デンマークvsセルビアは互いに決定力を欠きゴールレスドロー…デンマークは2位でGSを突破【ユーロ2024】

2024.06.26 06:05 Wed
Getty Images
ユーロ2024グループC最終節のデンマーク代表vsセルビア代表が25日に行われ、0-0の引き分けに終わった。

グループステージ2戦連続ドローの2位デンマーク(勝ち点2)は、前節のイングランド代表戦のスタメンからクリスティアンセンをバーに変更した以外は、同じスタメンを採用。2トップにホイルンドとヴィンドを起用し、トップ下にエリクセンを据えた[3-4-1-2]で試合に臨んだ。
一方、1分け1敗の最下位ながら決勝トーナメント進出の可能性を残すセルビア(勝ち点1)は、劇的ドローとなったスロベニア代表戦からスタメンを3人変更。ヴラホビッチやタディッチ、ムラデノビッチに代えてサマルジッチ、グデリ、ミヤイロビッチをスタメンで起用した。

立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、デンマークは16分に最初のチャンスを迎える。ボックス左横でホイルンドの落としを受けたメーレがクロスを供給すると、ゴール前で相手DFともつれたバーが倒れ込みながら頭で合わせたが、これはゴール右に外れた。

さらに23分には、エリクセンの右CKをGKの前に位置取っていたヴィンドが体ごとゴールに押し込んだが、これは右CKのボールが先にラインを割っており、ノーゴールの判定となった。
前半半ば以降もアタッキングサードまでは比較的簡単にボールを運ぶデンマークだが、GKライコビッチを中心に集中した相手の守備を最後まで崩し切ることはできず。前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半、デンマークはヴィンドを下げてスコフ・オルセンを投入。対するセルビアは、サマルジッチとグデリを下げてタディッチとヨビッチをピッチに送り出した。

前半同様にデンマークが主導権を握るかと思われたが、先に決定機を迎えたのはセルビアだった。53分、10のスルーパスに抜け出したヨビッチのシュートはDF3のブロックに阻まれたが、こぼれ球に再び反応した8の折り返しが守備に戻ったDFアンデルセンのオウンゴールを誘った。

このゴールでセルビアの先制かと思われたが、VARの介入の末にヨビッチのオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、再びチャンスを迎えたのはセルビア。81分、パブロビッチのロングパスをボックス左深くで収めたヴラホビッチが折り返しを供給。相手DFに当たったこぼれ球をミトロビッチがダイレクトシュートで狙ったが、これはゴール右に外れた。

結局、試合はそのままゴールレスでタイムアップ。この結果、デンマークが2位でグループCを突破。一方のセルビアはグループステージ敗退が決定した。

デンマーク 0-0 セルビア

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デンマークvsセルビアは互いに決定力を欠きゴールレスドロー…デンマークは2位でGSを突破【ユーロ2024】

ユーロ2024グループC最終節のデンマーク代表vsセルビア代表が25日に行われ、0-0の引き分けに終わった。 グループステージ2戦連続ドローの2位デンマーク(勝ち点2)は、前節のイングランド代表戦のスタメンからクリスティアンセンをバーに変更した以外は、同じスタメンを採用。2トップにホイルンドとヴィンドを起用し、トップ下にエリクセンを据えた[3-4-1-2]で試合に臨んだ。 一方、1分け1敗の最下位ながら決勝トーナメント進出の可能性を残すセルビア(勝ち点1)は、劇的ドローとなったスロベニア代表戦からスタメンを3人変更。ヴラホビッチやタディッチ、ムラデノビッチに代えてサマルジッチ、グデリ、ミヤイロビッチをスタメンで起用した。 立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、デンマークは16分に最初のチャンスを迎える。ボックス左横でホイルンドの落としを受けたメーレがクロスを供給すると、ゴール前で相手DFともつれたバーが倒れ込みながら頭で合わせたが、これはゴール右に外れた。 さらに23分には、エリクセンの右CKをGKの前に位置取っていたヴィンドが体ごとゴールに押し込んだが、これは右CKのボールが先にラインを割っており、ノーゴールの判定となった。 前半半ば以降もアタッキングサードまでは比較的簡単にボールを運ぶデンマークだが、GKライコビッチを中心に集中した相手の守備を最後まで崩し切ることはできず。前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半、デンマークはヴィンドを下げてスコフ・オルセンを投入。対するセルビアは、サマルジッチとグデリを下げてタディッチとヨビッチをピッチに送り出した。 前半同様にデンマークが主導権を握るかと思われたが、先に決定機を迎えたのはセルビアだった。53分、10のスルーパスに抜け出したヨビッチのシュートはDF3のブロックに阻まれたが、こぼれ球に再び反応した8の折り返しが守備に戻ったDFアンデルセンのオウンゴールを誘った。 このゴールでセルビアの先制かと思われたが、VARの介入の末にヨビッチのオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、再びチャンスを迎えたのはセルビア。81分、パブロビッチのロングパスをボックス左深くで収めたヴラホビッチが折り返しを供給。相手DFに当たったこぼれ球をミトロビッチがダイレクトシュートで狙ったが、これはゴール右に外れた。 結局、試合はそのままゴールレスでタイムアップ。この結果、デンマークが2位でグループCを突破。一方のセルビアはグループステージ敗退が決定した。 デンマーク 0-0 セルビア 2024.06.26 06:05 Wed
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「一歩を踏み出せなかった」勝てば突破も敗退…悔しさ語るストイコビッチ監督、選手を称えサポーターに感謝「素晴らしい声援だった」

