スイス代表DFミヒャエル・ラングが3年ぶりに古巣バーゼルに復帰!

2021.07.19 23:30 Mon
Getty Images
バーゼルは19日、ボルシアMGからスイス代表DFミヒャエル・ラング(30)を完全移籍で獲得した。契約期間は2023年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。

ザンクト・ガレンでプロデビューしたラングは、グラスホッパー、バーゼルでのプレーを経て、2018年の夏にボルシアMGへ完全移籍。加入初年度はブンデスリーガ17試合に出場したが、翌シーズンはブレーメンへレンタル移籍。
昨季はボルシアMGに復帰するも、マルコ・ローゼ監督の構想外となり、公式戦わずか3試合の出場となっていた。

3年ぶりの古巣復帰となったラングは、公式サイトのインタビューでなぜバーゼルに復帰したのかと問われ、次のように話した。

「バーゼルでは自分のキャリアで最高なシーズンを過ごしたからだ」
「バーゼルは今でも野心的なクラブで、僕もそうだ。僕たちの関係は加入当初からとてもうまくマッチしていて、それは今でも変わっていない。個人としては、ピッチで再び全力を尽くす姿を見せたい。そして、チームの中での役割を果たし、これまでの経験をチームに伝えていきたいと思っているよ」

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前回大会4位のスイス代表がメンバー発表! ジャカらが招集《UEFAネーションズリーグ》

スイスサッカー協会(SFV)は28日、来月に行われるUEFAネーションズリーグ2020-21に向けたスイス代表メンバー23名を発表した。 前回大会を4位フィニッシュしたスイスを率いるウラジミール・ペトコビッチ監督は、MFグラニト・ジャカ(アーセナル)やGKヤン・ゾンマー(ボルシアMG)、DFマヌエル・アカンジ(ドルトムント)ら主力を順当に選出。 また、チューリッヒのDFベチル・オメラギッチ(FCチューリッヒ所属)とMFジモン・ゾーム(FCチューリッヒ所属)が初選出となった。 その一方で、MFジェルダン・シャキリ(リバプール)やMFレモ・フロイラー(アタランタ)、MFデニス・ザカリア(ボルシアMG)など一部主力がメンバーを外れている。 今大会でリーグA・グループ4に属するスイスは、9月3日にアウェイでウクライナ代表と対戦。その後、6日にドイツとのホームゲームに臨む。今回発表されたスイス代表メンバーは以下の通り。 ◆スイス代表メンバー23名 GK ヤン・ゾンマー(ボルシアMG/ドイツ) イボン・ムボゴ(PSV/オランダ) ヨナス・オムリン(モンペリエ/フランス) DF ベチル・オメラギッチ(チューリッヒ) シルヴァン・ヴィドマー(バーゼル) ロリス・ベニート(ボルドー/フランス) ケビン・ムバブ(ヴォルフスブルク/ドイツ) マヌエル・アカンジ(ドルトムント/ドイツ) ニコ・エルベディ(ボルシアMG/ドイツ) ミヒャエル・ラング(ブレーメン/ドイツ) リカルド・ロドリゲス(トリノ/イタリア) MF ジモン・ゾーム(チューリッヒ) ミシェル・エビシェール(ヤング・ボーイズ) ジブリル・ソウ(フランクフルト/ドイツ) シュテファン・ツバー(フランクフルト/ドイツ) レナト・シュテッフェン(ヴォルフスブルク/ドイツ) グラニト・ジャカ(アーセナル/イングランド) FW ハリス・セフェロビッチ(ベンフィカ/ポルトガル) ブリール・エンボロ(ボルシアMG/ドイツ) ルベン・バルガス(アウグスブルク/ドイツ) マリオ・ガブラノビッチ(ディナモ・ザグレブ/クロアチア) アルビアン・アイエティ(セルティック/スコットランド) クリスティアン・ファスナハト(ヤング・ボーイズ) 2020.08.28 22:24 Fri

