フルアムがプレミアリーグから制裁、ファビオ・カルバーリョ巡る問題でアカデミー登録禁止と罰金1500万円

2024.04.30 23:20 Tue
リバプールから武者修行に出ているファビオ・カルヴァーリョ
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リバプールから武者修行に出ているファビオ・カルヴァーリョ
プレミアリーグは30日、フルアムに対してアカデミー選手との契約禁止と罰金処分を下すことを発表した。

問題となっているのはリバプールに所属し、現在はハル・シティでプレーするMFファビオ・カルヴァーリョ(21)に関する規則違反となった。
プレミアリーグは「プレミアリーグとフルアムは、クラブが選手登録に関して、プレミアリーグの規則に違反したことを認めたことを受け、制裁協定を締結した」と声明を発表した。

なお、プレミアリーグはフルアムに対し、他クラブに登録されていたアカデミー選手の登録を6カ月禁止(1年間の資格停止)、罰金7万5000ポンド(約1500万円)の処分を下した。なお、2024年4月15日から登録禁止となる。

ファビオ・カルバーリョは、フルアムのユースに加入する前にバルハム・ブレイザーズに所属。その後、フルアムのアカデミーに入り、2022年7月にリバプールに完全移籍。今シーズンはRBライプツィヒにレンタル移籍すると、1月にハル・シティに移籍先を変えていた。
今回の問題はリバプール移籍に際して、フルアムがバルハム・ブレイザーズに支払った和解金が問題になっていた。

なお、ファビオ・カルヴァーリョはチャンピオンシップ(イングランド2部)では19試合に9ゴール2アシストを記録している。

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リバプールのMFファビオ・カルヴァーリョがハル・シティにレンタル! 今季前半はライプツィヒでプレー

ハル・シティは10日、リバプールのU-21ポルトガル代表MFファビオ・カルヴァーリョ(21)をレンタル移籍で獲得することを発表した。 ファビオ・カルヴァーリョは、フルアムの下部組織で育ち、2021年7月にファーストチームに昇格。2022年7月にリバプールへと完全移籍した。 しかし、リバプールでは多くの出番に恵まれず、今シーズンはRBライプツィヒへとレンタル移籍。しかし、ブンデスリーガで9試合、チャンピオンズリーグ(CL)で3試合、DFBポカールで2試合と多くの出番はもらえていなかった。 リバプールへの復帰が発表されていた中、新天地はチャンピオンシップ(イングランド2部)のハル・シティ。チームは現在7位につけており、昇格に向けてここから加速していきたい中で、中盤の攻撃を担う貴重な戦力を手にすることとなった。 2024.01.10 22:02 Wed

ライプツィヒで苦戦のファビオ・カルヴァーリョ、レンタル打ち切りでリバプールに復帰

RBライプツィヒは12月31日、リバプールから1年間のレンタル移籍で加入していたU-21ポルトガル代表MFファビオ・カルヴァーリョ(21)のレンタル打ち切りを発表した。 昨夏、出場機会を求めてライプツィヒへ武者修行に出たカルヴァーリョ。新天地デビュー戦となったバイエルンとのDFLスーパーカップで途中出場し、タイトル獲得に貢献。ただ、以降はポジション争いで苦戦を強いられ、ここまで公式戦15試合に出場したものの、先発出場は3試合にとどまっていた。 ライプツィヒでスポーツディレクターを務めるルーベン・シュレーダー氏は、今回の決定の理由を以下のように説明している。 「夏の間、我々はファビオ・カルヴァーリョという、可能性を秘めた若いプレーヤーと契約することができた。ファビオはここですぐに溶け込むことができたが、双方ともここでの彼の時間、特にプレータイムの点でファビオにさらなる期待を抱いていた」 「彼のポジションにおけるチーム内のクオリティとの競争のため、我々は彼にこれを保証することはできない。我々はここ数日間何度も話し合いを重ね、最終的に彼のローンを早期に終了することにした」 「我々はファビオのRBLでの努力に感謝し、彼の将来の幸運を祈りたいと思う」 カルヴァーリョはフルアムのユース出身。下部組織で育ち、2021年7月にファーストチームへと昇格する。 2021-22シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で36試合に出場し10ゴール8アシストを記録。チームのプレミアリーグ昇格へと貢献すると、その活躍を受けて、2022年夏にリバプールへ完全移籍した。 しかし、リバプールではプレミアリーグで13試合2得点、チャンピオンズリーグ(CL)で4試合に出場。ただ、ほとんど途中出場となり、満足いく出番はなかった。 なお、今冬再レンタルの可能性が高いカルヴァーリョに対しては、国内外の複数クラブが関心を示しているという。そのなかでチャンピオンシップ(イングランド2部)のレスター・シティ、サウサンプトンといった具体的な名前も挙がっている。 2024.01.01 06:45 Mon

