ニューカッスルに痛手…カラム・ウィルソンに今季絶望の可能性

2024.02.16 07:30 Fri
手術の可能性報じられるカラム・ウィルソン
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手術の可能性報じられるカラム・ウィルソン
ニューカッスルのイングランド代表FWカラム・ウィルソンに今シーズン絶望の可能性が浮上している。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

今シーズンのニューカッスルで公式戦22試合8ゴール1アシストの成績を残すウィルソン。一方で、昨年11月にはハムストリング、今年1月にはふくらはぎの負傷によってたびたびチームから離脱していた。
そんなウィルソンは、10日に行われたプレミアリーグ第24節のノッティンガム・フォレスト戦で、試合終盤に相手選手ともつれ合った際に負傷し、腕を固定したままピッチを後にした。

その後の検査の結果、大胸筋に問題があることが判明。そして、『スカイ・スポーツ』によると、同選手は手術を受ける必要があり、離脱期間は12週間程度が見込まれる。

今シーズンを通じて多くの負傷者に悩まされるニューカッスルではスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクもそ径部の問題を抱えており、シーズン終盤戦に向けて前線に不安を抱えるなかでの戦いを強いられる。

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負傷者が後を絶たないニューカッスル…ウィルソンが大胸筋の問題で今週末のプレミアリーグ欠場か

ニューカッスルのイングランド代表FWカラム・ウィルソンが、再び負傷で離脱する可能性があるようだ。 今シーズンのニューカッスルで公式戦22試合8ゴール1アシストの成績を残すウィルソン。一方で、昨年11月にはハムストリング、今年1月にはふくらはぎの負傷によってたびたびチームから離脱していた。 そんなウィルソンだが、イギリス『デイリー・メール』によると新たな負傷で離脱する可能性があるとのこと。10日に行われたプレミアリーグ第24節ノッティンガム・フォレスト戦に先発した同選手は、試合終盤に相手選手ともつれ合った際に負傷し、腕を固定したままピッチを後にした。 エディ・ハウ監督は試合後にウィルソンが腕を負傷した可能性を認めていたが、検査の結果、大胸筋に問題があることが判明。重傷こそ免れたものの痛みがあり、今週末のプレミアリーグ第25節ボーンマス戦の出場が危ぶまれている。 今シーズンを通じて多くの負傷者に悩まされるニューカッスル。スウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクも鼠径部の負傷から復帰するか微妙な見通しであり、仮にウィルソンまで欠場となるとボーンマス戦でストライカー不在に陥る可能性もある。 2024.02.14 15:35 Wed

FFPに悩むニューカッスルはチームの心臓・ギマランイスを売るか否か「選ばれてしまうかもね」

ニューカッスルはブラジル代表MFブルーノ・ギマランイス(26)をどう扱うだろうか。 欧州随一の資金力を誇る一方、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)抵触への懸念から、選手の売却を必要としているニューカッスル。今冬はパラグアイ代表FWミゲル・アルミロンが売却濃厚から一転、残留となった。 他にもイングランド代表DFキーラン・トリッピアー、イングランド代表FWカラム・ウィルソンの売却が噂され、主将トリッピアーについてはバイエルンとの交渉がかなり進んでいたとされるが、最後は先方から撤退した。 一方で、ニューカッスル不動の司令塔・ギマランイスは、FFP云々以前に他のビッグクラブが熱視線を送る人気銘柄・実力者であり、もし売却なら一気に問題が解決しそうなほどの利益を得られることが想像に難くない。 イギリス『フットボール・インサイダー』のコラムニスト、アラン・ハットン氏は「私がニューカッスルのファンなら嫌だけどね」としつつ、クラブは現実問題として“ギマランイス売却”を検討せざるを得ない状況であると指摘する。 「私たちは皆、ここ数週間、多くのクラブが悩むFFPについて話し合ってきた。ニューカッスルの突出した存在であるギマランイスは、“選ばれてしまう”選手かもしれないね」 「しかしどうだろう。ニューカッスルがもう1つ上のステージを目指すクラブなら、彼ほどの選手を売却することなんか到底できない。あらゆる噂が飛び交ったなか、1月に彼をキープしたことは非常に大きな出来事だろう」 「ただ、より大事なのは『誰を失うか=過去』ではなく、『誰を獲得するか=未来』だ。ニューカッスルファンは、どこかの誰かがギマランイス獲得を目指し、ニューカッスルの決意を試す行動に出る可能性があるということを、今後も覚えておかねばならない」 ニューカッスルとギマランイスの契約には1億ポンド(約189億6000万円)のリリース条項が付帯。レアル・マドリー、バルセロナから継続的にマークされているとされる。 2024.02.14 14:15 Wed