守備陣にケガ人続出のブレーメン、ボルシアMGからスイス代表DFラングをレンタルで獲得

ブレーメンは29日、ボルシアMGからスイス代表DFミヒャエル・ラング(28)を1年間のレンタル移籍で獲得した。 ザンクト・ガレンでプロデビューしたラングは、グラスホッパー、バーゼルでのプレーを経て、昨夏にボルシアMGに加入。昨シーズンはケガに悩まされ公式戦18試合の出場にとどまっていた。 ブレーメンでは現在、トプラクやアウグスティンション、ヴェリコビッチら守備陣にに負傷者が続出しており、最終ラインの補強が急務となっていた。 ブレーメンへの加入が決まったラングは、公式サイトで以下のように語っている。 「ブレーメンにはすぐに好感を得られた。そして今回の機会を利用したいと思ったんだ。クラブのディレクターと話した時、これが正しい決断であることを確信したよ」 2019.08.30 04:11 Fri

ネーションズリーグでアウェイ連戦に臨むスイス代表が招集メンバーを発表!《UEFAネーションズリーグ》

▽スイスサッカー協会(SFV)は5日、UEFAネーションズリーグに向けたスイス代表メンバー23名を発表した。 ▽UEFAネーションズリーグ(UNL)2018-19・リーグA・グループ2に属するスイスは先月8日に行われた初戦のアイスランド戦を6-0と圧勝し白星スタートを切った。 ▽チームを率いるウラジミール・ペトコビッチ監督は、MFグラニト・ジャカ(アーセナル)やMFジェルダン・シャキリ(リバプール)、DFリカルド・ロドリゲス(ミラン)ら主力に加え、FWクリスティアン・ファスナハト(ヤングボーイズ)を初選出した。 ▽その一方で、MFアドミール・メーメディ(ヴォルフスブルク)やDFステファン・リヒトシュタイナー(アーセナル)、DFヨハン・ジュルー(SPAL)らが招集外となっている。 ▽スイスは11日にアウェイでベルギー代表と対戦。その後、15日にアイスランドとのアウェイ戦に臨む。今回発表されたスイス代表メンバーは以下の通り。 <span style="font-weight:700;">◆スイス代表メンバー23名</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">ヤン・ゾンマー</span>(ボルシアMG/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ロマン・ビュルキ</span>(ドルトムント/ドイツ) <span style="font-weight:700;">イボン・ムボゴ</span>(RBライプツィヒ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">フランソワ・ムバンジェ</span>(トゥールーズ/フランス) <span style="font-weight:700;">マヌエル・アカンジ</span>(ドルトムント/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ニコ・エルベディ</span>(ボルシアMG/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ミヒャエル・ラング</span>(ボルシアMG/ドイツ) <span style="font-weight:700;">フローラン・アデルジョナイ</span>(ハダースフィールド/イングランド) <span style="font-weight:700;">ティム・クローゼ</span>(ノリッジ/イングランド) <span style="font-weight:700;">ファビアン・シェア</span>(ニューカッスル/イングランド) <span style="font-weight:700;">リカルド・ロドリゲス</span>(ミラン/イタリア) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">ジブリル・ソウ</span>(ヤング・ボーイズ) <span style="font-weight:700;">シュテファン・ツバー</span>(ホッフェンハイム/ドイツ) <span style="font-weight:700;">デニス・ザカリア</span>(ボルシアMG/ドイツ) <span style="font-weight:700;">エジミウソン・フェルナンデス</span>(フィオレンティーナ/イタリア) <span style="font-weight:700;">レモ・フロイラー</span>(アタランタ/イタリア) <span style="font-weight:700;">グラニト・ジャカ</span>(アーセナル/イングランド) <span style="font-weight:700;">ジェルダン・シャキリ</span>(リバプール/イングランド) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;"> クリスティアン・ファスナハト</span>(ヤング・ボーイズ) <span style="font-weight:700;">ブリール・エンボロ</span>(シャルケ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ハリス・セフェロビッチ</span>(ベンフィカ/ポルトガル) <span style="font-weight:700;">マリオ・ガブラノビッチ</span>(ディナモ・ザグレブ/クロアチア) <span style="font-weight:700;">アルビアン・アイエティ</span>(バーゼル) 2018.10.06 04:15 Sat

