福田師王のエラシコが上手すぎる?チームメイトが思わず抜かれたDFを気遣う「リスペクトしてあげて」

2024.03.27 17:50 Wed

福田師王の関連記事

【ブンデスリーガ日本人選手】ブンデス通算384試合目の出場となった長谷部のラストマッチはフランクフルトが2点差を追いつきドロー決着…

ブンデスリーガ最終節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、最終節では板倉、伊藤、堂安が先発出場、長谷部、浅野、福田師王、原口元気が途中出場している。 今季限りでの引退を表明している長谷部がベンチスタートとなったフランクフルトは、ホームでRBライプツィヒと対戦。スコアが動いたのは41分、ドリブルでボックス左から侵入したシャビ・シモンズがゲッツェに倒され、ライプツィヒがPKを獲得。このPKをシャビ・シモンズ自身がゴール中央に決めた。 先制を許したフランクフルトは、後半開始早々に再び失点する。46分、自陣でのボール奪取からカウンターを狙うと、ザイヴァルトの縦パスをバイタルエリア中央で受けたシェシュコが右足一閃。強烈なミドルシュートがゴール左に突き刺さった。 2点を追う展開となったフランクフルトは56分、セットプレーのから二次攻撃を仕掛けると、ボックス右横でこぼれ球を拾ったクナウフのクロスをエキティケがヘディングシュートを叩き込み、1点を返す。 さらにフランクフルトは77分、強引な突破でボックス右深くまで侵入したマーモウシュがヘンリクスに倒されると、オンフィールドレビューの末にPKを獲得。これをマーモウシュ自身が決め、同点に追いついた。 試合を振り出しに戻したフランクフルトは、後半アディショナルタイムにチャイビとゲッツェを下げてとなる現役ラストマッチとなる長谷部と、同じく今季限りでの引退を表明しているローデを投入。 結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。ブンデス通算384試合目となった長谷部のラストマッチはドロー決着で幕を閉じた。 また、伊藤が先発したシュツットガルトと板倉が先発したボルシアMGによる日本代表対決は、23分にスコアが動く。ボックス中央で受けたギラシーの落としをボックス左で受けたミロがクロスをゴール前にポジションを取り直したギラシーがヘディングでゴールに叩き込み、シュツットガルトが先制した。 先制したシュツットガルトは31分にも、カラソルのパスをペナルティアーク右前で受けたギラシーが素早いターンでライツをかわし、ボックス内に侵入。カットインから左足を振り抜くと、これが右ポストに当たりゴールに吸い込まれた。 2-0で迎えた後半もシュツットガルトが主導権を握ると、75分に再びスコアを動かす。ウンダブのパスで右サイドを抜け出したギラシーがボックス内まで切り込み折り返しを供給。これを逆サイドから走り込んだチョン・ウヨンがダイレクトシュートで流し込んだ。 3点を追うボルシアMGは79分にコネを下げて福田を投入。対するシュツットガルトは80分に伊藤を下げると。83分に追加点。センターライン付近でボールを受けた14がドリブルで相手ボックス内まで切り込むと、ボックス右から強烈なシュートをニアサイドに突き刺した。 その後、4点差としたシュツットガルトは85分に今季限りでの退団が発表された原口を投入。結局、試合はそのまま4-0でシュツットガルトが大勝。同時刻開催のバイエルンが敗れたため、クラブ最高位タイとなる2位でシーズンを終えた。 その他、浅野が67分からプレーしたボーフムはアウェイでブレーメンと対戦し1-4で敗戦。堂安がフル出場したフライブルクはアウェイでウニオン・ベルリンと対戦し1-2で敗戦。堂安は85分に今季7ゴール目を記録した。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽5/18 シュツットガルト 4-0 ボルシアMG ◆フル出場 ★福田師王[ボルシアMG] ▽5/18 シュツットガルト 4-0 ボルシアMG ◆79分からプレー ★長谷部誠[フランクフルト] ▽5/18 フランクフルト 2-2 RBライプツィヒ ◆101分からプレー ★堂安律[フライブルク] ▽5/18 ウニオン・ベルリン 2-1 フライブルク ◆フル出場 ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽5/18 シュツットガルト 2-2 ボルシアMG ◆80分までプレー ★原口元気[シュツットガルト] ▽5/18 シュツットガルト - ボルシアMG ◆85分からプレー ★浅野拓磨[ボーフム] ▽5/18 ブレーメン 4-1 ボーフム ◆67分からプレー 2024.05.19 01:20 Sun

