「不用意な思い込みの結果」ドーピング違反で2年間の出場停止処分が下ったパプ・ゴメスにクラブが公式声明、許可を得ずに使用禁止の薬を使用

2023.10.21 12:20 Sat
ドーピング違反で2年間の出場停止が下ったパプ・ゴメス
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ドーピング違反で2年間の出場停止が下ったパプ・ゴメス
セリエAのモンツァは、ドーピング違反が報じられたアルゼンチン代表MFパプ・ゴメスに対しての声明を発表した。

アルゼンチン代表として、カタール・ワールドカップ(W杯)の優勝を経験したパプ・ゴメス。長年アタランタで中心選手として活躍すると、2021年1月からセビージャでプレー。今年9月にセビージャを退団すると、9月29日にモンツァに加入していた。
クラブに加入してから3週間、パプ・ゴメスに悲劇が。世界アンチ・ドーピング機関(WADA)がドーピング違反により、2年間の出場停止処分を科されたと報じられた。

これを受け、モンツァも声明を発表。ドーピング違反の通知が来たことを事実だと認め、その理由を説明。ただ、上訴するチャンスがあるとした。

「モンツァは2023年10月20日、FIFA(国際サッカー連盟)からアレハンドロ・ダリオ・ゴメス(パプ・ゴメス)に対するスペイン・アンチ・ドーピング機関の一次判決の通知をFIGC(イタリアサッカー連盟)を受け取った」
「この判決では2年間のスポーツ活動からの資格剥奪が規定されている」

「テルブタリンの存在が、サッカー選手の生体サンプルから検出された」

「これは選手がセビージャに登録されていた2022年10月に、気管支けいれんの危機を落ち着かせるために服用された薬だ」

「陽性は、不用意な思い込みの結果となる」

「モンツァは次の手続きを評価する権利を有している」

クラブの発表の通り、パプ・ゴメスはセビージャに所属していた2022年10月にクラブドクターへの報告をせずに子供用のシロップを服用したとのこと。その後に抜き打ちのドーピング検査が行われていた。

カタールW杯のメンバーでもあったパプ・ゴメスは、W杯開幕の数日前に陽性が判明。ただ、確実な裁定が出ていなかったこともあり、そのままW杯にも出場し、見事に優勝に貢献していた。

ドーピング検査で禁止薬物が検出されたとしても、治療のための使用許可を得ている場合はドーピング違反にはならないが、今回のパプ・ゴメスの件はそれには当たらない。上訴しても処分が軽減される可能性は低いとも言われている。

「テルブタリン」とは、速効性の交感神経β2受容体作動薬の一つで、商品名は「ブリカニール」として知られている。日本では経口剤および皮下注射剤が販売されているものの、海外では喘息の「リリーバー」として吸入剤でも用いられている。オリンピックの選手などは、事前に治療的吸入使用の許可が必要であり、それがなければドーピング違反となる。

イタリアではユベントスのフランス代表MFポール・ポグバが同様にドーピング違反と判定されて出場停止処分が下っており、現在は上訴中だ。

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ドーピング違反で2年間の出場停止となったパプ・ゴメスが反論「息子の咳止めシロップを…」、弁護士をつけて上訴へ