日本代表と直前テストマッチのスイス代表が候補メンバー26名を発表!《ロシアW杯》

▽スイスサッカー協会(SFV)は25日、ロシア・ワールドカップ(W杯)に臨むスイス代表候補メンバー26名を発表した。 ▽今回のメンバー発表でウラジミール・ペトコビッチ監督は、MFグラニト・ジャカ(アーセナル)やDFリカルド・ロドリゲス(ミラン)、DFステファン・リヒトシュタイナー(ユベントス)ら主力を選出。一方でFWアドミール・メーメディ(ヴォルフスブルク)、FWディミトリ・オベルリン(バーゼル)らが選外となった。 ▽スイスはロシアW杯でグループEに所属し、6月17日にブラジル代表との初戦に臨み、同22日にセルビア代表、同27日にコスタリカ代表と対戦。また、直前のテストマッチでは日本代表(6月8日開催)と対戦する。今回発表されたメンバーは以下の通り。 <span style="font-weight:700;">◆スイス代表候補メンバー26名</span> <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">ヤン・ゾンマー</span>(ボルシアMG/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ロマン・ビュルキ</span>(ドルトムント/ドイツ) <span style="font-weight:700;">イボン・ムボゴ</span>(RBライプツィヒ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">グレゴール・コベル</span>(ホッフェンハイム/ドイツ) <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">ミヒャエル・ラング</span>(バーゼル) <span style="font-weight:700;">ヨハン・ジュルー</span>(アンタルヤスポル/トルコ) <span style="font-weight:700;">フランソワ・ムバンジェ</span>(トゥールーズ/フランス) <span style="font-weight:700;">ニコ・エルベディ</span>(ボルシアMG/ドイツ) <span style="font-weight:700;">マヌエル・アカンジ</span>(ドルトムント/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ステファン・リヒトシュタイナー</span>(ユベントス/イタリア) <span style="font-weight:700;">リカルド・ロドリゲス</span>(ミラン/イタリア) <span style="font-weight:700;">シルヴァン・ヴィドマー</span>(ウディネーゼ/イタリア) <span style="font-weight:700;">ファビアン・シェア</span>(デポルティボ/スペイン) <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">デニス・ザカリア</span>(ボルシアMG/ドイツ) <span style="font-weight:700;">シュテファン・ツバー</span>(ホッフェンハイム/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ジェルソン・フェルナンデス</span>(フランクフルト/ドイツ) <span style="font-weight:700;">レモ・フロイラー</span>(アタランタ/イタリア) <span style="font-weight:700;">ブレリム・ジェマイリ</span>(ボローニャ/イタリア) <span style="font-weight:700;">ヴァロン・ベーラミ</span>(ウディネーゼ/イタリア) <span style="font-weight:700;">グラニト・ジャカ</span>(アーセナル/イングランド) <span style="font-weight:700;">ジェルダン・シャキリ</span>(ストーク・シティ/イングランド) <span style="font-weight:700;">エジミウソン・フェルナンデス</span>(ウェストハム/イングランド) <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">ブリール・エンボロ</span>(シャルケ/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ヨシプ・ドルミッチ</span>(ボルシアMG/ドイツ) <span style="font-weight:700;">ハリス・セフェロビッチ</span>(ベンフィカ/ポルトガル) <span style="font-weight:700;">マリオ・ガブラノビッチ</span>(ディナモ・ザグレブ/クロアチア) 2018.05.26 15:50 Sat

皇帝フェデラー、喜び爆発! ユナイテッド撃破のバーゼルを祝福

▽プロテニスプレーヤーのロジャー・フェデラーが、母国クラブを祝福した。 ▽スイスのバーゼルは22日、チャンピオンズリーグ(CL)グループA第5節でマンチェスター・ユナイテッドをホームに迎え、試合終盤の得点により1-0の勝利を手にした。この試合の前、ユナイテッドは既にグループ突破が決定済み。もう一つの椅子を争うCSKAモスクワがベンフィカに勝利し、勝ち点を9に伸ばしていたため、勝ち点6で並んでいたバーゼルも是が非でも勝ちたい一戦だった。 ▽そしてバーゼルは、劣勢の展開の中でもなんとか持ちこたえ続けると、89分にDFミヒャエル・ラングがゴール。これを守り切り、最終節前に2位をキープした(勝ち点が並んだ際は直接対決成績となるが、バーゼルはCSKAモスクワを上回っている)。 ▽スイス出身でテニス界の生きるレジェンドであるフェデラーもこの劇的展開に興奮したようで、自身のツイッターで、「信じられない瞬間だね、言葉で言い表せないよ! ワォ! おめでとう」と投稿。バーゼルの勝利を祝福した。 ▽バーゼルは、12月5日に行われる最終節でベンフィカとのアウェイ戦を迎える。今回の勝利を決勝トーナメント進出という形で結実させることができるか。 2017.11.23 18:03 Thu

