ミッチェル・デュークが豪州代表を早期離脱…8日に町田帰還

2024.06.08 13:55 Sat
オーストラリア代表のミッチェル・デューク
Getty Images
オーストラリア代表のミッチェル・デューク
この代表ウィークにオーストラリア代表の活動に参加するFWミッチェル・デュークだが、所属先のFC町田ゼルビアが代表離脱とともに、本日8日の合流を発表した。

2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選進出が決定済みのオーストラリアはこの6月シリーズでバングラデシュ代表、パレスチナ代表と対戦。6日にはアウェイのバングラデシュ戦に臨み、2-0で勝利した。
Jリーグから唯一の選出となるデュークはそのバングラデシュ戦にフル出場。11日にホームで行われるパレスチナ戦を前に町田帰還の運びとなった。

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町田・黒田剛監督の怒り「町田は決して悪ではない」/六川亨の日本サッカーの歩み

先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon

町田にさらなる負傷者…FWナ・サンホがじん帯損傷、FWデュークが肉離れと診断、天皇杯・筑波大学戦で4名が負傷離脱

FC町田ゼルビアは13日、FWナ・サンホ、オーストラリア代表FWミッチェル・デュークの負傷を発表した。 共に12日に行われた第104回天皇杯2回戦の筑波大学戦で負傷したとのことだ。 ナ・サンホは、左足関節じん帯損傷、前距腓じん帯損傷、三角じん帯損傷と診断されたとのこと。デュークは、左大腿二頭筋肉離れと診断された。 ナ・サンホは、今シーズンの明治安田J1リーグで12試合に出場し2得点、デュークは15試合に途中出場し2得点を記録していた。 筑波大学戦では、試合後に黒田剛監督が相手のラフプレーに対して苦言を呈していた中、MF安井拓也が右脛骨骨幹部骨折、DFチャン・ミンギュが左鎖骨骨折と診断されており、合わせて4名の選手の負傷離脱が発表されることとなった。 2024.06.13 18:55 Thu

町田がC大阪退けプライムラウンド進出! 2点差追いつかれてドローも先勝のアドバンテージ活かす【YBCルヴァンカップ】

YBCルヴァンカップ プレーオフ(PO)ラウンド第2戦のFC町田ゼルビアvsセレッソ大阪が9日に町田GIONスタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。この結果、2戦合計5-3とした町田のプライムラウンド進出が決まった。 5日にC大阪ホームで行われた第1戦はホームチームが先制も、後半に3ゴールを畳みかけたアウェイの町田が3-1の逆転で先勝した。 敵地での先勝でプライムラウンド進出へ王手をかけた町田。逃げ切りを図るこのホームゲームでは先発3人を変更。奥山政幸、池田樹雷人、安井拓也に代えて昌子源、林幸多郎、仙頭啓矢を起用。さらに、オーストリア代表から早期復帰のミッチェル・デュークがベンチに入った。 一方、敵地で逆転突破を目指すC大阪は舩木翔、奥田勇斗、上門知樹を除く先発8人を変更。守護神キム・ジンヒョン、エースのレオ・セアラを含めリーグ戦の主力を起用した。 逆転突破へ3点が必要なアウェイチームが勢いを持って試合に入ったが、ホームチームが得意のセットプレーからいきなり先制点を挙げる。5分、右CKの場面でキッカーの下田北斗がクロスではなくボックス右のスペースへのグラウンダーパスを選択すると、タイミング良く走り込んだナ・サンホがゴール前の密集を抜く左足シュートをニア下に突き刺した。 町田のデザインされたセットプレーでいきなりスコアが動いた試合は早くもオープンな展開に。前がかるC大阪がレオ・セアラ、ヴィトール・ブエノの強烈なミドルシュートなどで早い時間帯のゴールを目指す一方、町田も相手の背後を狙った形からエリキやバスケス・バイロンの個人技で際どいシーンを作り出す。 すると、前半半ばには再び町田がセットプレーでゴールをこじ開ける。21分、再び右CKの場面でキッカーの下田が左足インスウィングの正確なボールを入れると、望月ヘンリー海輝のヘディングシュートがフリック気味に流れたところをゴール前に飛び込んだ昌子源がうまく足に当てて押し込んだ。 この連続失点で厳しくなったC大阪だが、直後に思わぬ形で1点を返す。26分、中央での崩しからルーカス・フェルナンデスの横パスをボックス中央で受けたレオ・セアラのコントロールミスがDF昌子のクリアミスを誘発。オウンゴールで反撃の狼煙を上げる1点を奪った。 これで勢い付いたアウェイチームは36分、ボックス手前右での奥田のタメからペナルティアーク付近のヴィトール・ブエノが絶妙な浮き球のワンタッチパスをボックス右のスペースに落とすと、オフサイドぎりぎりで飛び出した上門がGKの股間を抜く右足シュートを突き刺し、同点に追いついた。 2戦合計で試合前の状況に戻った中、以降は一進一退の攻防に。このまま押し切って点差を縮めたいC大阪の攻撃を冷静に撥ね返し続けた町田が、うまくゲームを落ち着かせる形でハーフタイムを迎えた。 町田はハーフタイム明けに仙頭を下げて柴戸海、後半序盤にナ・サンホ、エリキを下げて藤本一輝、デュークを早いタイミングで投入。全体の強度を維持して守りを意識しつつ、前線に高さとフィジカルを加える。 これに対してC大阪は前半と同じメンバーで臨んで立ち上がりから押し込む展開に持ち込む。その流れでヴィトール・ブエノのミドルシュート、セットプレー流れからの上門のミドルシュートでGK福井光輝ら相手守備陣に脅威を与えていく。 さらに、64分にはその上門、ヴィトール・ブエノを下げて北野颯太、清武弘嗣を同時投入。攻撃に変化を加えていくと、71分には波状攻撃からボックス左で収めたルーカス・フェルナンデスが右足のコントロールシュートをファーポストに飛ばすが、これはGK福井の見事なワンハンドセーブに阻まれた。 この直後に町田はバスケス・バイロンを下げて池田を投入し、[5-3-2]の形にシフト。完全に逃げ切り態勢に入る。これに対して、C大阪は阪田澪哉、柴山昌也、為田大貴とフレッシュな選手の投入でゴールをこじ開けるにかかる。 その後、リスクを冒して前に出たC大阪は、幾度か町田の鋭いカウンターに晒されながらも守備陣が粘って3失点目は許さず。だが、攻撃ではレオ・セアラの決定的なヘディングシュートをGK福井にビッグセーブで阻まれるなど、守りに入ったホームチームの堅守を最後までこじ開けることはできなかった。 そして、2戦目は2-2のドローも初戦勝利のアドバンテージを活かした町田が2戦合計5-3でプライムラウンド進出を決めた。 FC町田ゼルビア 2-2(AGG:5-3) セレッソ大阪 【町田】 ナ・サンホ(前5) 昌子源(前21) 【C大阪】 オウンゴール(前26) 上門知樹(前36) 2024.06.09 16:13 Sun

