4試合ぶり勝利のユナイテッド、指揮官は先制点のC・ロナウド称賛「常にチームメイトを助けようとしていた」

2022.02.16 11:37 Wed
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック監督が、プレミアリーグでの勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。
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ユナイテッドは15日に行われたプレミアリーグ第18節延期分で、ブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦した。
公式戦3試合白星から遠ざかるチームは一進一退の前半を終えると、51分にFWクリスティアーノ・ロナウドが公式戦7試合ぶりのゴールを決めて先制に成功。その後は相手に退場者が出たこともあり試合を優位に進めると、終了間際にMFブルーノ・フェルナンデスにもゴールが生まれ2-0で勝利した。

試合後にラングニック監督は、より早く試合を終わらせるべきだったとしつつもチームを称賛。狙い通りのプレーを見せてくれたと喜んでいる。

「レッドカードの後、より早く試合を終わらせるべきだった。1-0である限り、そしてここ3試合の経験を踏まえれば、チームに少し不安が生じるのは当然だろう。試合を終わらせるため十分な力を発揮できない時間帯があったが、10人相手では常に失点する可能性があり危険だ。ブルーノのゴールによって残り1分で試合が終わったのは明らかだが、試合を終わらせるのに多くの時間がかかった」
「前半はボール保持やボール奪取に苦労していた。[3-5-2]という珍しい布陣に変えるか、ダイヤモンドを使った[4-4-2]のミラーリングにするか考えたが、その場合は1人か2人の選手がベストではない位置でプレーすることになる。だから[4-2-3-1]にこだわり、よりリスクを冒し、ウイングがボールサイドにいる状態で相手のセンターバックに狙いを定めた」

「最初のゴールはスコット・マクトミネイの見事なボール奪取、レッドカードはアントニー・エランガの完璧なインターセプトからであり、それからは別のゲームになった。試合の主導権を握っていたのは我々であり、チームを唯一批判するとしたら3、4点取れなかったことのみだ」

また、ラングニック監督はこの試合で先制点を挙げたC・ロナウドに言及。卓越したパフォーマンスだったと称賛している。

「重要なゴールというだけでなく、本当に素晴らしいゴールだった。全体的に、クリスティアーノのパフォーマンスは良かったと思う。エネルギッシュで、常にチームメイトを助けようとしていた。ここ数週間では彼にとってベストパフォーマンスであり、我々にとって非常に重要だ」

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