契約延長交渉が停滞気味のキエーザ、コッパ・イタリア制覇後に残留希望語る「この偉大なクラブに残りたい」

2024.05.16 17:37 Thu
去就注目のキエーザ
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去就注目のキエーザ
イタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)は今後もユベントスで戦うことを望んでいる。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

ユベントスとの契約が2025年6月までながら、なかなか延長交渉が進まないキエーザ。今夏移籍の可能性も捨てきれず、イタリア代表のテクニカルコーチ時代に共闘したローマのダニエレ・デ・ロッシ監督が動向を注視しているとも報じられている。
しかし、1-0でアタランタを下した15日のコッパ・イタリア決勝後、キエーザは自らの去就についてコメント。「コッパ・イタリア制覇とチャンピオンズリーグ出場はあらかじめ定められていた目標だった」と喜びを露わにした一方、シーズン終了後に改めて延長交渉を行うと語った。

「契約更新については(スポーツ・)ディレクター(のクリスティアーノ・ジュントリ氏)と話した。シーズン終わりにもう一度話し合うつもりだ。落ち着いて席に着き、互いに自らの計画を伝え、話し合うことになるだろう」

また、キエーザはユベントス残留が第一希望だと明言。実現したあかつきには、さらなる高みを目指すと誓っている。
「僕はこの偉大なクラブに残りたいし、ユーベをいるべき場所に連れ戻したい。僕らはリーグ優勝が難しくなった困難な数カ月を経て、コッパ・イタリアを戦い抜いた。ファンのためにも嬉しいことだ。リベンジを果たせるよう努力するよ」

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前回ユーロ後に大ケガのキエーザ、今大会をトップレベルへの足がかりに「自分の実力を証明したい」

ユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザが栄光を取り戻そうとしている。『UEFA.com』が伝えた。 前回のユーロ2020では決勝でPK戦の末にイングランド代表を破り、ヨーロッパチャンピオンに輝いたイタリア代表。準決勝のスペイン代表戦で貴重な先制点を奪うなど計2得点の活躍を見せたキエーザは、今回のユーロ2024にもアズーリの一員として臨む。 15日にグループステージのアルバニア代表戦が控えるなか、『UEFA.com』のインタビューに応じたキエーザは、前回大会のスペイン戦のゴールについて「準決勝は本当に激闘だったから、あのゴールが呼び起こした感情は素晴らしいものだった」とコメント。一方、ユーロ後の2022年1月に大ケガを負ってからの苦悩も明かした。 「EURO 2020の後、サッカーのトップ界に上り詰めたいと思っていたが、残念なことに(左ヒザの)前十字靭帯を損傷し、長期のリハビリが必要だった。僕の目標はいつだってトップに返り咲くことだ。僕はまだ26歳で時間はあるから、このユーロで自分の実力を証明したい」 また、チームとしての戦いについても言及。アルバニア代表、スペイン代表、クロアチア代表が同居するグループBの難しさは重々承知のようだ。 「本当に厳しいグループだ。アルバニア戦の後にはスペイン戦とクロアチア戦があるし、彼らと対戦することの意味はわかっている。クロアチアは特にワールドカップで素晴らしい結果を残している。素晴らしい選手たちがいる」 「アルバニアは僕らのことを知っているし、イタリアのサッカーがどんなものかもわかっている。本当に難しい挑戦になるだろうし、大いに集中する必要がある」 イタリア代表が目指すのは当然大会2連覇。しかし、キエーザは今回のユーロだけでなく、その後の2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場を懸けた戦いも見据えている。 「僕らはこのユーロで自分たちの価値を証明したい。前回もそう思っていて、優勝することができた。今回はどうなるか見てみよう」 「そして、僕らの目標はワールドカップに再び出場することだ。2大会逃してしまったからね。これは国民にとっても、イタリアサッカー界にとっても良くないことだ」 2024.06.14 22:04 Fri

WG補強目指すローマ、今季ブンデスで8G13Aのアタッカーに関心

ローマが、ハイデンハイムに所属するドイツ代表FWヤン=ニクラス・ベステ(25)の獲得に動いているようだ。 新シーズンに向けてウイングポジションの補強を狙うジャッロロッシ。これまではトップターゲットと目されるユベントスFWフェデリコ・キエーザ、ナポリFWマッテオ・ポリターノ、サッスオーロFWアルマン・ロリエンテのセリエA勢、リールFWエドン・シェグロヴァ、ニースFWジェレミー・ボガらリーグ・アンでプレーする選手が獲得候補として名を連ねる。 そのリストに新たに加わったのが、ブンデスリーガで活躍する左サイドのスペシャリストだ。 ドルトムントの下部組織出身でブレーメンにも在籍したベステは、ドイツの年代別代表の常連ではあったものの、なかなかトップカテゴリーでは芽が出ず。オランダのFCエメン、ドイツ3部のヤーン・レーゲンスブルクへの武者修行を経て2022年夏に当時2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハイデンハイムに完全移籍した。 すると、加入1年目で主力としてブンデスリーガ昇格に貢献すると、1部デビューを果たした今シーズンは31試合8ゴール13アシストと圧巻の活躍。下馬評では残留争いが見込まれたチームの8位躍進の立役者となった。この活躍によって今年3月にはドイツ代表に初招集されていた。 キャリア初期のサイドバックからサイドハーフを経て、現在は左ウイングを主戦場としており、順足のウイングとして鋭い縦への仕掛けや高精度の左足のキックを武器にチャンスメーク、フィニッシャーとして存在感を示している。 なお、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ローマはベステに確かな興味を示しており、今夏のサプライズ補強となる可能性があると報じている。 移籍金に関しては約1000万ユーロ(約16億8000万円)程度が見込まれており、ローマにとって十分に支払える金額だとしている。 2024.06.11 20:37 Tue

キエーザ獲得目指すローマが代理人と接触予定も…選手側はユーロ終了後まで態度保留か

ローマがユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得を熱望しているようだ。 2020年夏にフィオレンティーナから加入して以来、大ケガに見舞われながらもチームの主力として活躍してきたキエーザ。今シーズンも公式戦37試合10ゴール3アシストを記録した一方で、クラブとの契約は残り1年を切ろうとしている。 しかし、ユベントスとキエーザの契約交渉は金銭面で折り合いがつかず停滞中。加えて、チームへの就任が確実視されるチアゴ・モッタ監督はキエーザを構想に含めていないとも報じられており、今夏売却の可能性が高まっている。 そんな中で、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、獲得を熱望するローマがキエーザの代理人と会談する予定とのこと。ただし、選手側はすぐさま去就について決断を下すつもりはないようだ。 キエーザは今月から開催されるユーロ2024にて、自身の価値を高めたい模様。これにより、モッタ監督からの評価に変化が生じることを期待しているほか、より多くのクラブから関心を集めたい考えだという。 ローマとしては、それでも粘り強くキエーザ獲得の可能性を探る意向であり、今後の動きが注目されている。 2024.06.11 12:40 Tue

お手頃なサーレマーケルス、モッタ監督と共にユーベ入りも?

ミラン保有のベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルス(24)はユベントス移籍もありえるようだ。イタリア『トゥット・スポルト』が報じた。 今シーズンはミランからボローニャへレンタル移籍したサーレマーケルス。常時のスタメンとはいかず、セリエA成績も4ゴール3アシストにとどまったが、チアゴ・モッタ監督のもと、両サイドでプレーできるユーティリティ性も発揮し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。 しかし、モッタ監督の退任が決まったボローニャは、フィオレンティーナを率いたヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督を招へい。この影響もあり、サーレマーケルスの買取オプションは行使しない見込みだという。 ミランに戻っても、主戦場とした右サイドにはアメリカ代表FWクリスチャン・プリシックとナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼが存在。1000万ユーロ(約16億9000万円)強で売りに出される可能性があるようだ。 そこで浮上しているのが、モッタ監督の就任発表が待たれるユベントス移籍の可能性。イタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の去就が不透明な上、サーレマーケルスの給与は約200万ユーロ(約3億4000万円)と許容範囲内にある。 リールのコソボ代表FWエドン・シェグロヴァ(25)、今シーズンのジローナで活躍したトロワ保有のブラジル代表FWサヴィオ(20)、マンチェスター・ユナイテッドの元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)も新戦力候補に挙がっているというが、こちらは移籍金2500万〜4000万ユーロ(約42億4000万円〜67億8000万円)の取引に。同程度の売却が実現しない限りは獲得に動けないとのことで、サーレマーケルスはより現実的な選択肢となるようだ。 2024.06.08 19:35 Sat

新体制でメルカート臨むローマが大幅刷新へ…優先事項はCF、WG、SBの3ポジション

新体制でメルカートに臨むローマは、幾つかのポジションで大幅な刷新が見込まれている。 今シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ監督、ゼネラルマネージャーのチアゴ・ピント氏が去ったローマ。オーナーのフリードキン・ファミリーはリナ・スルークCEO、ダニエレ・デ・ロッシ監督、ニースから引き抜いた新スポーツディレクター(SD)のフローラン・ギゾルフィ氏の3者により多くの権限を与え、今夏のメルカートに臨む構えだ。 現時点ではRBライプツィヒからレンタル中だったDFアンヘリーニョの買い取りオプション行使が発表され、同じくリーズ・ユナイテッドのDFディエゴ・ジョレンテのレンタル期間延長あるいは完全移籍での買い取りが既定路線に。 一方、退団ではチェルシーからレンタルしていたFWロメル・ルカクに加え、レバークーゼンとパリ・サンジェルマン、リーズからレンタル中だったFWサルダール・アズムン、MFレナト・サンチェス、DFラスムス・クリステンセンのローンバックに、DFレオナルド・スピナッツォーラの契約満了による退団が濃厚だ。 そういった中、今夏のメルカートで焦点となりそうなのが、ルカク、アズムン退団に加えて引き抜きの噂が絶えないパウロ・ディバラ、売却の可能性が伝えられるタミー・エイブラハムの去就が注目される前線だ。 センターフォワードではリールのジョナサン・デイビッドが理想のターゲットとして名前が挙がるが、資金力やチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃した点でプレミアリーグを中心とする競合クラブ相手に太刀打ちができない。 これを受け、ブラガでプリメイラ・リーガ2位の21ゴールを挙げたシモン・バンザ、トゥールーズのエースストライカーであるタイス・ダリンガらが候補として名前が挙がる。 [4-3-3]をメインシステムで採用する中、手薄なウイングではユベントスのフェデリコ・キエーザをトップターゲットにナポリのマッテオ・ポリターノ、サッスオーロのアルマン・ロリエンテらデ・ロッシ監督のリクエストとみられるセリエAの選手。新SDのルートからリールのエドン・シェグロヴァ、ニースのジェレミー・ボガらが獲得候補に名を連ねる。 さらに、近年チームの泣き所となっているサイドバックでは指揮官が熱望するトリノのラウル・ベッラノーバ、古巣帰還に含み持たせるウェストハムのエメルソン・パルミエリが有力なターゲットに。その他ではギゾルフィ氏が推すリールのバフォデ・ディアキテ、スタッド・レンヌのゲラ・ドゥエらがプランBとして計画される。 その3つのポジションに比べて優先度は低いものの、補強の必要性があるポジションではGKルイ・パトリシオの退団で空く控えGKにレッチェのヴラディミーロ・ファルコーネ、デ・ロッシ監督が求める中盤の補強ではインテルのダビデ・フラッテージを理想に、SPAL時代の教え子でカリアリでプレーするマッテオ・プラーティにも関心を示している。 2024.06.08 17:38 Sat

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