J1町田の豪代表ミッチェル・デュークが母国メディアに退団を示唆「次の移籍期間で大きな決断をすべきかも」

オーストラリア代表FWミッチェル・デューク(33)がFC町田ゼルビアからの退団を示唆した。豪『news.com.au』が伝える。 現在オーストラリア代表の活動に参加しているデューク。2022年カタールW杯でゴールも決めた33歳は、グラハム・アーノルド監督率いる同代表でセンターフォワードのファーストチョイスを長く守っている。 Jリーグ歴も長くなったなか、昨季の町田ではJ2リーグ34試合10得点で優勝およびJ1初昇格に貢献。ただ、アジア杯におけるケガで今季を少し出遅れ、J1首位を走る町田において、デュークはリーグ戦での先発機会がない。 そんななかでの代表活動。デュークは母国メディアに対し、「僕の持つ競争心を考慮すれば、次の移籍期間で大きな決断をしなくてはならない可能性が高くなっているよ…すでにクラブ(町田)とは話をしている。これからどうなっていくか様子を見ないといけない」とコメント。 「この1カ月は調子も良く、結果も出せている。もっとプレー時間が増えるかどうかを見てみよう」 デュークは今季、J1リーグ出場15試合は全て途中出場で2得点。スタメン機会がYBCルヴァンカップに限られるなか、同大会では2回戦の鹿島アントラーズ戦(5月22日)で2得点を挙げている。 2024.06.03 18:40 Mon