相手GKに殴りかかったチェルシーファンに3年間のサッカー活動禁止と罰金15万円の処分

選手に暴行するという暴挙に出たチェルシーファンの1人が3年間のサッカー活動禁止処分を受けることとなった。 事件が起きたのは2023年12月19日。スタンフォード・ブリッジで行われたEFLカップ(カラバオカップ)準々決勝のチェルシーvsニューカッスルの一戦だ。 試合は16分にカラム・ウィルソンのゴールでニューカッスルが先制。そのままスコアが動かずに勝利するかと思われたが、92分にミハイロ・ムドリクが値千金の同点ゴールを記録。PK戦の末にチェルシーが勝利していた。 事件が起きたのはチェルシーが同点に追いついた後。PK戦に入る前、ピッチに侵入した25歳の男は、ニューカッスルのGKマルティン・ドゥブラフカに近づき、顔面に殴りかかる愚行に。そのまま退場させられていた。 イギリス『BBC』によれば、逮捕されたこの男はジョーダン・チドリー。自身の行為を認め、検察官は「スチュワードが彼を掴もうとしたが、腕を伸ばしてGKを掴み、触った。その後GKは離れた」と説明。「接触は最小限だった」と大きなケガなどにはつながらなかったとした。 なお、これにより3年間のサッカー活動禁止に加え、807ポンド(約15万2000円)の罰金処分が科されたという。 刑が軽く済んだ理由としては、「彼がしたことが“悪意”ではなく、“単なる高揚していただけ”」と説明されている。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに侵入しGKに殴りかかる愚行</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A fan ran onto the pitch and celebrated in front of Newcastle goalkeeper Martin Dúbravka after Mudryk&#39;s late equalizer for Chelsea. <a href="https://t.co/Mjw6ylpK3H">pic.twitter.com/Mjw6ylpK3H</a></p>&mdash; ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1737232193376678183?ref_src=twsrc%5Etfw">December 19, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.09 15:45 Fri

難所攻略でリーグ戦久々勝利のニューカッスル、ハウ監督は「我々にとって大きな1週間」

ニューカッスルのエディ・ハウ監督が、難所での勝利を喜んだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 30日、敵地でアストン・ビラとのプレミアリーグ第22節に挑んだニューカッスル。今季リーグ戦ホーム負けなしの相手に、DFファビアン・シェアがいずれもCKからの流れで2得点を得ると、後半もオウンゴールでリードを3点差に。その後に1失点こそ許したが最後までリードを守り、3-1で勝利した。 ようやく今年初のリーグ戦白星を挙げたハウ監督はチームのパフォーマンスを称えつつ、この試合でも再び負傷者が出たことは嘆いている。 「大きな勝利であり、大きなパフォーマンスだった。選手たちは本当に良くやったと思う。昨シーズンの我々のような姿だっただろう。アグレッシブで、前がかりになっていた」 「この1週間は我々にとって大きな、大きな1週間だったんだ。フルアム戦でFAカップに勝ち残れるかが、クラブの雰囲気を大きく左右するものになると理解していた。そこで生まれたポジティブな気持ちをこの試合にぶつけられたと思う。これからはプレミアリーグに新たな活力を吹き込みたいね」 「(アレクサンダー・イサクの負傷が)それほど深刻でないことを願っている。ただ、それを判断するのはまだ早い。これから適切な診断が必要だ。カラム・ウィルソンもケガでイサクの代役を務めるのは無理だろう。我々はシーズンを通して、負傷者の面では運に恵まれていない」 2024.01.31 11:50 Wed

