ハムシク、盟友にラストユニ贈る…P・カンナバーロは別れのメッセージ

2019.02.04 16:27 Mon
Getty Images
中国超級の大連一方への移籍が近づいているナポリのスロバキア代表MFマレク・ハムシクが、サンプドリア戦で着たユニフォームをかつての同僚パオロ・カンナバーロに贈っていたようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

大連一方への移籍が時間の問題となっているハムシクは2日に行われたセリエA第22節のサンプドリア戦に先発出場した。3-0で勝利した後、その試合で着用したユニフォームをかつての同僚で、昨年サッスオーロで引退したP・カンナバーロに贈っていたことが分かった。
ナポリの下部組織出身であるP・カンナバーロは1999年に一度ナポリを離れるものの、2006年に復帰。サッスオーロに移籍する2014年までプレーした。その間、2007年に加入してきたハムシクとは7年間ともに過ごし、2011-12シーズンにはコッパ・イタリアを制した。

盟友ハムシクからプレゼントを受け取ったP・カンナバーロは自身のインスタグラムにユニフォーム写真を投稿し、以下のように綴っている。

「残念なことに、ナポリファンが決して望んでいなかった日がやってきてしまった。人生では全てのことに始まりと終わりがある。しかし、誰もがこの間に成し遂げられるものがある」
「最終的に、選手たちが築いた時代は何年もすれば忘れ去られてしまうもの。しかし、一つだけ確かなものがる。“マレク・ハムシク”という名前は、我々の街の小さな路地にいつまでも鳴り響くだろう」

「たくさんの感動と、多くの愛情のこもった最後のユニフォームをありがとう」

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元スロバキア代表MFマレク・ハムシク氏が歩み出したばかりの指導者キャリアについて語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 6月に現役を退いたハムシク氏。今やセリエA王者となったナポリで通算520試合出場および121ゴール103アシストという数字を積み上げた36歳は現在、RSCハムシク・アカデミーという自身の名を冠した母国スロバキアの3部リーグクラブでオーナー兼育成コーチとして新たな人生を歩み出している。 そんなハムシク氏の選手キャリアにおけるピークはもちろんナポリ時代。11年半の在籍期間中に6人の指揮官と共闘した元キャプテンだが、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューでは、やはりマウリツィオ・サッリ監督の印象が今も色濃く残っていると語った。 「私はサッリの副官のようだった。チャレンジングなフットボールを志向する彼は、私たち選手にどんなことでも時間を割いて説明してくれた。誰しも時折、『なぜこれが必要なんだ?』と考えることがあるだろう? 私はコーチとして選手にコンセプトを上手く伝えたい…思い出すのはサッリだ」 ハムシク氏は19歳以下の選手への指導が認められるUEFAライセンスを保有しているものの、指導者キャリアは始まったばかり。「私の元に400人の子どもたちがいるんだ。その全員に私の経験を提供したい。けど、与えるには受け取る柔軟性が必要だ。私自身が学びを続けているよ」 スロバキアの子どもたちへの指導について語った一方、同胞の後輩MFスタニスラブ・ロボツカがチームの要に君臨する古巣ナポリの話にも花を咲かせた。 「インテルがとても良いスタートを切ったね。さすがはチャンピオンズリーグ(CL)のファイナリストだ。安定感が光る彼らはナポリからスクデットを取り戻そうとしているだろう。ミランとユベントスのことも忘れてはならない」 「だが、ルディ・ガルシア(監督)とクヴィチャ・クワラツヘリアは10年先を行く資質の持ち主だ。他の選手たちも高い能力を兼ね備えている。ロボツカも、彼がフットボーラーとして、人として、どれほどの価値がある存在か私は知っていた。私の推薦は間違っていなかっただろう?(笑)」 2023.09.05 17:32 Tue

35歳ハムシクが今季限りで現役引退…かつてはナポリの象徴に

トラブゾンスポルの元スロバキア代表MFマレク・ハムシク(35)が今季限りでの現役引退を表明した。 ナポリ時代がキャリアのハイライトになるハムシク。2007年から12年間を過ごしたナポリでのチームタイトルは2つのコッパ・イタリアとスーペルコッパ・イタリアーナのみだが、エディンソン・カバーニや、エセキエル・ラベッシ、ドリエス・メルテンス、ロレンツォ・インシーニェらとともに当時のチームを力強くリードした。 そのナポリでの通算成績は520試合の出場で121得点103アシストを誇り、ゴール数に至っては当時のクラブ歴代最多得点だった故ディエゴ・マラドーナ氏の115ゴールを上回り、名実ともにレジェンドに。2019年2月にナポリに別れを告げてからは中国やスウェーデンを経て、現在のトルコを舞台としている。 2022年5月に通算135試合で26得点の代表キャリアに終止符を打ってからというもの、トラブゾンスポルでのキャリアに一点集中するハムシクだが、会見の場で現役生活に別れを告げる旨を明らかにしている。 「トラブゾンスポルで引退する。土曜日に最後のホームゲームに臨む。簡単な決断ではなかったけど、家族と話した末、家にいてほしいとのことだった。僕にチャンスをくれたすべてのクラブに感謝したい。この旅で夢を叶えられたし、みんなに感謝する」 「僕は生まれたときから、フットボールが自分の運命だと感じていたんだ。4歳のときに大きな夢を抱き、目標を達成できたと思う。僕を信じてくれた家族や、友人に感謝だ。応援してくれたファンにもありがとうと言いたい。今、この最後の瞬間を楽しんでいる」 「泣かないかもしれないけど、とても幸せだし、誇らしいよ」 2023.06.01 20:05 Thu