新潟が連敗ストップの大きな白星! 町田は今季初3失点で7戦ぶり黒星【明治安田J1第17節】

明治安田J1リーグ第17節の1試合が1日に町田GIONスタジアムで行われ、アウェイのアルビレックス新潟がFC町田ゼルビアを3-1で下した。 首位町田は下田北斗に代わり、柴戸海が先発。一方、16位新潟も前節から1選手の変更にとどめ、千葉和彦に代わって舞行龍ジェームズがスタートから出場した。 首位チームのホームに乗り込んでの一戦になる新潟だが、24分に小見洋太が味方を使いながらドリブルで右サイドからボックス中央に。最後は右足でネットを揺らし、先制する。 新潟の攻撃は26分にも町田の守備陣に襲いかかり、右サイドからのクロスに大外の谷口がヘッド。GK谷晃生も前に出ており、万事休すかに追われたが、昌子源がぎりぎりで跳ね返す。 すると、直後の27分に平河悠が左サイドを独走してカウンター。左足での折り返しを並走するボックス中央の藤尾翔太が右足で押し込み、町田がすぐさま追いついてみせる。 ところが、45分に長倉幹樹がボックス右に仕掛け、折り返しに谷口海斗が右足で合わせると、ボックス右のスペースにうまくこぼれ、それを藤原奏哉が右足でプッシュ。新潟が再び前に出る。 後半からナ・サンホを送り込み、仕切り直しを図る町田だが、52分に新潟が敵陣左サイドでFKのチャンス。クロスにニアの谷口が反応すると、チャン・ミンジュのオウンゴールを誘って突き放す。 追いかける町田は59分にエリキや、荒木駿太、望月ヘンリー海輝を一挙に送り込み、63分に平河が左ポストを叩くフィニッシュ。そのこぼれ球から荒木が押し込みにかかったりと猛攻に出る。 だが、それでもこじ開けられず、73分に最後のカードでミッチェル・デュークも投入した町田だが、新潟も次のゴールを目指しながらこのリードを死守。守り一辺倒の戦いに持ち込ませず。 堀米悠斗や、島田譲、ダニーロ・ゴメス、松田詠太郎、石山青空といった交代カードを切りながら町田に反撃を許さなかった新潟は連敗ストップの3戦ぶり白星。今季初3失点の町田は7戦ぶりの黒星となった。 FC町田ゼルビア 1-3 アルビレックス新潟 【町田】 藤尾翔太(前27) 【新潟】 小見洋太(前24) 藤原奏哉(前45) OG(後7) 2024.06.01 17:12 Sat

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首位町田と3連勝福岡の一戦はゴールレスドロー…両チームとも堅守を崩せず【明治安田J1第19節】

明治安田J1リーグ第19節、FC町田ゼルビアvsアビスパ福岡が22日に町田GIONスタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。 前節横浜F・マリノスに勝利して、首位をキープする好調町田。前節から柴戸に代えて仙頭がスタメンとなっており、システムは藤尾とエリキが2トップを組む[4-4-2]のシステムを採用している。 一方、前節サガン鳥栖とのダービーを制してリーグ3連勝と、こちらも絶好調の福岡。システムは変わらず[3-4-2-1]の形を採っており、前節から出場停止の紺野に代わって金森が先発している。 立ち上がり、ボックス手前で得たFKから下田が惜しいシュートを放ち、町田が早速チャンスを作る。9分にもセットプレーから藤尾がヘディングシュートを狙うなど、ホームチームが攻勢を仕掛ける展開が続く。 その後も激しいプレッシングと鋭い飛び出しを武器にゴールへと迫る町田。福岡も反撃の隙は伺うものの、ボールを前進させることができずチャンスを作るまでに至らない。 それでも、30分を過ぎたあたりからは徐々に福岡も押し込み始め、セットプレーなどからゴールを伺う展開に。34分にはCKのこぼれ球から最後は金森がシュートを放ったが、大きく枠から外れた。 38分には福岡の右CKから小田が頭で合わせたが、これはポスト直撃で惜しくもゴールとはならず。町田もハーフタイム直前には左サイドからのクロスにバスケス・バイロンが飛び込んだがわずかに届かず、ゴールレスのまま前半を終えた。 後半、57分に右サイドからのクロスにウェリントンがヘディングシュートを放つなど、福岡が積極的な入りに。対する町田も60分には手数をかけた攻撃からゴールに迫るなど、両者一歩も引かない姿勢を見せる。 72分には前がボックス手前から狙いすましたコントロールシュートを放つが、わずかに枠上へ。78分には左サイドの崩しから、完全フリーとなっていた途中交代のザヘディに完璧なクロスが上がったが、ヘディングをミートしきれず枠外となった。 徐々にチャンスを作れなくなっていた町田は、84分に柴戸がミドルシュートを放つも枠は捉えられず。88分にはFKの流れからボックス内で藤尾がシュートを放ったが、福岡DFのブロックに防がれた。 終盤も一進一退の攻防が続いたが、両チームとも最後までゴールネットは揺らせないまま試合終了。首位町田は連勝ならず、福岡も連勝が「3」でストップとなる両者にとって悔しいゴールレスドローとなった。 FC町田ゼルビア 0-0 アビスパ福岡 2024.06.22 17:05 Sat

