直近3連敗と低迷するアンデルレヒトがフェリス・マッズ監督の解任を発表…

2022.10.24 23:30 Mon
Getty Images
アンデルレヒトは24日、ベルギー人指揮官フェリス・マッズ監督(56)の解任を発表した。

マッズ監督は昨シーズン躍進をしたユニオン・サン=ジロワーズでの手腕が認められ、退任したヴァンサン・コンパニ前監督の後任として今夏にアンデルレヒトの指揮官に就任。
その新体制では、リーグ開幕4試合で3勝1敗とまずまずのスタートを切ったが、第6節の古巣ユニオン・サン=ジロワーズ戦での敗戦から完全にリズムを崩すと、直近の9試合で6敗を喫しており、12位に低迷。

また、直近の3試合では王者クラブ・ブルージュ、ズルテ・ワレヘム、スタンダール・リエージュに3連敗を喫していた。

なお、クラブは新監督が決定するまではU-21チームを率いるロビン・ベルドマン監督が暫定監督を務めると発表している。

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レアル行き失速のデイビス、コンパニ新監督の要求によりバイエルンと契約延長へ?

バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)が契約延長に傾いているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 バイエルンとの契約が2025年6月までのなか、互いの希望年俸額に開きがあることから、延長交渉が停滞していたデイビス。一時はレアル・マドリー移籍の可能性が盛んに報じられた。 売却する場合、バイエルンは移籍金5000万ユーロ(約84億9000万円)以上を求めるようだが、依然としてマドリーからのオファーはなし。フランス代表DFフェルラン・メンディ(28)の存在から、現時点ではこの額の支払いを望んでいないという。 一方、新たにバイエルンを率いることになったヴァンサン・コンパニ監督は、デイビスの契約延長を要求。今シーズン不調に終わったデイビスを再び上向かせ、次のレベルに引き上げる自信があるという。 そのため、ここ数日でバイエルンとデイビス側は話し合いを実施。状況が好転している模様だ。 スポーツ部門取締役のマックス・エバール氏とスポーツ・ディレクター(SD)のクリストフ・フロイント氏は現在も契約延長を熱望。デイビス側も数週間前よりは延長に前向きで、給与面で双方歩み寄っているという。 なお、バイエルンはデイビスの退団に備え、ミランのフランス代表DFテオ・エルナンデス(26)をリストアップ。デイビスと契約延長となれば、テオ獲得に必要とされる移籍金6000万ユーロ(約101億9000万円)以上を投じずに済むが、どういった結末となるだろうか。 2024.06.05 22:35 Wed

サネはバイエルン残留へ…シティ元同僚の指揮官就任で契約延長の可能性高まる

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退任会見で報道陣の拍手に涙…アントワープを昨季66年ぶりリーグ優勝に導いたファン・ボメル監督「誇らしい気持ち」

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