ドーピング違反で2年間の出場停止を受けたモンツァのアルゼンチン代表MFパプ・ゴメスが声明を発表した。 パプ・ゴメスはアルゼンチン代表として、カタール・ワールドカップ(W杯)の優勝を経験。クラブキャリアでは、長年アタランタで中心選手として活躍すると、2021年1月からセビージャでプレー。今年9月にセビージャを退団すると、9月29日にモンツァに加入していた。 しかし、新天地に加入してから3週間に激震が。世界アンチ・ドーピング機関(WADA)がドーピング違反により、2年間の出場停止処分を科すこととなった。 セビージャ在籍時代に行われたドーピング検査であり、カタールW杯の前に陽性であることは判明していたが、正式に処分が決定した。 パプ・ゴメスは自身のSNSを通じて公式声明を発表。自身のドーピング違反は誤って息子の咳止めシロップを口にしたせいだとし、上訴することを発表した。 ーーーーーー 1) 僕はスペインのアンチ・ドーピング委員会から資格を2年間停止するという通知を受けたことを確認しました 2) 僕は常にすべてのルールを厳しく尊重するだけでなく、クリーンなスポーツとスポーツ行動の強力な擁護者として立ち上がって、あらゆる形態のドーピングを断固として非難しました 3) 僕は禁止された行為に手を出したことはありませんし、そうするつもりもありません 4) 推定違反は、僕の体内にテルブタリンが存在することに起因しており、僕が息子の咳を和らげるためにスプーン一杯の咳止めシロップと一緒に誤って摂取してしまいました。 テルブタリンはプロスポーツ選手に許可されており、サッカーのパフォーマンスを向上させるものでは決してないことを明記することが重要です 5) 状況には立ち入らず、懲戒事件が規範に従って扱われていないという指摘を調査するよう弁護士に依頼しました 6) 最後に、僕の職業生活の困難な時期に僕に愛情とサポートを示してくれたすべての人々に感謝したいと思います ーーーーーー 「テルブタリン」とは、速効性の交感神経β2受容体作動薬の一つで、商品名は「ブリカニール」として知られている。日本では経口剤および皮下注射剤が販売されているものの、海外では喘息の「リリーバー」として吸入剤でも用いられている。アスリートなどは、事前に治療的吸入使用の許可が必要であり、それがなければドーピング違反となる。 パプ・ゴメスはパフォーマンス向上の物質ではないこと、また意図した禁止薬物の摂取ではないと訴えているが、禁止薬物のリストにあることは事実。果たしてどのような判断がなされるのか注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【写真】パプ・ゴメスがドーピング違反の判決を受けて声明</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CytIAXXiSRZ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CytIAXXiSRZ/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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またしてもドーピング違反者…アルゼンチン代表W杯優勝メンバーのパプ・ゴメスが2年間の出場停止、モンツァと契約して3週間後の出来事

モンツァに所属するアルゼンチン代表MFパプ・ゴメス(35)がドーピング違反により2年間の出場停止処分を受けたという。スペイン『Relevo』が伝えた。 アルゼンチン代表として、カタール・ワールドカップ(W杯)の優勝を経験したパプ・ゴメス。長年アタランタで中心選手として活躍すると、2021年1月からセビージャでプレー。今年9月にセビージャを退団すると、9月29日にモンツァに加入していた。 しかし、加入からたったの3週間で衝撃のニュースが。世界アンチ・ドーピング機関(WADA)がドーピング違反により、2年間の出場停止処分を科したという。 パプ・ゴメスは2022年11月、カタールW杯開幕の数日前に禁止薬物の陽性反応が出ていたという。 セビージャでトレーニングをしていた際に、突如ドーピング検査が行われたとのこと。当時パプ・ゴメスは数日前にひどい夜を過ごしており、クラブドクターと事前の相談なしに子供用のシロップを摂取していたという。 事前に通知する必要があったが、それを怠ったために許可は当然されず。それでもカタールW杯に臨めたが、ここでドーピング違反の判定となったようだ。 パプ・ゴメスとセビージャはこの件を把握していたが、2年間の出場停止処分を受けたのは今週のこと。正式な処分が出ていなかったものの、パプ・ゴメスの夏の遺跡には大きな足枷となっていた。 パプ・ゴメスも制裁が下されるかどうかがわからなかった中、モンツァと契約。2試合に出場したが、今回の処分となり、上訴した上で処分が軽減されるかどうかは不明だという。 禁止薬物が検出されたとしても、治療のための使用許可を得ている場合はドーピング違反にはならないが、今回のパプ・ゴメスの件はそれには当たらない。モンツァは現時点で声明等は発表していない。 2023.10.20 21:25 Fri

モンツァがパプ・ゴメス獲得を発表! セリエAでの経験豊富な35歳のベテラン

モンツァは29日、アルゼンチン代表MFパプ・ゴメス(35)の獲得を発表した。契約は2024年6月30日までとなる。 パプ・ゴメスは2010年夏にカターニャへ移籍して欧州でのキャリアをスタートさせると、2014年夏に加入したアタランタではキャプテンとしてチームを牽引し、公式戦通算252試合に出場して59ゴール72アシストを記録。しかし、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督との確執が表面化すると、2021年1月にセビージャへ加入した。 初挑戦となったスペインでは、公式戦90試合に出場するも多くの負傷に苦しみ、昨シーズンの先発出場はわずか11試合に。今シーズンはここまで出場機会を得られず、1日に退団が発表されていた。 モンツァは10番として活躍する元イタリア代表FWジャンルカ・カプラーリがヒザの前十字じん帯を損傷。長期離脱を余儀なくされており、セリエAでの経験豊富なパプ・ゴメスにはその後釜としての活躍が期待されている。 2023.09.30 12:10 Sat