ハムシクがスロバキア代表で涙のラストマッチ…「どうしても堪えることができなかった」

トラブゾンスポルに所属するMFマレク・ハムシク(35)が、スロバキア代表に別れを告げた。 5月に今年いっぱいでの代表引退を宣言していたハムシク。20日に行われた親善試合のチリ代表戦がスロバキア代表としてのラストマッチとなった。 先発出場していたハムシクは89分に交代を告げられると、観客から万来の拍手が贈られ、思わず涙。ベンチ前ではチームメイト全員から厚い抱擁を受けた。また、試合後にはそのチームメイトやスタッフによるガード・オブ・オナーが作られ、子供たちと共にピッチを後にした。 「最高の雰囲気の中、試合を楽しむことができたし、感動的だった。ピッチを出るまでは何とかなったけど、その後は涙を堪えることはできなかったね」 「代表でのキャリアは本当に楽しかった。僕が経験したような成功をもっと収めることができると思うし、そうなることを願っているよ」 「チームを離れて、周りのみんながいなくなるのは寂しいけど、スロバキアを代表できたことは僕にとって大きな名誉だった。ファンのみんなに感謝したい。スタジアムを満員にするのは僕の願いだったんだ」 2007年2月にポーランド戦でスロバキア代表デビューを果たしたハムシクは、通算で136試合26ゴール20アシストを記録。出場数とゴール数はどちらも同国史上最多で、まさにスロバキアサッカーの歴史に名を刻んだ選手となった。 <span class="paragraph-title">【動画】涙のハムシク、チームメイトが抱擁</span> <span data-other-div="movie"></span><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="tr" dir="ltr">Slovakya ile 135 maça çıkan Marek Hamsik 26 gol 20 asistlik performans sergiledi. <a href="https://t.co/T9PnnbvwUs">pic.twitter.com/T9PnnbvwUs</a></p>&mdash; 61saat (@61saat) <a href="https://twitter.com/61saat/status/1594353382075944960?ref_src=twsrc%5Etfw">November 20, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.21 14:45 Mon

ハムシクは38歳まで現役続行? 代理人が明言「トラブゾンスポルから3年契約を受けている」

トラブゾンスポルが、元スロバキア代表MFマレク・ハムシク(35)に契約更新を提案しているようだ。イタリア『メディアセット』が伝えている。 2007年に加入したナポリでレジェンド選手となり、2019年2月の退団以降、中国やデンマーク、そして現在のトルコと、一線から退きながらも活躍中。昨夏に加入したトラブゾンスポルではリーグ優勝に貢献した。 そんなトラブゾンスポルとの契約が今季限りで切れるにあたり、ハムシクには古巣ナポリへの復帰や、今年5月に引退を宣言したスロバキア代表との関連が噂されている。だが、代理人のマルティン・ペトラス氏によれば、現在はトラブゾンスポルが新たな契約をオファーしている状況なのだという。 「ハムシクが監督としてナポリに戻るという話をよく聞く。ただ、トラブゾンスポルから3年契約が提示されており、クラブは彼を引き留める意向を示している」 「冷静に将来を考えており、ナポリに戻ることは彼にとって前向きに検討すべきテーマだろう。また、スロバキアの(フランチェスコ・)カルツォーナ監督は、彼に代表チームで役割を与えたいと考えているようだ」 現在35歳のハムシクの前に様々な選択肢が用意されている模様。仮にトラブゾンスポルからのオファーを受ければ38歳まで現役を続けることになるが、ペトラス氏は「今後数週間のうちに、さらに多くのことがわかるだろう」と話している。 2022.11.09 18:10 Wed

ハムシクがスロバキア代表引退を発表…同国史上最多の通算135試合出場26得点を記録

トラブゾンスポルに所属するMFマレク・ハムシク(34)が23日、自身のインスタグラムを通じてスロバキア代表からの引退を発表した。 「簡単なことではなかったし、長いこと考えた。15年に渡って続いた、僕のサッカー人生の中で重要で素晴らしい一部分に区切りをつけることにしたんだ。ここで代表としてのキャリアを終えるよ」 「とても誇り高い、長く美しい旅だった。スロバキア代表の偉大な成功の全てに立ち会うことができて感動しているよ。2010年の南アフリカワールドカップ、2016年と2021年のユーロに出ることができた。それに50試合以上もキャプテンとしてチームを引っ張ることができたのは本当に名誉なことだ」 「母国を代表することは常に大きな名誉と責任があった。僕はいつもファンのためにベストを尽くそうと努力した。試合の前にスロバキアの国家を歌うことや、ファンのみんながスタンドで国旗を振ってくれているのを見るのは、いつも素晴らしいことだった。これ以上のモチベーションは必要ないほどにね」 「すべての監督やコーチ、チームメイトたち、そしてスタッフの方たち、ありがとう。みんなと一緒にスロバキアサッカーの成功のために頑張ってきたことは僕の宝物だ」 「また代表の試合で会おう。頑張れスロバキア!」 ハムシクは2007年2月、親善試合のポーランド代表戦でスロバキア代表デビュー。同年10月に行われたユーロ予選のサンマリノ代表戦で初ゴールを記録した。すぐにチームの主力に定着し、2009年10月のワールドカップ予選のポーランド代表戦では初めてキャプテンマークも巻いた。 昨年はカタール・ワールドカップを目指して戦うも、スロバキアは予選敗退。ハムシクの代表としての最後の試合は、11月11日に行われたスロベニア代表戦だった。 なお、通算135試合26ゴールは、どちらも同国史上最多記録だ。 2022.05.23 20:55 Mon

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相思相愛を再確認…ユベントスのチアゴ・モッタ新監督、加入望むディ・ロレンツォと意見交換

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