福田師王が松葉杖姿? 今季7点目を決めた試合で負傷交代も大事に至らずか

ボルシアMGのU-23日本代表FW福田師王がチームを勝利に導く活躍を見せたが、心配な姿を見せていたという。ドイツ『ビルト』が伝えた。 今年1月にボルシアMGのファーストチームに昇格した福田。ブンデスリーガでデビューを果たすなどしている一方で、主戦場はセカンドチームが戦うレギオナルリーガ・ヴェスト(ドイツ4部)となっている。 その福田は28日に行われた第31節のデュッセルドルフⅡとのリーグ戦に先発出場。すると9分にゴールを記録し、今季7点目を記録。チームも0-3で勝利を収め、降格圏から離れることに成功している。 残り3試合となり、レギオナルリーガ残留に向けて大きな勝ち点獲得に貢献した福田だが、試合ではハーフタイムに負傷交代していたとのことだ。 さらに『ビルト』によれば、試合を終えて戻ってきた際、福田は松葉杖をつきながらドレッシングルームに入っていったという。 ただ、大ケガではないとのこと。『ビルト』は「被膜損傷だった」と伝え、数日間の休養でプレーに復帰できるとしている。 <span class="paragraph-title">【動画】福田師王が今季7点目! ニアを撃ち抜き残留に向けて貢献</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="2lNezRaYkfI";var video_start = 40;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.30 22:20 Tue

板倉、福田が出場のボルシアMG、ホッフェンハイムと壮絶な打ち合いも劇的被弾で連敗…【ブンデスリーガ】

ボルシアMGは20日、ブンデスリーガ第30節でホッフェンハイムと対戦し3-4で敗戦した。ボルシアMGのDF板倉滉は93分までプレー、FW福田師王は93分からプレーしている。 前節ドルトムントに惜敗した11位ボルシアMG(勝ち点31)が、9位ホッフェンハイム(勝ち点36)のホームに乗り込んだ一戦。ボルシアMGの板倉は引き続き[3-4-3]のボランチで先発、福田は7試合ぶりのベンチ入りを果たした。 立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ボルシアMGは32分にピンチ。プロメルの右クロスをファーサイドのバイアーがダイビングヘッドで合わせたが、このシュートは右ポストに弾かれた。 直後の34分にプレアが最初の決定機を迎えたボルシアMGだったが、36分に失点する。後方からのビルドアップのボールをグリリッチュにカットされると、こぼれ球をボックス左手前で拾ったクラマリッチの折り返しをボックス中央で受けたヴェグホルストにシュートを決められた。 先制を許したボルシアMGだったが、すぐに反撃に出る。39分、中盤での激しいボールの奪い合いからネッツが前線にボールを送ると、最前線のプレアがDFの裏へワンタッチパス。これに反応したハックがそのままゴール前まで切り込むと、左足でゴールネットを揺らした。 ハーフタイムにかけては幾つかピンチのあったボルシアMGだったが、同点のまま前半を終えた。 迎えた後半、ボルシアMGは開始早々の50分にピンチ。ボックス左から侵入したバイアーの折り返しをニアに走り込んだヴェグホルストが合わせると、これは左ポストを直撃。さらにこぼれ球をクラマリッチが狙ったが、これはGKニコラスの好セーブで難を逃れた。 ピンチを凌いだボルシアMGだったが、劣勢の展開が続くと58分に勝ち越しを許す。左サイドから中央に切り込んだスコフの横パスを受けたプロメルがボックス右手前から右足一閃。このシュートがゴール左に突き刺さった。 勝ち越しを許したボルシアMGは、66分にも自陣でのボールロストからショートカウンターを許すと、ペナルティアーク手前まで切り込んだオザン・カバクに強烈なミドルシュートをゴール左に決められた。 2点を追う展開となったボルシアMGは、69分にクヴァンカラ、エングム、スカリーを投入する3枚替えを敢行。すると78分、左クロスの流れたボールをボックス右で拾ったスカリーのクロスをハックがヘディングで流し込んだ。 さらにボルシアMGは90分にも、右CKの二次攻撃からヴァイグルのパスをボックス右で受けたハックが、クロスを警戒したGKバウマンの意表を突いて直接ゴールを狙うと、右ポストを掠めたシュートがゴールに吸い込まれ、ハットトリックを達成した。 このまま試合終了かと思われたが、ボルシアMGは直後に失点を許す。ベッカーのパスをボックス左で受けたベブが縦への仕掛けからマイナスに折り返すと、中央でフリーのシュタハがゴール右にシュートを突き刺した。 ボルシアMGは93分に板倉を下げて福田を投入したが、試合はそのまま3-4で終了し、リーグ戦連敗となった。 2024.04.21 00:45 Sun

