母国復帰を視野に入れるも…9年間在籍のユーベを去るアレックス・サンドロ、新天地やいかに

2024.05.27 13:00 Mon
ユベントスの功労者、アレックス・サンドロ
Getty Images
ユベントスの功労者、アレックス・サンドロ
ユベントスを退団する元ブラジル代表DFアレックス・サンドロ(33)の新天地やいかに。

ユベントスは25日、セリエA最終節でモンツァをホームに迎え、1-0リードで迎えた28分、契約満了に伴いこの試合が在籍ラストゲームとなるA・サンドロが追加点。この1点がシーズン最後のゴールとなり、2-0で勝利した。
A・サンドロは長らくユーベを支えた功労者。2015-16シーズンに加入後、9年間でセリエAとコッパ・イタリアをそれぞれ5度制覇…個人レベルではクラブの外国籍選手歴代最多タイとなる「327」試合出場を積み上げた。

何かと槍玉に挙げられやすい近年だったが、惜別弾とともに9年間住んだトリノの街を去るA・サンドロ。ブラジル『グローボ』によると、2011年のサントス時代以来となる母国復帰を視野に入れているのだという。

どうやらサンパウロが契約オファーを準備中。しかし、ポルト時代含め、ヨーロッパで13年暮らすA・サンドロ。どうも家族が欧州を離れることに相当な抵抗があるとのことで、すぐには新天地を決められない格好とされる。
欧州でキャリア続行か、ブラジル復帰か…現状で可能性は50-50といったところか。

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A・サンドロ後釜は再びポルトから? ユーベがブラジル代表SBに関心か

ユベントスは、元ブラジル代表DFアレックス・サンドロ(33)の後釜に再びポルトからの補強を検討しているようだ。 2015年にポルトからユベントスに加入したアレックス・サンドロは、在籍9年間でセリエAとコッパ・イタリアをそれぞれ5度制覇。個人レベルではクラブの外国籍選手歴代最多タイとなる327試合に出場した。 しかし、近年のパフォーマンス低下の影響もあって今シーズン限りでの退団が決定し、クラブはその後釜として新指揮官就任決定的なチアゴ・モッタ監督の教え子で、センターバックと左サイドバックでプレー可能なボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリをトップターゲットに定めている。 ただ、新体制で4バックに移行した場合、左サイドはやや手薄となる可能性もあり、クラブはその他の候補獲得にも動いているようだ。 ブラジル『グローボ・エスポルチ』によると、ユベントスはポルトのブラジル代表DFヴェンデウ(30)の獲得レースに参戦する構えだという。 2021年にレバークーゼンからポルトに加入した左サイドバックは、セルジオ・コンセイソン監督の下で主力を担い、今年3月に行われたイングランド代表戦では30歳にしてブラジル代表デビューも飾った。 現行契約は2025年までとなり、今夏の去就が注目を集めている中、現在はレアル・ベティスからの関心が伝えられている。 現時点で獲得の優先度は決して高くないが、アレックス・サンドロの後釜は再びエスタディオ・ド・ドラゴンから到着するのか…。 2024.05.31 23:55 Fri

主将ダニーロがメンバー入り! ユベントスがコッパ・イタリア決勝の招集メンバーを発表

ユベントスは14日、翌日に行われるコッパ・イタリア決勝に向けた招集メンバーを発表した。 ユベントスは15日、スタディオ・オリンピコで行われるコッパ・イタリア決勝でアタランタと対戦する。 3シーズンぶりの優勝に向けてマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、守護神ヴォイチェフ・シュチェスニーやDFグレイソン・ブレーメル、MFウェストン・マッケニー、FWフェデリコ・キエーザ、FWドゥシャン・ヴラホビッチら主力を順当に招集。さらに、直近のサレルニターナ戦を欠場していた主将のDFダニーロも復帰。 一方、出場停止のMFマヌエル・ロカテッリ、負傷中のDFマッティア・デ・シリオの2選手がメンバー外となった。 ◆招集メンバー GK ヴォイチェフ・シュチェスニー カルロ・ピンソーリオ マッティア・ペリン DF グレイソン・ブレーメル フェデリコ・ガッティ ダニーロ アレックス・サンドロ ダニエレ・ルガーニ アンドレア・カンビアーゾ チアゴ・ジャロ MF フィリップ・コスティッチ ウェストン・マッケニー ファビオ・ミレッティ ティモシー・ウェア アドリアン・ラビオ カルロス・アルカラス ハンズ・ニコルッシ・カヴィーリャ サミュエル・イリング・ジュニア FW フェデリコ・キエーザ ドゥシャン・ヴラホビッチ アルカディウシュ・ミリク モイゼ・ケアン 2024.05.14 00:20 Tue