FFPに悩まされるニューカッスル…資金調達のためアルミロンをサウジへ売却か

ニューカッスルのパラグアイ代表FWミゲル・アルミロン(29)が、サウジアラビアへ移籍する可能性があるようだ。 母国クラブのセロ・ポルテーニョでプロデビューを飾ったアルミロンは、2019年1月にニューカッスルへ加入。エディ・ハウ監督の下では徐々に序列を上げると主軸に定着し、今シーズンも公式戦31試合5ゴール2アシストの成績を残している。 チームにとって欠かせない選手であり、ファンからの人気も高いアルミロンだが、一方でその去就は不透明になっている模様。イギリス『ミラー』によると、クラブはサウジアラビアのアル・シャバブから届いたオファーを受け入れたとのことだ。 ニューカッスルは今シーズンのプレミアリーグで10位に沈み、チャンピオンズリーグ(CL)もグループステージ最下位で敗退。負傷者続出のチームを補強で立て直したいところだが、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)抵触を避けるためまずは選手を売却する必要があると報じられている。 すでにDFキーラン・トリッピアーやFWカラム・ウィルソンの売却は拒否しているニューカッスル。資金調達のため、売却されるのはアルミロンとなる可能性があるようだ。 2024.01.23 16:30 Tue

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とうとうニューカッスルがドゥブラフカに構想外通告…クラブ史に名を残す守護神も変革の波

スロバキア代表GKマルティン・ドゥブラフカ(35)がとうとうニューカッスルから構想外を言い渡されたようだ。 ニューカッスルの古株ドゥブラフカ。チームが残留ノルマだった時代に正守護神として君臨し、中東資本参入後はニック・ポープに定位置を譲る形で2番手となっている。 ただ、今季はポープが重傷を負ったため、シーズン途中からフル回転し、公式戦30試合でプレー。契約もあと1年残し、来季もニューカッスルでの現役続行が規定路線だった。 ところが、クラブはポープと定位置を競わせる有力GKの獲得に動き出し、バレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ、バーンリーのイングランド代表GKジェームズ・トラッフォードあたりが候補か。ともかく、誰かしらを獲得する方針が明白だ。 これに伴ってか、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、3番手降格が濃厚なドゥブラフカはクラブから「新天地を探すように」と事実上の構想外通告を受けた模様。 ドゥブラフカはここ数日、GKジョー・ハート(引退)の後釜を探すセルティックと紐付けされているが、現段階で交渉は成立しておらず、移籍が完了する目処は立っていないとのことだ。 これからスロバキア代表守護神としてユーロ2024を戦うドゥブラフカだが、慣れ親しんだニューカッスルを去る可能性が極めて高そうだ。 2024.06.14 17:15 Fri

人気銘柄オリーズ狙うチェルシー、バイエルンやニューカッスルと共にパレスに接触か…契約解除金約120億円準備の構え

クリスタル・パレスのU-23フランス代表MFマイケル・オリーズ(22)の獲得に向け、チェルシーなど複数クラブが動きを見せているようだ。『The Athletic』が報じた。 チームメイトのイングランド代表MFエベレチ・エゼ(25)と共に、ビッグクラブからの関心が絶えないオリーズ。今シーズンは2度の負傷離脱もあり、プレミアリーグで19試合のプレーにとどまったが、10ゴール6アシストと自己最高の成績を残した。 今夏のパリ・オリンピックを戦う25名のU-23代表候補メンバーに入ったなか、そんなオリーズ獲得に本格的に乗り出しているのが、昨夏も動いていたチェルシー。代理人との交渉の許可を求めるべく、パレスにコンタクトを取ったという。 また、チェルシーは6000万ポンド(約120億6000万円)程度とみられる契約解除金を用意する準備もあるとのこと。ほかにはバイエルンとニューカッスルもパレスに接触済みで、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティも22歳の俊英に関心を示している。 昨夏のオリーズは、チェルシー行きが迫っていたなかでパレスとの契約延長を決断。現行契約を2027年6月まで残す一方、今夏も自らの将来について考えを巡らせることになりそうだ。 2024.06.14 16:11 Fri