板倉、福田が出場のボルシアMG、ホッフェンハイムと壮絶な打ち合いも劇的被弾で連敗…【ブンデスリーガ】

ボルシアMGは20日、ブンデスリーガ第30節でホッフェンハイムと対戦し3-4で敗戦した。ボルシアMGのDF板倉滉は93分までプレー、FW福田師王は93分からプレーしている。 前節ドルトムントに惜敗した11位ボルシアMG(勝ち点31)が、9位ホッフェンハイム(勝ち点36)のホームに乗り込んだ一戦。ボルシアMGの板倉は引き続き[3-4-3]のボランチで先発、福田は7試合ぶりのベンチ入りを果たした。 立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ボルシアMGは32分にピンチ。プロメルの右クロスをファーサイドのバイアーがダイビングヘッドで合わせたが、このシュートは右ポストに弾かれた。 直後の34分にプレアが最初の決定機を迎えたボルシアMGだったが、36分に失点する。後方からのビルドアップのボールをグリリッチュにカットされると、こぼれ球をボックス左手前で拾ったクラマリッチの折り返しをボックス中央で受けたヴェグホルストにシュートを決められた。 先制を許したボルシアMGだったが、すぐに反撃に出る。39分、中盤での激しいボールの奪い合いからネッツが前線にボールを送ると、最前線のプレアがDFの裏へワンタッチパス。これに反応したハックがそのままゴール前まで切り込むと、左足でゴールネットを揺らした。 ハーフタイムにかけては幾つかピンチのあったボルシアMGだったが、同点のまま前半を終えた。 迎えた後半、ボルシアMGは開始早々の50分にピンチ。ボックス左から侵入したバイアーの折り返しをニアに走り込んだヴェグホルストが合わせると、これは左ポストを直撃。さらにこぼれ球をクラマリッチが狙ったが、これはGKニコラスの好セーブで難を逃れた。 ピンチを凌いだボルシアMGだったが、劣勢の展開が続くと58分に勝ち越しを許す。左サイドから中央に切り込んだスコフの横パスを受けたプロメルがボックス右手前から右足一閃。このシュートがゴール左に突き刺さった。 勝ち越しを許したボルシアMGは、66分にも自陣でのボールロストからショートカウンターを許すと、ペナルティアーク手前まで切り込んだオザン・カバクに強烈なミドルシュートをゴール左に決められた。 2点を追う展開となったボルシアMGは、69分にクヴァンカラ、エングム、スカリーを投入する3枚替えを敢行。すると78分、左クロスの流れたボールをボックス右で拾ったスカリーのクロスをハックがヘディングで流し込んだ。 さらにボルシアMGは90分にも、右CKの二次攻撃からヴァイグルのパスをボックス右で受けたハックが、クロスを警戒したGKバウマンの意表を突いて直接ゴールを狙うと、右ポストを掠めたシュートがゴールに吸い込まれ、ハットトリックを達成した。 このまま試合終了かと思われたが、ボルシアMGは直後に失点を許す。ベッカーのパスをボックス左で受けたベブが縦への仕掛けからマイナスに折り返すと、中央でフリーのシュタハがゴール右にシュートを突き刺した。 ボルシアMGは93分に板倉を下げて福田を投入したが、試合はそのまま3-4で終了し、リーグ戦連敗となった。 2024.04.21 00:45 Sun