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ボーフム残留の立役者・シュテーガーがボルシアMG加入! 「ハングリー精神にあふれている」

ボルシアMGは4日、ボーフムを退団した元オーストリア代表MFケビン・シュテーガー(30)の加入を発表した。メディカルチェックパスを条件にフリートランスファー加入で合意の同選手は、2027年6月30日までの3年契約にサイン予定だ。 先日、契約満了に伴いボーフム退団が発表されていた中、ボルシアMGへのステップアップを果たしたオーストリア人MFは、「チームやコーチ陣と知り合うのが楽しみだし、全力を尽くしたい。ハングリー精神にあふれているし、一緒に成功を成し遂げたいと思っているよ」と新天地での意気込みを語った。 シュツットガルトでファーストチームデビューを飾ったシュテーガーは攻撃的MFやセントラルMF、左サイドを主戦場とする左利きのプレーメーカー。 これまでカイザースラウテルン、パーダーボルン、ボーフムと、ドイツ2部のクラブを渡り歩いてきたが、2018年夏に加入したデュッセルドルフで待望のブンデスリーガデビューを飾った。その後、マインツでの活躍を経て2022年夏に古巣ボーフムへ帰還。 今シーズンはレギュラーシーズンでいずれもチーム最多の7ゴール9アシストを記録。さらに、フォルトゥナ・デュッセルドルフとの昇格・降格プレーオフでは0-3で迎えた2ndレグで1ゴール2アシストに加え、PK戦でも5人目のキッカーとして成功させ、奇跡の残留の立役者となっていた。 2024.06.04 18:41 Tue

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チェルシー保有のジャマイカ代表FWオマリ・ハッチンソン(20)。レンタル先のイプスウィッチ・タウンでプレミアリーグ昇格に貢献も、夏でイングランドを離れる可能性もあるようだ。 ハッチンソンはイングランド生まれのジャマイカ代表ウインガー。アーセナルの下部組織で育まれたのち、22年7月にチェルシーへ。現在U-21チームに籍を置く一方、今季チャンピオンシップ(イングランド2部)のイプスウィッチへレンタル移籍する。 ここではリーグ戦44試合出場10得点6アシスト。シーズンが深まるにつれてジョーカー要員から不動のスタメンとなり、最終的に2部昇格から1年でのプレミア昇格に貢献した。 オランダ『Voetbal International』によると、そんなハッチンソンは今夏フェイエノールトかアヤックスへ完全移籍する可能性があるとのこと。多くの選手を売却したいチェルシーがハッチンソンの完全移籍放出にも前向きなのは間違いないとみられている。 イプスウィッチが買い取りに動くかどうかは現状不明だが、ハッチンソンにはドイツからシュツットガルト、ボルシアMGも関心を寄せているとのことだ。 なお、ハッチンソンとイプスウィッチのレンタル契約は今月31日までとなっている。 2024.05.22 13:05 Wed