人件費削減図るユベントス、ドーピング違反のポグバら4選手が退団か

ユベントスでは今夏に4名の選手が退団する可能性があるようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 今シーズン、セリエAで34試合を消化して3位につけるユベントス。首位インテルに大差をつけられスクデットこそ逃す結果となったが、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得には近づいている。 クラブは2シーズンぶりのCLに備え、今夏の移籍市場では戦力の強化を模索。ただし、慢性的な財政難に陥っていることもあり、まずは人件費削減を図りたい考えのようだ。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ユベントスでは4名の選手が退団に向かっているとのこと。フランス代表MFポール・ポグバ(31)、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリク(30)、ブラジル代表DFアレックス・サンドロ(33)、イタリア代表DFダニエレ・ルガーニ(29)が夏にクラブを去る予定のようだ。 ポグバは2022年夏にマンチェスター・ユナイテッドから6年ぶりに復帰するも、昨シーズンは度重なるケガに苦しめられほとんど戦力になれず。今シーズンの挽回が期待されていたが、ドーピング違反で4年間の長期出場停止処分を受けることになった。 ミリクは2022年夏にマルセイユから買い取りオプション付きのレンタルで加入。今夏に買い取りオプションが行使され完全移籍となると、今シーズンは途中出場がメインながら公式戦31試合7ゴール1アシストを記録している。 アレックス・サンドロは2015年夏にポルトから加入して以来、9シーズンにわたってユベントスに所属。昨夏にも移籍の噂がありながら残留となると、公式戦17試合に出場している。 ルガーニは2012年に18歳の若さでユベントスへ加入すると、エンポリへのレンタル移籍を経て2015年からファーストチームに定着。今シーズンはバックアッパー的役割を担い、公式戦16試合に出場している。 ユベントスはこれらの選手の退団によって、3000万〜3500万ユーロ(約50~58億円)の削減を見込んでいるとのこと。これによって、補強資金を調達したい考えのようだ。 2024.05.01 10:20 Wed

ベールを脱いだ特大のポテンシャル…18歳の195cm両利きCBハイセン、ユベントスは他クラブへの警戒が必要に

U-19オランダ代表DFディーン・ハイセン(18)への注目度が高まってきた。 5日、セリエA第23節のローマvsカリアリが行われ、ダニエレ・デ・ロッシ監督体制3試合目のローマが4-0と完勝。59分、途中出場からまもないローマの195cm両利きセンターバック・ハイセンが勝利を決定付ける4点目を決めた。 このハイセン、ユベントスから半年レンタルでローマに来たばかりの18歳だが、セリエA初得点となった前述のゴールだけでなく、デ・ロッシ新監督への関心の高さと相まり、いま非常に注目を集めているティーンエイジャーだ。 今季前半戦のユベントスでは、セリエAデビューの1試合12分間のみの出場にとどまったが、ハイセンを指導してきたユベントスの下部組織コーチ陣は口を揃えて「ユーベの未来」と称する大器中の大器。レンタルバック後の定位置奪取が期待される。 ただ、注目を集めているのは、ユベントスでの将来が期待されているからだけではない。ローマでファーストインパクトを与えることに成功したために、西欧のビッグクラブが続々と関心を高めているのだ。 イタリア『カルチョメルカート』によると、純粋な資金力だけには疑いの余地がないマンチェスター・ユナイテッド、また若手の登竜門として名高いドイツの両雄、ドルトムントとRBライプツィヒが、18歳ハイセンへの関心のギアを上げているという。3者は選手がユベントスへ復帰する2024年夏の獲得さえ見据える。 保有元ユベントスとしては、元ブラジル代表DFアレックス・サンドロ(33)と元イタリア代表DFダニエレ・ルガーニ(29)が2024年夏でいよいよ退団する可能性も指摘され、そうでなくとも経験を積んで帰ってくるハイセンは序列を上げる見通しだ。 逸材を易々と手放す可能性などもちろんないだろうが、ユナイテッドのような一部のメガクラブは、ポテンシャルこそあれど実績に乏しい若手タレントに3000万ユーロ(約48億1000万円)以上を積むことを苦にせず。 ハイセンとの契約を2027年6月まで残すユベントスも注意が必要だ。 2024.02.08 20:20 Thu

