評価高めるリバプールのケレハー、代表OBから移籍のススメ 「レギュラーとしてプレーすべき年齢だ」

2022.01.10 18:14 Mon
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かつてニューカッスルやマンチェスター・シティでプレーした元アイルランド代表GKのシェイ・ギブン氏がリバプールの同代表GKクィービーン・ケレハーに移籍を勧めた。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。

リバプールの下部組織出身であるケレハーは2019年9月に行われたEFLカップでファーストチームデビュー。昨シーズンは守護神を務めるGKアリソン・ベッカーの負傷によって出番が回ってくると、好パフォーマンスを示したことで2ndGKの地位を獲得した。
今シーズンも公式戦5試合に出場しており、2日に行われたプレミアリーグ第21節のチェルシー戦でも守護神としてプレー。クリーンシートこそ逃したものの、安定したパフォーマンスを発揮している。

着実に成長しているケレハーに対して、アイルランド『プレミア・スポーツ』に出演した同胞のギブン氏は、より試合に出る必要があると強調。リバプールにはブラジル代表GKアリソン・ベッカーという絶対的な存在がいる以上、レンタル移籍などで経験を積むべきだと主張した。

「ケレハーは苦しい立場にあると思う。彼はもう23歳であり、私がその年頃の時には何試合に出場したか分からない。一方で、彼はまだ10試合か11試合程度にしか出場していないはずだ」
「彼はもう子供ではないのだ。23歳であれば、トップチームでレギュラーとしてプレーすべき年齢だと思っている」

「彼が抱えている最大の問題は、アリソンがいることだ。アリソンはキャリアのピークにあり、今後5、6年はそうである可能性もある。だからといって、ケレハーはベンチに座り2番手として満足するだろうか。リバプールには既に、その役割ができるアドリアンもいる」

「私にとっては、試合に出ることがとても重要だと思っているよ。彼は数年間リバプールでトレーニングを積み、昨夏には新たに5年契約にサインした。クラブの長期的な未来の一部になっていると思う」

「リバプールからしても、彼を試合に出して経験を積ませるべきだと思う。それから彼をチームに戻して、アリソンに挑戦させる必要があるだろう」

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「選手と監督の間に溝がある」不振ユナイテッドでテン・ハグ監督の影響力に疑念の声

元アイルランド代表GKのシェイ・ギブン氏が、不振に陥るマンチェスター・ユナイテッドの状態を懸念した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 エリク・テン・ハグ監督の下で2シーズン目を迎え、昨季3位に終わったプレミアリーグではさらなる上昇が期待されていたユナイテッド。しかし、開幕からの10試合で5勝5敗と波に乗れず8位に低迷。先週末のプレミアリーグでは、宿敵マンチェスター・シティをホームに迎え撃った“マンチェスター・ダービー”で0-3の完敗を喫した。 さらに、1日にオールド・トラフォードで行われたEFLカップ(カラバオカップ)でも、ニューカッスル相手に0-3のスコアで敗北。ホームで2試合続けて3点差をつけられての敗北は61年ぶりであり、チームは危機的状態にある。 ピッチ内だけでなく、ピッチ外でもゴタゴタが後を絶たないユナイテッド。MFジェイドン・サンチョは規律問題からテン・ハグ監督によって構想外の扱いを受けて久しく、FWマーカス・ラッシュフォードはシティ戦の完敗直後にナイトクラブで自身の誕生日パーティーを開催し、ファンの間で物議を醸した。 あらゆる面で問題を抱えているように見えるユナイテッドだが、イギリス『スカイ・スポーツ』でニューカッスル戦を観戦していたギブン氏は、その原因が監督と選手の関係にあると推察。指揮官の影響力が低下している可能性を指摘している。 「私の意見では、選手と監督の間に深刻な溝があるように感じる。おそらく我々の耳に入ってこないだけで、舞台裏では多くの対立がチーム内に生じているのだろう」 「ラファエル・ヴァランは風邪によってダービーと今日の試合を欠場、サンチョはおらずアントニーも問題を抱えている。どのクラブもそうだが、監督の統治が弱まれば不信感が生まれるようだ」 「とはいえ、選手とて責任はとらなければならない。ピッチに入った以上、それが彼らの仕事なのだ。彼らは週末のダービーで負け、今夜もまたここで負けた。試合は1時間で終わったも同然だっただろう」 2023.11.02 16:25 Thu