リバプール、ソボスライ獲得へ! 110.2億円のリリース条項を行使

リバプールがRBライプツィヒからハンガリー代表MFドミニク・ソボスライ(22)の獲得を決めたようだ。 来季のチャンピオンズリーグ出場権すらも掴めず、新シーズンでの挽回を期すリバプール。ジェームズ・ミルナーらが去った一方で、人気株のアレクシス・マク・アリスターを射止めたが、更なる中盤強化が噂される。 そのターゲットに浮上したのがソボスライで、つい最近では代理人との接触報道も。そして、欧州の移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、リバプール行きが決定的となった模様だ。 リバプールはライプツィヒと結ぶ2026年までの契約にある7000万ユーロ(約110億2000万円)の解除条項を行使する旨を先方に知らせ、まもなくサインに。選手とも個人合意に至り、近くメディカルチェックだという。 また、イギリス『BBC』によると、契約解除条項は6月30日まで有効だった様子。リバプールから同日にファビオ・カルヴァーリョがライプツィヒにレンタル移籍しており、ソボスライは入れ替わりで加入する運びとなった。 レッドグルグループのクラブを渡り歩き、2021年1月からライプツィヒでプレーするソボスライは187cmのサイズを誇り、パスやミドルシュートも魅力。昨季は公式戦46試合で10得点13アシストを決め、DFBポカール連覇にも貢献した。 2023.07.01 10:45 Sat

ライプツィヒがリバプールMFファビオ・カルヴァーリョを1年レンタルで獲得…今季はプレミア13試合2得点

RBライプツィヒは30日、リバプールのU-21ポルトガル代表MFファビオ・カルヴァーリョ(20)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。レンタル期間は1年間となる。 ファビオ・カルヴァーリョはフルアムのユース出身。下部組織で育ち、2021年7月にファーストチームへと昇格する。 2021-22シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)で36試合に出場し10ゴール8アシストを記録。チームのプレミアリーグ昇格へと貢献すると、その活躍を受けて、2022年夏にリバプールへと完全移籍する。 しかし、リバプールではプレミアリーグで13試合2得点、チャンピオンズリーグ(CL)で4試合に出場。ただ、ほとんど途中出場となり、満足いく出番はなかった。 ライプツィヒでの武者修行に臨むファビオ・カルヴァーリョは、クラブを通じてコメントしている。 「若い選手として、イングランドからブンデスリーガ、そしてRBライプツィヒへ移籍することは大きな一歩だ。僕は近年非常に成功を収めている強力なチームに加わることになる」 「今、僕は更なる発展に貢献したいと思っているし、新しい挑戦を楽しみにしている」 「僕の目標は、リーグ、カップ戦、そして特にUEFAチャンピオンズリーグでできるだけ多くプレーすることだ。RBライプツィヒは若い選手たちにこのような機会を与えることで定評がある。だからこそ、ここは僕にとって成長を続けるのに最適なクラブだ」 2023.06.30 21:25 Fri

リバプールのカルヴァーリョがライプツィヒへ、1年のドライローンに向けて交渉中

リバプールのU-21ポルトガル代表MFファビオ・カルヴァーリョ(20)は、RBライプツィヒへのレンタル移籍が近づいているようだ。 ユルゲン・クロップ監督からまったく信頼を得られていない現状もあり、今夏の移籍が既定路線とされていたカルヴァーリョ。ただし、リバプールは将来性豊かな同選手の完全移籍は断固として阻止する構えであり、実際にライプツィヒから届いていたオファーは拒否していた。 そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、再びライプツィヒがカルヴァーリョにオファーしたとのことだ。ただし、今回はドライローンの形であり、買い取りオプションも付随しない見込みだという。 かねてより選手のドライローンを希望していたリバプールは、このオファーを受け入れる模様。現在は細部を詰める交渉が進められており、来週には正式発表がされる見込みだ。 昨夏の移籍市場で、フルアムからリバプールに加入したカルヴァーリョ。開幕直後は出場機会を得て存在感をアピールしたものの、年明け以降は出場機会が急激に減少し、プレミアリーグでわずか8分間の出場にとどまった。 2023.06.23 12:15 Fri

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昨夏に引き続きバイエルンがパリーニャ狙うも、フルアムは最初のオファーを拒否

フルアムはバイエルンからのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)へ対するオファーを拒否したようだ。 2022年夏にスポルティングCPからフルアムへ移籍すると、2シーズンにわたって優れたパフォーマンスを発揮しているパリーニャ。昨夏はバイエルン行きのためメディカルチェックまで終える段階となっていたが、土壇場で破談となりフルアム残留が決まった。 それでも、バイエルンはパリーニャ獲得を依然として諦めず。ヴァンサン・コンパニ監督の就任が決まったチームは、今夏の移籍市場で再びパリーニャへのアプローチを開始している。 そんな中で、バイエルンは移籍金3000万ポンド(約60億円)とされるオファーを提出した模様。しかし、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、フルアムはこのオファーを拒否したとのことだ。 昨夏には、パリーニャに対して7500万ポンド(約149億7000万円)の値札をつけていたフルアム。契約は2028年6月まで残っており、1年の契約延長オプションも付帯していることから、強気な姿勢を示しているようだ。 パリーニャ自身はバイエルンへの移籍を熱望しているものの、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドも関心を示している様子。今夏も昨夏に続く注目銘柄として、去就が注目されている。 2024.06.13 12:10 Thu

バイエルンが1年越しに獲得目指す、フルアムMFパリーニャに60億円のオファー

中盤の補強を目指すバイエルンが2年連続でフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得にオファーを出したという。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が退任し、ヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したバイエルン。選手補強に動く中、1年越しにパリーニャの獲得に動いているという。 昨夏はメディカルチェックまで済ませていたパリーニャ。個人間合意に至っていた中、フルアムが後釜を見つけられないという理由から移籍を拒否していた。 7500万ポンド(約149億7000万円)の値札をつけていたフルアムに対し、バイエルンは6000万ポンド(約120億円)で獲得に近づいていたが、今夏は3000万ポンド(約60億円)のオファーからスタートしたという。 パリーニャは2022年7月にスポルティングCPからフルアムに加入。2022-23シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し3ゴールを記録。FAカップでも5試合で1ゴールを記録ていた。 2023-24シーズンは、プレミアリーグで33試合に出場し4ゴールを記録。2シーズンで公式戦79試合に出場し8ゴールを記録していた。 バイエルンは結果として無冠に終わり、中盤の負傷者に悩まされただけに、パリーニャが獲得できていればという思いも少なからずあるところ。本人も移籍を希望しており、交渉を早くまとめたいところだ。 2024.06.10 11:25 Mon

バイエルンがパリーニャ獲得に再挑戦! 個人間では原則合意済みか

バイエルンが今夏もフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得に動いているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 2022年夏にスポルティングCPからフルアムへ移籍し、2シーズンにわたって主力として活躍するパリーニャ。昨夏はバイエルン行きで話が進み、メディカルチェックまで終えたが、移籍市場の最終盤で破談となっていた。 ヴァンサン・コンパニ監督の招へいが決まり、本格的にチーム作りを進められるようになったバイエルンは今夏のトップターゲットとして再びパリーニャに狙いを定めているとのこと。中盤にはドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(29)と同代表MFレオン・ゴレツカ(29)がいるが、両者ともに適切なオファーが届けば売却の可能性があるようだ。 昨夏も移籍を受け入れていたパリーニャ個人とはすでに原則合意に至っており、一方のフルアムも交渉に前向きとのこと。しかし、バイエルンは4000万〜4500万ユーロ(約67億6000万〜約76億円)以上の支払いを望んでいないという。 ユーロ2024を控えるパリーニャは、先日自らの将来についてコメント。「良い印象を残すためにまずはユーロに集中したい」と語った一方、「扉が閉ざされているかどうかはわからない。サッカー界では何事も不確実だ」と移籍の可能性も否定しなかった。 なお、フルアムは2023年9月、バイエルン行きがなくなったパリーニャとすぐさま契約を更新。契約期間は2028年6月まで残っており、1年の契約延長オプションも付帯する。 2024.06.08 17:10 Sat

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レスター・シティは20日、新監督にスティーブ・クーパー氏(44)が就任することを発表した。契約期間は2027年夏までの3年間となる。 チャンピオンシップ(イングランド2部)で見事に優勝を果たし、1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたレスター。しかし、チームを優勝に導いたエンツォ・マレスカ監督は、チェルシーからのオファーを受けて退団した。 後任に就任するクーパー氏は、リバプールユースの監督として指導者キャリアをスタート。その後、アカデミーマネージャー、リバプールU-18の監督を務めると、U-16イングランド代表、U-17イングランド代表で監督を務めた。 2017年のU-17ワールドカップでU-17イングランド代表を率いて優勝。その後、スウォンジー・シティでも指揮すると、2021-22シーズンからノッティンガム・フォレストを指揮。2022-23シーズンはフォレストでチャンピオンシップを戦いプレミアリーグ昇格を果たしていたが、2023-24シーズン途中で解任されていた。 再びプレミアリーグを戦うレスターを任されたクーパー氏は、クラブを通じてコメントしている。 「レスター・シティのファーストチーム監督に任命されたことを本当に嬉しく、誇りに思う。このクラブは豊かな歴史と情熱的なサポーターを持つ素晴らしいクラブだ。このような才能豊かな選手たちと一緒に仕事ができることを嬉しく思うし、プレミアリーグで共通の目標を達成するという挑戦を楽しみにしている」 2024.06.20 21:05 Thu