セルビア代表のドラガン・ストイコビッチ監督が、デンマーク代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 25日、ユーロ2024グループC最終節でセルビアはデンマークと対戦。勝利すれば2位通過の可能性があった中、試合はセルビアが押し込む展開となる。 積極的にデンマークゴールに迫り、試合の最終盤までデンマークゴールを脅かしたが、フィニッシュの精度を欠きゴールレスドロー。勝ち点2で最下位に終わり、グループステージ敗退が決まった。 セルビアとして初めて出場したユーロでは勝利がないまま敗退。ストイコビッチ監督は、試合後に足りなかったとコメント。ただ、選手たちを誇りに思うと称えた。 「我々は足りなかった一歩を踏み出せなかったことに失望している。試合は互角で、我々はチャンスとゴールを狙っていたが、残念ながら成功しなかった」 「私は選手たちを誇りに思う。セルビアは、非常に拮抗したグループの中で、良い結果を残せた」 また、ドイツに駆けつけてくれたセルビアファンについても語り、サポートに感謝を示した。 「セルビアのファンはこのチームを誇りに思うべきだ。我々は最後の瞬間まで戦った。3試合全てで我々を素晴らしい声援でサポートしてくれたサポーターに感謝する」 <span class="paragraph-title">【動画】勝てば突破のセルビアはデンマークとドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="cJC6dVx6NV4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.26 10:27 Wed
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「タフでエモーショナルな戦い」セルビアとドローで2位通過を決めたデンマーク、ヒュルマンド監督はGS突破に「まずは喜ばなければ」

デンマーク代表のカスパー・ヒュルマンド監督が、セルビア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 25日、ユーロ2024グループC最終節でデンマークはセルビアと対戦。勝利すればグループステージ突破、敗れれば敗退の可能性もあった試合だ。 試合は勝利が必要なセルビアが押し込む展開となるが、デンマークはしっかりと守りゴールを許さず。最後までゴールを割らせず、0-0のゴールレスドロー。デンマークはスロベニア代表と勝ち点や得失点差など全てが並んだ中、ユーロ2024予選の総合ランキングの差で3位でのグループステージ突破が決まった。 試合後、ヒュルマンド監督は非常に難しい試合だったとコメント。まずはグループステージ突破という最初の目標を達成したことを喜んだ。 「タフでエモーショナルな戦いだった。そうなることはかなり前からわかっていた。ゴールを決められたらよかったし余裕ができていたが、喉から手が出るほど欲しかった」 「勝ち抜けられたことはとても幸せだ。最初のゴールには到達できた」 また、試合内容については攻撃面でゴールを奪えたと反省。ただ、解消できる問題だとし、今はラウンド16に進んだことを喜びたいとした。 「この試合で満足していることはたくさんある。攻撃面では変えられることが1つか2つあるが、それができるとわかっている」 「我々にはクオリティがある。攻撃で寄与できる選手がたくさんいる。もっと危険な状況を作り出せるだろう」 「我々は満足しなければいけない。グループリーグを突破したのだから、それはとても喜ばしく思うべきだ」 「我々はデンマークのサッカーを代表しており、様々なクラブで素晴らしい仕事をしている何千ものボランティアもいる。我々はみんなのチームでありこのことを喜ばなければいけない」 <span class="paragraph-title">【動画】セルビアとドローのデンマークは3位通過!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="cJC6dVx6NV4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.26 12:15 Wed
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UEFA侮辱の横断幕掲示でデンマークに罰金処分…協会は首謀サポーターに賠償責任負わせる意向