ユベントスがブレーメルとの契約延長を進行中 年俸キープで減価償却抑える目的か

ユベントスがブラジル代表DFグレイソン・ブレーメル(26)との契約延長を進めているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 昨シーズンからユベントス所属のブレーメル。2021-22シーズンにトリノの選手としてセリエA最優秀DF賞を受賞した屈強なセンターバックは、加入1年目に公式戦43試合で起用され、今季もセリエA開幕8試合に全て先発出場と替えの効かない存在になっている。 また、現在のユベントスはブレーメルと共に開幕から不動の3バックを形成したDFダニーロが離脱し、DFアレックス・サンドロに至っては11月中旬までの離脱が確実。ブレーメルまでも不在に…と考えるのは恐ろしく、ケガなく今回の代表ウィークから帰還することが望まれている。 そんなブレーメルだが、ユベントスとの現行契約を2027年6月まで残しており、退団の噂があるわけでもない。 しかし、財政が苦しいユベントスは減価償却を抑える目的でブレーメルとの契約延長を準備中。500万~600万ユーロ(約7億8000万~9億4000万円)とされる年俸を維持しつつ、契約期間を1~2年延長することにより、選手という固定資産価値を残していくサッカービジネスの手法の1つだ。 絶対的守護神であるポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(33)とは減俸を伴う契約延長を進めていると報じられるユベントス。財政健全化、そして大きく補強に出るためには、まずは既存選手の協力が不可欠といったところだろう。 2023.10.17 21:47 Tue

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ユベントスだけでなくレアルやアーセナルまで…ユーロで躍動するイタリア代表DFカラフィオーリにビッグクラブが関心、価格は69億円以上か

ユーロ2024で注目を集めているボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)だが、レアル・マドリーやアーセナルなども関心を寄せるクラブだという。 ローマの下部組織育ちのカラフィオーリは、2020年9月にファーストチームに昇格。2022年1月にジェノアへレンタル移籍すると、2022年8月にはバーゼルへ完全移籍。2023年8月にボローニャに完全移籍で加入した。 ボローニャではセリエAで30試合に出場し2ゴール5アシストを記録。世代別のイタリア代表としてもプレーし、若くしてその才能を認められていた中、ユーロを直前にしてイタリア代表デビュー。そのユーロでは、グループステージ3試合全てに出場している。 連覇を目指すイタリアは苦戦したものの、グループステージ最終節のクロアチア代表戦では、敗戦目前の中でドリブルで持ち上がり、マッティア・ザッカーニの同点ゴールをアシストして話題となった。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、今大会のパフォーマンスは非常に注目を集め、ヨーロッパのビッグクラブも関心を寄せているという。 1つはボローニャを昨季まで指揮し、カラフィオーリのことをよく知るチアゴ・モッタ監督が就任したユベントス。当然チームに連れて行き、守備陣を安定させたいと考える。 また、マドリーも関心を寄せているとのこと。近年は各国の若手選手を早期に獲得する動きを続けており、2023-24シーズンも完成されつつあったイングランド代表MFジュード・ベリンガムをドルトムントから獲得すると、一気にチームの中心選手となった。 プレミアリーグでもトッテナムが関心を寄せる他、若き才能を見つけ出すのが上手いアーセナルも注目しているとのこと。いずれにしても、その能力がユーロで知れ渡ったため、多くのクラブが関心を持つことになったという。 当然ボローニャも来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を戦うこともあり、カラフィオーリの残留を望んでいる。売却する気はないが、評価額としては4000万ユーロ(約69億円)とのこと。ただ、この価格は今後も上がる可能性はある。 ジョゼ・モウリーニョ監督のターゲットとなってしまったカラフィオーリは、ローマを追いやられたが、バーゼルでのプレーに目を光らせたボローニャは400万ユーロ(約6億9000万円)で獲得しており、一気に10倍もの価値に跳ね上がることに。ユーロでさらに評価を上げ、ビッグクラブへとステップアップを果たすだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】劇的なドラマ! イタリアを救ったカラフィオーリの持ち出しからザッカーニの右足!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="RoycwidfK8o";var video_start = 127;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.28 10:45 Fri