ニューカッスルが補強第1号、ハウ監督も知るDFロイド・ケリーをボーンマスから獲得

ニューカッスルは13日、ボーンマスを退団したイングランド人DFロイド・ケリー(25)の加入を発表した。 なお、クラブとは長期契約を結び、背番号は「25」をつけることに。今夏の移籍市場で最初の補強となった。 ケリーはブリストル・シティの下部組織出陳で、2019年7月にボーマスへと完全移籍した。 ボーンマスでは5シーズンを戦い、公式戦141試合で3ゴール8アシストを記録。プレミアリーグでは54試合で3アシストを記録。ニューカッスルを指揮するエディ・ハウ監督の下でもプレーしていた。 2023-24シーズンはプレミアリーグで23試合に出場し1アシスト。センターバック、左サイドバックでプレーし、対人守備の強さを見せていた。 ケリーはクラブを通じて加入の喜びを語っている。 「ここに来られて本当に嬉しい。このクラブがどれだけ大きなクラブか、そしてファンのみんなにとってどれだけ大切なクラブかはわかっている。とにかく、すぐに仕事に取り掛かりたい」 「僕にとっても家族にとっても大きな引っ越しだ。もちろん南部にいたので少し違うけど、ニューカッスルの街は都会の生活と田舎のコントラストが素晴らしい街だと思う」 「ここに来ることは難しい決断ではなかった。以前、監督と一緒に仕事をしたことがあり、選手に何を求めているのか、どのようにプレーして欲しいか分かっている。貢献できることを考えると、それは理にかなっている。始めるのが待ちきれないよ」 2024.06.13 23:45 Thu

セルティックの新守護神はドゥブラフカか 他に候補多数も現実的な選択肢

セルティックがニューカッスルからスロバキア代表GKマルティン・ドゥブラフカ(35)の獲得を議論中だそうだ。 中東資本参入前の“冬の時代”からニューカッスルを支えるドゥブラフカ。ニック・ポープ加入で定位置を失い、昨季前半戦はマンチェスター・ユナイテッドへレンタル放出もされたが、今季はポープ重傷の緊急事態から常時出場し、最終的に30試合でゴールマウスを守った。 ただ、正守護神ポープに競争を強いるべく、クラブが新GKの獲得を目指しているのが明白。よく名前が上がるのは、バレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリだ。 誰かしらのGK獲得が実現した場合、ドゥブラフカの3番手降格は想像に難くなく、そうなれば契約を25年6月まで残すなかでも退団を望む可能性が。なんといっても、ドゥブラフカはユーロ2024へ向かうスロバキア代表で今なお正守護神を担い、精神的支柱でもある。 イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、そんなドゥブラフカの獲得を検討するのがセルティック。ジョー・ハートが今季限りで現役を退くため、GK補強が何よりの優先事項となっているアイリッシュクラブだ。 一時はリバプールの2番手GKクィービーン・ケレハーがよく取り沙汰されるも、アイルランド代表選手ということで理想的な人材である一方、獲得が現実味を欠くのは残念ながら明白。ハートを獲得した時と同じく、経験豊富なベテランのドゥブラフカが現実的かつ、見方によっては理想的なようだ。 ハートの後釜を探すセルティック。 ドゥブラフカ以外には、バイエルンのイスラエル代表GKダニエル・ペレツ(23)、サウサンプトンの元イングランド代表GKアレックス・マッカーシー(34)、スパルタ・プラハのデンマーク人GKピーター・イェンセン(26)を候補に掲げ、現実的なのは「イェンセンかドゥブラフカ」と伝えられている。 2024.06.13 19:00 Thu

