モンペリエの43歳鉄人イウトンが退団…今季も健在ぶり発揮も引退or新天地でのキャリア継続へ

2021.06.08 22:41 Tue
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モンペリエは7日、ブラジル人DFヴィトリーノ・イウトン(43)の今シーズン限りでの退団を発表した。

モンペリエの偉大なるキャプテンは、現役ラストシーズンと目された今シーズンも安定したパフォーマンスを築いており、シーズン終盤にかけてクラブと来シーズンの契約に関する話し合いを幾度となく行ってきた。
だが、来シーズンからチームを率いるオリヴィエ・ダルオグリオ新監督の意向もあり、クラブは選手としてのキャリアに終止符を打ち、すでに内定した指導者あるいはスタッフとしての契約を打診することになった。

ただ、選手としての退団が発表されたイウトンは、自身のSNSを通じて現役続行の可能性も否定しておらず、今後新天地でプレーを続けるのか、あるいはモンペリエのオファーを受け入れ、このタイミングでスパイクを脱ぐかを選択することになるようだ。

2011年にマルセイユから加入したセンターバックのイウトンは、これまでモンペリエで10シーズンを過ごして公式戦354試合に出場。加入初年度にはリーグ・アン初優勝の原動力にもなっていた。
卓越したプロフェッショナリズムを持ち、日々の節制を怠らない百戦錬磨のベテランDFは、40歳の大台を過ぎてもフィジカル面で全く衰えを見せず、アスリート揃いのリーグ・アンにおいても最終ラインの主力として活躍を続け、今シーズンもリーグ戦29試合の出場するなど健在ぶりを発揮。今シーズンのヨーロッパ5大リーグにおいてフィールドプレーヤーの最年長出場(43歳と252日)を記録していた。

また、今シーズンはチームのスタイル変更によって、負担の少ない3バックの中央から4バックの2センターバックの一角に役割を変えていたが、やや衰えが見え始めたアジリティの部分をポジショニング、プレーリードで補っていた。

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ニースがモンペリエ主将FWドゥロールを獲得! 昨季15G10Aのリーグ屈指のストライカー

ニースは28日、モンペリエからアルジェリア代表FWアンディ・ドゥロール(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約に関する詳細は明かされていない。 これまでアジャクシオやトゥール、ニームといった国内の下部カテゴリーのクラブやイングランドのウィガンを渡り歩いてきたドゥロールは、2015年に加入したカーンでリーグ戦12ゴールを挙げる活躍でブレイク。その後、メキシコのティグレス、トゥールーズを挟んで2018年夏にモンペリエへ加入。 若かりし頃のセルヒオ・アグエロを彷彿とさせる、豊富な運動量とスピード、身体能力、決定力を武器とする万能型ストライカーは、在籍3年間で公式戦106試合に出場し、47ゴール21アシストを記録。昨シーズンはリーグ・アン30試合で15ゴール10アシストの数字を残し、リーグ屈指のアタッカーとの評価を確立していた。 今シーズンは現役を引退したブラジル人DFヴィトリーノ・イウトンに代わってキャプテンに就任していたが、クラブの財政難の影響もあって今夏積極補強を続けるニースへ旅立つことになった。 なお、ドゥロールはニーム時代の2009年にはエリック・カントナ監督率いるビーチサッカーのフランス代表に招集され、ワールドカップ予選で5ゴールを記録する、異色の経歴を持ったプレーヤーだ。 2021.08.29 00:15 Sun

モンペリエ、42歳の鉄人DFイウトンと2021年まで契約延長!