【J1注目プレビュー|第19節:町田vs福岡】共にデュエルが特徴、カウンターで相手を仕留めるのはどちらか

【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/38pt) vs アビスパ福岡(7位/28pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆首位としての強さを見せたい【FC町田ゼルビア】</span> 前節は横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。今シーズン先制された試合は全敗だった中、初逆転勝利を収めた。 近年のJ1を牽引する横浜FMに力を見せた町田。チームとしてはケガ人が多く出ている中で、しっかりと勝ち切れたことは1つステージを上げられたとも言えるだろう。 チームとしては選手層を厚くすることもJ1を戦う上では重要だったが、不測の産物とも言えるケガ人により出番を得た選手が活躍。前節ゴールに絡んだ下田北斗もその1人だ。 今節の相手はハードなプレーが特徴の福岡。どこか近しい特徴を持つ相手との戦いはあまり得意ではなく、ボールを持たされた場合の戦い方にも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆復調して3連勝、どこまで伸ばせるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。隣県同士のバチバチのバトルは2-0で勝利し、3連勝とした。 無敗が止まってから連敗を喫していた福岡だったが、この3試合はいずれも2ゴールを奪っての勝利。チームとしては攻撃の迫力不足が懸念だったが、佐藤凌我が復帰してからはその不安材料も解消している。 チームとしてバランスが取れ始めた中で迎える町田戦。首位相手に戦う中では流れの中のプレーよりもセットプレーを警戒したいところだ。 しっかりとマークを外さず、相手の用意する様々なセットプレーに対応できるのか。4連勝で上位進出のキッカケを掴みたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:金森健志、佐藤凌我 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.06.22 12:45 Sat

今日はいろんなチームの監督さんがそろそろ意識する数字を教えちゃうよ?!の巻/倉井史也のJリーグ

さてさて今週末で半分を終えちゃうJ1リーグですけど、このころになるといろんな監督が意識し始めることがあるんです。それって1試合の平均勝点。特に優勝を狙ってるようなチームだったら間違いなく計算してるんです。 そもそもJ1の優勝ラインって、「試合数」×「2.0」プラス「アルファ」って言われてて、厳しい年だったらその「アルファ」で優勝が決まったなんてこともありました。ということで、今年はどんな傾向になりそうなのか、2005年からのデータを調べて見ちゃいましょう。シーズンの前後半でどうなるかも見たほうがいいと思うから、2シーズン制だった2015年と2016年、降格がなかった2020年を除いて、首位のチームがシーズン半分でどれくらいの勝点と平均勝点、そしてシーズン最後でどれくらいの勝点と平均勝点だったか調べてみると……。 シーズン/優勝チーム/年間勝点(平均)/半分までの順位/半分までの勝点(平均) 2005年/G大阪/60(1.76)/2位/32(1.88) 2006年/浦和/72(2.12)/1位/36(2.12) 2007年/鹿島/72(2.12)/3位/30(1.76) 2008年/鹿島/63(1.85)/2位/31(1.82) 2009年/鹿島/66(1.94)/1位/42(2.47) 2010年/名古屋/72(2.12)/2位/35(2.06) 2011年/柏/72(2.12)/2位/34(2.00) 2012年/広島/64(1.88)/2位/33(1.94) 2013年/広島/63(1.85)/1位/36(2.12) 2014年/G大阪/63(1.85)/8位/24(1.41) 2017年/川崎/72(2.12)/6位/29(1.81)※16試合 2018年/川崎/69(2.03)/3位/33(1.94) 2019年/横浜FM/70(2.06)/3位/30(1.76) 2021年/川崎/92(2.42)/1位/49(2.58)※20チーム 2022年/横浜FM/68(2.00)/1位/34(2.00) 2023年/神戸/71(2.09)/3位/33(2.06)※16試合 まぁ2021年の川崎の強いこと!! で、この数字から考えると、優勝チームの1試合あたりの平均勝点の平均(ややこしいな)は、「2.02」。そんなチームがシーズン半分までで稼いでいた平均勝点の平均(またまたややこしいな)は、「1.98」。 じゃあ今シーズン18節終わった時点での状態は、 1位/町田/38(2.11) 2位/鹿島/36(2.00) 3位/G大阪/34(1.89) 4位/神戸/33(1.83) 5位/広島/29(1.61) 6位/C大阪/28(1.56) 7位/福岡/28(1.56) 8位/FC東京/27(1.50) 9位/名古屋/27(1.50) うーん、こうしてみるとすでに町田と鹿島に絞られた感ありますけど、2014年のG大阪という奇跡もありますからね。ともあれ折り返しのゲームがどうなるか、じっくり見てみますか!! <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2024.06.22 10:00 Sat

町田・黒田剛監督の怒り「町田は決して悪ではない」/六川亨の日本サッカーの歩み

先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon

首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】

明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat

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首位町田と3連勝福岡の一戦はゴールレスドロー…両チームとも堅守を崩せず【明治安田J1第19節】