ユーロ2024の試合会場での物議を醸す横断幕によって罰金処分を科されたデンマークサッカー協会(DBU)は、その掲示を主導したサポーターに対して賠償責任を負わせる考えだ。 今回の問題が発生したのは、20日に行われたユーロ2024グループC第2節のデンマーク代表vsイングランド代表の一戦。1-1のドローに終わったこの試合では、デンマークサポーターによる欧州サッカー連盟(UEFA)を侮辱する内容の横断幕が掲げられ、物議を醸していた。 セルビアとアルバニアに続く物議を醸す横断幕の掲示を受け、UEFAはDBUに対して1万ユーロ(約170万円)の罰金処分を科した。 一部サポーターの問題行為によって思わぬ形での出費となった中、DBUのエリク・ブリュッガー・ラスムセン理事は『TV 2 Sport』で、「罰金は支払うが、我々にとって最も重要なのは、そして今それを始めているのは、横断幕を持ち込んだ者を特定し、彼らに請求書を渡すことだ」と、掲示を主導したサポーターに対して賠償責任を負わせる考えを明らかにした。 「もし見つけることができれば、彼ら支払わせればいい。スタジアムにこのような(侮辱的な)言葉が書かれた横断幕を持ち込むかもしれない人間が、よく考えてくれることを願っている。何しろ、7万5000クローネの請求書だ」 DBUの本気度がどれほどかは不明だが、フットボール界ではファン・サポーターの問題行為の責任の一端を協会、クラブが負うケースが多く、DBUは問題提議や今後の抑止効果を期待して今回の決断に至ったようだ。 2024.06.26 08:30 Wed
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ハヴァーツ&ムシアラ弾でデンマークを撃破したドイツがベスト8進出!【ユーロ2024】

ユーロ2024・ラウンド16のドイツ代表vsデンマーク代表が29日に行われ、2-0でドイツが勝利した。 スイス代表、ハンガリー代表、スコットランド代表が同居したグループAを首位で通過した開催国のドイツは、最終節のスイス戦から先発を3人変更。出場停止のターに加え、ヴィルツとミッテルシュタットに代えてサネ、ラウム、シュロッターベックを先発で起用。最前線にハヴァーツを据えた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 一方、イングランド代表、スロベニア代表、セルビア代表が同居したグループCを2位で通過したデンマークは、ゴールレスドローで終えた直近のセルビア戦の先発から出場停止のヒュルマンドとヴィンドをデラネイとスコフ・オルセンに変更した以外は同じ先発メンバーを起用。2トップにホイルンドとヴィンドを起用し、トップ下にエリクセンを据えた[3-4-1-2]で試合に臨んだ。 試合はホームサポーターの大声援を浴びるドイツが開始早々にネットを揺らす。4分、クロースの左CKをゴール前に走り込んだN・シュロッターベックがヘディングシュートで叩き込んだが、これはN・シュロッターベックをマークしていたスコフ・オルセンをブロックして止めたキミッヒのファウルを取られ、ゴールは取り消された。 その後もボールを保持するドイツがデンマークを押し込む状況が続くと、7分にクロスの右CKから再びN・シュロッターベックがヘディングシュート。さらに10分には、リュディガーのロングパスに抜け出したハヴァーツが決定機を迎えたが、共にシュートはGKシュマイケルの好セーブに防がれた。 膠着状態が続くなか、35分に主審が試合をストップ。雷が鳴り始めたことで試合が中断。その後、スタジアムは大雨に見舞われたが、およそ25分間の中断を挟んで再開した時には、全く雨の影響がない状況だった。 再開後も一進一退の展開が続くなか、デンマークは45分に決定機。自陣中盤でのパスカットからカウンターを仕掛けると、エリクセンのパスから敵陣に抜け出したデラネイがボックス手前まで切り込みラストパス。これに反応したホイルンドがGKとの一対一を迎えたが、チップキックで狙ったシュートは飛び出したGKのブロックに阻まれた。 ゴールレスで迎えた後半、デンマークは開始早々にチャンスを作る。48分、左FKのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、ホイビュアが供給した右クロスクリステンセンがフリックすると、ボックス中央で収めたデラネイが倒れながらシュート。これは相手DFにブロックされたが、こぼれ球をアンデルセンがゴールに押し込んだ。 このゴールでデンマークの先制かと思われたが、VARの介入の末に8のオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。 開始早々のピンチを凌いだドイツは、直後にチャンス。51分、左クロスのこぼれ球をボックス左で拾ったラウムが縦への仕掛けからクロスを供給。これがDFアンデルセンの右手に当たると、オンフィールドレビューの末にPKが認められた。このPKをハヴァーツがゴール右隅に突き刺した。 先制したドイツは、59分にギュンドアンとアンドリッヒを下げてフュルクルクとジャンを投入。すると68分、N・シュロッターベックが左サイドのスペースへロングフィードを供給すると、DFアンデルセンに走り勝ったムシアラがボックス左から侵入。冷静にゴール右隅へシュートを流し込んだ。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ドイツは後半アディショナルタイムに再びチャンス。91分、GKノイアーからのロングフィードを最前線のフュルクルクが落とすと、これを拾ったヴィルツがゴール前まで侵入。飛び出したGKをかわしてゴールネットを揺らしたが、VARの末にオフサイドと判定された。 結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。前回大会ベスト4のデンマークに完勝したドイツが2大会ぶりのベスト8へ駒を進めた。 ドイツ 2-0 デンマーク 【ドイツ】 カイ・ハヴァーツ(後8[PK]) ジャマル・ムシアラ(後23) 2024.06.30 06:30 Sun

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