ディナモ・モスクワ、マインツで武藤を指導したサンドロ・シュヴァルツ氏を新指揮官に招へい

2020.10.15 23:20 Thu
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ディナモ・モスクワは15日、新監督にドイツ人指揮官サンドロ・シュヴァルツ(41)を招へいした。契約期間は2022年6月30日までとなる。

マインツの下部組織出身であるシュヴァルツ監督は、現役時代にユルゲン・クロップ監督の指導を受け、2003-04シーズンにクラブ史上初のブンデスリーガ昇格を果たしていた。
そして現役引退後は、2009年7月から最後の所属クラブとなったブンデスリーガ3部のSVヴェーエン・ヴィースバーデンで指導者キャリアを始めると、2013-14シーズンからマインツのU-19チームの監督に就任。その後、2015年2月からU-23チームの監督を率いると、2017年7月からトップチームの監督に就任。

就任1年目はブンデスリーガを14位で終えると、2年目の2018-19シーズンは12位に浮上。しかし、3年目となった昨季は開幕11試合で3勝8敗の勝ち点9で降格圏の16位に沈むと、2019年11月に首脳陣との話し合いの末に解任ではなく、契約解除でチームを離れた。

なお、マインツのトップチームでは、2015年から同クラブに所属したFW武藤嘉紀(現エイバル)を指導していた。

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テルジッチ電撃退任のドルトムント、アシスタントコーチのシャヒン氏を新指揮官に任命

ドルトムントは14日、ヌリ・シャヒン氏(35)を新指揮官に任命したことを発表した。契約期間は2027年6月までの3年間となっている。 ドルトムントでは前日、エディン・テルジッチ監督(41)が契約解除を要請し電撃退任していた。 シャヒン氏はドルトムントの下部組織育ちで公式戦274試合に出場し、ユルゲン・クロップ監督の下でブンデスリーガとDFBポカールを制したクラブのレジェンド。 引退後はアンタルヤスポルで監督を務めると、今年1月からドルトムントのアシスタントコーチに就任し、古巣の復調に貢献していた。 シャヒン氏はドルトムントの指揮官就任について「大変光栄。私に信頼を寄せてくれたクラブの責任者全員に感謝したい。可能な限りの成功を達成すべく、多大なエネルギーと情熱を注いで就任初日から取り組むつもりだ」と意気込みを語った。 2024.06.15 00:30 Sat

今夏来日のドルトムント、フンメルスも退団決定…合計13年在籍で508試合出場「大きな名誉であり喜びだった」

ドルトムントは14日、ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)の退団を発表した。 バイエルンの下部組織で育ったフンメルス。2007年1月にファーストチームに昇格するも、2008年1月にレンタル移籍でドルトムントに加入。レンタル期間が終了した2009年7月に完全移籍で加わった。 その後、ドルトムントでプレーを続けるも、2016年7月にバイエルンへと完全移籍。それでも2019年7月に再びドルトムントに加入した。 合計13シーズンをドルトムントで戦ったフンメルス。公式戦通算508試合に出場し38ゴール23アシストを記録。ユルゲン・クロップ監督時代には2度のブンデスリーガ制覇やDFBポカールで優勝。エディン・テルジッチ監督の下でも2020-21シーズンにDFBポカールを制している。 2023-24シーズン限りで契約が満了を迎え、退団の話も出ていた中、正式にチームを去ることに。すでに先に退団が決まっていた元ドイツ代表MFマルコ・ロイスと共に、一時代を築いた1人がまたチームを去ることとなった。 フンメルスはクラブを通じてコメントしている。 「ファンのみんな、合計13年以上に及ぶ僕の黒と黄色の時代が終わりを迎える。長い間ドルトムントでプレーできたこと、そして2008年1月から今日のボルシア・ドルトムントに至るまでの旅に参加できたことは、僕にとって大きな名誉であり喜びだった」 「ファンのいるこのクラブはとても特別なものであり、僕にとってはそれ以上のものだ」 「また、このクラブのために素晴らしい仕事をしてくれたドルトムントのスタッフ全員、そしてもちろん、ここで出会うことができた数えきれないほどの素晴らしい監督やチームメイトにも感謝したい」 「できるだけ早く、みんなががボルジクプラッツ(広場)で再会してお祝いできるよう、僕は心から願っている。それまでは遠くから、できればスタジアムで時々応援したいと思う。これから寂しくなるよ」 2024.06.14 21:00 Fri

