「もう少し強引に行っても」中国戦に終盤出場のMF久保建英、サウジアラビアの印象は「アベレージが高い」

2022.01.28 12:40 Fri
©超ワールドサッカー
中国代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選から一夜明け、28日に日本代表のMF久保建英(マジョルカ)がメディアのオンライン取材に応対した。

27日、日本は中国とカタールW杯アジア最終予選で対戦。前半にPKを獲得すると大迫勇也が決めて先制。その後何度も決定機を迎えるが追加点を奪えない。
中国にほとんど攻めさせない日本は、後半に中山雄太のクロスから伊東純也がヘディングで決め最終予選3戦連発。そのまま逃げ切り、2-0で勝利を収め、4連勝。2位をキープした。

73分から遠藤航に代わって途中出場した久保は、[4-2-3-1]のトップ下に入り、小気味良いプレーを見せて攻撃の活性化を図ることに。追加点こそ生まれなかったが、調子の良さを窺わせた。

途中出場となった久保は「時間もあまりなくて、ちょっと停滞していた感じもあったので、活性化させて、あわよくば1点という感じでした」とコメント。追加点を狙いに行っていたとし、森保一監督からは「トップ下に入って、間で受けて、そのまま前を向いてくれと言われました」と指示を明かした。
その久保だが自身のプレーについては「昨日のあの相手であの時間では、もう少し強引に行っても良かったかなと思います」とコメント。シュートを打つシーンは1度だけだったが、よりアグレッシブにプレーすべきだったと課題を口にした。

ケガの影響もあり、昨年9月以来の代表戦となった久保。最終予選については「僕に関してはあまり代表経験もないので、最終予選を他と比べることはできないです」としながらも、「他の代表の試合とは違いはわからないですが、オリンピックとは違った良い意味での緊張感があると思います」と、独特の緊張感を受けたようだ。

次戦は首位に立つサウジアラビア代表戦。相手は勝てばW杯出場を手繰り寄せることができる状況だ。

サウジアラビア戦については「1回負けているし、向こうが首位で、勝ち点差も4あって、向こうは残り2試合になるので、余程のことがなければW杯が決まるという感じだと思います」と語り、「2試合に持ち越す気は無いと思うので、向こうは勝ちに来ると思います。日本相手に引いてくるということはしないだろうという話を選手たちでしていました」と、ある程度の予想はしているとし「僕たちも勝ちに行って、しっかり勝ち点3を縮めることが大事だと思います」と、首位に近づくことが大事だとした。

そのサウジアラビアの印象については「アジアでは飛び抜けているというか、アベレージが高いと感じました」と能力が高いと警戒。「ボールを扱う能力、スピード、フィジカル、戦術理解もあって、チームとして浸透しているものはあるなと思いました」と、チームの完成度についても警戒した。
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