パプ・ゴメスがモンツァ加入へ! 元アタランタのバンディエラが2年半ぶりのロンバルディア帰還

セビージャを退団したアルゼンチン代表MFパプ・ゴメス(35)が、モンツァに加入することが決定的となった。イタリア『スカイ・スポルト』が報じている。 モンツァは先日、元イタリア代表FWジャンルカ・カプラーリがヒザの前十字じん帯を損傷する重傷を負った。 これにより、セカンドトップの位置で主力を担う背番号10を失うことになったクラブは、その後釜としてフリーのパプ・ゴメスを獲得することになった。 モンツァとアルゼンチン代表MFは、1年の延長オプションが付帯する今シーズン終了までの契約で原則合意。すでにメディカルチェックも予約されており、約2年半ぶりのロンバルディア帰還が間近に迫る。 カターニャでヨーロッパのキャリアをスタートし、ウクライナのメタリストを経てアタランタでバンディエラとなったパプ・ゴメス。しかし、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督との確執によって2021年1月にセビージャに加入した。 アンダルシアの地ではここまで公式戦90試合に出場し、10ゴール6アシストを記録。昨シーズンはヨーロッパリーグ制覇も経験したが、足首のケガや細かい負傷の影響で先発出場は11試合に限られていた。また、今シーズンここまでは全試合でベンチ入りしていたものの、出場機会はなかった。 2023.09.29 07:30 Fri

セビージャ退団のパプ・ゴメスが現役引退を考慮か?「後悔するような最後を迎えたくない」

無所属の状態が続いているアルゼンチン代表MFパプ・ゴメス(35)が、現役引退を考慮しているようだ。 カターニャでヨーロッパのキャリアをスタートし、ウクライナのメタリストを経てアタランタでバンディエラとなったパプ・ゴメス。しかし、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督との確執によって2021年1月にセビージャに加入した。 アンダルシアの地ではここまで公式戦90試合に出場し、10ゴール6アシストを記録。昨シーズンはヨーロッパリーグ制覇も経験したが、足首のケガや細かい負傷の影響で先発出場の機会が限られると、今シーズンは出場機会を与えられず、夏の移籍市場最終日に双方合意の下で契約を解除していた。 契約解除から3週間が経過した現在まで無所属が続いているパプ・ゴメスは、イタリア『エコ・ディ・ベルガモ』のインタビューで今後ついて「自分にふさわしいチャンスが巡ってくることを待ちながら、いまはセビリアでの生活を楽しんでいる」とコメント。 また、「僕はフットボールにすべてを捧げた。だから後悔するような最後を迎えたくないんだ」と、この先も自分を納得させるようなオファーが来なければ、ブーツを脱ぐのが最も現実的な選択肢であることを明言した。 なお、パプ・ゴメスの代理人は、同選手が最高の時期を過ごしたアタランタ復帰の可能性を否定しているが、パプ・ゴメスは「僕の心の中にはいつもアルゼンチンがあるけれど、ヨーロッパが僕の生きる場所なんだ。そして一つ確かなのは、再びベルガモに戻ってファンの愛情を感じたいと思っていることだ」と、アタランタに特別な思い入れがあることを明かしている。 2023.09.24 07:30 Sun

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ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

