ジャン=ルイ・ガセ監督が監督行引退を表明!「監督業はもう終わりだ」

2024.05.18 08:00 Sat
Getty Images
マルセイユジャン=ルイ・ガセ監督(70)が監督業からの引退することを発表した。

これまでモンペリエやサンテチェンヌ、ボルドーなど国内クラブで指揮を執ってきた老将のガセ監督は、2022年5月からコートジボワール代表の監督を歴任。今年1月に成績不振で解任されると、翌月にジェンナーロ・ガットゥーゾ前監督の後任としてマルセイユの指揮官に就任。
就任後は公式戦21試合で8勝3分け10敗とチームを建て直すには至らなかったが、ヨーロッパリーグ(EL)ではチームをベスト4まで導いていた。

19日に行われるリーグ・アン最終節のル・アーブル戦に向けた会見に臨んだガセ監督は、そのなかで今季限りで監督業を引退することを明かした。

「これが私のキャリア最後の試合になるだろう。私はこれからもサッカー界に残ることができると思っているが、監督業はもう終わりだ。ガーデニングを楽しむことはできない。OMの監督を務めたことは名誉なことだ。最高の形で終わりたい。オレンジ・ヴェロドロームでは鳥肌が立った。最後の試合に勝って、気持ちよく終わりたいね」

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就任濃厚から一転…ポルト退任のコンセイソン監督はマルセイユのオファーを保留か

ポルトを退任したセルジオ・コンセイソン監督(49)のマルセイユ行きは、雲行きが怪しくなっているようだ。 コンセイソン監督は2017年7月、現役時代もプレーしたポルトに指揮官として復帰。これまでプリメイラ・リーガを3度、タッサ・デ・ポルトガルを4度、タッサ・ダ・リーガを1度制覇するなど、クラブを11個のトロフィー獲得に導いた。 今シーズンはリーグ戦こそ3位フィニッシュとなったが、シーズン最終戦となったタッサ・デ・ポルトガル決勝で優勝。辣腕を振るう指揮官は今年4月末に2028年までの契約延長にサインしていたが、アンドレ・ビラス=ボアス氏の新会長就任に伴って状況が一変し、今シーズン限りでの退任が発表された。 そんなコンセイソン監督に対しては、ジャン=ルイ・ガセ監督が監督業からの引退を表明したマルセイユが接近。好条件を提示したとも報じられており、就任は決定的と見られていた。 しかし、フランス『RMCスポーツ』によると、現在に至るまでコンセイソン監督はオファーへの返事を保留している模様。ラツィオからの関心も取り沙汰される指揮官は、考える時間を求めているとのことだ。 一方で、新指揮官決定を急ぐマルセイユは他の指揮官を探す選択肢も検討し始めたとのこと。まだ具体的な名前は出ていないものの、コンセイソン監督の心変わりに備えているようだ。 2024.06.06 13:20 Thu

6季ぶりEL決勝ならずのマルセイユ指揮官「今日はアタランタの方が上だった。再戦機会があってもだ」

マルセイユを率いるジャン=ルイ・ガセ監督が敗戦の弁を述べた。 ヨーロッパリーグ準決勝でアタランタと激突したマルセイユ。ホームでの1stレグを1-1の引き分けに持ち込み、9日に敵地でのリターンレグに臨んだが、0-3で敗れ、2戦合計1-4で決勝進出を逃した。 『UEFA.com』によると、6季ぶりのファイナル行きが叶わなかったマルセイユ指揮官は接戦だった1stレグから一転して完敗の2ndレグに困惑しつつ、相手の力を素直に認めた。 「説明不可能だ。どうしたら次の週に向かっていけるのかわからないし、1週間前は互角の戦いをして決勝に進む可能性があったが、今日はあらゆるデュエルで敗れた。あれは今季のマルセイユを象徴するものだったと思う」 「あのクラブ(アタランタ)が非常にうまく機能しているという事実もある。あの監督は何年も指揮を執り、シーズンをかけてあの素晴らしいチームを築いた。今日は彼らの方が優れていたよ。再戦する機会があったとしてもだ」 <span class="paragraph-title">【動画】アタランタvsマルセイユ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Td4NbOFt4iI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.10 10:40 Fri

好機作るもホームで勝ち切れず、マルセイユ指揮官はEL1stレグの結果に「満足しているわけではない」

マルセイユのジャン=ルイ・ガセ監督が、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝の一戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えている。 2日にホームでアタランタとのEL準決勝1stレグを迎えたマルセイユは、11分に失点を許すもすぐさまセットプレーの流れからDFシャンセル・ムベンバが得点を記録して同点に。ホームで逆転したいところだったが、後半にはオフサイドでゴールが取り消されるなどあと一歩が出ず、1-1のドローに終わった。 この結果、EL決勝進出のためには敵地での2ndレグで勝利する必要があるガセ監督は、結果に満足せずもチームのパフォーマンスを評価している。 「この結果に完全に満足しているわけではない。2-1で試合に勝つチャンスが2、3回あったのだからね。もし、チャンスを活かしていれば、私は試合に満足していたかもしれない」 「とはいえ、まだイーブンの状況でハーフタイムに入ったようなものだ。我々はイタリアでも、全力を尽くすつもりでいる。今夜は我々が、彼らにとって危険な存在になり得るとわかった」 2024.05.03 11:40 Fri