【ブンデスリーガ日本人選手】ブンデス通算384試合目の出場となった長谷部のラストマッチはフランクフルトが2点差を追いつきドロー決着…

ブンデスリーガ最終節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、最終節では板倉、伊藤、堂安が先発出場、長谷部、浅野、福田師王、原口元気が途中出場している。 今季限りでの引退を表明している長谷部がベンチスタートとなったフランクフルトは、ホームでRBライプツィヒと対戦。スコアが動いたのは41分、ドリブルでボックス左から侵入したシャビ・シモンズがゲッツェに倒され、ライプツィヒがPKを獲得。このPKをシャビ・シモンズ自身がゴール中央に決めた。 先制を許したフランクフルトは、後半開始早々に再び失点する。46分、自陣でのボール奪取からカウンターを狙うと、ザイヴァルトの縦パスをバイタルエリア中央で受けたシェシュコが右足一閃。強烈なミドルシュートがゴール左に突き刺さった。 2点を追う展開となったフランクフルトは56分、セットプレーのから二次攻撃を仕掛けると、ボックス右横でこぼれ球を拾ったクナウフのクロスをエキティケがヘディングシュートを叩き込み、1点を返す。 さらにフランクフルトは77分、強引な突破でボックス右深くまで侵入したマーモウシュがヘンリクスに倒されると、オンフィールドレビューの末にPKを獲得。これをマーモウシュ自身が決め、同点に追いついた。 試合を振り出しに戻したフランクフルトは、後半アディショナルタイムにチャイビとゲッツェを下げてとなる現役ラストマッチとなる長谷部と、同じく今季限りでの引退を表明しているローデを投入。 結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。ブンデス通算384試合目となった長谷部のラストマッチはドロー決着で幕を閉じた。 また、伊藤が先発したシュツットガルトと板倉が先発したボルシアMGによる日本代表対決は、23分にスコアが動く。ボックス中央で受けたギラシーの落としをボックス左で受けたミロがクロスをゴール前にポジションを取り直したギラシーがヘディングでゴールに叩き込み、シュツットガルトが先制した。 先制したシュツットガルトは31分にも、カラソルのパスをペナルティアーク右前で受けたギラシーが素早いターンでライツをかわし、ボックス内に侵入。カットインから左足を振り抜くと、これが右ポストに当たりゴールに吸い込まれた。 2-0で迎えた後半もシュツットガルトが主導権を握ると、75分に再びスコアを動かす。ウンダブのパスで右サイドを抜け出したギラシーがボックス内まで切り込み折り返しを供給。これを逆サイドから走り込んだチョン・ウヨンがダイレクトシュートで流し込んだ。 3点を追うボルシアMGは79分にコネを下げて福田を投入。対するシュツットガルトは80分に伊藤を下げると。83分に追加点。センターライン付近でボールを受けた14がドリブルで相手ボックス内まで切り込むと、ボックス右から強烈なシュートをニアサイドに突き刺した。 その後、4点差としたシュツットガルトは85分に今季限りでの退団が発表された原口を投入。結局、試合はそのまま4-0でシュツットガルトが大勝。同時刻開催のバイエルンが敗れたため、クラブ最高位タイとなる2位でシーズンを終えた。 その他、浅野が67分からプレーしたボーフムはアウェイでブレーメンと対戦し1-4で敗戦。堂安がフル出場したフライブルクはアウェイでウニオン・ベルリンと対戦し1-2で敗戦。堂安は85分に今季7ゴール目を記録した。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽5/18 シュツットガルト 4-0 ボルシアMG ◆フル出場 ★福田師王[ボルシアMG] ▽5/18 シュツットガルト 4-0 ボルシアMG ◆79分からプレー ★長谷部誠[フランクフルト] ▽5/18 フランクフルト 2-2 RBライプツィヒ ◆101分からプレー ★堂安律[フライブルク] ▽5/18 ウニオン・ベルリン 2-1 フライブルク ◆フル出場 ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽5/18 シュツットガルト 2-2 ボルシアMG ◆80分までプレー ★原口元気[シュツットガルト] ▽5/18 シュツットガルト - ボルシアMG ◆85分からプレー ★浅野拓磨[ボーフム] ▽5/18 ブレーメン 4-1 ボーフム ◆67分からプレー 2024.05.19 01:20 Sun