「バローニが新監督」 ラツィオ会長が認める! 歓迎ぜずの声にも「ガッリアーニが望んだのには理由があるはず」

ラツィオの新監督はマルコ・バローニ氏(60)で決まりのようだ。 フェリペ・アンデルソンに続いて、鎌田大地が去り、ルイス・アルベルトも中東行きとされるなか、イゴール・トゥドール監督がチーム作りや補強方針などを巡ってのこじれにより、就任からわずか3カ月の任期で退任したラツィオ。来季の監督としてはエラス・ヴェローナの指揮を執るマルコ・バローニ氏の名が浮かぶ。 そのなか、イタリア『スカイ』によると、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が『Il Messeggero』のインタビューで「ヴェローナとはすべてが解決した。バローニがラツィオの新監督になる。我々が彼を望んだのは彼が優れた監督であり、正しいプロフィールの持ち主だからだ」と噂の人物が新指揮官と明言した。 この監督人事を巡り、一部では懐疑的な声もあるが、「彼を望まぬ者たちはおそらく(シモーネ・)インザーギや、(ステファノ・)ピオリ、(ウラジミール・)ペトコビッチを望まなかった人々だろう」と歴代監督の名を挙げながら反論。さらに、同じくバローニ氏の招へいに動いたモンツァの重役を口にし、選択の正しさを主張した。 「(モンツァの最高経営責任者を務めるアドリアーノ・)ガッリアーニのような勝者がバローニを望んだのには理由があるはず。4人の会長から祝福の連絡があった」 なお、ラツィオはバローニ氏と2年契約を結ぶといわれ、サラリーは100万ユーロ(約1億6000万円)強+ボーナスになるようだ。 2024.06.10 17:15 Mon

イタリア国内で指揮官大移動! ラツィオはヴェローナのバローニ監督と契約合意か

ラツィオがエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)と契約合意か。 低調なシーズン、マウリツィオ・サッリ前監督との実質的な喧嘩別れ、長年主軸を担うルイス・アルベルトの退団発言、鎌田大地の急転退団(確実)…そして、それに伴うかのようにイゴール・トゥドール監督(46)が一転して退任へ。 低調かつ激動、非常にカオスなシーズンを送ってきたラツィオだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、クラウディオ・ロティート会長はこの度、ヴェローナで指揮を執るバローニ監督の招へいへ大きく前進したという。 バローニ監督は現役時代にローマやナポリ、ボローニャ等でプレー。2000年の引退後、シエナやユベントスU-19、ペスカーラ、フロジノーネ等で指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、今季より現職だ。 今季の采配はそれなりに評価されているようで、モンツァとカリアリが早くからバローニ監督に接触。ただ、同監督はラツィオからの連絡でこちらに一本化。ヴェローナは後任としてパオロ・ザネッティ氏(41)を確保済みとされる。 このように、ラツィオはトゥドール監督退任とバローニ新監督就任がかなり濃厚。ヴェローナはザネッティ氏を来季からベンチに据え、バローニ新監督を断念したモンツァはアレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいへ向かう。 また、モンツァで現職のラッファエレ・パッラディーノ監督(40)は来季からフィオレンティーナ。ヴィオラのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督(46)はボローニャへ。ボローニャからはチアゴ・モッタ監督(41)がユベントスへ。 さらに、イバン・ユリッチ監督(48)が去るトリノはベネツィアでセリエA昇格の元イタリア代表DF、パオロ・ヴァノーリ監督(51)から就任OKを貰い、招へいがほぼ確実。ベネツィアもセリエB内からの引き抜きが濃厚とされる。 今夏はイタリア国内で指揮官大移動だ。 2024.06.07 11:40 Fri

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バルサ行き破談濃厚のアルゼンチン代表MF、新天地はセリエA強豪か…

バルセロナ行き破談濃厚となったアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス(30)の新天地は、セリエAの強豪となるかもしれない。 今シーズン限りでレアル・ベティスを退団する守備的MFは、一時バルセロナ行きが既定路線となっていた。 条件面ではプレ合意に至っていたが、チャビ・エルナンデス監督の解任にハンジ・フリック新監督の就任によって状況に変化。財政難のクラブはその他のターゲットの獲得に失敗した場合の保険としての可能性を残している模様だが、ほぼカタルーニャ行きの線は消えたという。 これにより、去就が振り出しに戻ったギド・ロドリゲスだが、イタリア『Il Giorno』の報道によれば、アタランタが新天地となる可能性があるようだ。 ブラジル代表MFエデルソンに引き抜きの噂が絶えないラ・デアは、その後釜としても中盤の選手層を埋める存在にもなり得るアルゼンチン代表MFへオファーを掲示。過去にはマンチェスター・ユナイテッド、ナポリも関心を示した大型ピボーテは、その他の選択肢を考慮に入れているものの、少なくとも条件面では納得できるオファーとなっているとのことだ。 コパ・アメリカ2024にも招集中の実力者は、そのプレースタイル的にもアタランタにフィットする可能性が高いが、今夏のセリエA初挑戦は実現するのか…。 2024.06.18 08:00 Tue