鎌田大地はやはり退団の意志が固い? 3試合連続先発で序列に変化も延長OPは行使せずか…新天地にはドイツ2クラブも浮上

クラブ内での序列に変化が出始めている日本代表MF鎌田大地(27)だが、やはり今シーズン限りでラツィオを退団する見込みだという。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。 フランクフルトを退団し今シーズンからラツィオに加入した鎌田。セリエA初挑戦となった今シーズンは、開幕からスタメン起用され、第3節で初ゴールを記録するなど、順調なスタートを切ったかに思われた。 しかし、徐々に出番が減り、ベンチスタートが増えた中、マウリツィオ・サッリ監督の下ではチャンスに恵まれない状況に。1月には移籍の話もあったが残留するなどした中、そのサッリ監督が成績不振でチームを離れ、イゴール・トゥドール監督が就任した。 すると、トゥドール監督は鎌田を評価。リーグ戦では3試合連続で先発起用され、80分、90分、90分と多くの時間を与えられている。 加えて、10番を背負うMFルイス・アルベルトが退団の意志を示し、ライバルが1人減る展開に。それでも、鎌田は1年契約を全うしてラツィオを離れると見られている。 鎌田とラツィオの契約は1年だが、延長オプションも付帯しているとのこと。ただ、このオプションを発動する権利はクラブ側ではなく、鎌田側が持っているとのことで、現時点で行使する意思がないようだ。 なお、鎌田の新天地にはドイツの2クラブが浮上。昨シーズンまでプレーしたフランクフルト、そして予てから獲得に関心を持っており、日本代表DF板倉滉、U-23日本代表FW福田師王が所属するボルシアMGの名前が挙がっている。 2024.04.15 12:45 Mon

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ボーフム残留の立役者・シュテーガーがボルシアMG加入! 「ハングリー精神にあふれている」

ボルシアMGは4日、ボーフムを退団した元オーストリア代表MFケビン・シュテーガー(30)の加入を発表した。メディカルチェックパスを条件にフリートランスファー加入で合意の同選手は、2027年6月30日までの3年契約にサイン予定だ。 先日、契約満了に伴いボーフム退団が発表されていた中、ボルシアMGへのステップアップを果たしたオーストリア人MFは、「チームやコーチ陣と知り合うのが楽しみだし、全力を尽くしたい。ハングリー精神にあふれているし、一緒に成功を成し遂げたいと思っているよ」と新天地での意気込みを語った。 シュツットガルトでファーストチームデビューを飾ったシュテーガーは攻撃的MFやセントラルMF、左サイドを主戦場とする左利きのプレーメーカー。 これまでカイザースラウテルン、パーダーボルン、ボーフムと、ドイツ2部のクラブを渡り歩いてきたが、2018年夏に加入したデュッセルドルフで待望のブンデスリーガデビューを飾った。その後、マインツでの活躍を経て2022年夏に古巣ボーフムへ帰還。 今シーズンはレギュラーシーズンでいずれもチーム最多の7ゴール9アシストを記録。さらに、フォルトゥナ・デュッセルドルフとの昇格・降格プレーオフでは0-3で迎えた2ndレグで1ゴール2アシストに加え、PK戦でも5人目のキッカーとして成功させ、奇跡の残留の立役者となっていた。 2024.06.04 18:41 Tue

チェルシー保有ハッチンソンにオランダ&ドイツのCL組が関心…今季イプスウィッチで昇格貢献の20歳

チェルシー保有のジャマイカ代表FWオマリ・ハッチンソン(20)。レンタル先のイプスウィッチ・タウンでプレミアリーグ昇格に貢献も、夏でイングランドを離れる可能性もあるようだ。 ハッチンソンはイングランド生まれのジャマイカ代表ウインガー。アーセナルの下部組織で育まれたのち、22年7月にチェルシーへ。現在U-21チームに籍を置く一方、今季チャンピオンシップ(イングランド2部)のイプスウィッチへレンタル移籍する。 ここではリーグ戦44試合出場10得点6アシスト。シーズンが深まるにつれてジョーカー要員から不動のスタメンとなり、最終的に2部昇格から1年でのプレミア昇格に貢献した。 オランダ『Voetbal International』によると、そんなハッチンソンは今夏フェイエノールトかアヤックスへ完全移籍する可能性があるとのこと。多くの選手を売却したいチェルシーがハッチンソンの完全移籍放出にも前向きなのは間違いないとみられている。 イプスウィッチが買い取りに動くかどうかは現状不明だが、ハッチンソンにはドイツからシュツットガルト、ボルシアMGも関心を寄せているとのことだ。 なお、ハッチンソンとイプスウィッチのレンタル契約は今月31日までとなっている。 2024.05.22 13:05 Wed