通算57回ハットトリックのC・ロナウド、ユナイテッドで唯一記録したのは再デビューの相手ニューカッスル

今夏の移籍市場で12年ぶりにマンチェスター・ユナイテッドへと復帰したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。11日に行われるプレミアリーグ第4節のニューカッスル戦での復帰が見込まれる。 ポルトガル代表として9月のカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨んでいたC・ロナウドだが、累積警告により出場停止となったことを受けて早期にチームを離脱。その結果、ユナイテッドに予定よりも早く合流することが可能となった。 オーレ・グンナー・スールシャール監督も「彼はどこかのタイミングで必ずピッチに立つだろう、それは間違いない」と試合に向けた会見でコメント。先発出場なのか途中出場なのかは明言しなかったが、12年ぶりにユナイテッドの選手として試合に出ることは確実だと語り、11日のニューカッスル戦が再デビューの日となることが確定した。 世界中で大きな注目を集める試合は、イギリスの規則により国内でのテレビ放送はなし。イギリスではスタジアムにいる人間しかその瞬間を見ることができないという異例の事態だが、この試合はC・ロナウドにとって大きな意味を持つ一戦となる。 プロキャリアを通じて、クラブと代表でこれまで57回のハットトリックを達成しているC・ロナウド。その中でも初めてのハットトリックは、マンチェスター・ユナイテッド在籍にに記録したものだった。 C・ロナウドの初ハットトリックは、2008年1月12日。マンチェスター・ユナイテッドvsニューカッスルの一戦で記録したもの。これは、キャリア初のハットトリックである上に、ユナイテッド時代に唯一記録しているハットトリックとなる。 首位でニューカッスル戦を迎えたユナイテッド。C・ロナウドは右サイドで先発フル出場を果たす。なお、2トップはウェイン・ルーニーとカルロス・テベス、左はライアン・ギグスでマイケル・キャリックとアンデルソンが中盤を務め、最終ラインはリオ・ファーディナンドとネマニャ・ヴィディッチのセンターバックコンビに、右にジョン・オシェイ、左にパトリス・エブラ、GKにエドウィン・ファン・デル・サールという陣容だった。なお、ニューカッスルの1トップはマイケル・オーウェンが入り、GKはシェイ・ギブンが務めていた。 この試合ではなかなかゴールが生まれず前半はゴールレス。しかし48分にC・ロナウドが壁の下を通すFKを直接決めて先制ゴールを記録すると、2-0で迎えた70分には華麗なパスワークからテベスのアシストを受けて2点目を記録。4-0となった88分には、巧みなキックフェイントからハットトリックを達成した。 再デビューとなる相手が唯一ハットトリックを決めた相手。今日の一戦ではどんなプレーを見せるのか、注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】C・ロナウド、ユナイテッドで記録した唯一のハットトリック</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">years ago today, <a href="https://twitter.com/Cristiano?ref_src=twsrc%5Etfw">@Cristiano</a> netted his st and only hat-trick for <a href="https://twitter.com/hashtag/MUFC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MUFC</a>... <a href="https://t.co/w7MGbbVWgr">pic.twitter.com/w7MGbbVWgr</a></p>&mdash; Manchester United (@ManUtd) <a href="https://twitter.com/ManUtd/status/951839817700028416?ref_src=twsrc%5Etfw">January 12, 2018</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.09.11 18:45 Sat