モンペリエは15日、ブラジル人DFヴィトリーノ・イウトン(42)との契約を2021年6月30日まで延長したことを発表した。 現行の契約から1年延長した新契約にサインしたイウトンは、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「(新たにサインしたことは)とても素晴らしいことだ。私にとってこれが最後となるだろう。だから、私にとってそれはすべての中で最も喜ばしいことだ」 2011年にマルセイユから加入したセンターバックのイウトンは、これまでモンペリエで9シーズンを過ごして公式戦321試合に出場。加入初年度にはリーグ・アン優勝の原動力にもなっていた。 また、40歳の大台を超えても全く衰えを見せないモンペリエの偉大なるキャプテンは、4月末で打ち切りとなった今シーズンのリーグ・アンで開催された28試合全てに出場。それも1試合を除く27試合でフルタイム出場を果たしており、ヨーロッパリーグ出場権獲得も期待された8位のチームを後方から支えていた。 2020.05.16 02:25 Sat

モンペリエの鉄人CBイウトンが43歳となる来季も現役続行へ! 今季はリーグ・アン全試合出場

モンペリエに所属するブラジル人DFヴィトリーノ・イウトン(42)が来シーズンも現役を続行することになりそうだ。 2011年にマルセイユから加入したセンターバックのイウトンは、これまでモンペリエで9シーズンを過ごして公式戦321試合に出場。加入初年度にはリーグ・アン優勝の原動力にもなっていた。 また、40歳の大台を超えても全く衰えを見せないモンペリエの偉大なるキャプテンは、4月末で打ち切りとなった今シーズンのリーグ・アンで開催された28試合全てに出場。それも1試合を除く27試合でフルタイム出場を果たしており、ヨーロッパリーグ出場権獲得も期待された8位のチームを後方から支えていた。 そのイウトンの去就に関してモンペリエのローラン・ニコラン会長は、フランス『L'Equipe du Soir』で、「我々はいつも通り落ち着いて話し合うつもりだ。彼はもう1年、続けるはずだ」と、契約延長に自信を示している。 その卓越したプロフェッショナリズムに加え、人格者として知られるリーグ最年長DFは、パリ・サンジェルマンの同胞FWネイマールも大きな敬意を抱くリーグ・アンを代表するプレーヤーの1人。同リーグでの通算出場試合数は483試合となっており、今年9月に43歳となる来シーズンには節目の500試合出場も期待されるところだ。 2020.05.12 15:50 Tue

モンペリエの鉄人41歳DFイウトンが1年契約延長

モンペリエは26日、ブラジル人DFヴィトリーノ・イウトン(41)と2020年6月30日まで契約を延長したことを発表した。 2011年にマルセイユから加入したセンターバックのイウトンは、これまでモンペリエで8シーズンを過ごして公式戦282試合に出場。加入初年度にはリーグ・アン優勝の原動力にもなっていた。近年もレギュラーの座を明け渡さず、主将を務めるイウトンは、今季のリーグ・アンで31試合に出場。6位と好位置に付けるチームの主力として活躍している。 そのイウトンは公式サイトにて「9月には42歳となる。ここまで長く現役で居られるとは想像できなかった。今回の契約延長は初めて契約した時と同じ気持ちでサインさせてもらったよ」とコメントしている。 2019.04.27 00:11 Sat

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偉大なるジルー、その分岐点は若き日のフランス代表デビュー戦…惚れ込んだヴェンゲル氏「夢中になってしまった」