【ブンデスリーガ日本人選手】ブンデス通算384試合目の出場となった長谷部のラストマッチはフランクフルトが2点差を追いつきドロー決着…

ブンデスリーガ最終節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、最終節では板倉、伊藤、堂安が先発出場、長谷部、浅野、福田師王、原口元気が途中出場している。 今季限りでの引退を表明している長谷部がベンチスタートとなったフランクフルトは、ホームでRBライプツィヒと対戦。スコアが動いたのは41分、ドリブルでボックス左から侵入したシャビ・シモンズがゲッツェに倒され、ライプツィヒがPKを獲得。このPKをシャビ・シモンズ自身がゴール中央に決めた。 先制を許したフランクフルトは、後半開始早々に再び失点する。46分、自陣でのボール奪取からカウンターを狙うと、ザイヴァルトの縦パスをバイタルエリア中央で受けたシェシュコが右足一閃。強烈なミドルシュートがゴール左に突き刺さった。 2点を追う展開となったフランクフルトは56分、セットプレーのから二次攻撃を仕掛けると、ボックス右横でこぼれ球を拾ったクナウフのクロスをエキティケがヘディングシュートを叩き込み、1点を返す。 さらにフランクフルトは77分、強引な突破でボックス右深くまで侵入したマーモウシュがヘンリクスに倒されると、オンフィールドレビューの末にPKを獲得。これをマーモウシュ自身が決め、同点に追いついた。 試合を振り出しに戻したフランクフルトは、後半アディショナルタイムにチャイビとゲッツェを下げてとなる現役ラストマッチとなる長谷部と、同じく今季限りでの引退を表明しているローデを投入。 結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。ブンデス通算384試合目となった長谷部のラストマッチはドロー決着で幕を閉じた。 また、伊藤が先発したシュツットガルトと板倉が先発したボルシアMGによる日本代表対決は、23分にスコアが動く。ボックス中央で受けたギラシーの落としをボックス左で受けたミロがクロスをゴール前にポジションを取り直したギラシーがヘディングでゴールに叩き込み、シュツットガルトが先制した。 先制したシュツットガルトは31分にも、カラソルのパスをペナルティアーク右前で受けたギラシーが素早いターンでライツをかわし、ボックス内に侵入。カットインから左足を振り抜くと、これが右ポストに当たりゴールに吸い込まれた。 2-0で迎えた後半もシュツットガルトが主導権を握ると、75分に再びスコアを動かす。ウンダブのパスで右サイドを抜け出したギラシーがボックス内まで切り込み折り返しを供給。これを逆サイドから走り込んだチョン・ウヨンがダイレクトシュートで流し込んだ。 3点を追うボルシアMGは79分にコネを下げて福田を投入。対するシュツットガルトは80分に伊藤を下げると。83分に追加点。センターライン付近でボールを受けた14がドリブルで相手ボックス内まで切り込むと、ボックス右から強烈なシュートをニアサイドに突き刺した。 その後、4点差としたシュツットガルトは85分に今季限りでの退団が発表された原口を投入。結局、試合はそのまま4-0でシュツットガルトが大勝。同時刻開催のバイエルンが敗れたため、クラブ最高位タイとなる2位でシーズンを終えた。 その他、浅野が67分からプレーしたボーフムはアウェイでブレーメンと対戦し1-4で敗戦。堂安がフル出場したフライブルクはアウェイでウニオン・ベルリンと対戦し1-2で敗戦。堂安は85分に今季7ゴール目を記録した。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽5/18 シュツットガルト 4-0 ボルシアMG ◆フル出場 ★福田師王[ボルシアMG] ▽5/18 シュツットガルト 4-0 ボルシアMG ◆79分からプレー ★長谷部誠[フランクフルト] ▽5/18 フランクフルト 2-2 RBライプツィヒ ◆101分からプレー ★堂安律[フライブルク] ▽5/18 ウニオン・ベルリン 2-1 フライブルク ◆フル出場 ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽5/18 シュツットガルト 2-2 ボルシアMG ◆80分までプレー ★原口元気[シュツットガルト] ▽5/18 シュツットガルト - ボルシアMG ◆85分からプレー ★浅野拓磨[ボーフム] ▽5/18 ブレーメン 4-1 ボーフム ◆67分からプレー 2024.05.19 01:20 Sun