ボルシアMGvsフランクフルトはドロー…板倉vs長谷部は実現せず【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第33節のボルシアMGvsフランクフルトが11日に行われ、1-1の引き分けに終わった。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場、フランクフルトのDF長谷部誠はベンチ入りも出場機会はなかった。 リーグ戦4試合勝利のない13位ボルシアMG(勝ち点33)は、前節ドローに終わったブレーメン戦のスタメンからGKニコラスに代えて守護神オムリンを4試合ぶりに起用。板倉は3バックの右でスタメン出場した。 一方、2連敗中の6位フランクフルト(勝ち点45)は、惨敗した前節のレバークーゼン戦のスタメンからエンクンクに代えてクナウフをスタメンで起用した。長谷部はベンチスタートとなっている。 試合は早い時間にスコアが動く。ボルシアMGは9分、GKオムリンのロングフィードを左サイドで収めたスカリーがドリブルでボックス左まで侵入。折り返しを走り込んだハックが右足で合わせると、このシュートがゴール左隅に吸い込まれた。 先制を許したフランクフルトだが、徐々にボール支配率を高めていく。すると35分、相手の中途半端なクリアを敵陣中盤でカットしたディナ・エビンベがボックス手前まで持ち上がると、ゴール前のエキティケとのパス交換からボックス中央まで侵入したディナ・エビンベがゴール左隅にシュートを流し込んだ。 迎えた後半は立ち上がりからフランクフルトが主導権を握る。50分にはゲッツェがボックス右から供給したループパスのこぼれ球をチャイビが右ボレーで合わせたが、これは板倉のブロックに防がれた。 対するボルシアMGは58分、ディナ・エビンベのバックパスを中盤でカットしたクヴァンカラがボックス左手前まで切り込みシュート。ゴール右隅を狙ったシュートはわずかにゴール右に外れた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。結局、最後までスコアは動かず1-1のまま試合終了。ボルシアMGはホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかった。 2024.05.12 00:37 Sun

ボルシアMG、ヘアマンに続き在籍18年の34歳DFヤンチュケが今季限りで現役引退…

ボルシアMGは4月30日、ドイツ人DFトニー・ヤンチュケ(34)の今シーズン限りでの現役引退を発表した。 なお、2006年にドレスデン・ノルトからユースチームに加入して以降、クラブ一筋のキャリアを歩んだ34歳DFは、来シーズンからコーチングスタッフとしてクラブに残留することが決まっている。 1週間前の元ドイツ代表MFパトリック・ヘアマン(33)に続いて今季限りでスパイクを脱ぐことを決断した“フースバールゴット”の愛称で知られるヤンチュケは、クラブ公式サイトを通じて以下のコメントを残している。 「この夏、ボルシアのプレーヤーとしての僕の旅に終止符が打たれることを、とても誇りに思う」 「僕は常に誠実で率直で献身的であることを心がけ、プレー中は自分の身体を含むすべてを危険にさらしてきた。過去数年間は浮き沈み、手術、リハビリテーションに特徴づけられてきたため、このことが影響を及ぼし始めていることは言うまでもない。それにもかかわらず、僕は仲間を応援したり、相談に耳を傾けたり、悪いジョークを言ったりして、できる限り最高のチームメイトになろうと努力してきた」 「ボルシア・メンヒェングラートバッハの関係者全員に感謝したい。クラブは自分に夢見ていた以上のことを達成する機会を与えてくれたし、引退後もこの成功をさらに発展させる機会を与えてくれた」 「ボルシア・ファミリーがこれほど大きくて情熱的なコミュニティに成長した唯一の理由は、僕ら全員がクラブに対する情熱を通じて団結しているからだ。だからこそ、僕はクラブに固執し、良いい時も悪い時もサポートしてくれたファンに感謝の意を表したい。彼らは私の名前と何か特別なものとを結びつけてくれたんだ。このような素晴らしい栄誉をいただき、彼らに感謝したいと思うよ」 右サイドバックやセンターバック、守備的MFを主戦場とするヤンチュケは、ボルシアMGでの16年のプロキャリアを通じてブンデスリーガ248試合を含む、公式戦301試合に出場。今季ここまでは公式戦4試合に出場していた。 2024.05.01 07:00 Wed

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長谷部&ローデ引退のフランクフルト、噂のドイツ代表補強にクレシェSDが言及「本当に優れた選手」も「今のチームにとても満足」

