目頭が熱くなる瞬間もあったものの、3人で肩を組み、カメラに向かって笑顔を見せる場面もあった。 フォス=メンサーが自身のスナップチャットに投稿した動画は、『ESPN』の公式ツイッターでも公開されており、ファンからは「泣けてくる」「ポグバはいい男」といった感動的な声や、「レバークーゼンでも幸運を祈る」というフォス=メンサーを応援する声も上がっていた。 ユナイテッドは12日に行われたバーンリー戦での勝利で、プレミアリーグで3年4カ月ぶりの首位に立っている。チーム内の雰囲気も良好なようだ。 <div id="cws_ad">◆バイリーとポグバとの熱いハグに目頭を熱くさせるフォス=メンサー<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">WHOLESOME. <br><br>Paul Pogba and Eric Bailly say goodbye to Timothy Fosu-Mensah, who’s moving to Bayer Leverkusen. <a href="https://t.co/QLKqaOt0uz">pic.twitter.com/QLKqaOt0uz</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1349437497022033923?ref_src=twsrc%5Etfw">January 13, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.01.14 20:30 Thu

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マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した胸が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

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ミランがザークツィー争奪戦を一歩リード? アーセナル&ユナイテッドの関心よそに個人合意か

ミランがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得を進めているようだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、ストライカーの獲得を目指しているミラン。今シーズン躍進を遂げたボローニャで、公式戦37試合12ゴール7アシストと本格開花の兆しを見せたザークツィーが有力候補となっている。 7月から有効の契約解除金4000万ユーロ(約67億6000万円)を支払う準備もあるとされるミランは、ザークツィー側との交渉も推進。イタリア『カルチョメルカート』によると、ボーナス込みの年俸400万ユーロ(約6億8000万円)、5年契約の条件で合意に達したという。 一方、ネックとなっているのが代理人に支払う手数料で、当初は1500万ユーロ(約25億3000万円)の大金を要求されたとのこと。しかし、ミラン首脳陣はこの引き下げに取り組んでおり、前向きな感触が得られているようだ。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドもこのストライカーの動向を注視。関心が噂されていたユベントスは、現在、他の選手に目を向けているとのことだ。 2024.06.10 13:48 Mon

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ウサイン・ボルト氏がデフォー氏との対峙で悲劇…チャリティーマッチでアキレス腱を断裂

元陸上選手のウサイン・ボルト氏がイングランドで参加したフットボールのチャリティーマッチで悲劇に見舞われてしまった。 かつて世界最速のスプリンターとして名を馳せ、引退後はフットボール好きが高じてプロ選手にも挑戦したボルト氏。9日にロンドンのスタンフォード・ブリッジで毎年恒例のチャリティーマッチ『サッカーエイド』に参加し、マウリシオ・ポチェッティーノ氏が監督を務めるワールドイレブンのキャプテンとして出場した。 だが、イングランドが3-2でリードする63分、右センターバックでプレーするボルト氏は対峙したジャーメイン・デフォー氏の仕掛けに対応しようとしたところ、右足が芝に引っかかったか、その足首を手で押さえてピッチに倒れ込む事態に。以降は動けず、66分にそのまま担架に乗せられ、ピッチの外に運ばれていった。 そんなボルト氏は試合後、自身のSNSに右足を固定しての松葉杖姿をアップ。さらに「アキレス腱を断裂してしまったが、俺らは戦士だ」と綴り、重傷を明らかにした。 ボルト氏は2017年に現役を引退し、今年8月に38歳。チームは3-6で敗れ、自身も大ケガを負ってしまったが、ワールドイレブンでチームメイトだったアレッサンドロ・デルピエロ氏のゴールをアシストするなどで試合を盛り上げていた。 <span class="paragraph-title">【動画】チャリティーマッチ出場のボルト氏に悲劇</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rEJz00Jutps";var video_start = 329;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.10 19:15 Mon

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バイエルンが1年越しに獲得目指す、フルアムMFパリーニャに60億円のオファー

中盤の補強を目指すバイエルンが2年連続でフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得にオファーを出したという。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が退任し、ヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したバイエルン。選手補強に動く中、1年越しにパリーニャの獲得に動いているという。 昨夏はメディカルチェックまで済ませていたパリーニャ。個人間合意に至っていた中、フルアムが後釜を見つけられないという理由から移籍を拒否していた。 7500万ポンド(約149億7000万円)の値札をつけていたフルアムに対し、バイエルンは6000万ポンド(約120億円)で獲得に近づいていたが、今夏は3000万ポンド(約60億円)のオファーからスタートしたという。 パリーニャは2022年7月にスポルティングCPからフルアムに加入。2022-23シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し3ゴールを記録。FAカップでも5試合で1ゴールを記録ていた。 2023-24シーズンは、プレミアリーグで33試合に出場し4ゴールを記録。2シーズンで公式戦79試合に出場し8ゴールを記録していた。 バイエルンは結果として無冠に終わり、中盤の負傷者に悩まされただけに、パリーニャが獲得できていればという思いも少なからずあるところ。本人も移籍を希望しており、交渉を早くまとめたいところだ。 2024.06.10 11:25 Mon

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