明治安田J1リーグ第19節、FC町田ゼルビアvsアビスパ福岡が22日に町田GIONスタジアムで行われ、ゴールレスドローに終わった。 前節横浜F・マリノスに勝利して、首位をキープする好調町田。前節から柴戸に代えて仙頭がスタメンとなっており、システムは藤尾とエリキが2トップを組む[4-4-2]のシステムを採用している。 一方、前節サガン鳥栖とのダービーを制してリーグ3連勝と、こちらも絶好調の福岡。システムは変わらず[3-4-2-1]の形を採っており、前節から出場停止の紺野に代わって金森が先発している。 立ち上がり、ボックス手前で得たFKから下田が惜しいシュートを放ち、町田が早速チャンスを作る。9分にもセットプレーから藤尾がヘディングシュートを狙うなど、ホームチームが攻勢を仕掛ける展開が続く。 その後も激しいプレッシングと鋭い飛び出しを武器にゴールへと迫る町田。福岡も反撃の隙は伺うものの、ボールを前進させることができずチャンスを作るまでに至らない。 それでも、30分を過ぎたあたりからは徐々に福岡も押し込み始め、セットプレーなどからゴールを伺う展開に。34分にはCKのこぼれ球から最後は金森がシュートを放ったが、大きく枠から外れた。 38分には福岡の右CKから小田が頭で合わせたが、これはポスト直撃で惜しくもゴールとはならず。町田もハーフタイム直前には左サイドからのクロスにバスケス・バイロンが飛び込んだがわずかに届かず、ゴールレスのまま前半を終えた。 後半、57分に右サイドからのクロスにウェリントンがヘディングシュートを放つなど、福岡が積極的な入りに。対する町田も60分には手数をかけた攻撃からゴールに迫るなど、両者一歩も引かない姿勢を見せる。 72分には前がボックス手前から狙いすましたコントロールシュートを放つが、わずかに枠上へ。78分には左サイドの崩しから、完全フリーとなっていた途中交代のザヘディに完璧なクロスが上がったが、ヘディングをミートしきれず枠外となった。 徐々にチャンスを作れなくなっていた町田は、84分に柴戸がミドルシュートを放つも枠は捉えられず。88分にはFKの流れからボックス内で藤尾がシュートを放ったが、福岡DFのブロックに防がれた。 終盤も一進一退の攻防が続いたが、両チームとも最後までゴールネットは揺らせないまま試合終了。首位町田は連勝ならず、福岡も連勝が「3」でストップとなる両者にとって悔しいゴールレスドローとなった。 FC町田ゼルビア 0-0 アビスパ福岡 2024.06.22 17:05 Sat

【J1注目プレビュー|第19節:浦和vs鹿島】首位を窺う9戦無敗の鹿島を4戦未勝利の浦和がホームで迎え撃つ!

【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 19:00キックオフ 浦和レッズ(10位/25pt) vs 鹿島アントラーズ(2位/36pt) [埼玉スタジアム2002] <span class="paragraph-subtitle">◆4試合勝ちなし、苦しい状況を打破できるか【浦和レッズ】</span> 前節はアウェイでセレッソ大阪と対戦し、2-1で敗戦。これでリーグ戦4試合勝利から遠ざかっている。 そんな中で、チームには負傷者が多い状況。軸となっていたMFサミュエル・グスタフソンが代表活動で負傷して離脱したほか、その他にも多くのケガ人がいる状況。一方で、オラ・ソルバッケンなどは復帰してきた。 ただ、ここ4試合勝ちきれていないのは攻撃のクオリティ。苦しい時間に曲面を打開する術が乏しく、特に中島翔哉などの局面を高いできる選手がいない中では、同先手を奪っていくかがポイントとなるだろう。 首位を窺う鹿島との大一番。上位に浮上するためにも、そしてホームゲームということを考えても、負けられない試合となる。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:西川周作 DF:石原広教、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、渡邊凌磨 MF:伊藤敦樹、岩尾憲、安居海渡 FW:前田直輝、チアゴ・サンタナ、オラ・ソルバッケン 監督:ペア・マティアス・ヘグモ <span class="paragraph-subtitle">◆首位奪還へ勝利あるのみ【鹿島アントラーズ】</span> 前節はホームにアルビレックス新潟を迎えて1-1のドロー。連勝は4でストップしたが、無敗は9試合に伸びている。 首位を走るFC町田ゼルビアとの勝ち点差「2」。引き分けを引きずることなく、しっかりと勝利を積み上げていきたいところだ。 前半戦も最後となる試合の相手は浦和。ここで無敗を継続してしっかりと終えることが何よりも大事。後半戦での逆転、久々のタイトルに向けて勢いづけたいところだ。 ただ、この9戦無敗の期間でクリーンシートは僅かに2試合。得点が奪えているから良いものの、盤石の内容で戦えているというわけではない。 前節の新潟戦も、相手の守備に苦労し1点止まり。守備もゼロに抑える仕事をしていきたいところだ。安定感はあるものの、4バックのうち3人が全試合出場であり、ケガや出場停止で選手がいなくなった時に崩壊しないとも言えない。しっかりと、した守備を築くことが、優勝に必要なピースになることだろう。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、佐野海舟 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ 2024.06.22 16:15 Sat