ルーニーがダービーの正指揮官に就任! 監督専任で現役引退に…

チャンピオンシップ(イングランド2部)のダービー・カウンティは15日、暫定指揮官を務めていた元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(35)を正指揮官に任命したことを発表した。契約期間は2023年6月30日までの2年半となる。 なお、ここまでは選手兼任の形を取っていたが、正指揮官就任に伴い、監督業に集中するため選手としてのキャリアを実質終える決断を下した。 また、必要なコーチングライセンスを取得していないルーニー新監督をサポートするコーチングスタッフとして、アシスタントマネージャーを務めるリアム・ロシニアー、シェイ・ギブン、ジャスティン・ウォーカーの3氏の続投も決定。さらに、スティーブ・マクラーレン氏がテクニカル・ディレクターと取締役会顧問を兼任する。 今シーズンのチャンピオンシップを11試合戦い1勝3分け7敗の勝ち点6で最下位に沈んでいたダービーは、昨年11月14日にフィリップ・コクー前監督を解任。 その後、前述のコーチングスタッフと共に暫定指揮官としてチームを率いたルーニー監督の下でチームは3勝4分け4 敗の戦績を残し、24チーム中の22位に浮上している。 正指揮官に任命されたルーニー新監督はクラブ公式サイトを通じて意気込みを口にしている。 「イギリスに戻ってきたとき、ダービー・カウンティの持つ可能性に本当に驚かされた。スタジアム、トレーニンググラウンド、スタッフ、若手プレーヤーのクオリティの高さ、もちろん常に忠実にクラブをサポートしてくれるファンにもね」 「他にもオファーはあったけど、ダービー・カウンティが自分にとって適切な場所であることは本能的に理解していた」 「ブライアン・クロー、ジム・スミス、フランク・ランパード、フィリップ・コクーらの後を引き継ぐ機会を与えられたことは、とても光栄なことだ。そして、クラブに関わる全ての人、ファン、スタッフ、そして私がこの歴史あるクラブの過去12カ月間で見てきた可能性を実現するために、すべてにおいて全力を注ぐことを約束する」 エバートンでプロフットボーラーとしてのキャリアをスタートし、マンチェスター・ユナイテッド、イングランド代表で一時代を築いたルーニー。その後、エバートン、DCユナイテッドを経て2020年1月にダービーに加入した。 今回の正指揮官就任に伴い、選手としてのキャリア終焉を迎えたが、その選手時代に培ってきた豊富な経験を指導者としていかにチームに落とし込んでいくかに注目が集まるところだ。 なお、正指揮官として臨む初陣は16日のチャンピオンシップ、ロザラム・ユナイテッドとのホームゲームだ。 2021.01.15 23:20 Fri

初指揮に臨むルーニー、名将たちの指導を生かす「様々な監督から学んだいくつかのことを参考に」

暫定ながら、指揮官の1人としてデビューすることになるダービー・カウンティの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、自身の考えを改めて語った。 チャンピオンシップ(イングランド2部)のダービー・カウンティは、今シーズンのチャンピオンシップを11試合戦い1勝3分け7敗の勝ち点6で最下位。昨シーズン10位で終えたチームとしては、大きく低迷し、フィリップ・コクー監督が14日に成績不振で解任されていた。 <div id="cws_ad">◆選手兼指揮官のルーニーが選手と一緒に汗を流す!<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiIwUWdKRWo4RSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> そこから1週間が経過。未だに新監督が決定していない中、今週末に行われるブリストル・シティ戦ではルーニーも指揮を執るうちの1人になるとのこと。ルーニーはコーチングライセンスがなく、コーチ陣のリアム・ロシアニー、シェイ・ギブン、ジャスティン・ウォーカーとともに4人で指揮を執るようだ。 自身にとっての新たなキャリアを踏み出すことになるルーニーが、クラブのチャンネルで意気込みをコメントしている。 「もちろん、不思議な1週間だった。まずは、ここで良い仕事をしてくれたフィリップ(・コクー)、クリス(・ファン・デル・ヴェルデン)、トヴァン(・シーパーズ)に心から感謝する」 「個人的な視点だけど、僕は彼の下で働き、最初のコーチとしての役割を多く学んだ。そのことに関しては、ありがとうと言わなければならない」 「ただ、僕たちには変化が必要だったと思う」 「明らかに良い状態ではなかった。そして、それは僕にとってのチャンスでもあった。リアム(・ロシアニー)、ジャスティン(・ウォーカー)、シェイ(・ギブン)と新しいアイデアを得たいと思う」 「そして、チームにとってほぼ新しいアイデンティティ、どのようにプレーしたいか、どのようにプレーするのか。そして重要なことは、土曜日の試合に勝つためにどうチャレンジするかだ」 ルーニーはエバートンやマンチェスター・ユナイテッドでプレー。またイングランド代表としてもプレーしたが、エバートン時代にはデイビッド・モイーズ監督に、ユナイテッド時代はサー・アレックス・ファーガソン監督やルイス・ファン・ハール監督ら世界的な名将に指導を受けていた。 ルーニーはそのやり方を押し付けることはしないとしながらも、それぞれの良いポイントを参考にしたいと語った。 「僕は何人かのとても優秀な監督、おそらく史上最高の監督たちと仕事をしてきた。少し僕が思うのは、目の前の選手を理解することが重要だということだ」 「僕は『アレックス・ファーガソンのように、ルイス・ファン・ハールのように、ジョゼ・モウリーニョのように』などとは言えない」 「僕は自分たちの選手と一緒にしなければならないし、それぞれの選手に異なる扱いをしなければならない」 「選手たちはそれぞれ考え方が違う。特定の選手には、他の選手と違う話し方をしなければならないし、正しくマネジメントする必要がある」 「ただ、僕はもう一度思う。様々な監督から得ることができるものはある。僕が何年にもわたって学んできたこと、そしてこの短い期間で学んだことだ」 「僕はそれをしようと思うし、僕は選手と一緒に様々な状況で、様々な監督から学んだいくつかのことを使いたいと思う」 「誰かに聞けばわかるけど、僕は自分のことを答えることができる。僕は野心的だし、マネジメントをしたいと思っている」 「これは過去にも公にしたことがあることだ。今は4人がこのチームを率いるチャンスがあるということだよ」 2020.11.20 19:25 Fri

ルーニーがチームを暫定指揮へ!監督不在の最下位ダービーは復活なるか

元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(35)が、暫定的に指揮を執ることになるようだ。 チャンピオンシップ(イングランド2部)のダービー・カウンティは、今シーズンのチャンピオンシップを11試合戦い1勝3分け7敗の勝ち点6で最下位。昨シーズン10位で終えたチームとしては、大きく低迷し、フィリップ・コクー監督が14日に成績不振で解任されていた。 <div id="cws_ad">◆今季唯一の勝利に繋がったルーニーの絶妙FK<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI4eFJhekc2aCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> そこから1週間が経過。未だに新監督が決定していない中、今週末に行われるブリストル・シティ戦はルーニーも指揮を執るうちの1人になるようだ。 昨シーズン途中からダービーでプレーするルーニーは、チームのキャプテンも務め、今シーズンもチャンピオンシップで8試合に出場し3ゴールを記録している。 しかし、ルーニーはコーチングライセンスをまだ持っていないため、コーチ陣のリアム・ロシアニー、シェイ・ギブン、ジャスティン・ウォーカーとともにマネジメントすることになるようだ。 ルーニーは指揮を執ることについて、クラブ公式サイトでコメントしている。 「僕は野心的だし、マネジメント側に加わりたいと思っている。とてもオープンだよ」 「この状況がいつまで続くのかはわからないけど、仕事をしたくないと言ったら、野心的な人間ではない」 また、暫定監督という立場で指揮を執るのはロシアニー氏になるとのこと。かつてフルアムやハル・シティなどでプレーしたこともあるロシアニー氏は意気込みを語った。 「私の情熱と愛情はコーチングにあり、キャリアを早く終えた」 「32歳でコーチングバッジを手にした史上最年少うちの1人だ。ヘッドコーチと監督になりたい。でも、それは望んでいる中の1つであり、その仕事に相応しいかは別の問題だ」 「ここには私はウェインが監督であるというよりも大きな全体像がある」 チームとして結果が出ていない現状を前にルーニーは「次の2、3試合は勝つ必要がある」とコメント。また、「上手くいけば、僕たちが正式な役割につく上で優位に立てるだろう」とし、結果を残せばこのままのスタッフで続けられるだろうと語った。 2020.11.20 10:00 Fri

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2023-24シーズンのプレミアリーグが終了しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆プレミアリーグベストイレブン GK:ピックフォード DF:サリバ、ファン・ダイク、ガブリエウ MF:ウーデゴール、ロドリ、パーマー、ライス FW:サカ、ワトキンス、フォーデン GK ジョーダン・ピックフォード(30歳/エバートン) 出場試合数:38(先発:38)/失点数:51 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 残留の立役者に。最多クリーンシートのラヤやヴィカーリオ、マルティネスの活躍も光ったが、リーグ2位の13試合でクリーンシートを達成したトフィーズの守護神を選出。財務違反による勝ち点8剥奪で残留争いを強いられたチームはリーグワースト2位の深刻な得点力不足に喘いだが、タルコウスキ率いるディフェンスラインと共に再三の好守で失点を防いだイングランド代表GKの活躍によって残留を勝ち取った。 DF ウィリアム・サリバ(23歳/アーセナル) 出場試合数:38(先発:38)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のベストDF。実質プレミアリーグ2年目でその才能を完全に開花させた。若さを全く感じさせない余裕を持った守備対応で各クラブの一線級のアタッカーを封殺。また、痺れるビッグマッチにおいては傑出した集中力をみせ、攻守に研ぎ澄まされたプレーを披露。完全にワールドクラスの域に到達した。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(32歳/リバプール) 出場試合数:36(先発:36)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 完全復活。過密日程を強いられた後半戦にややパフォーマンスを落としたが、全盛期に近いコンディションを取り戻した結果、再び世界最高峰のセンターバックに返り咲く。圧倒的なフィジカルとプレーリードによってピンチの芽を積み続け、新キャプテンとしてのリーダーシップや持ち味であるビルドアップ、セットプレー時のターゲット役としての存在感も抜群だった。 DF ガブリエウ・マガリャンイス(26歳/アーセナル) 出場試合数:36(先発:34)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最少失点に貢献。判断、安定感の部分で昨季以上の進化を見せてサリバと共に鉄壁のセンターバックコンビを形勢。地対空の圧倒的な対人戦の強さで相手のエースを封じ込め、ビルドアップの部分でも大幅にミスが減った。攻撃時のセットプレーでは常に相手の脅威に。 MF マルティン・ウーデゴール(25歳/アーセナル) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:8 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ガナーズ牽引のスキッパー。指揮官アルテタからピッチ上の指揮官として全幅の信頼を受け、ハイインテンシティとハイクオリティを両立させたパフォーマンスで攻守に安定をもたらした。8ゴール10アシストの数字に加え、キーパスや崩しの起点の仕事、プレッシングのスイッチ役と目に見えない貢献度が非常に高かった。 MF ロドリ(27歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:34(先発:34)/得点数:8 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 4連覇王者の心臓。シーズンMVPはフォーデンに譲る形となったが、その活躍と遜色ない圧巻のパフォーマンスでシティ優勝に大きく貢献。現時点で世界最高のホールディングMFという評価を確立しており、攻守両面での安定感は異次元のレベル。加えて、セットプレーやミドルシュートを武器に8ゴールを挙げる得点力、勝負強さは驚異的だ。 MF コール・パーマー(22歳/チェルシー) 出場試合数:33(先発:29)/得点数:22 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新天地で大爆発。期待の若手との評価にとどまったマンチェスター・シティを離れて加入したチェルシーでリーグ屈指のアタッカーに急成長。シーズン序盤は高精度の左足にPKの巧さにスポットライトが当たっていたが、中盤戦以降は試合ごとに進化を示し、組み立ての能力、局面打開力、アタッキングサードでの圧倒的なクオリティを示し、いずれもリーグトップクラスの22ゴール11アシストを記録。不調のブルーズを6位まで押し上げた原動力に。 MF デクラン・ライス(25歳/アーセナル) 出場試合数:38(先発:37)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MVP級の輝き。最終結果によってMVPには選出しなかったが、パフォーマンスとチームへの影響力という部分ではフォーデン、ロドリと同等の評価だ。守備では傑出したデュエルの強さにカバーリング能力、攻撃では質の高い繋ぎに推進力で起点役を担い、後半戦はプレースキッカーとしても能力の高さを示した。さらに、7ゴールを挙げるという文句なしの活躍ぶりだった。 FW ブカヨ・サカ(22歳/アーセナル) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感抜群のガナーズのエース。幾つかのビッグマッチで消えた試合もあったが、35試合ほぼフル稼働で常に攻撃の起点を担ってきたタフさと安定感は素晴らしかった。16ゴール9アシストというスコアポイントに加え、時にダブルチームで対応される中でも右サイドで質的優位を生み出し続け、周囲の味方に自由を与えるエースとしての仕事も光った。 FW オリー・ワトキンス(28歳/アストン・ビラ) 出場試合数:37(先発:37)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のベストストライカー。リーグ4位タイの19ゴールにリーグ最多の13アシストと32ゴールに関与する驚異的なスタッツを記録。シーズンを通して多くの選手と前線でコンビを組みながら、チャンスメーカー、フィニッシャーとしてハイレベルのプレーを披露。得意のオフ・ザ・ボールの動き出しとシュート精度を武器に、例年通りにゴールを量産しつつ、磨きをかける個人での局面打開やラストパス、クロスで味方のゴールをお膳立てし、より万能型のプレースタイルに進化を遂げる1年となった。 FW フィル・フォーデン(24歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:35(先発:33)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のMVP。キャリアハイの19ゴールに加え、8アシストを記録。左右のウイングにトップ下を主戦場にゲームメーカー、チャンスメーカー、フィニッシャーとマルチタスクをハイレベルでこなし、前人未踏の4連覇の立役者に。 2024.06.06 19:05 Thu

セカンドキャリアに向け準備着々 ジョタ、マティプ、アドリアンがUEFAのBライセンスを取得

プロサッカー選手協会(PFA)は5日、リバプールのポルトガル代表FWジオゴ・ジョタ、元カメルーン代表DFジョエル・マティプ、スペイン人GKアドリアンがUEFA B ライセンスを取得したと発表した。 UEFAの発行するBライセンスは、UEFA Aライセンスの下位に位置。ライセンス保有者は、アマチュアクラブ、16歳までのユースチームのヘッドコーチ、プロクラブのアシスタントコーチに就任することが可能だ。 今回、将来的なコーチ業を志す3名の選手をサポートしていたPFAは、公式X(旧ツイッター)にてライセンス取得を発表。選手の笑顔の写真を投稿しつつ、コーチ業への第一歩を称えている。 ジョタは2020年夏にリバプールへ加入すると、前線ならどこでもプレー可能なユーティリティ性の高さと、ここぞの場面で得点を決める勝負強さで主力に定着。今シーズンは度重なるケガに見舞われたが、それでも公式戦32試合15ゴール4アシストの成績を残した。 マティプは2016年夏にフリーでリバプールに加入すると、センターバックの主力として多くのタイトル獲得に貢献。時折見られるひょうきんな一面もファンから愛されていたが、契約最終年となる今シーズンは昨年12月の前十字じん帯断裂によって14試合の出場にとどまり、退団が決定した。 アドリアンは2019年夏にリバプールへフリーで加入。第3GKという立場ながらチームのまとめ役を請け負うなどベテランらしい立ち回りでチームに貢献しており、リバプールとの契約は今季で満了となるも現在は新契約をオファーされている。 いずれの選手もまだキャリア継続の意向ではあるが、このまま順調にライセンスを取得していけば将来的にトップチームを指揮する姿が見られるかもしれない。 <span class="paragraph-title">【画像】UEFA B ライセンス取得を喜ぶジョタたち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">The PFA have been supporting three <a href="https://twitter.com/LFC?ref_src=twsrc%5Etfw">@LFC</a> players on their coaching journey, recently completing the <a href="https://twitter.com/UEFA?ref_src=twsrc%5Etfw">@UEFA</a> B Licence.<br><br>Congratulations <a href="https://twitter.com/AdriSanMiguel?ref_src=twsrc%5Etfw">@AdriSanMiguel</a>, Joel Matip and <a href="https://twitter.com/DiogoJota18?ref_src=twsrc%5Etfw">@DiogoJota18</a><a href="https://t.co/YGwAmUycTR">pic.twitter.com/YGwAmUycTR</a></p>&mdash; Professional Footballers’ Association (@PFA) <a href="https://twitter.com/PFA/status/1798316250516652290?ref_src=twsrc%5Etfw">June 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.06 16:30 Thu

リバプールの若手SBラムゼイがウィガンにシーズンローン

リバプールは5日、スコットランド代表DFカルヴァン・ラムゼイ(20)がウィガンにレンタル移籍することを発表した。レンタル期間は2024-25シーズンの1シーズンとなる。 ラムゼイは2022年夏にスコットランドのアバディーンからリバプールへ加入。しかし、プレシーズンから背中の問題によって欠場が続くと、2023年2月には左ヒザの負傷で手術を受けて長期離脱に。結局、プレミアリーグでの出場はなく、チャンピオンズリーグ(CL)とEFLカップ(カラバオカップ)1試合ずつの出場のみで加入1年目を終えた。 迎えた今シーズンは復活を期し、プレストンへレンタル移籍。しかし、またしてもヒザを負傷して長期離脱に陥ると、復帰後もポジションを確保できずチャンピオンシップ(イングランド2部)で2試合の出場にとどまっていた。これを受け、シーズン後半はボルトン・ワンダラーズにレンタル先を変更していた。 なお、ラムゼイが新シーズンにプレーするウィガンは、今シーズンのフットボールリーグ1(イングランド3部)を中位の12位で終えていた。 2024.06.06 08:15 Thu

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ウサイン・ボルト氏がデフォー氏との対峙で悲劇…チャリティーマッチでアキレス腱を断裂

元陸上選手のウサイン・ボルト氏がイングランドで参加したフットボールのチャリティーマッチで悲劇に見舞われてしまった。 かつて世界最速のスプリンターとして名を馳せ、引退後はフットボール好きが高じてプロ選手にも挑戦したボルト氏。9日にロンドンのスタンフォード・ブリッジで毎年恒例のチャリティーマッチ『サッカーエイド』に参加し、マウリシオ・ポチェッティーノ氏が監督を務めるワールドイレブンのキャプテンとして出場した。 だが、イングランドが3-2でリードする63分、右センターバックでプレーするボルト氏は対峙したジャーメイン・デフォー氏の仕掛けに対応しようとしたところ、右足が芝に引っかかったか、その足首を手で押さえてピッチに倒れ込む事態に。以降は動けず、66分にそのまま担架に乗せられ、ピッチの外に運ばれていった。 そんなボルト氏は試合後、自身のSNSに右足を固定しての松葉杖姿をアップ。さらに「アキレス腱を断裂してしまったが、俺らは戦士だ」と綴り、重傷を明らかにした。 ボルト氏は2017年に現役を引退し、今年8月に38歳。チームは3-6で敗れ、自身も大ケガを負ってしまったが、ワールドイレブンでチームメイトだったアレッサンドロ・デルピエロ氏のゴールをアシストするなどで試合を盛り上げていた。 <span class="paragraph-title">【動画】チャリティーマッチ出場のボルト氏に悲劇</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rEJz00Jutps";var video_start = 329;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.10 19:15 Mon

「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

イングランド代表DFルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッドでのケガを振り返った。 2014年夏のユナイテッド入りからケガに苦しみながらも左サイドバックの一番手をほしいがままとするショー。昨季もユナイテッドでの自己ベストに並ぶ公式戦47試合に出場したが、今季は筋肉系の故障を繰り返し、トータルでも15試合のプレーに終わった。 痛かったのは2月中旬に行われたプレミアリーグ第24節のアストン・ビラ戦でアクシデント交代したにもかかわらず、翌節のルートン・タウン戦も先発したこと。結果、ルートン戦では前半終了間際に交代し、その試合を最後に筋肉系の故障で全休を強いられた。 28歳DFはその長引いた離脱に自身だけでなく、周囲にも非があると感じているようだ。 「アストン・ビラ戦で違和感があってハーフタイムに交代したけど、それはみんなの責任だ。一部は僕で、一部はメディカルスタッフのね。彼らの誰もがそう認めると思う」 「検査では大したことじゃなかったけど、丸1週間にわたって練習しなかった。で、試合前日にトレーニングをしたんだ。監督にプレーを求められたら、絶対に断らない」 「でも、プレーすべきじゃなかった」 だが、来る夏のユーロ2024メンバーに何とか滑り込み、驚きの声も。「何人かに『ユナイテッドで間に合わず、イングランドで間に合うなんてどういうことだ』と聞かれたりもした」とし、周囲の反応に理解を示すが、全力を尽くした結果だと述べた。 また、「何があったのか公表した方がいい。どうして僕がここにいて、ユナイテッドでいなかったのか、多くの疑問があると思うから。そのことが頭から離れないし、そんなことをしていると思われたくない」とも語っている。 ガレス・サウスゲイト監督からはグループステージ第2戦からの出場見込みが語られるが、「初戦に出たい。そこに嘘なんてない。でも、チャンスは現実的に1回しかないし、あまり急ぎたくない。違和感があればそこで終わり。そんなの起きてほしくない」と話した。 2024.06.10 16:35 Mon

バイエルンが1年越しに獲得目指す、フルアムMFパリーニャに60億円のオファー

中盤の補強を目指すバイエルンが2年連続でフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得にオファーを出したという。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が退任し、ヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したバイエルン。選手補強に動く中、1年越しにパリーニャの獲得に動いているという。 昨夏はメディカルチェックまで済ませていたパリーニャ。個人間合意に至っていた中、フルアムが後釜を見つけられないという理由から移籍を拒否していた。 7500万ポンド(約149億7000万円)の値札をつけていたフルアムに対し、バイエルンは6000万ポンド(約120億円)で獲得に近づいていたが、今夏は3000万ポンド(約60億円)のオファーからスタートしたという。 パリーニャは2022年7月にスポルティングCPからフルアムに加入。2022-23シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し3ゴールを記録。FAカップでも5試合で1ゴールを記録ていた。 2023-24シーズンは、プレミアリーグで33試合に出場し4ゴールを記録。2シーズンで公式戦79試合に出場し8ゴールを記録していた。 バイエルンは結果として無冠に終わり、中盤の負傷者に悩まされただけに、パリーニャが獲得できていればという思いも少なからずあるところ。本人も移籍を希望しており、交渉を早くまとめたいところだ。 2024.06.10 11:25 Mon

トゥへル氏が休養へ…ユナイテッドと面談も

次はどのクラブを率いるのか注目されるトーマス・トゥヘル氏(50)だが、休養の意向を示すようだ。 今季限りでバイエルンの監督を辞したトゥヘル監督。シーズン途中の退任内定からまもなくして、エリク・テン・ハグ監督の解任話が浮かぶマンチェスター・ユナイテッドと紐付き、後任候補の1人に目される。 トゥヘル氏もプレミアリーグ復帰に前向きとされたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、今夏はどのクラブの指揮も執らずに休みをとりたく、ユナイテッド行きの意向なしだという。 ここ数週間にわたり、ユナイテッドと面談の場を設けたというドイツ人指揮官だが、その話し合いも打ち切った模様だ。 また、イギリス『BBC』によれば、その会談はジム・ラトクリフ共同オーナーも同席してフランスで行われたそうだ。 テン・ハグ監督の進退を巡る結論はこれからとされ、ほかにもイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督らを候補とするユナイテッドだが、トゥヘル氏を招へいする選択肢がなくなった。 2024.06.10 09:55 Mon

ユナイテッドは来季監督が誰だろうとサンチョ売却方針か…売値を80億円に設定

マンチェスター・ユナイテッドがこの夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)を売る方針だという。 今季を迎えてからしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との摩擦から干され、今年1月からシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 こうした活躍からドルトムントも引き留めの動きが取り沙汰されるが、予算の問題が浮き彫りとなり、ユナイテッド復帰も1つの選択肢に。ただ、ユナイテッド復帰となる場合も対立するテン・ハグ監督が解任されればとの条件つきとなっている。 テン・ハグ監督自身も進退が不透明とあって、実現性の低い話ではないが、イギリス『BBC』によると、ユナイテッドは来季の監督が誰であろうと今夏のサンチョ売却を検討しており、その額を4000万ポンド(約79億8000万円)に値付けるようだ。 ドルトムントは新たなローン契約を模索しているが、ユナイテッドはファイナンシャルフェアプレー(FFP)の影響で今夏の予算が限られる現状を打破するため、契約が残り2年となる今夏の売却を目指している模様だ。 新たに就任したジム・ラトクリフ共同オーナーからなる新組織のもと、この夏の改革が予想されるユナイテッドだが、サンチョを売却できるか否かでその動きに関わってきそうだ。 2024.06.10 09:15 Mon

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