29日、アルゼンチン代表は国際親善試合でキュラソー代表と対戦し、7-0と圧勝を収めた。
カタール・ワールドカップ(W杯)王者のアルゼンチン。24日にはパナマ代表と戦い、2-0で勝利を収めていた。
この試合には、FW
リオネル・メッシが先発フル出場。FW
ラウタロ・マルティネス、FW
ニコラス・ゴンサレスとの3トップを形成した。その他、GK
エミリアーノ・マルティネスやDF
ニコラス・オタメンディ、MF
アレクシス・マク・アリスター、MF
エンソ・フェルナンデスらが先発した。
開始3分、ドリブルを仕掛けたメッシの折り返しをラウタロ・マルティネスがフリーで詰めていくが、まさかのミスショット。チャンスを逸するが、アルゼンチンが攻め込み続けていく。
なかなかゴールが遠かったが20分、ボックス内で
ジオバニ・ロ・チェルソの縦パスを受けたメッシが、冷静に相手をかわして右足でゴール。アルゼンチンが先制する。
メッシのゴールに大きくファンが沸くと、このゴールをきっかけにアルゼンチン攻撃陣が躍動。23分にはCKのクリアボールをニコラス・ゴンサレスがヘディングで押し込み追加点。33分にはニコラス・ゴンサレスのパスをボックス内で受けたメッシが左足でコースを狙い追加点を奪う。
35分にはドリブルでボックス内に侵入したメッシがキープ。シュートではなくマイナスのボールを渡すと、エンソ・フェルナンデスがミドルシュートを突き刺すゴラッソ。すると37分、自陣からのロ・チェルソの浮き球のパスを受けたメッシがディフェンスラインの裏に抜けると、そのままGKとの一対一を冷静に決めて前半でハットトリックを達成した。
前半だけで5-0と圧倒的なリードを得ると、後半も攻撃に手を緩めず。それでもゴールが遠かったが、78分には途中出場の
アンヘル・ディ・マリアがPKを沈めて6点目。87分にはドリブルを仕掛けた
パウロ・ディバラのボックス内からの折り返しを、
ゴンサロ・モンティエルがダイレクトで合わせて7点目。キュラソー相手に圧倒的な勝利を収め、母国のファンを沸かせた。
アルゼンチン代表 7-0 キュラソー代表
【アルゼンチン】
リオネル・メッシ(前20、前33、前37)
ニコラス・ゴンサレス(前23)
エンソ・フェルナンデス(前35)
アンヘル・ディ・マリア(後33)
ゴンサロ・モンティエル(後42)