ボルシアMGvsフランクフルトはドロー…板倉vs長谷部は実現せず【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第33節のボルシアMGvsフランクフルトが11日に行われ、1-1の引き分けに終わった。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場、フランクフルトのDF長谷部誠はベンチ入りも出場機会はなかった。 リーグ戦4試合勝利のない13位ボルシアMG(勝ち点33)は、前節ドローに終わったブレーメン戦のスタメンからGKニコラスに代えて守護神オムリンを4試合ぶりに起用。板倉は3バックの右でスタメン出場した。 一方、2連敗中の6位フランクフルト(勝ち点45)は、惨敗した前節のレバークーゼン戦のスタメンからエンクンクに代えてクナウフをスタメンで起用した。長谷部はベンチスタートとなっている。 試合は早い時間にスコアが動く。ボルシアMGは9分、GKオムリンのロングフィードを左サイドで収めたスカリーがドリブルでボックス左まで侵入。折り返しを走り込んだハックが右足で合わせると、このシュートがゴール左隅に吸い込まれた。 先制を許したフランクフルトだが、徐々にボール支配率を高めていく。すると35分、相手の中途半端なクリアを敵陣中盤でカットしたディナ・エビンベがボックス手前まで持ち上がると、ゴール前のエキティケとのパス交換からボックス中央まで侵入したディナ・エビンベがゴール左隅にシュートを流し込んだ。 迎えた後半は立ち上がりからフランクフルトが主導権を握る。50分にはゲッツェがボックス右から供給したループパスのこぼれ球をチャイビが右ボレーで合わせたが、これは板倉のブロックに防がれた。 対するボルシアMGは58分、ディナ・エビンベのバックパスを中盤でカットしたクヴァンカラがボックス左手前まで切り込みシュート。ゴール右隅を狙ったシュートはわずかにゴール右に外れた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。結局、最後までスコアは動かず1-1のまま試合終了。ボルシアMGはホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかった。 2024.05.12 00:37 Sun

ボルシアMG、ヘアマンに続き在籍18年の34歳DFヤンチュケが今季限りで現役引退…

ボルシアMGは4月30日、ドイツ人DFトニー・ヤンチュケ(34)の今シーズン限りでの現役引退を発表した。 なお、2006年にドレスデン・ノルトからユースチームに加入して以降、クラブ一筋のキャリアを歩んだ34歳DFは、来シーズンからコーチングスタッフとしてクラブに残留することが決まっている。 1週間前の元ドイツ代表MFパトリック・ヘアマン(33)に続いて今季限りでスパイクを脱ぐことを決断した“フースバールゴット”の愛称で知られるヤンチュケは、クラブ公式サイトを通じて以下のコメントを残している。 「この夏、ボルシアのプレーヤーとしての僕の旅に終止符が打たれることを、とても誇りに思う」 「僕は常に誠実で率直で献身的であることを心がけ、プレー中は自分の身体を含むすべてを危険にさらしてきた。過去数年間は浮き沈み、手術、リハビリテーションに特徴づけられてきたため、このことが影響を及ぼし始めていることは言うまでもない。それにもかかわらず、僕は仲間を応援したり、相談に耳を傾けたり、悪いジョークを言ったりして、できる限り最高のチームメイトになろうと努力してきた」 「ボルシア・メンヒェングラートバッハの関係者全員に感謝したい。クラブは自分に夢見ていた以上のことを達成する機会を与えてくれたし、引退後もこの成功をさらに発展させる機会を与えてくれた」 「ボルシア・ファミリーがこれほど大きくて情熱的なコミュニティに成長した唯一の理由は、僕ら全員がクラブに対する情熱を通じて団結しているからだ。だからこそ、僕はクラブに固執し、良いい時も悪い時もサポートしてくれたファンに感謝の意を表したい。彼らは私の名前と何か特別なものとを結びつけてくれたんだ。このような素晴らしい栄誉をいただき、彼らに感謝したいと思うよ」 右サイドバックやセンターバック、守備的MFを主戦場とするヤンチュケは、ボルシアMGでの16年のプロキャリアを通じてブンデスリーガ248試合を含む、公式戦301試合に出場。今季ここまでは公式戦4試合に出場していた。 2024.05.01 07:00 Wed