ケガ人続出&5連敗の流れからELベスト4…マルセイユ指揮官「このヨーロッパでの2本勝負で大事なのは突破できるかだけ」

マルセイユのジャン=ルイ・ガセ監督がヨーロッパリーグ(EL)4強入りにコメントした。 準々決勝でベンフィカと激突し、敵地での1stレグを1-2で落としたマルセイユだが、18日にホームで行われたリターンレグを1-0で勝ち切り、延長戦に。最後はPK戦にもつれたが、4-2で制して7季ぶりのベスト4進出を決めた。 70歳のフランス人指揮官は『UEFA.com』で「1-2で落とした1stレグでもチャンスがあった」と振り返り、平常心を保った戦いぶりがこの結果に繋がったと評価。厳しい台所事情や、この試合までの公式戦5連敗にも言及している。 「90分以内にゴールを決める必要があるなか、理想どおりだったが、ベンフィカも非常に優れ、なおかつ成熟したチームであり、我々はかなり走らされてしまったよ。だが、パニックにならず、120分にわたって一貫したスピリットをもってしてプレーを続け、PK戦に持ち込んだ」 「起用可能な選手がいないポジションもあり、何人かの若い選手を使わざるを得なかった。だが、アカデミーにも優秀な選手がたくさんいて、これからのシーズン終了までに何人かを使っていくつもりだ。5連敗にはビジャレアルやベンフィカとの試合も含まれるが、このヨーロッパでの2本勝負で大事なのは突破できるかだけだ」 2024.04.19 11:45 Fri

マルセイユにCBクライシス…メイテが今季絶望へ

マルセイユのU-23コートジボワール代表DFバモ・メイテが、今シーズン中の復帰が絶望的となるケガを負ったようだ。フランス『La Provence』が報じている。 メイテはクラブでのトレーニング中にFWルイス・エンヒキとの接触プレーで負傷。足首の捻挫に加え、断裂は免れたもののヒザにケガを負ったという。そして、この負傷によって今シーズン中の復帰は絶望的な状況だという。 昨夏、ロリアンから買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入したメイテは、ここまで公式戦25試合に出場。ジャン=ルイ・ガセ監督の就任以降は出場機会を増やしていた。 チームではMFヴァランタン・ロンジェ、DFサミュエル・ジゴ、DFアミル・ムリージョ、MFビラル・ナディルが長期離脱を強いられており、メイテはこのリストに新たに加わることになる。 また、今回のメイテの離脱によって主力クラスでコンディションに問題がない選手はDFレオナルド・バレルディ、DFシャンネル・ムベンバの2選手のみとなり、リーグ・アンとヨーロッパリーグの重要な戦いに向けて大きな不安を残す。 2024.03.23 23:34 Sat

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ブライトンの監督退任のデ・ゼルビ氏、マルセイユの新監督就任が近づく? 3年契約、違約金は約10億円か

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの監督を退任したロベルト・デ・ゼルビ氏(45)が、マルセイユの監督就任に近づいているという。フランス『レキップ』が伝えた。 フォッジャ、パレルモ、ベネヴェント、サッスオーロとイタリアクラブを指揮し、その後シャフタール・ドネツクで指揮したデ・ゼルビ監督。2022年9月にグレアム・ポッター監督が退任した後、ブライトンの監督に就任した。 2022-23シーズンはクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュ。クラブ初となるヨーロッパリーグ(EL)出場を果たすと、2023-24シーズンはそのELでラウンド16に進出。一方で、ケガ人が続出したチームはプレミアリーグで苦戦。日本代表MF三笘薫も腰を痛めて長期離脱となっており、チームは11位でシーズンを終えていた。 電撃的にブライトンの監督を退任したデ・ゼルビ氏。今後の去就が注目される中、ここに来てマルセイユが強い関心を示しているという。 当初、マルセイユはポルトの監督を退任したセルジオ・コンセイソン氏を招へいするとみられていたが、ここに来て方向転換。デ・ゼルビ氏の招へいに力を注いでいるという。 移籍市場に精通しているジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、3年契約で合意する予定と詳細を伝えており、600万ユーロ(約10億1800万円)をブライトンに支払って監督に迎えるつもりのようだ。 2024.06.13 22:15 Thu

ガスペリーニ監督直々のご指名…アタランタがアルゼンチン代表CBバレルディに関心

アタランタがマルセイユのアルゼンチン代表DFレオナルド・バレルディ(25)に関心を寄せ始めたようだ。 バレルディは最新のアルゼンチン代表メンバーに名を連ねるセンターバック。19歳で加入したドルトムントには定着できず、20-21シーズンからマルセイユへ移り、今季はヨーロッパリーグ(EL)準決勝・アタランタ戦に出場した。 左右両足を遜色なく操るビルドアップ能力、対人能力、リーダーシップ等はいま欧州で高く評価されているようで、つい先日にはフランス国内で「バレルディにアトレティコ・マドリーから関心」との報道も。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやらアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、自らの目で確かめた上でバレルディを気に入った様子。具体的な情報はないが、大変大きな感銘を受けた様子と伝えられる。 イタリア系でパスポートも保有するバレルディの市場価値は推定2000万ユーロ(約33.9億円)、マルセイユとの契約は2026年6月までとなっている。 2024.06.13 13:55 Thu

アトレティコ、マルセイユのアルゼンチン代表CBに関心か?