ユベントスがセリエA最優秀GKディ・グレゴリオを確保! モンツァと交渉成立、来週正式発表へ

ユベントスがモンツァからイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)の獲得に成功だ。 長らく今夏のユベントス入りが報じられてきた、今季のセリエA最優秀GK受賞者、ディ・グレゴリオ。イタリア『カルチョメルカート』によると26日、クラブ間交渉が全てまとまったという。 どうやらディ・グレゴリオ本人は、チアゴ・モッタ新監督の存在に惹かれ、リバプールの打診にお断り。ユベントスと年俸純額200万ユーロ(約3.4億円)の5年契約を結ぶようだ。 公式発表は、トリノ市内で来週行われるというメディカルチェックのあと。移籍金は1800万ユーロ(約30.7億円)+アドオン200万ユーロ(約3.4億円)になるとのことだ。 ブラジル代表MFドウグラス・ルイス(25)の獲得も事実上決めているユベントス。チアゴ・モッタ氏の招聘が成功したことにより、いまとても良い風が吹いているといったところか。 なお、これにより立場が厳しくなったのが、ユベントスの現守護神、ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)。ユベントスはアル・ナスルへの売却交渉を続けている。 2024.06.26 22:26 Wed

ユベントスとCygamesがパートナーシップ契約を2年間更新! 史上2番目に長い8シーズンを迎えることに

株式会社Cygames(サイゲームス)とユベントスは26日、スポンサー契約を継続することを発表した。新たな契約期間は2024年7月から2026年6月末までの2年間となる。 セリエA最多となる36回の優勝を誇る名門・ユベントス。両者のパートナーシップは2017年にスタートしていた。 サイゲームスは、ゲームの企画・開発・運営事業を展開し、『グランブルーファンタジー』や『アイドルマスター シンデレラガールズ』、『シャドウバース』、『ウマ娘 プリティーダービー』などの人気ゲームをリリースしている。 今回の契約延長で8シーズンを迎えることとなるユベントスとサイゲームスのパートナーシップは、ユベントスの歴史で2番目の長さとなる。 これまでと継続し、選手のユニフォームの背中部分と本拠地アリアンツ・スタジアムの看板などにサイゲームスのロゴが掲出されることとなる。 ユベントスは今回の契約延長について「このパートナーシップは双方に大きな利益をもたらし、世界市場におけるCygamesブランドの存在感を強化し、ユヴェントスの野心的な目標達成をサポートする」としている。 <span class="paragraph-title">【動画】ユベントスとCygamesが新たなパートナーシップ契約!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="RELJ7VtNn2g";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.26 18:01 Wed

今季20試合0得点...ケアンの現実的な移籍先はサウジアラビア一択か

ユベントスのイタリア代表FWモイゼ・ケアン(24)。現実的な移籍先はサウジアラビア一択か。 今季公式戦20試合666分間で0得点。 いまひとつユベントスの重要な戦力になりきれないシーズンが続いてきたなか、とうとう年間ノーゴールで終わってしまった23-24シーズンのケアン。現地メディアで名前が上がるときは決まって、売却か実質的なトレード要員にされるという観測だ。 今回のイタリア『トゥット・スポルト』も同じ。ボローニャとフィオレンティーナが現実的な補強プランとしてケアンを掲げているそうだが、優先順位は低め。他のターゲットを複数断念して初めてケアン、だという。 一方で、サウジ・プロフェッショナルリーグと強い繋がりを持つ代理店が、ケアンとの接触でサウジアラビア行きを猛プッシュ。クラブ名への言及こそないが、状況的に関心を寄せるクラブがあるからこその接触であることは想像に難くない。 ケアンは1月のアトレティコ・マドリー移籍がケガにより破断したなか、現状、欧州でケアンを切に求めるクラブはない模様。ケアン本人もサウジ行きにさほど消極的ではないとのことだが、果たして。 2024.06.25 21:20 Tue