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ブライトンがドイツ代表FW巡り駆け引き? シュツットガルトから買い戻し、再売却の可能性

日本代表MF三笘薫が所属するブライトン&ホーヴ・アルビオンだが、ストライカーを連れ戻す可能性があるようだ。イギリス『90min』が伝えた。 2023-24シーズンは11位でプレミアリーグを終えていたブライトン。三笘を始め、多くのケガ人でたことで苦しいシーズンとなり、チームを指揮していたロベルト・デ・ゼルビ監督が退任。新たに、ザンクト・パウリからファビアン・ヒュルツェラー監督を招へいした。 新たに生まれ変わるブライトン。その中で、クラブはストライカーの引き留めを考えているという。 それはドイツ代表FWデニス・ウンダブ(27)。ドイツ代表として現在行われているユーロ2024にも出場している。 2023-24シーズンはシュツットガルトへ買い取りオプション付きのレンタル移籍。30試合で18ゴール10アシストを記録し、チームのブンデスリーガ2位フィニッシュと、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献。シュツットガルトは、買い取りオプションを行使する考えがあるという。 2000万ユーロ(約34億円)の移籍金となるが、ブライトンはこれを少し上回る金額をシュツットガルトに提示。買い戻すことも考えているという。 『90min』によれば、ブライトンは今夏ウンダブを売却する可能性が高いものの、より高い金額で売却できる可能性があると考えており、シュツットガルトから買い戻した上で売却することを考えていると見られている。 ただ、他クラブが高値で買おうとしない限りは実行されない見込み。そのままシュツットガルトに売却することになるが、ウンダブ自身もシュツットガルトを離れる気はない状況だ。 シュツットガルト側も残留してもらうために交渉を進めているとのこと。ただ、ウンダブを獲得したいクラブは他にもあり、交渉の結末が注目される。 2024.06.20 15:35 Thu

経営難エバートン、2024-25シーズンはクラブ史上最高額の商業収入か

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バイエルンが1年越しに獲得目指す、フルアムMFパリーニャに60億円のオファー

中盤の補強を目指すバイエルンが2年連続でフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得にオファーを出したという。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が退任し、ヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したバイエルン。選手補強に動く中、1年越しにパリーニャの獲得に動いているという。 昨夏はメディカルチェックまで済ませていたパリーニャ。個人間合意に至っていた中、フルアムが後釜を見つけられないという理由から移籍を拒否していた。 7500万ポンド(約149億7000万円)の値札をつけていたフルアムに対し、バイエルンは6000万ポンド(約120億円)で獲得に近づいていたが、今夏は3000万ポンド(約60億円)のオファーからスタートしたという。 パリーニャは2022年7月にスポルティングCPからフルアムに加入。2022-23シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し3ゴールを記録。FAカップでも5試合で1ゴールを記録ていた。 2023-24シーズンは、プレミアリーグで33試合に出場し4ゴールを記録。2シーズンで公式戦79試合に出場し8ゴールを記録していた。 バイエルンは結果として無冠に終わり、中盤の負傷者に悩まされただけに、パリーニャが獲得できていればという思いも少なからずあるところ。本人も移籍を希望しており、交渉を早くまとめたいところだ。 2024.06.10 11:25 Mon
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フルアムがセルビア代表MFルキッチ獲得! パルチザンの先輩ミトロビッチとのホットラインに期待

フルアムは31日、トリノからセルビア代表MFサシャ・ルキッチ(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年半となるが、さらに1年間の延長オプションが付帯している。 母国のパルチザン・ベオグラードでプロキャリアをスタートさせたルキッチは2016年にトリノへ加入。イタリアではなかなか真価を発揮できず、レバンテへのレンタルも経験したが、2019-20シーズンを境に徐々に主軸へと定着した。 豊富な運動量と優れたテクニックを武器に、中盤でのゲームメークとチャンスメークを担うプレーメーカーは、バルカン半島出身者らしく球際でもしっかりと戦える万能型のセントラルMF。 2018年にデビューを飾ったセルビア代表ではここまで35試合に出場し、先のカタール・ワールドカップでもグループリーグ全3試合に出場していた。 なお、フルアムではパルチザンの先輩であり、セルビア代表の同僚であるFWアレクサンダル・ミトロビッチがエースストライカーを務めており、早期のホットライン開通が期待されるところだ。 2023.02.01 06:09 Wed

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