フランクフルトがドイツ代表選手の獲得に動く可能性があるようだ。 2021-22シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)を制覇したフランクフルト。2023-24シーズンはブンデスリーガで苦しみながらも6位でフィニッシュ。再びヨーロッパのカップ戦出場権を獲得した。 しかし、そのフランクフルトは変革が進んでいる。 2023-24シーズン限りで、元日本代表MF長谷部誠が現役引退を発表し、来シーズンからは指導者として育成に携わることが決定。さらに、キャプテンを務めていたMFセバスティアン・ローデも引退し、チームの重要な選手2人がピッチを離れることとなった。 2023-24シーズンは出番こそ限られていたが、ピッチ内外での2人の貢献度は高く、同時に2人も抜けるとなれば、チームに少なからず影響はある。 その中で、チームの軸になる選手の確保に動くことが噂されているフランクフルト。ドイツ『ビルト』は、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのドイツ代表MFパスカル・グロス(32)の獲得の可能性を伝えている。 ホッフェンハイムの下部組織で育ったグロスは、カールスルーエやインゴルシュタットでプレー。2017年7月からブライトンでプレーしている。 日本代表MF三笘薫とチームメイトということもあり、馴染みある人も多いグロス。2023年9月には32歳にしてドイツ代表に初招集され、ユーロ2024のメンバー入りも果たし、キャリアのピークに近い状態だ。 ローデ、長谷部の穴を埋められる存在として、ファンは大きな期待を寄せており、元ドイツ代表で解説者のステファン・エッフェンベルク氏も高く評価。「ここ数年のプレミアリーグでの彼の成長を見ていると、本当に印象的だ。彼は代表チーム入りを果たし、そこでも好成績を収めている。アイントラハトにとって彼は悪くないだろう」と、フランクフルトにおすすめしていた。 一方で、スポーツ・ディレクター(SD)のマルクス・クレシェ氏は、今夏の補強については多くを語らず。「パスカルは本当に優れた選手で、どのチームにもフィットするだろう」と語るにとどめた。 また、クレシェSDは「もしトップパフォーマンスを見せる選手が去った場合、我々は明らかに行動を起こさなければいけない。ただ、全体としては我々は今のチームにとても満足しており、大きな変更はしないつもりだ」とコメント。主軸の移籍がなければ、クラブとしては大型補強は行う気はないという。 来シーズンはフォーマットが変更するELに参加することになるフランクフルト。果たして、今夏はどういった動きを見せるだろうか。 2024.06.10 15:05 Mon

フリーの原口元気は古巣に復帰か? 現地紙が関心を伝え、ファンの期待も高まる

シュツットガルトを退団した元日本代表MF原口元気(33)だが、古巣が獲得に関心を寄せているようだ。 浦和レッズの下部組織で育った原口は、そのままトップチームに昇格すると、2014年7月にヘルタ・ベルリンに完全移籍。その後はドイツでのキャリアを続けている。 ヘルタからフォルトゥナ・デュッセルドルフへとレンタル移籍を経験すると、2018年7月にはハノーファーに完全移籍。2021年7月にウニオン・ベルリンへ完全移籍すると、2023年1月にシュツットガルトへと完全移籍していた。 シュツットガルトでは苦しい時間を過ごし、2023-24シーズンもブンデスリーガで2試合、DFBポカールで1試合の出場に終わり、わずか26分間のプレーに終わっていた中、契約満了でフリーとなっていた。 まだまだトップレベルでプレーできる原口。浦和へ復帰するという噂も浮上した中で、本人はドイツ語圏でのプレーを希望しており、ヨーロッパでのプレー継続を最優先にしている状況だ。 そんな中、古巣であるデュッセルドルフが関心。今夏の移籍が噂される日本代表MF田中碧の代役として期待しているという話も出ていた。 一方で、ドイツ『Neue Presse』は古巣であるハノーファーが獲得に関心を示していると報道。「ネット上でも話題になっている」と伝え、ファンの期待も大きいことを伝えている。 ハノーファーは原口が過去3シーズン在籍したクラブで、現在はDF室屋成が所属。セカンドチームには水戸ホーリーホックからレンタル移籍中のU-20日本代表DF松田隼風も所属している。 2023-24シーズンは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦い、5位でフィニッシュ。ブンデスリーガ昇格は叶わなかったが、昇格のキーマンとしても期待が大きくなりそうだ。 2024.06.10 12:45 Mon