【J1注目プレビュー|第19節:G大阪vs神戸】首位窺う上位対決、5連勝目指すG大阪を神戸が止められるか

【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 18:30キックオフ ガンバ大阪(3位/34pt) vs ヴィッセル神戸(4位/33pt) [パナソニック スタジアム 吹田] <span class="paragraph-subtitle">◆目指せ5連勝、首位肉薄へ【ガンバ大阪】</span> 前節はホームに柏レイソルを迎えた中、2-1で勝利を収め、チームは4連勝。首位と勝ち点差「4」の3位につけている。 3度の3連勝チャレンジに失敗していたチームだったが、4度目に成功すると現在4連勝。前半戦最後の試合も勝利して終えたいところだ。 近年の低迷ぶりから考えれば、非常に安定した前半戦の戦いを見せてきたG大阪。DF中谷進之介が加入したことによる守備の安定が大きく影響。加えて、FW宇佐美貴史が躍動している。 ケガ人などで今年も悩むかと思いきや、代わりに出た選手が特徴を見せて結果を残しており、チームとしての安定感が出てきている。リーグ戦の無敗を8に伸ばすためにも、目の前の相手にしっかりと立ち向かうことが大事。王者相手にしっかりと結果を残したい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:一森純 DF:半田陸、福岡将太、中谷進之介、黒川圭介 MF:ダワン、山田康太、鈴木徳真 FW:宇佐美貴史:山下諒也、、ウェルトン 監督:ダニエル・ポヤトス <span class="paragraph-subtitle">◆堅守は維持も悩める攻撃陣【ヴィッセル神戸】</span> 前節は国立競技場で川崎フロンターレと対戦。簡単な相手ではなかったが、武藤嘉紀のゴールを守り切り、1-0で勝利を収めた。 未勝利を3試合でストップさせ、再び首位を目指すための一歩を踏み出した中、次なる相手は1つ上のG大阪。4連勝と波に乗っている厄介な相手だ。 ただ、チームの守備は安定感を増しており、18試合でリーグ最少タイの13失点。堅守を武器にいきたいところだが、如何せん攻撃の精度が低い。 直近5試合は全て1点以下。失点を最小限に抑えているものの、複数得点がなければ勝利するのは簡単ではない。川崎F戦も13本のシュートで1ゴール。試合を支配したが、圧倒的に勝てたわけでないだけに、攻撃の精度を上げていくことが大事になる。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹 監督:吉田孝行 2024.06.22 14:30 Sat

【J1注目プレビュー|第19節:東京Vvs名古屋】3バックのミラーゲーム、苦しい台所事情の中で勝利を掴むのは

【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 18:00キックオフ 東京ヴェルディ(11位/24pt) vs 名古屋グランパス(9位/27pt) [味の素スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆前節の大敗からバウンスバックなるか【東京ヴェルディ】</span> 前節はサンフレッチェ広島とアウェイで対戦。城福浩監督にとっては古巣対決、ミラーゲームにもなった試合は1-4で完敗した。 力の差があったと言わざるを得ない戦いからのバウンスバックに期待したいところ。しっかりと敗戦を生かしたプレーを見せていきたいところだ。 ただ、チームとしてはケガ人の問題が。復帰したメンバー見る一方で、チームの軸でもある森田晃樹は今節も欠場の可能性が高い。 見木友哉が出場停止とあって、中盤の人選は上副監督も考えもの。同じ3バックの名古屋を相手に、どのような戦いを見せるか注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:マテウス DF:林尚輝、千田海人、谷口栄斗 MF:翁長聖、齋藤功佑、稲見哲行、松橋優安 FW:染野唯月、木村勇大、山見大登 監督:城福浩 出場停止:見木友哉 <span class="paragraph-subtitle">◆一日の長がある3バックでは負けない【名古屋グランパス】</span> 前節はホームに湘南ベルマーレを迎えて1-1のドロー。リーグ戦では3試合勝利から遠ざかっている。 前節はチャンスこそ多く作ったが、フィニッシュの精度を欠いてしまい、チームとしての課題はまだまだ克服できていない状況だ。 昨シーズンも悩んだ決定力不足。チャンスの数にゴール数が比例していないが、しっかりと守り抜いていくには限界もある。なんとか複数得点を奪っていきたい。 選手もケガ人が増えてきており、どのような布陣で臨むのか。長谷川健太監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:ランゲラック DF:吉田温紀、ハ・チャンレ、野上結貴 MF:中山克広、稲垣祥、椎橋慧也、山中亮輔 MF:森島司、永井謙佑 FW:山岸祐也 監督:長谷川健太 2024.06.22 13:50 Sat