テルジッチ監督が電撃退任のドルトムント、後任はクラブOBのシャヒン氏でほぼ決まりか?

エディン・テルジッチ監督(41)が電撃的に退任したドルトムント。衝撃が起きた中、すでに後任監督の目星はつけているとされている。 13日、テルジッチ監督は、ドルトムントに対して契約解除を要請。クラブもこれに同意し、両者の関係は終了した。 スカウトから始まったテルジッチ氏のドルトムントでのキャリアは、下部組織のコーチや暫定監督なども務め、監督にまで昇格。2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)で決勝までチームを導いた一方で、ブンデスリーガでは5位に終わっていた。 クラブ内外での評価の低さなどを気にしていたというテルジッチ氏。しかし、クラブに動揺はなく、すでに後任監督は目星がついていたという。 ドイツ『ビルト』によれば、後任はアシスタントコーチを務めていたヌリ・シャヒン氏(35)になるとのこと。クラブOBでもあり、大きな人気を誇った男が指揮を執ることになるという。 『ビルト』によれば、問題は契約期間と条件面などの詳細を詰めることだとされ、合意しないことはほとんどないと見られている。 シャヒン氏は、ドルトムントの下部組織育ちで、2005年7月にファーストチームに昇格。ユルゲン・クロップ監督の下でブンデスリーガとDFBポカールを制しており、フェイエノールト、レアル・マドリー、リバプール、ブレーメン、アンタルヤスポルでもプレーしていた。 引退後はアンタルヤスポルで監督を務めると、2024年1月からアシスタントコーチに就任。すでにチームを理解しており、CL決勝進出を支えた1人として評価されている。 なお、アシスタントコーチには、クラブOBのスベン・ベンダー氏(35)が就任すると見られている。 2024.06.14 09:55 Fri

ドルトムント退団へ向かうフンメルス…残留の条件は指揮官の退任?

ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)は、条件次第で残留の可能性もあるようだ。 ドルトムントではユルゲン・クロップ監督の時代にブンデスリーガ連覇に貢献し、一度はバイエルンへ移籍するも2019年に復帰してからは主力としてプレーし続けてきたフンメルス。しかし、今月までとなった契約が延長される兆候はなく、ドルトムント退団は既定路線とされている。 ただし、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、条件次第でまだドルトムントに残留する可能性はある模様だ。その条件とは、エディン・テルジッチ監督の退任であり、すでにこのことはクラブにも通達済みだという。 フンメルスとテルジッチ監督の関係は、現在緊張状態にあるとのこと。ベテランCBは指揮官の戦術についてかねてより疑問を呈しており、これはフンメルスに限らずチームの数選手に共通した意見のようだ。 とはいえ、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)でチームを決勝にまで導いたテルジッチ監督が、ドルトムントを離れる可能性は低い模様。2025年夏までとなる契約が延長されるかは定かではないが、少なくとも今夏退任に向かうとは考えにくいと報じられている。 これにより、退団が予想されるフンメルスは引き続き欧州でのプレーを希望。現在はミランが関心を示しており、去就が注目されている。 2024.06.11 13:20 Tue

「選ばれたら行きたい」パリ五輪のOAを語る遠藤航、3大会連続で出場?「最終的にはクラブと監督が決断する」

日本代表MF遠藤航が、パリ・オリンピックについて言及した。 日本代表のキャプテンとしてプレーする遠藤。2023-24シーズンはプレミアリーグに舞台を移し、強豪・リバプールの一員となった。 ハイレベルな戦いを繰り広げるクラブに入った遠藤。今までのシュツットガルトとは全く違う立ち位置のクラブでのプレーとなった中、当初は批判的な声も多かった。 しかし、ユルゲン・クロップ監督の信頼を得ていた遠藤はピッチ上のパフォーマンスで黙らせると、シーズン後半はレギュラーとしてプレーを続けた。 アンカーとして新たなステージで揉まレた遠藤には、パリ・オリンピックのオーバーエイジ(OA)枠に選ばれる可能性が噂されている。 23歳以下のチームに3名までは年齢に関係なく出場できる枠。ただし、オリンピックはインターナショナル・マッチウィークではないため、クラブは派遣を拒否することが可能だ。 実際に海外組の選手が増えてきた昨今、オリンピックは重要視されない傾向が強く、シーズン開幕直前で行われていることもあり、懐疑的なクラブが多い。MF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF鈴木唯人(ブレンビー)は拒否したとされている。 そんな中、10日のトレーニングを終えた遠藤がメディア取材に応じ、OAについて語った。 遠藤は「今は選ばれたら行きたいというスタンスです」と自身の気持ちをコメント。以前から変わらぬスタンスを貫いている。 一方で、「最終的にはクラブと監督が決断するということで、全然何も決まっていないという段階です」と語り、自身で決められることはないとした。 遠藤は自身の世代である2016年のリオ・デ・ジャネイロ五輪に出場。すると2021年に行われた東京オリンピックではOAとして参加。パリ行きとなれば、3大会連続での五輪出場となる。 遠藤の経験値は確かに重要で、 U-23日本代表が抱える不安ポイントを補える力は持っている。果たしてどうなるのか、クラブと日本サッカー協会(JFA)の交渉に注目が集まる。 2024.06.11 06:45 Tue

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ブンデスで評価急上昇のファン・デン・ベルフ、移籍望み今夏リバプールからの退団を希望か

リバプールのオランダ人DFセップ・ファン・デン・ベルフ(22)は、移籍願望を明確にしているようだ。 ファン・デン・ベルフは母国クラブであるPECズヴォレの下部組織育ち。2019年夏にリバプール入りを果たしたが、ファーストチームでは活躍の機会を得られずプレストン・ノースエンドやシャルケへのレンタル移籍を繰り返していた。 今シーズンは、マインツに1年のレンタル移籍で加入したファン・デン・ベルフ。センターバックとして主軸の座を掴むと、ブンデスリーガ33試合に出場するなど充実のシーズンを過ごした。 新たにアルネ・スロット監督が就任することが決まったリバプールは、今夏のプレシーズンでファン・デン・ベルフを試すことを計画。しかし、選手自身はすでにリバプールでのキャリア継続を望んでいないようだ。 ドイツ『スカイ・スポーツ』のフロリアン・プレッテンベルグ記者によると、ファン・デン・ベルフはリバプールに退団の意思を明確に伝えた模様。契約は2026年夏まで残っているものの、現在は移籍の許可を待っているとのことだ。 ファン・デン・ベルフに対しては、マインツやヴォルフスブルクをはじめ多くのブンデスリーガのクラブが関心を示しており、オファーを模索中。移籍金は1500万ユーロ(約25億5000万円)前後と見られており、今後具体的な動きがあるか注目される。 2024.06.04 15:30 Tue

マインツが元仏代表MFギラヴォギの退団を発表…

マインツは24日、元フランス代表MFジョシュア・ギラヴォギ(33)が今季限りで退団することを発表した。 これまでサンテチェンヌやアトレティコ・マドリー、ヴォルフスブルク、ボルドー、ヴォルフスブルクでプレーしたギラヴォギは、昨年9月に開幕5試合で14失点と守備の崩壊していたマインツに加入。 マインツ加入後は主にセンターバックとして活躍。公式戦12試合(496分)の出場にとどまったが、ベンチメンバーとしてこれまでの経験をチームに還元し、チームの立て直し及び、1部残留に貢献した。 マインツはクラブの公式SNSで「ありがとう、ジョシュ!常に前向きのあなたの姿が見られなくなるのは寂しい限りだよ」と感謝の声明を発表している。 昨夏にはヴィッセル神戸が獲得に動いていた元フランス代表だが、果たして来シーズンはどこでプレーすることになるだろうか。 2024.05.25 08:30 Sat

劇的残留のウニオン・ベルリン、新指揮官に元マインツのスヴェンソン氏を招へい

ウニオン・ベルリンは23日、新指揮官にボー・スヴェンソン氏(44)を招へいしたことを発表した。契約期間は明かされていない。 ブンデスリーガ最終節で劇的な逆転残留を果たしたウニオンでは、残り2試合の指揮を執ったマルコ・グローテ監督が退任していた。 スヴェンソン氏はマインツで昨季、一昨季と一桁順位でフィニッシュと結果を出していたが、今季は未勝利で最下位に低迷したことを受け、11月に解任されていた。 今季、クラブ史上初のチャンピオンズリーグに出場したウニオンだったが、ブンデスリーガでは大不振に陥った。新シーズンはスヴェンソン氏の下、復活を図る。 2024.05.24 06:30 Fri

大幅ターンオーバーのドルトムント、残留争い渦中のマインツに完敗【ブンデスリーガ】

ドルトムントは11日、ブンデスリーガ第33節でマインツとのアウェイ戦に臨み、0-3で完敗した。 前節アウグスブルク戦を5発圧勝とし、4日前のチャンピオンズリーグ準決勝パリ・サンジェルマン戦を制して11季ぶりのCL決勝進出を果たした5位ドルトムント(勝ち点60)は、PSG戦のスタメンからシュロッターベック以外の10選手を変更して臨んだ。 勝利すれば自動降格を避けられる16位マインツ(勝ち点29)に対し、ドルトムントは12分に失点。アミリのスルーパスを起点に最後はバレイロにゴールを許した。 さらに19分、GKマイヤーのミスパスをイ・ジェソンにカットされて2点ビハインドに。 23分にもイ・ジェソンにゴールを許したドルトムントは反撃できずに0-3で前半を終えた。 迎えた後半、ブラント、サンチョ、マートセンと主力を投入したドルトムントは52分、敵陣ボックスでボールを奪った流れからムココがネットを揺らしたが、わずかにオフサイドに阻まれる。 その後は好機を生み出せず時間が過ぎた中、0-3のまま完敗となった。一方、マインツは最終節を前に残留圏内の15位に浮上している。 2024.05.12 03:21 Sun

ブンデスリーガのスタジアム近郊で不発弾が発見、2週間ぶり2度目の珍事

ブンデスリーガのスタジアム近くでで不発弾が発見されたとして話題を呼んでいる。 レバークーゼンの優勝が既に決まっているブンデスリーガ。シーズンも終盤に差し掛かっていた中、驚くべき事態が起きている。 不発弾が発見されたのはマインツのホームスタジアムであるオペル・アレーナの近くの大学の敷地内で発見されたとのこと。大学が敷地を拡大している建設作業中、24日の午後に発見されたという。 発見されたのは重さ500kgのアメリカ軍の不発弾とのこと。第二次世界大戦中のものだという。なお、爆弾処理はスタジアム付近の約4600人の住民を避難させて行われるという。 マインツは週末にホームでケルンとのリーグ戦が控えていたが、28日(日)の開催であり、影響はない可能性が高いという。金曜開催であれば、試合は延期されることになっていた。 なお、マインツのスタジアム近くで不発弾が発見されたのは2週間ぶり。15日に第二次世界大戦で使用された小型の棒状焼夷弾が見つかっていた。 2024.04.25 20:55 Thu

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