ユナイテッドは来季監督が誰だろうとサンチョ売却方針か…売値を80億円に設定

マンチェスター・ユナイテッドがこの夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)を売る方針だという。 今季を迎えてからしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との摩擦から干され、今年1月からシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 こうした活躍からドルトムントも引き留めの動きが取り沙汰されるが、予算の問題が浮き彫りとなり、ユナイテッド復帰も1つの選択肢に。ただ、ユナイテッド復帰となる場合も対立するテン・ハグ監督が解任されればとの条件つきとなっている。 テン・ハグ監督自身も進退が不透明とあって、実現性の低い話ではないが、イギリス『BBC』によると、ユナイテッドは来季の監督が誰であろうと今夏のサンチョ売却を検討しており、その額を4000万ポンド(約79億8000万円)に値付けるようだ。 ドルトムントは新たなローン契約を模索しているが、ユナイテッドはファイナンシャルフェアプレー(FFP)の影響で今夏の予算が限られる現状を打破するため、契約が残り2年となる今夏の売却を目指している模様だ。 新たに就任したジム・ラトクリフ共同オーナーからなる新組織のもと、この夏の改革が予想されるユナイテッドだが、サンチョを売却できるか否かでその動きに関わってきそうだ。 2024.06.10 09:15 Mon

バイエルンがパリーニャ獲得に再挑戦! 個人間では原則合意済みか

バイエルンが今夏もフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得に動いているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 2022年夏にスポルティングCPからフルアムへ移籍し、2シーズンにわたって主力として活躍するパリーニャ。昨夏はバイエルン行きで話が進み、メディカルチェックまで終えたが、移籍市場の最終盤で破談となっていた。 ヴァンサン・コンパニ監督の招へいが決まり、本格的にチーム作りを進められるようになったバイエルンは今夏のトップターゲットとして再びパリーニャに狙いを定めているとのこと。中盤にはドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(29)と同代表MFレオン・ゴレツカ(29)がいるが、両者ともに適切なオファーが届けば売却の可能性があるようだ。 昨夏も移籍を受け入れていたパリーニャ個人とはすでに原則合意に至っており、一方のフルアムも交渉に前向きとのこと。しかし、バイエルンは4000万〜4500万ユーロ(約67億6000万〜約76億円)以上の支払いを望んでいないという。 ユーロ2024を控えるパリーニャは、先日自らの将来についてコメント。「良い印象を残すためにまずはユーロに集中したい」と語った一方、「扉が閉ざされているかどうかはわからない。サッカー界では何事も不確実だ」と移籍の可能性も否定しなかった。 なお、フルアムは2023年9月、バイエルン行きがなくなったパリーニャとすぐさま契約を更新。契約期間は2028年6月まで残っており、1年の契約延長オプションも付帯する。 2024.06.08 17:10 Sat

レバークーゼン、ターの退団に備えレンヌからU-21フランス代表DFを獲得

レバークーゼンは7日、スタッド・レンヌからU-21フランス代表DFジャンニュエル・ベロシアン(19)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。 レバークーゼンは9シーズンに渡ってセンターバックの絶対的な主力を担っていたドイツ代表DFヨナタン・ターが、今夏バイエルンへ移籍する可能性が浮上しており、その後釜を探していた。 そして白羽の矢が立ったのが、フランス国内で評価を高める有望株のベロシアンだ。2020年にレンヌの下部組織へ加入した同選手は、2021年11月にプロ契約を結び、2022年3月20日のメス戦で途中出場ながらプロデビュー。2023-24シーズンはコンスタントに出場機会を与えられ、公式戦27試合に出場していた。 レバークーゼンへの移籍が決まったベロシアンは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「レバークーゼンとは長い間連絡を取り合ってきた。ドイツで二冠を達成したチームに入団できるなんて、夢のような話だよ。僕はレバークーゼンの選手とスタジアムでプレーするのを楽しみにしているんだ。チームのヨーロッパの試合はテレビで見たことがあるけど、彼らのプレーは本当に素晴らしかったよ」 2024.06.08 06:50 Sat

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