フランス代表歴代最多得点者のFWオリヴィエ・ジルー(37)。その選手キャリアにおける分岐点は、自身のA代表デビュー戦を観戦したアーセン・ヴェンゲル氏との出会いだった。 今季でミランを退団、フランス代表からもユーロ2024を最後に引退、MLSはロサンゼルスFCへの移籍を持って、欧州で見納めとなるであろう37歳ジルー。 モンペリエ時代の11-12シーズンにリーグ・アン優勝&得点王。翌季から5年半アーセナルに在籍し通算105得点。チェルシー時代は控えを抜け出せずも、34歳で加入したミランがクラブキャリアのハイライトか。1年目でスクデット奪還に大貢献、得点数だけでは語れない技量・存在感で3年間チームを引っ張り、その威圧感は老練なカルチョのDFを苦しめた。 また、フランス代表では3度のW杯出場に2018年ロシア大会優勝、そして同国代表歴代最多の57得点。ティエリ・アンリ氏の得点記録を抜くのがジルーになるなど、一体誰が予想しただろうか。まさに、年齢を重ねるごとに輝きを増していったストライカーだ。 フランス『Canal+』は、そんなジルーの半生を追いかけたドキュメンタリー番組を制作し、選手キャリアの分岐点として、当時アーセナル指揮官だったヴェンゲル氏の目に留まった“2011年11月11日”をピックアップ…ヴェンゲル氏自ら証言する。 「初めてオリヴィエを観た日のことをよく覚えている。当時彼はモンペリエの選手で、すでにそれなりの成績を収めていたが、そのプレーをこの目で確認し、『ああ、この男はフットボールを完全に理解している』と確信した。私は彼に夢中になってしまった(笑)」 “2011年11月11日”は、ジルーがフランス代表初キャップを飾ったアメリカ代表戦。スタッド・ド・フランスで観戦してジルーに惚れ込んだヴェンゲル氏は自らジルーへ接触。2012年夏のアーセナル加入に漕ぎ着けた。 しかし、代理人のミシェル・マヌエロ氏は当時、ジルーに「アーセナルなんか行くべきじゃない」とアドバイスしたと言う。 「私は彼に言った。『アーセナルはダメだ。ロビン・ファン・ペルシがいるんだぞ。ピッチ脇で味方のゴールに拍手する時間を過ごすことになるぞ』ってね。どう考えてもオリヴィエにストライカー以外はできないし、不可能なミッションに挑もうとしているように思えたんだ」 「彼は『わかった、他のクラブも考えてみよう』と言ったんだ。ところが1カ月半後、突然『やっぱりアーセナルへ行く』ってね(笑)」 ジルーがアーセナル行きを決めると、ほどなくしてマヌエロ氏の懸念だったファン・ペルシ氏がマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定。結果的に、ジルーは加入後すぐにセンターフォワードの定位置に収まった格好だ。 フランス代表デビュー戦にて、ヴェンゲル氏に認められたところから階段を駆け上がっていったジルー。13年もの歳月が経ち、男はフランス代表で通算131キャップ、通算57得点で歴代最多得点者となっている。 2024.05.27 14:00 Mon

伊東純也&中村敬斗先発のS・ランスはモンペリエに敗戦…日本人コンビは前半見せ場作るも4戦未勝利【リーグ・アン】

リーグ・アン第30節、スタッド・ランスvsモンペリエが21日にスタッド・オーギュスト・ドローヌで行われ、アウェイのモンペリエが1-2で勝利した。なお、ランスのMF伊東純也はフル出場、FW中村敬斗は57分までプレーした。 前節、伊東のアシストから中村が先制点を記録したものの、数的不利の影響でストラスブールに1-3の逆転負けを喫した8位のランス。4試合ぶりの白星を狙ったホームゲームでは13位のモンペリエと対戦した。この一戦で伊東と中村は[4-3-3]の左右のウイングでスタメンに名を連ねた。 互いに集中した入りを見せると、開始6分には伊東にいきなりの見せ場。右のハーフスペースで縦に運んだ伊東は一度右に流れる味方に預けて中央でクロスを右足ボレーで狙うが、これは枠を捉え切れない。この直後にはペナルティアーク付近で浮いた中村にもチャンスが訪れて右足を振り抜くが、DFにディフレクトしたシュートは枠の左に外れた。 前節同様に日本人コンビが良い入りを見せたが、決定機まで持ち込めずにいると、相手のセットプレーから先にゴールを奪われる。26分、右CKのショートコーナーからショタールが上げたクロスを、ゴール前で競り勝ったサニャンがヘディングシュート。これをGKディウフが見事な反応ではじき出したかに思われたが、ゴールライン・テクノロジーの結果、アウェイチームのゴールが支持された。 何とか前半のうちに追いつきたいランスは、ここから攻勢を強めていく。失点直後には中村がミドルシュートを狙うと、40分にはボックス左で見事な仕掛けを見せた中村が完璧なクロスを供給するが、ゴール前フリーのムネツィのヘディングシュートはGKルコントの好守に遭う。さらに、伊東らにも幾度かシュートチャンスが訪れたが、いずれも枠に飛ばせず。 1点ビハインドで試合を折り返したランスは後半も勢いを持って試合に入ったが、アタッキングサードで苦戦。逆に、相手のロングカウンターに手を焼く難しい戦いを強いられる。 これを受け、スティル監督は57分に中村とリシャルドソンを下げてテウマ、スタンブリを同時投入。この交代で攻撃が活性化されると、ムネツィの右ポスト直撃のヘディングシュートなど際どい場面を作り出す。 そして、66分には左CKの場面でテウマの左足アウトスウィングのクロスをアグバドゥがドンピシャのヘディングで右隅に流し込み、同点に追いついた。 1-1の振り出しに戻ってからは完全にホームチームのペースで進む。そして、幾度かボックス内で逆転ゴールに迫ったが、仕留め切れない。すると86分、虎視眈々とカウンターからの一発を狙っていたモンペリエにサヴァニエのスルーパスに抜け出したアル・ターマリにGKディウフの股間を抜くシュートを流し込まれて痛恨の勝ち越しゴールを許した。 何とか勝ち点1でも得ようと最終盤に猛攻を仕掛けたものの、相手にうまく時計を進められて1-2のスコアでタイムアップを迎えた。この結果、ホームで敗れたランスはリーグ4戦未勝利となった。 2024.04.22 00:00 Mon