ビラ行き破談のマッケニーがユベントスで構想外に…モッタ監督が通達か

ユベントスはアメリカ代表MFウェストン・マッケニー(25)を構想外としたようだ。 マッケニーは2021年夏にシャルケから加入。初年度はケガがありながらも主力の一人としてプレーしたが、翌シーズンは財政難に陥ったクラブ側の事情もあって、冬の移籍市場でリーズ・ユナイテッドにレンタル移籍することになった。 昨夏にリーズから復帰するも、当初はマッシミリアーノ・アッレグリ前監督からは構想外の扱いに。それでも、MFポール・ポグバがドーピング、MFニコロ・ファジョーリが違法賭博行為でそれぞれ長期出場停止となったことから再び出場機会を掴むと、公式戦39試合に出場した。 一方で、新シーズンからチアゴ・モッタ監督の体制がスタートするユベントスは再びマッケニーの売却を希望。アストン・ビラのブラジル代表MFドウグラス・ルイスを獲得するため、マッケニーを交渉の一部とする姿勢を見せていた。 そのビラ行きは、マッケニーが高給を希望したことで金銭面の折り合いがつかず破談に。ユベントスはマッケニーの代わりにアルゼンチン人MFエンツォ・バレネチェアを差し出すことで、ドウグラス・ルイス獲得が間近に迫っている。 ユベントスに残ることとなったマッケニーだが、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、モッタ監督は選手に対して構想外となることを直接伝えた模様。クラブも2025年夏まで残る契約を延長する意思はなく、移籍先を見つけることを望んでいるようだ。 こうした事情もあり、現時点でマッケニーの獲得に近づいているクラブはないものの、今夏の移籍は確実と見られている。 2024.06.25 13:50 Tue

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ユベントスの2番手GKペリン、年俸2倍オファー含めた7つもの打診を全て拒否か

ユベントスの元イタリア代表GKマッティア・ペリン(31)が、手元に届いた打診全てを拒否したようだ。 ユベントスの2番手GKペリン。 時折、正GKヴォイチェフ・シュチェスニーとのローテーションで起用される元イタリア代表の実力者だが、そんななかでも今季は加入後最少となるセリエA出場3試合にとどまった。 そのためか、31歳とまだまだ若いペリンには各クラブが熱視線。イタリア『トゥット・スポルト』によると、アタランタ、モンツァ、フィオレンティーナ、コモ、パルマ、古巣ジェノアがユベントスに照会を依頼したという。 また、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪、ジョゼ・モウリーニョ新監督のフェネルバフチェは、年俸純額300万ユーロ(約5.1億円)をペリン側に提示。現年俸の2倍とされる額だ。 ただ、契約をあと1年残すペリンは全ての打診にお断り。ユベントスはクリスティアーノ・ジュントリSDが2年延長+オプション1年を調整しており、ペリンは今後のキャリアをこちらに一本化しているとのことだ。 2024.06.24 20:55 Mon
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ユベントスのドウグラス・ルイス獲得交渉が最終局面へ突入、マッケニーに代わりバレネチェアが交渉の一部に