【J1注目プレビュー|第19節:町田vs福岡】共にデュエルが特徴、カウンターで相手を仕留めるのはどちらか

【明治安田J1リーグ第19節】 2024年6月22日(土) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/38pt) vs アビスパ福岡(7位/28pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆首位としての強さを見せたい【FC町田ゼルビア】</span> 前節は横浜F・マリノスと対戦し、1-3で勝利。今シーズン先制された試合は全敗だった中、初逆転勝利を収めた。 近年のJ1を牽引する横浜FMに力を見せた町田。チームとしてはケガ人が多く出ている中で、しっかりと勝ち切れたことは1つステージを上げられたとも言えるだろう。 チームとしては選手層を厚くすることもJ1を戦う上では重要だったが、不測の産物とも言えるケガ人により出番を得た選手が活躍。前節ゴールに絡んだ下田北斗もその1人だ。 今節の相手はハードなプレーが特徴の福岡。どこか近しい特徴を持つ相手との戦いはあまり得意ではなく、ボールを持たされた場合の戦い方にも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、下田北斗、平河悠 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 <span class="paragraph-subtitle">◆復調して3連勝、どこまで伸ばせるか【アビスパ福岡】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えた一戦。隣県同士のバチバチのバトルは2-0で勝利し、3連勝とした。 無敗が止まってから連敗を喫していた福岡だったが、この3試合はいずれも2ゴールを奪っての勝利。チームとしては攻撃の迫力不足が懸念だったが、佐藤凌我が復帰してからはその不安材料も解消している。 チームとしてバランスが取れ始めた中で迎える町田戦。首位相手に戦う中では流れの中のプレーよりもセットプレーを警戒したいところだ。 しっかりとマークを外さず、相手の用意する様々なセットプレーに対応できるのか。4連勝で上位進出のキッカケを掴みたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:村上昌謙 DF:ドウグラス・グローリ、田代雅也、宮大樹 MF:小田逸稀、松岡大起、前寛之、岩崎悠人 MF:金森健志、佐藤凌我 FW:ウェリントン 監督:長谷部茂利 2024.06.22 12:45 Sat

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町田・黒田剛監督の怒り「町田は決して悪ではない」/六川亨の日本サッカーの歩み

先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon
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J1初挑戦で首位、町田の快進撃に思うこと/六川亨の日本サッカーの歩み

ACL決勝第2戦に臨んだ横浜FMだったが、残念ながら1-5の大敗で初のアジア制覇は達成できなかった。前半こそスコアは1-2ながら、ほぼ互角の攻防を展開。同点に追いつけば第1戦のアドバンテージを生かせるはずだった。ところが前半アディショナルタイムにGKポープ・ウィリアムがFWラヒミを倒して一発退場となる。幸いペナルティーエリアの外だったため失点には結びつかなかったが、後半は10人での戦いを余儀なくされた。 1人少ない上に、交代出場したGK白坂楓馬はJ1リーグの出場経験が3試合しかない。この大舞台でいきなりの抜擢は少々荷が重かったようだ。簡単にニアを抜かれたり、飛び出したりしたもののボールに触れず失点するなど3点を失い大敗を招いてしまった。それでも9月には新大会となるアジア・チャンピオンズリーグ・エリートが控えている。雪辱の機会があるだけに、捲土重来を期待したい。 さて日曜は浦和対町田の試合を取材した。勝負は後半アディショナルタイムにPKを獲得した町田が、MF下田北斗の決勝点で2-1と競り勝ち3連勝。2位に浮上した鹿島に勝点3差をつけてガッチリ首位をキープしている。 町田といえば堅固な守備からタテへの素早い攻撃が持ち味だが、浦和もリスクを冒すことを避けたのか、前半の両チームのシュートは3本しかなかった。さすがに後半は6対7と盛り返したものの、奇妙だったのは両チームのFW、浦和なら前田直輝、チアゴ・サンタナ、オラ・ソルバッケン、町田だと藤尾翔太、藤本一輝、オ・セフンはともにシュートが0本だったことだ。 同日に行われたJ1リーグ5試合でFWのシュートが0本だったのはC大阪のレオ・セアラとFC東京の安斎颯馬の2人だけ。交代で出場した町田のナ・サンホ、エリキ、ミッチェル・デューク、浦和の興梠慎三もシュートは0本に終わっている。それだけ拮抗した試合と言えるのか、それとも……。 果たしてこのまま町田が首位を快走するのかどうか。過去にはJ2リーグから昇格してすぐに優勝した11年の柏、14年のG大阪の例もあるが、彼らはいずれもJ1での経験も豊富だった。しかし町田は、今シーズン大型補強を敢行したとはいえ初めてのJ1リーグ。11年前はJFLで戦っていたチームがJ3、J2と昇格してJ1で初優勝したら、J創設以来の快挙と言えるだろう。 ただ、一緒に試合を取材したベテラン記者のOさんと意見が一致したのは、「町田のサッカーはつまらないと言われるけど、その町田に首位を奪われている他チームの方が情けない」ということだ。町田を倒したのは第6節で無敗だった広島(2-1)と、第8節の神戸(2-1)、第10節の磐田(2-0)の3チームだけ。J1は折り返しの第19節まで残り3試合。果たして新潟、横浜FM、福岡が意地を見せられるか。町田の快進撃を称えると同時に、他チームの奮起にも期待したい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.27 21:40 Mon
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差別的行動と物議醸した町田FWミッチェル・デューク「反応はすべきではなかった」と謝罪も「僕を突き飛ばし、罵ったり…」と主張

