スパーズ解任のモウリーニョ、キャラガー氏が今後を予想「プレミアには戻ってこないだろう」
2021.04.20 13:40 Tue
リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏が、トッテナムを解任されたジョゼ・モウリーニョ氏を今後プレミアリーグで見ることはないだろうと語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
しかし、フルシーズンでの指揮となった今季は、首位に立った時期こそあったものの年末から失速。32試合を消化して7位に沈んでおり、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できるトップ4確保が難しくなっている。加えて、ELも格下のディナモ・ザグレブ相手に不覚をとり、まさかのラウンド16敗退となった。
こうした状況を受け、クラブは19日にモウリーニョ氏の解任を発表。モウリーニョ氏にとっては、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドに続く解任となった。キャラガー氏はここまでのモウリーニョ氏の経歴を振り返りつつ、今後イングランドで指揮を執ることはないだろうと語っている。
「モウリーニョがプレミアリーグに戻ってくることはないと思う。彼はトッテナムにいた以上アーセナルには行かないだろうし、ユナイテッドにいた以上はマンチェスター・シティに行かないだろう。そして、リバプールも彼を雇わないはずだ」
また、キャラガー氏はトッテナムがEFLカップ決勝を1週間後に控えての解任となったことに言及。このタイミングでモウリーニョ氏が解任された理由を推測している。
「トッテナムのトンネルには終わりが見えなかった。私が言いたいのは、サポーターのためEFLカップで優勝することが、モウリーニョを留任させるのに十分だったかという点だ」
「彼はカップ戦で素晴らしかったが、今はそうでもないかもしれない。とはいえ、現状スパーズには勝つチャンスが少なくなっているだろう。(対戦相手の)ジョゼップ・グアルディオラがこの状況を見れば、喜ぶだろうね」
「選手が(会長の)ダニエル・レヴィに相談して、現在のクラブ内の雰囲気がとても悪く、週末に勝てる可能性を上げるため解任が必要と感じたのかもしれない。あるいは、カップ戦で優勝した場合、解任が難しくなるとレヴィが考えた可能性もあるだろう」
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モウリーニョ氏は2019年11月に、トッテナムの指揮官に就任。新型コロナウイルス(COVID-19)によるシーズン中断がありながらもプレミアリーグを6位で終え、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。こうした状況を受け、クラブは19日にモウリーニョ氏の解任を発表。モウリーニョ氏にとっては、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドに続く解任となった。キャラガー氏はここまでのモウリーニョ氏の経歴を振り返りつつ、今後イングランドで指揮を執ることはないだろうと語っている。
「モウリーニョがプレミアリーグに戻ってくることはないと思う。彼はトッテナムにいた以上アーセナルには行かないだろうし、ユナイテッドにいた以上はマンチェスター・シティに行かないだろう。そして、リバプールも彼を雇わないはずだ」
「彼がプレミアの中堅クラブに行くとは思えない。代表監督となるか、イタリアに行くかのどちらかになると思う。今年のイタリアのチャンピオンは、彼と同様の戦術を採用するアントニオ・コンテのインテルだ。だから、イタリアではもう少しうまくやれるかもしれない」
また、キャラガー氏はトッテナムがEFLカップ決勝を1週間後に控えての解任となったことに言及。このタイミングでモウリーニョ氏が解任された理由を推測している。
「トッテナムのトンネルには終わりが見えなかった。私が言いたいのは、サポーターのためEFLカップで優勝することが、モウリーニョを留任させるのに十分だったかという点だ」
「彼はカップ戦で素晴らしかったが、今はそうでもないかもしれない。とはいえ、現状スパーズには勝つチャンスが少なくなっているだろう。(対戦相手の)ジョゼップ・グアルディオラがこの状況を見れば、喜ぶだろうね」
「選手が(会長の)ダニエル・レヴィに相談して、現在のクラブ内の雰囲気がとても悪く、週末に勝てる可能性を上げるため解任が必要と感じたのかもしれない。あるいは、カップ戦で優勝した場合、解任が難しくなるとレヴィが考えた可能性もあるだろう」
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