アトレティコ・マドリーが、マルセイユのアルゼンチン代表DFレオナルド・バレルディ(25)の獲得に動いているようだ。 今夏の移籍市場でレアル・ソシエダのスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンを筆頭にセンターバックの補強に動くアトレティコ。さらに、その候補リストにはディエゴ・シメオネ監督の同胞DFの名前もあるようだ。 ボカ・ジュニアーズの下部組織出身でドルトムントを経て2020年7月にマルセイユ入りしたバレルディは、現代型のセンターバックとしてリーグ・アンでもトップクラスの評価を得ている。 アルゼンチン出身のセンターバックらしいタフな対人守備に加え、両足を遜色なく操る安定したビルドアップ能力、リーダーシップを兼ね備える。また、3バックと4バックでプレー可能な点もアトレティコの興味を引く一因となっている。 フランス『レキップ』によると、アトレティコは現時点で具体的なオファーを掲示していないが、2026年まで契約を残す25歳を最大のターゲットの一人と目しているとのことだ。 なお、マルセイユサイドはバレルディをディフェンスリーダーの一人と考えており、給与面を改善した2028年までの延長オファーを掲示し、アトレティコを含めた国外の強豪クラブからの関心をかわそうと試みている。 2024.06.08 16:32 Sat

就任濃厚から一転…ポルト退任のコンセイソン監督はマルセイユのオファーを保留か

ポルトを退任したセルジオ・コンセイソン監督(49)のマルセイユ行きは、雲行きが怪しくなっているようだ。 コンセイソン監督は2017年7月、現役時代もプレーしたポルトに指揮官として復帰。これまでプリメイラ・リーガを3度、タッサ・デ・ポルトガルを4度、タッサ・ダ・リーガを1度制覇するなど、クラブを11個のトロフィー獲得に導いた。 今シーズンはリーグ戦こそ3位フィニッシュとなったが、シーズン最終戦となったタッサ・デ・ポルトガル決勝で優勝。辣腕を振るう指揮官は今年4月末に2028年までの契約延長にサインしていたが、アンドレ・ビラス=ボアス氏の新会長就任に伴って状況が一変し、今シーズン限りでの退任が発表された。 そんなコンセイソン監督に対しては、ジャン=ルイ・ガセ監督が監督業からの引退を表明したマルセイユが接近。好条件を提示したとも報じられており、就任は決定的と見られていた。 しかし、フランス『RMCスポーツ』によると、現在に至るまでコンセイソン監督はオファーへの返事を保留している模様。ラツィオからの関心も取り沙汰される指揮官は、考える時間を求めているとのことだ。 一方で、新指揮官決定を急ぐマルセイユは他の指揮官を探す選択肢も検討し始めたとのこと。まだ具体的な名前は出ていないものの、コンセイソン監督の心変わりに備えているようだ。 2024.06.06 13:20 Thu

オーバメヤンがEL最優秀選手に輝く! 最優秀若手選手は2年連続でヴィルツが受賞

欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、2023-24シーズンのヨーロッパリーグ(EL)最優秀選手として、マルセイユの元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンを選出した。 6季ぶりの決勝進出を目指したマルセイユだが、準決勝でアタランタに2戦合計1-4で敗戦。それでも34歳を迎えたベテランFWは、今シーズンのELで13試合に出場し10得点を記録。2位のローマのベルギー代表FWロメル・ルカクに2点差をつけて得点王に輝いた。 また、EL最優秀若手選手にはEL11試合に出場して4得点4アシストを記録したレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(21)を選出。ヴィルツは2022-23シーズンのELでも同賞を獲得しており、2年連続の受賞となった。 そのほか、[3-4-3]の布陣に合わせて選出された今大会のベストイレブンでは、GKにローマのベスト4入りに貢献したミル・スヴィラールを選出。3バックは、優勝したアタランタからベラト・ディムスティ、準優勝のレバークーゼンからヨナタン・ター、ベスト4のローマからジャンルカ・マンチーニを選出した。 中盤では優勝したアタランタからトゥン・コープマイネルスとマッテオ・ルッジェーリ、準優勝のレバークーゼンからジェレミー・フリンポンとグラニト・ジャカを選出。 3トップには得点王と最優秀選手賞を獲得したマルセイユのオーバメヤンと最優秀若手選手に輝いたヴィルツに加え、ハットトリックでアタランタをEL優勝に導いたFWアデモラ・ルックマンが選ばれた。 2024.05.25 00:40 Sat

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