ユベントスがアストン・ビラのブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)獲得に近づいているようだ。 チアゴ・モッタ新監督の下、来シーズンへ向けたチーム強化を模索中のユベントス。その中でも、中盤の補強は優先事項の一つであり、一時はドウグラス・ルイス獲得について移籍金2000万ユーロ(約33億9000万円)+アメリカ代表MFウェストン・マッケニー(25)、U-21イングランド代表MFサミュエル・イリング・ジュニア(20)の譲渡で合意寸前となっていた。 しかし、取引の一部であったマッケニーが高額な年俸を要求したことから、ビラとの交渉が難航。これにより、ドウグラス・ルイスの移籍もストップする形となり、進展が注目されていた。 そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、両クラブは交渉を再開しており、すでに最終段階まで進んでいる模様。マッケニーに代わりアルゼンチン人MFエンツォ・バレネチェア(23)が交渉に含まれ、移籍金は2500~3000万ユーロ(約42億8000万~51億4000万円)になる見通しだ。 モッタ監督はドウグラス・ルイス獲得を熱望していることもあり、加入が実現すれば新体制にとって大きな戦力になると期待されている。 2024.06.22 13:30 Sat
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ビラ行き破談のマッケニーがユベントスで構想外に…モッタ監督が通達か

ユベントスはアメリカ代表MFウェストン・マッケニー(25)を構想外としたようだ。 マッケニーは2021年夏にシャルケから加入。初年度はケガがありながらも主力の一人としてプレーしたが、翌シーズンは財政難に陥ったクラブ側の事情もあって、冬の移籍市場でリーズ・ユナイテッドにレンタル移籍することになった。 昨夏にリーズから復帰するも、当初はマッシミリアーノ・アッレグリ前監督からは構想外の扱いに。それでも、MFポール・ポグバがドーピング、MFニコロ・ファジョーリが違法賭博行為でそれぞれ長期出場停止となったことから再び出場機会を掴むと、公式戦39試合に出場した。 一方で、新シーズンからチアゴ・モッタ監督の体制がスタートするユベントスは再びマッケニーの売却を希望。アストン・ビラのブラジル代表MFドウグラス・ルイスを獲得するため、マッケニーを交渉の一部とする姿勢を見せていた。 そのビラ行きは、マッケニーが高給を希望したことで金銭面の折り合いがつかず破談に。ユベントスはマッケニーの代わりにアルゼンチン人MFエンツォ・バレネチェアを差し出すことで、ドウグラス・ルイス獲得が間近に迫っている。 ユベントスに残ることとなったマッケニーだが、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、モッタ監督は選手に対して構想外となることを直接伝えた模様。クラブも2025年夏まで残る契約を延長する意思はなく、移籍先を見つけることを望んでいるようだ。 こうした事情もあり、現時点でマッケニーの獲得に近づいているクラブはないものの、今夏の移籍は確実と見られている。 2024.06.25 13:50 Tue
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セリエB降格で解体進むサッスオーロ...主軸のマテウス・エンリケを市場価値と同額で売却へ

サッスオーロの解体が進んでいきそうだ。 まさかのセリエB降格、サッスオーロ。 基本的にはプロヴィンチャだが、13-14シーズンのセリエA昇格からみるみる頭角を表し、数多のイタリア代表戦士を輩出。鮮やかな緑が輝くクラブであり、ここ2〜3年の衰退に伴う懸念が形となってしまった。 現時点で抱える多数の有力なプレーヤーは、やはり財政規模縮小のために売却されるのが致し方ないところか。 サッスオーロ一筋のイタリア代表FWドメニコ・ベラルディ(29)は“完全に”ユベントスへ心が移り、今季セリエAイタリア人最多得点のFWアンドレア・ピナモンティ(25)もインテル復帰が報じられる。 また、イタリア『カルチョメルカート』いわく、中盤で舵取りを担う元ブラジル代表MFマテウス・エンリケ(26)は、このたび母国ブラジルのクルゼイロへの完全移籍が確実に。20日、クルゼイロ会長が交渉をまとめ上げるべく自らイタリア入りしたとのことだ。 このM・エンリケについては、21年夏にグレミオから移籍金1200万ユーロ(約20.4億円)で獲得し、26年夏までの5年契約を締結。そんな主軸を今回、クルゼイロに市場価値と同額の850万ユーロ(約14億円)で売却へ。2部リーグ降格の現実を如実に表している。 7月からセリエBで再出発するサッスオーロ。再びセリエAに舞い戻る日はいつになるだろうか。 2024.06.21 15:00 Fri

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