ニューカッスルが早くも即戦力確保へ、フリーのロイド・ケリー加入で口頭合意か

ニューカッスルがボーンマスを退団したイングランド人DFロイド・ケリー(25)の加入について合意に至ったとのことだ。 190cmの高さを備えたセンターバック兼左サイドバックとして、ボーンマスでプレーしていたケリー。今季は度重なるケガに苦しみながらも、プレミアリーグで23試合に出場してクラブに貢献した。 一方で、ケリーとボーンマスの契約は今季までとなっており、5日にはクラブが退団を発表。かねてより獲得に関心を示していたニューカッスルが接触しており、交渉の行方が注目されていた。 そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ニューカッスルとケリーは口頭合意に至ったとのこと。契約は2028年6月までの4年契約になる模様だ。 ニューカッスルはフルアムを退団して同じくフリーとなっていたイングランド人DFトシン・アダラバイヨ(26)こそチェルシーに奪われる形となったが、早い段階で即戦力の確保に成功している。 2024.06.11 18:20 Tue

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リバプールが、2シーズン連続でシュツットガルトの主将引き抜きを画策しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨夏、シュツットガルトの前主将の日本代表MF遠藤航を獲得したリバプール。加入当初とシーズン最終盤はやや微妙なパフォーマンスとなったものの、シーズン中盤と後半にはほぼフル稼働でチームの中盤を牽引する、好補強となった。 そういった中、シュツットガルトの“目利き”に信頼を置くアルネ・スロットのチームは、元カメルーン代表DFジョエル・マティプの退団によって手薄となったセンターバックの補強として、遠藤の元同僚の獲得を検討しているようだ。 報道によると、リバプールは2週間前にシュツットガルトの現主将であるドイツ代表DFヴァルデマール・アントン(27)獲得に向けた問い合わせを行ったという。 なお、ドルトムント、レバークーゼンの獲得候補にも挙がる同選手には2250万ユーロ(約37億9000万円)の契約解除条項が設定されており、リバプールが興味を示すその他の候補に比べて割安と言える。 ハノーファーの下部組織出身のアントンは、2015年7月にファーストチームに昇格。ハノーファーでは、センターバックを主戦場に守備的MFや右サイドバックもこなす万能型の守備者として活躍。 2020年7月に完全移籍で加入したシュツットガルトではセンターバックを主戦場にプレーし、3バックと4バックを併用するチームのディフェンスラインの要を担う。今シーズンはブンデスリーガ2位と大躍進したチームでハイパフォーマンスを披露し、今年3月にA代表デビューを飾ったドイツ代表ではユーロ2024のメンバーにも入っている。 現時点では問い合わせを行った段階ではあるが、リバプールは2シーズン連続でシュツットガルトの主将を獲得することになるのか…。 2024.06.17 09:30 Mon

アーセナルのバックアッパー・キヴィオルに恩師着任ユーベが関心…ミランは16日にポーランド代表戦を視察へ

アーセナルのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(24)はやはりイタリア方面から人気が根強い。 アーセナル最終ラインのバックアッパー、キヴィオル。初めてプレミアリーグをフルシーズン戦った今季は2月〜3月にかけて先発フル出場が続くも、やはり位置付けはサブ。周りの選手が万全なら、キヴィオルの序列は高くない。 そんなポーランド代表DFに対しては、前所属がセリエA時代のスペツィアとあってか、イタリア国内で今も評価が高く、ここ半年以上、移籍先としてミランがよく上がる。 イタリア各紙はミランがキヴィオル獲得を目指し続けていると紹介するなか、『カルチョメルカート』によると、どうやらユベントスも参戦。本腰を入れるかは不透明だが、16日に入ってこの動きが確認されたという。 ミランについては、今日現在ポーランド代表一行がユーロ2024で滞在しているドイツ・ハンブルクへリクルート班を向かわせており、16日のポーランドvsオランダをキヴィオル目的で視察するとのこと。 ユベントスは、守備陣補強としてボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを狙いつつ、キヴィオルもマーク。スペツィア時代のキヴィオルを育てたのは、21-22シーズンに同クラブを率いたチアゴ・モッタ監督だ。 キヴィオル本人はというと、ユーロ2024終了後の移籍を決意済みとも。同選手を2500万ユーロ(約42.2億円)と評価するアーセナルも、1800万〜2000万ユーロ(約30億〜33.7億円)のオファーが来れば妥協すると伝えられている。 2024.06.16 21:45 Sun

今季ヘタフェでプレーのグリーンウッドはスペイン残留希望か…バレンシアがユナイテッドにオファー

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