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バイエルン10番サネ、元同僚のコンパニ“新監督”を語る 「絶対的なリーダー」

バイエルンのドイツ代表FWレロイ・サネがマンチェスター・シティ時代の同僚と立場変わっての再会に言及した。 紆余曲折を経て、来季からヴァンサン・コンパニ監督のもとで再出発のバイエルン。サネとコンパニはシティでの現役時代に共闘した間柄で、2016年夏からの3シーズンにわたってチームメイトだった。 ドイツ『スカイ』によると、サネはこれからのバイエルンで新たに師弟関係となるコンパニ監督について、合流中の代表先で「残念ながら」と冗談を交えながら秘話とともに、再会を素直に喜んだ。 「彼はいつか僕の監督になると言っていたんだ。僕はそんなのないだろうと言い返したけど、残念ながら、そうなったね。だから、彼が正しかったよ」 「彼がトップクラブの監督になれること、そして僕がそのチームの一員として彼に会えるのを本当に嬉しく思う」 そう歓迎したバイエルンの10番は現役時代から博学ぶりや厚い人望でも知られたコンパニのそうした資質を鑑みて、いつしか指揮官になるイメージがあったと話す。 「選手だった彼の姿を見て、察したよ。一緒にプレーしているときでさえも、彼はノートパソコンで試合を観ていたんだ。だから、その当時からわかりきったことだった」 今回のバイエルン行きにあたっては「ちょっと電話をしただけ。彼に祝福の言葉を送って、楽しみにしていると言った。互いの近況を軽く伝え合っただけなんだ」と明かした。 指揮官としてはまだ経験の浅いコンパニ監督だが、サネは「彼は性格的にも先頭に立ちたがりで、絶対的なリーダー」とし、バイエルンで成功を掴みうると語った。 「選手としてピッチに立つときもそうだった。それは当時の彼がチームメイトに求めたり、期待されたりしたこと。今も選手にそれを求めるだろう」 「それと、僕らが主導権を握って、速くて良いフットボールをすることもね。彼が僕らにそれをうまく植えつけられたら、とても良い方向にいくだろう」 2024.06.06 18:00 Thu

レアル行き失速のデイビス、コンパニ新監督の要求によりバイエルンと契約延長へ?

バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)が契約延長に傾いているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 バイエルンとの契約が2025年6月までのなか、互いの希望年俸額に開きがあることから、延長交渉が停滞していたデイビス。一時はレアル・マドリー移籍の可能性が盛んに報じられた。 売却する場合、バイエルンは移籍金5000万ユーロ(約84億9000万円)以上を求めるようだが、依然としてマドリーからのオファーはなし。フランス代表DFフェルラン・メンディ(28)の存在から、現時点ではこの額の支払いを望んでいないという。 一方、新たにバイエルンを率いることになったヴァンサン・コンパニ監督は、デイビスの契約延長を要求。今シーズン不調に終わったデイビスを再び上向かせ、次のレベルに引き上げる自信があるという。 そのため、ここ数日でバイエルンとデイビス側は話し合いを実施。状況が好転している模様だ。 スポーツ部門取締役のマックス・エバール氏とスポーツ・ディレクター(SD)のクリストフ・フロイント氏は現在も契約延長を熱望。デイビス側も数週間前よりは延長に前向きで、給与面で双方歩み寄っているという。 なお、バイエルンはデイビスの退団に備え、ミランのフランス代表DFテオ・エルナンデス(26)をリストアップ。デイビスと契約延長となれば、テオ獲得に必要とされる移籍金6000万ユーロ(約101億9000万円)以上を投じずに済むが、どういった結末となるだろうか。 2024.06.05 22:35 Wed