ラツィオがルイス・アルベルト&鎌田の後釜を確保…“ナイジェリア代表の未来”23歳フィサヨ・デレ=バシル

ラツィオがナイジェリア代表MFフィサヨ・デレ=バシル(23)の獲得に漕ぎ着けたという。 デレ=バシルはスュペル・リグ(トルコ1部)のハタイスポルに所属する186cmセントラルハーフ。マンチェスター・シティの下部組織で育まれた、ストライドの大きいクラックだ。 昨秋はナイジェリア代表デビューを飾り、初試合で決勝点をアシスト。今年1月のアフリカ杯こそ落選も、先日の2キャップ目で初ゴールを決め、今後のナイジェリアを背負っていく存在の1人であることが明確になった。 そんな23歳の獲得が近づくラツィオ。 長年の“背番号10”ルイス・アルベルト(31)を売却し、鎌田大地(27)も契約満了に伴う退団が確実…来季から攻撃のタクトを振るう役割もデレ=バシルに求められる。 ファブリツィオ・ロマーノ氏は17日、ラツィオが移籍金700万ユーロ(約11.8億円)でクラブ間交渉をまとめ上げたとレポート。最後の一押しとメディカルチェックは数日中、とのことだ。 2024.06.17 21:35 Mon

やはりルカクはサウジ行きが妥当? 関心寄せるナポリは大金得たとて…

ベルギー代表FWロメル・ルカク(31)はやはりサウジアラビア行きが妥当な線か。 2020-21シーズンのセリエA得点王・ルカク。この時点でインテルの“顔”だったストライカーは、21年夏にクラブの財政状況から売却を迫られたこともあり、チェルシーへ。 21-22シーズンはチェルシーで期待外れに終わり、22-23シーズンはインテルにローン復帰で一定のインパクトも急な心変わりで実質的な喧嘩別れ、23-24シーズンはローマにやはり1年ローンで拾われてそこそこ活躍。 ここ数年の成績はともかく、保有元チェルシーはルカクを売却したいところだが、金銭的な事情により、なかなか完全移籍で買い取ってくれるところがない、というのが現状。無論ローマも買い取り不可能とされる。 そこへサウジ勢とナポリからの関心が。 ファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、ナポリはナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)を売却した場合に限って、ルカク獲得の可能性がわずかに上昇。人気銘柄オシムヘンを売れば、そこそこの金額が懐に入ってくることは想像に難くない。 しかし、前述の通り、ルカク獲得の可能性は極小。 大金を得たとて、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がチェルシーの希望通り(4300万ユーロ/約72.1億円/リリース条項)に財布の紐を緩めることは、どうしたって考えにくい。 したがって、ルカクは資金力が突き抜け、札束の雨を降らせることに躊躇がないサウジアラビアのトップクラブ行きが、現実的なキャリアのネクストステップか。 ルカクの扱い方をよく知るアントニオ・コンテ新監督がどれだけ望もうとも、デ・ラウレンティス会長が4300万ユーロの支払いを許可することは流石になさそうだが、果たして。 2024.06.17 16:50 Mon

インテルがジェノアへ若手を大量提示…ホセフ・マルティネスの獲得コスト削減へ譲歩狙う

インテルがジェノアへ若手を大量に提示しているという。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 スイス代表GKヤン・ゾマー(35)の後継者探しに本腰を入れるインテル。アトレチコMGのブラジル代表GKベントを「高額すぎる」として諦め、現在獲得交渉中なのが、ジェノアの元スペイン代表GKホセフ・マルティネス(26)だ。 交渉成立に備えてジェノアが日本代表GK鈴木彩艶(21)をリストアップする一方、インテルは何としてでも今夏中にGKを確保しておきたい模様。J・マルティネスの獲得交渉にあたり、若手の譲渡をジェノアへ提示したそうだ。 その面々は、ウルグアイ代表FWマルティン・サトリアーノ(23)、U-21イタリア代表MFガエタノ・オリスタニオ(21)、U-21イタリア代表FWセバスティアーノ・エスポージト(21)、U-21イタリア代表DFマッティア・ザノッティ(21)。いずれもレンタル放出中の21〜23歳だ。 J・マルティネスの獲得と引き換えに、インテルから1人ないし2人がジェノアへ…レンタル移籍か完全移籍か形態は不明瞭だが、マロッタ・インテルがJ・マルティネスに注力していることは間違いなさそうだ。 2024.06.17 16:10 Mon

コスティッチがユーロ2024初戦で涙の負傷交代…ユベントスの売却計画に影響必至か

ユベントスのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)が負傷。今夏移籍への影響やいかに。 ユベントス加入2年で左サイドの定位置をキープしたコスティッチ。しかし、フランクフルト時代に欧州No.1のクロッサーとして名声を得た31歳は、今夏クラブから売却候補に挙げられていることが明白だ。 まずは恩師オリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスの関心に始まり、今日現在はトルコ勢からの人気が加熱。ガラタサライとフェネルバフチェが競るなか、ローマ時代からコスティッチに熱視線を送るジョゼ・モウリーニョ氏を招聘した後者が優勢とされる。 そんななか16日、セルビア代表としてユーロ2024へ参戦するコスティッチ本人は、グループ第1節のイングランド代表戦で左足を痛めて負傷交代に。セルビア連盟からの発表を待つところだが、涙の退場がすぐに治るケガではないことを示唆している。 イタリア『カルチョメルカート』いわく、中長期的なケガならユベントスのコスティッチ売却計画に影響が出ることは避けられず。財政安定化へまたひとつ難題が生まれたユベントスだ。 2024.06.17 15:40 Mon

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「これは映画か」W杯王者アルゼンチンがパレード! 選手たちがバスの上で太鼓を叩き、歌い、踊る「感動的だ」

カタール・ワールドカップ(W杯)で見事に優勝を果たしたアルゼンチン代表の選手たちが、大勢のファンが集まる中でパレードを行った。 18日に行われたカタールW杯決勝で、36年ぶり3度目の優勝を果たしたアルゼンチン。英雄FWリオネル・メッシが最後のW杯と位置付けたなか、アルゼンチン国民のほとんどがメッシにW杯のトロフィーを掲げてもらいたいと願った。 メッシにとって子供の頃からの悲願でもあったW杯を見事に制覇。ベテランと若手が融合した団結力がチームを支え、窮地に追い込まれながらも最後はPK戦を制して勝利した。 そのアルゼンチン代表は20日の未明にアルゼンチンへ帰国。正式なパレードではない夜中でも、大勢のファンが出迎え、空港からアルゼンチンサッカー連盟(AFA)の施設までの3kmの道のりに1時間がかかるほどだったという。 そんななか、20日の12時からパレードが開催。首都ブエノスアイレスの街を巡る中、信じられないほどの人が集まる事態となった。 バスに乗る選手たちはみんな笑顔。ファンに手を振る他、パウロ・ディバラやエミリアーノ・マルティネスは太鼓を叩き、パプ・ゴメスはシャンパンをファンにかけ、他の選手たちも歌い、踊るなどして祝福。バスの上での優勝を喜ぶ選手たちの姿をAFAが公開。幸せなひとときを感じることができる物となっている。 ファンは「なんて美しい狂気だ」、「感動的だ」、「素晴らしい光景」、「これは映画か」とコメント。誰もが臨んだ結末を迎えた壮大なドラマが完結し、喜びを分かち合う光景は感動を呼んでいる。 <span class="paragraph-title">【動画】W杯優勝を祝ったパレード、アルゼンチン代表選手たちの様子</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CmZ9dEQo_TE/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; 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今季ユナイテッドでトップデビューの若きWGがイタリアへ! フォーソンがモンツァにフリー加入

モンツァは11日、マンチェスター・ユナイテッドからU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)の加入を発表した。契約は2028年夏までの4年となる。 ウェストハム、トッテナム、そしてユナイテッドのアカデミーを渡り歩き、2021年夏にプロ契約のフォーソンは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 同じくユナイテッドアカデミー出身で、これまた今季デビューのウィリー・カンブワラとともに、今後が楽しみな才能の1人だったが、今月末で契約切れに。ユナイテッドは先日に新契約の打診を明らかにしたが、来季でセリエA初昇格から3年目を迎えるモンツァにフリー加入を決めた。 2024.06.12 14:40 Wed
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「バローニが新監督」 ラツィオ会長が認める! 歓迎ぜずの声にも「ガッリアーニが望んだのには理由があるはず」

ラツィオの新監督はマルコ・バローニ氏(60)で決まりのようだ。 フェリペ・アンデルソンに続いて、鎌田大地が去り、ルイス・アルベルトも中東行きとされるなか、イゴール・トゥドール監督がチーム作りや補強方針などを巡ってのこじれにより、就任からわずか3カ月の任期で退任したラツィオ。来季の監督としてはエラス・ヴェローナの指揮を執るマルコ・バローニ氏の名が浮かぶ。 そのなか、イタリア『スカイ』によると、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が『Il Messeggero』のインタビューで「ヴェローナとはすべてが解決した。バローニがラツィオの新監督になる。我々が彼を望んだのは彼が優れた監督であり、正しいプロフィールの持ち主だからだ」と噂の人物が新指揮官と明言した。 この監督人事を巡り、一部では懐疑的な声もあるが、「彼を望まぬ者たちはおそらく(シモーネ・)インザーギや、(ステファノ・)ピオリ、(ウラジミール・)ペトコビッチを望まなかった人々だろう」と歴代監督の名を挙げながら反論。さらに、同じくバローニ氏の招へいに動いたモンツァの重役を口にし、選択の正しさを主張した。 「(モンツァの最高経営責任者を務めるアドリアーノ・)ガッリアーニのような勝者がバローニを望んだのには理由があるはず。4人の会長から祝福の連絡があった」 なお、ラツィオはバローニ氏と2年契約を結ぶといわれ、サラリーは100万ユーロ(約1億6000万円)強+ボーナスになるようだ。 2024.06.10 17:15 Mon
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ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue
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ネスタがモンツァの指揮官就任、セリエA初挑戦

モンツァは12日、アレッサンドロ・ネスタ監督(48)の招へいを発表した。契約期間は1年で、セリエA残留により自動で契約が1年更新される条項になっている。 現役時代にラツィオやミラン、イタリア代表でセンターバックとして活躍したネスタ氏。2006年ワールドカップ王者でもあるイタリアのレジェンドは2015年に現役を引退後、アメリカのマイアミFCで監督業をスタートし、ペルージャ、フロジノーネを経て、今シーズンからレッジャーナを指揮。セリエBで12位に終わっていた。 セリエB残留により延長オプションが行使される条項となっていたが、この度解消されモンツァ行きとなった。 ミラン時代から旧知の仲にあるアドリアーノ・ガッリアーニ氏がCEO(最高経営責任者)を務めるモンツァでセリエA初挑戦となる中、3季連続セリエA残留を果たせるかに注目だ。 2024.06.13 06:30 Thu
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イタリア国内で指揮官大移動! ラツィオはヴェローナのバローニ監督と契約合意か

ラツィオがエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)と契約合意か。 低調なシーズン、マウリツィオ・サッリ前監督との実質的な喧嘩別れ、長年主軸を担うルイス・アルベルトの退団発言、鎌田大地の急転退団(確実)…そして、それに伴うかのようにイゴール・トゥドール監督(46)が一転して退任へ。 低調かつ激動、非常にカオスなシーズンを送ってきたラツィオだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、クラウディオ・ロティート会長はこの度、ヴェローナで指揮を執るバローニ監督の招へいへ大きく前進したという。 バローニ監督は現役時代にローマやナポリ、ボローニャ等でプレー。2000年の引退後、シエナやユベントスU-19、ペスカーラ、フロジノーネ等で指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、今季より現職だ。 今季の采配はそれなりに評価されているようで、モンツァとカリアリが早くからバローニ監督に接触。ただ、同監督はラツィオからの連絡でこちらに一本化。ヴェローナは後任としてパオロ・ザネッティ氏(41)を確保済みとされる。 このように、ラツィオはトゥドール監督退任とバローニ新監督就任がかなり濃厚。ヴェローナはザネッティ氏を来季からベンチに据え、バローニ新監督を断念したモンツァはアレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいへ向かう。 また、モンツァで現職のラッファエレ・パッラディーノ監督(40)は来季からフィオレンティーナ。ヴィオラのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督(46)はボローニャへ。ボローニャからはチアゴ・モッタ監督(41)がユベントスへ。 さらに、イバン・ユリッチ監督(48)が去るトリノはベネツィアでセリエA昇格の元イタリア代表DF、パオロ・ヴァノーリ監督(51)から就任OKを貰い、招へいがほぼ確実。ベネツィアもセリエB内からの引き抜きが濃厚とされる。 今夏はイタリア国内で指揮官大移動だ。 2024.06.07 11:40 Fri

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