ムバッペのハットトリックなど大量6得点を奪ったPSGがリーグ戦4試合ぶりの白星!【リーグ・アン】

パリ・サンジェルマン(PSG)は17日、リーグ・アン第26節でモンペリエと対戦し6-2で勝利した。 リーグ戦3試合連続ドロー中の首位PSG(勝ち点56)が、前節のニース戦で3試合ぶりの白星を飾った14位モンペリエのホームに乗り込んだ一戦。 3トップにバルコラ、コロ・ムアニ、ムバッペを並べたPSGは14分、ムバッペからのパスをバイタエルエリア中央で受けたヴィティーニャがドリブルで仕掛けると、ペナルティアーク左手前からコントロールショット。これがゴール右隅に吸い込まれた。 幸先良く先制したPSGは、24分にもコロ・ムアニとのパス交換でボックス左深くに侵入したムバッペがゴールネットを揺らし、追加点を奪った。 その後も攻勢を続けるPSGだったが、相手にワンチャンスをモノにされる。30分、左サイドヲオーバーラップしたミンカレッリがDFとGKの間に高速クロスを供給すると、DFダニーロの足にディフレクトしたボールをゴール右手前に走り込んだノルダンにヘディングで押し込まれた。 1点を返されたPSGは、44分にもピンチ。短くなったダニーロのバックパスにクリバリが反応すると、飛び出したGKドンナルンマとボックス内で接触。すると、主審は一拍置いてPKを宣告。このPKをサヴァニエにゴール左に決められ、PSGは2-2で前半を終了した。 迎えた後半、PSGはリュカ・エルナンデスを下げてヌーノ・メンデスを投入。すると50分、左サイド高い位置でボールを受けたバルコラのマイナスパスをボックス左手前で受けたムバッペが右足一閃。クロスバーの内側を掠めた絶妙なコントロールショットがゴールネットを揺らした。 さらに53分には、ボックス右手前でパスを受けたイ・ガンインがコロ・ムアニとのパス交換で中に切り込むと、ペナルティアーク手前からミドルシュート。これがゴール左に突き刺さった。 後半の主導権を握ったPSGは63分、センターサークル内で獲得したFKからヴィティーニャが素早くリスタートすると、このロングパスでDFの裏に抜け出したムバッペがGKとの一対一を難なく制し、ハットトリックを達成した。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。すると、PSGは81分にピンチ。ボックス右から侵入したアル・ターマリをメンデスが倒すと、主審はこの試合2本目のPKを宣告したが、VARの末にノーファウルと判定され、このPKは取り消された。 終盤にかけても攻撃の手を緩めないPSGは、89分にメンデスがゴールネットを揺らし、6-2で圧勝。PSGがリーグ戦4試合ぶりの白星を挙げた。 2024.03.18 06:45 Mon

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