ヴォルフスブルク、シャルケ守護神ミュラーを獲得! ライプツィヒ時代にハーゼンヒュットル監督と共闘

ヴォルフスブルクは4日、シャルケからドイツ人GKマリウス・ミュラー(30)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月30日までの1年となる。 カイザースラウテルンのアカデミー出身のミュラーは、2012年にファーストチームに昇格。その後、2016年にRBライプツィヒへ完全移籍。ただ、その新天地ではポジションを掴むことができず、古巣カイザースラウテルンへのレンタル移籍を経て2019年にルツェルンへ完全移籍した。 そのスイスの地では4シーズンに渡って守護神を務めると、昨夏シャルケに完全移籍で加入。負傷によって約2カ月の戦線離脱を強いられたが、正GKとして2.ブンデスリーガ21試合に出場していた。 なお、ヴォルフスブルクを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督とはライプツィヒ時代に指導を受けた間柄だ。 新天地では同じく新加入のポーランド代表GKカミル・グラバラらとのポジション争いに挑むミュラーは、「ブンデスリーガでプレーすることはずっと僕の大きな夢だった。そして、その実現に一歩近づいた。話し合いの中でクラブから感じた自分への好意的な評価は、とても良い感触を与えてくれた」と、ブンデスリーガデビューへの意気込みを語っている。 2024.06.04 23:46 Tue

ボーフム残留の立役者・シュテーガーがボルシアMG加入! 「ハングリー精神にあふれている」

ボルシアMGは4日、ボーフムを退団した元オーストリア代表MFケビン・シュテーガー(30)の加入を発表した。メディカルチェックパスを条件にフリートランスファー加入で合意の同選手は、2027年6月30日までの3年契約にサイン予定だ。 先日、契約満了に伴いボーフム退団が発表されていた中、ボルシアMGへのステップアップを果たしたオーストリア人MFは、「チームやコーチ陣と知り合うのが楽しみだし、全力を尽くしたい。ハングリー精神にあふれているし、一緒に成功を成し遂げたいと思っているよ」と新天地での意気込みを語った。 シュツットガルトでファーストチームデビューを飾ったシュテーガーは攻撃的MFやセントラルMF、左サイドを主戦場とする左利きのプレーメーカー。 これまでカイザースラウテルン、パーダーボルン、ボーフムと、ドイツ2部のクラブを渡り歩いてきたが、2018年夏に加入したデュッセルドルフで待望のブンデスリーガデビューを飾った。その後、マインツでの活躍を経て2022年夏に古巣ボーフムへ帰還。 今シーズンはレギュラーシーズンでいずれもチーム最多の7ゴール9アシストを記録。さらに、フォルトゥナ・デュッセルドルフとの昇格・降格プレーオフでは0-3で迎えた2ndレグで1ゴール2アシストに加え、PK戦でも5人目のキッカーとして成功させ、奇跡の残留の立役者となっていた。 2024.06.04 18:41 Tue

サネはバイエルン残留へ…シティ元同僚の指揮官就任で契約延長の可能性高まる

ドイツ代表FWレロイ・サネ(28)のバイエルン残留の可能性が高まっている。 2020年7月に、マンチェスター・シティからバイエルン入りしたサネ。以降は負傷による細かい離脱はありながらも、左右のウイングにセカンドトップと2列目の複数のポジションをこなしながら、攻撃の中心選手として活躍している。 ただ、現行契約は2025年までとなっており、今後の去就に注目が集まる選手の一人だ。 先日にドイツ『スカイ』はリクルート部門の取り仕切るマックス・エバール氏とサネの間で良好な話し合いが行われたことを報じていたが、さらにシティ時代の元同僚であるヴァンサン・コンパニ新監督の就任が残留に向けた大きな後押しになっているようだ。 サネはドイツ『キッカー』のインタビューを通じてバイエルン残留の意向を明かしている。 「ここ数週間、バイエルンでプレーするのがどれだけ楽しいか何度も話してきた。すでに最初の話し合いは済んでいるし、ユーロ後の適切な時期にそれを継続する予定だ」 ユーロ2024後の延長交渉再開を明言した28歳FWは、今度は同僚から指導者と選手という関係となるコンパニ新監督についても言及。「彼は完璧な性格の絶対的なリーダーで、常に先頭に立っていた。若いプレーヤーたちを本当によく世話し、サポートしてくれたんだ」と、そのリーダーシップと人柄を称賛している。 今シーズンは公式戦42試合10ゴール13アシストと安定した数字を残したレフティーは、自身の活かし方をよく理解するベルギー人指揮官の下、さらなる活躍を期している。 2024.06.04 16:00 Tue