FC町田ゼルビアのオーストラリア代表FWミッチェル・デュークが、物議を醸している自身の行動について言及した。 ことの発端は、4月29日行われた明治安田生命J2リーグ第12節のロアッソ熊本戦の試合後に起こった。 町田のホームである町田GIONスタジアムで行われた一戦は、2-1で町田が勝利。しかし、微妙な判定が続いたこともあり、試合後に問題が発生する。 町田の2点目、決勝ゴールにつながったFWエリキのPKに関して、ボックス外でのファウルだったと藤本主税コーチが試合後に主審へアピール。このことをキッカケに、両チームの選手やスタッフが入り乱れる騒動が起こる。 その中で、抗議する藤本コーチへ町田の選手が詰め寄ると、それを大木武監督が止めに入ることに。その際、デュークに詰め寄ると、デュークは右手で何やらジェスチャーを送っていた。 このシーンが大きな話題となり、SNS上で映像が拡散。デュークのジェスチャーは大木監督の背の低さを揶揄しており、侮辱に当たると話題に。また、周囲にいる町田の選手も笑って茶化しているように見え、民度を疑う声が相次いでいた。 こうした声にデュークは反応していたが、自身の投稿を削除。ただ、改めてツイッターで投稿し、非を認めながらも、相手への反応だったと言及。 「ここにいる人たちは、これが人種差別的なジェスチャーだと思い込んでいるようですが、そんなことはない」 「僕は日本が大好きだ。文化も、人々も!これは、熊本のスタッフが僕を突き飛ばし、罵ったり、無礼な名前で呼ばれたことへの仕返しだった」 「このような反応はすべきではなかったと同意する。でも、誰かに体を触られ、その場で反応しないわけにはいかなかった!」 「僕は彼の振る舞いを笑ったが、ただ立ち去るべきだった。これが人種差別主義者であると実際に感じた人には、申し訳ないと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】ミッチェル・デュークが自身のジェスチャーを謝罪</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Wow people on here assuming this being a racist gesture… no such thing! I love japan, the culture and the people! was in reply to that Kumamoto staff pushing me, swearing at me and calling disrespectful names,so I gave him that hand because he acted like a baby having a tantrum</p>&mdash; Mitchell Duke (@mitchduke8) <a href="https://twitter.com/mitchduke8/status/1652268689314701313?ref_src=twsrc%5Etfw">April 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 11:27 Mon
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町田にさらなる負傷者…FWナ・サンホがじん帯損傷、FWデュークが肉離れと診断、天皇杯・筑波大学戦で4名が負傷離脱

FC町田ゼルビアは13日、FWナ・サンホ、オーストラリア代表FWミッチェル・デュークの負傷を発表した。 共に12日に行われた第104回天皇杯2回戦の筑波大学戦で負傷したとのことだ。 ナ・サンホは、左足関節じん帯損傷、前距腓じん帯損傷、三角じん帯損傷と診断されたとのこと。デュークは、左大腿二頭筋肉離れと診断された。 ナ・サンホは、今シーズンの明治安田J1リーグで12試合に出場し2得点、デュークは15試合に途中出場し2得点を記録していた。 筑波大学戦では、試合後に黒田剛監督が相手のラフプレーに対して苦言を呈していた中、MF安井拓也が右脛骨骨幹部骨折、DFチャン・ミンギュが左鎖骨骨折と診断されており、合わせて4名の選手の負傷離脱が発表されることとなった。 2024.06.13 18:55 Thu
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新潟が連敗ストップの大きな白星! 町田は今季初3失点で7戦ぶり黒星【明治安田J1第17節】

明治安田J1リーグ第17節の1試合が1日に町田GIONスタジアムで行われ、アウェイのアルビレックス新潟がFC町田ゼルビアを3-1で下した。 首位町田は下田北斗に代わり、柴戸海が先発。一方、16位新潟も前節から1選手の変更にとどめ、千葉和彦に代わって舞行龍ジェームズがスタートから出場した。 首位チームのホームに乗り込んでの一戦になる新潟だが、24分に小見洋太が味方を使いながらドリブルで右サイドからボックス中央に。最後は右足でネットを揺らし、先制する。 新潟の攻撃は26分にも町田の守備陣に襲いかかり、右サイドからのクロスに大外の谷口がヘッド。GK谷晃生も前に出ており、万事休すかに追われたが、昌子源がぎりