アスレティック一筋19年のムニアインが今季限りでの退団を発表!「これがベストな決断」

2024.04.24 23:20 Wed
Getty Images
アスレティック・ビルバオは24日、元スペイン代表MFイケル・ムニアイン(31)が今季限りで退団することを発表した。

12歳でアスレティックの下部組織に入団したムニアインは、16歳7カ月の若さでヨーロッパリーグ予選でトップチームデビュー。その後、2019年に“ロス・レオネス”のキャプテンに任命されたワン・クラブ・マンは、本職の攻撃的MFとFWを主戦場にバスク純血主義を掲げるクラブを牽引。
15年間に及ぶアスレティック一筋のキャリアの中で、歴代2位の公式戦557試合に出場し、75ゴール70アシストを記録。2度のスーペルコパ・デ・エスパーニャ優勝に貢献。

2022年夏に3度目の就任となったエルネスト・バルベルデ監督の下では、当初こそ主力としてプレーしたが、昨季から徐々に先発出場の機会が減ると、今季はここまで801分の出場にとどまっていた。

それでもクラブに絶対的な忠誠を誓うムニアインは、若手選手にアドバイスを送るなど一切不満を露わにすることなく、率先してクラブを牽引。7日に行われたコパ・デル・レイ決勝のマジョルカ戦では延長戦から出場すると、PK戦では2番手のキッカーを務め、40年ぶりとなる優勝に大きく貢献した。
ムニアインは24日にクラブのSNSで投稿された動画内で、以下のようにコメントしている。

「12歳のときにアスレティックにやってきて、それから20年近く経った今日、15年間過ごしたトップチームを今シーズン限りで退団することを決断した」

「念願の25回目の優勝カップを手にし、40年ぶりにガバラ(はしけ船)に乗るという夢を叶えて、幸せな気持ちでここから旅立つよ。ファンやチームとの絆は、私たちが世界で唯一無二の存在であることを示している。とても難しい決断だったけれど、アスレティックにとっても僕自身にとっても、これがベストな決断だと思ってるよ」

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試合中にリフティング→10秒後にレッドカード…天才の退場劇にファンも失笑「プロとは呼べない」

レアル・ベティスの元フランス代表MFナビル・フェキルの退場劇に注目が集まっている。 ベティスは13日、ラ・リーガ第28節でアスレティック・ビルバオがとホームで対戦し、1-0で勝利した。この試合にトップ下で先発したフェキルは、メンバー交代の影響で70分過ぎから1トップにポジションを移すも、1点リードの80分に愚行を犯す。 左サイドのタッチライン際でボールを受けると、アスレティックの選手からのプレッシャーがないのをいいことに、胸トラップからそのままリフティングを開始。7回ほど続けた後、MFウィリアム・カルバーリョにパスを送った。 カルバーリョは再びフェキルに戻すと、フェキルはアスレティックのMFオスカル・デ・マルコスから“強め”のタックルを見舞われる。倒れたフェキルには、アスレティックのFWイケル・ムニアインが近づき、顔に触れながら忠告。すると、フェキルは怒り、倒れたままムニアインに蹴りを入れたことでレッドカードを提示された。 このプレーではMFオスカル・デ・マルコスにもイエローカードが提示されたものの、フェキルの愚行には「何してんの」、「プロとは呼べない」、「これ初めてじゃないのが…」とファンからも嘆きの声が上がっている。 なお、数的不利を背負ったベティスは、攻撃的なカードを切ってきたアスレティックの猛攻に遭ったものの何とか逃げ切り、フェキルが戦犯となることは免れた。 <span class="paragraph-title">【動画】リフティング→10秒後にレッドカード…前代未聞の退場劇</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Nabil Fekir went from juggling a football to receiving a red card in 10 seconds <a href="https://t.co/iJxghcSinM">pic.twitter.com/iJxghcSinM</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1503384081450487808?ref_src=twsrc%5Etfw">March 14, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.03.15 11:52 Tue

アスレティックがバルサとの激戦制して8強入り マルセリーノ「魔法がかった夜」

アスレティック・ビルバオの監督がマルセリーノ・ガルシア・トラル監督が歓喜した。 コパ・デル・レイ4回戦でバルセロナと対戦したアスレティックは開始2分にFWイケル・ムニアインのゴールで幸先よく先制したが、20分にFWフェラン・トーレスがバルセロナ移籍後初ゴール。86分に勝ち越してから後半アディショナルタイムにまたしても追いつかれたが、延長前半にムニアインがネットを揺らして、ベスト8に駒を進めた。 アスレティックの公式サイトによると、バルセロナとの120分にわたる激戦を制して、8強入りのマルセリーノ監督も試合後、喜びの感情を露わにした。 「サン・マメスでコパに臨む夜はいつだって特別だが、今夜は魔法がかったものだった」 「生きている限り、忘れることなどないだろうね。我々は素晴らしい相手に対して、試合のほとんどで優れていた」 MFペドリの後半アディショナルタイム弾にも下を向かず、諦めない姿勢が結実したマルセリーノ監督はまた、妥当な結果だとも主張している。 「開始早々にゴールを奪ってから追いつかれたが、自分たちに疑いなどなかった。ハーフタイムをリードして迎えるべきだったとも思う」 「そこから再びリードして、勝利まであと一歩のところで延長戦に持ち込まれたが、我々は立ち直った」 「ポゼッションを除くすべてのスタッツをみれば、我々の方が優れ、勝利に値したのを物語っている」 2022.01.21 15:20 Fri

バスク人の矜持! アスレティック主将ムニアインはコパ決勝敗戦後、1人でラ・レアルの優勝称える

先週末に行われた2019-20シーズンのコパ・デル・レイ決勝、アスレティック・ビルバオとレアル・ソシエダによるバスク・ダービーにおいて、敗れたアスレティック主将FWイケル・ムニアインがまさに圧巻の振る舞いを見せた。『ESPN』が伝えている。 今回の一戦は当初、2020年4月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって延期に。その後、一時はラ・リーガ同様に無観客開催での実施を検討していたが、滅多にないバスク・ダービーを愛するサポーターの前で戦いたい両クラブは、優勝チームに付与されるヨーロッパリーグ(EL)出場権を辞退してまで、有観客開催にこだわった。 しかし、1年近く経過した段階でもコロナウイルスの終息の目途が立たず、今月17日には2020-21シーズンの決勝戦(バルセロナvsアスレティック)が控えている事情もあり、最終的に両クラブは有観客での開催を断念。今月3日に中立地セビージャにて、一部ゲストと報道陣のみの入場を認めた無観客で戦うことになった。 その試合では見ごたえのある拮抗した攻防が繰り広げられた中、後半半ばにFWミケル・オヤルサバルが決めたPKによるゴールが決勝点となり、1-0で勝利したソシエダが33年ぶり3度目の優勝を果たした。 試合終了後には歓喜に沸くソシエダ陣営と、多くの選手がピッチに突っ伏すアスレティック陣営という、勝者と敗者のコントラストが明瞭に。 そして、敗れたアスレティックの多くの選手たちはセレモニー後、ピッチで大騒ぎするライバルをしり目に足早にロッカールームへと引き上げていった。 そういった中、唯一ピッチ上に残っていたのが、カピタンのムニアインだった。 ムニアインは準優勝チームに贈呈された盾を脇に抱えてソシエダのトロフィーリフトに合わせて惜しみない拍手を捧げた。さらに、両手を身体の前で組みながら歓喜に沸くライバルチームから目をそらさずに、最後まで敬意を示し続けた。 以前からバスク人としての連帯感を強調する両クラブは互いを尊重し、サポーター同士の関係性も良好であることが知られているが、敗戦直後にムニアインが見せた矜持はなかなか真似できない素晴らしい振る舞いだった。 なお、今回のムニアインの素晴らしい振る舞いによって、17日に控えるバルセロナとの今シーズンの決勝戦ではラ・レアルのサポーターからも盛大な後押しが期待できるかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】ムニアインはコパ決勝敗戦後、1人でラ・レアルの優勝称える</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Athletic Club captain Iker Muniain stayed to watch and applaud the entirety of Real Sociedad&#39;s trophy lift and celebrations.<br><br>Fuel for the next Copa del Rey final in two weeks <a href="https://t.co/JzmJiVcX1Y">pic.twitter.com/JzmJiVcX1Y</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1379084600480260103?ref_src=twsrc%5Etfw">April 5, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.04.07 00:15 Wed

「700億に値する」渦中のメッシが魅せた相手DF無効化FKに称賛集まる「インチ単位の信じられないゴール」

スペイン『エル・ムンド』によって、驚愕の契約内容がリークされたバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、その話題を払拭する完璧なゴールを記録した。 メッシは、2017年11月から契約が終了する2021年6月までの約4年の間に最大で5億5500万ユーロ(約705億円)という大型契約がリーク。この暴露が大きな話題を呼んでいた。 そんな中、1月31日に行われたラ・リーガ第21節のアスレティック・ビルバオ戦に先発出場したメッシは、20分に先制点となる直接FK弾を決めてみせた。 <div id="cws_ad"><script src="//player.daznservices.com/player.js#44a12140e3dda008f998a5a1a9.1tybkqliqmgvi1ndbmyxnzxqc3$videoid=kqsnfoak9xmc10mj41b6nzl3t" async></script></div> ペナルティーアーク手前でFKを獲得すると、自らキッカーを担当。アスレティックはメッシ対策として、壁の下にFWイケル・ムニアインが寝転がり、DFジェライ・アルバレスがゴール右のコースを消そうとゴールライン近くまでカバーに入った。 しかし、メッシはジェライがジャンプしても届かないゴール右上の完璧なコースにFKを叩き込み、見事な先制点を決めた。 これがバルセロナでの通算650ゴール目となったメッシだが、このスーパーなFKには、イギリス『SPORT BIBLE』が「アスレティックの選手がライン上にいるにも関わらず、メッシがインチ(25.4mm)単位の信じられないFKを決めた」と絶賛した。 さらに、かつてバルセロナでプレーした元イングランド代表FWガリー・リネカー氏は「メッシの昇給の時期かもしれない」と述べたほか、ファンからは「バルサがメッシに支払ったすべてのユーロに値する」と、試合前の騒ぎに乗っかったコメントも寄せられた。 試合はその後、1度同点に追いつかれたものの、FWアントワーヌ・グリーズマンのゴールで勝ち越したバルセロナが2-1で勝利。5連勝としてレアル・マドリーをかわし2位浮上を果たしている。 2021.02.01 11:45 Mon

バスク代表が今後、公式戦参加? 選手市場価値は欧州17位

将来的にバスク代表の公式戦参加が認められることになるかもしれない。 スペインとフランスにまたがるバスク地方では以前からスペインからの独立を求める運動が続いており、フットボール界においても、1988年に設立されたバスクサッカー連盟の下でバスク代表として活動している。 国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)への加盟が認められていないため、公式戦に参加することはできないが、今月のインターナショナルマッチウィークにはコスタリカ代表と非公式のトレーニングマッチを行い、2-1で勝利を収めている。 そのバスク代表は2018年12月にFIFAとUEFA加盟を目指していたが、スペインサッカー連盟(RFEF)が強硬に拒否したことで、このタイミングでの加盟は実現しなかった。 しかし、バスクサッカー連盟のルイス・マリ・エルストンド会長は中長期的に公式戦への参加が認められる可能性があると考えている。スペイン『マルカ』が伝えている。 エルストンド会長は先日にバスクのスポーツチームの国際大会への参加に向け、スペイン中央政府とバスク政府の間で予備的な合意があったとの注目の発言を行っていた。 しかし、今回のインタビューでは「自分の表現が悪かった」とその発言を訂正。ただ、「中長期的には別のチームとして受け入れられる可能性がある」と、バスク代表の公式戦出場に向けて楽観的な態度を示している。 また、FIFAとUEFA加盟に向けて最大の障壁となるRFEFのネガティブな反応に関しても、両政府による交渉が進んでいることを理由に、「正式なステータスにどれだけ近づいているかはわからない。だが、我々は近づいている」と同じく楽観的な姿勢を貫いている。 なお、ドイツ『transfermarkt』が伝えるところによれば、現時点でバスク代表のUEFA加盟が認められた場合、代表招集資格がある選手の市場価値はUEFA内で17位にランクインすることになり、スイス代表(現17位)やウェールズ代表(18位)よりも上に入るという。 さらに、現在スペイン代表で活躍するFWミケル・オヤルサバルやMFアンデル・エレーラが加わった場合、代表チームとしての市場価値はさらに上がるという。 ちなみに『transfermarkt』が現時点で選出したバスク代表のスタメン候補は以下の通り。 GK ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ) DF セサル・アスピリクエタ(チェルシー/イングランド) ジェライ・アルバレス(アスレティック・ビルバオ) イニゴ・マルティネス(アスレティック・ビルバオ) ユーリ・ベルチチェ(アスレティック・ビルバオ) MF アンデル・エレーラ(パリ・サンジェルマン/フランス) イゴール・スベルディア(レアル・ソシエダ) ミケル・メリノ(レアル・ソシエダ) FW イケル・ムニアイン(アスレティック・ビルバオ) イニャキ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ) ミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ) 2020.11.25 00:25 Wed

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バルセロナがアジョセ・ペレスを獲得候補に…今月30歳でスペイン代表デビュー&ユーロ2024招集のマルチアタッカー

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メンディリバルの言葉に滲む“監督業の苦悩”…スター選手の扱いに苦心したセビージャ時代「私では駄目なんだな…と」

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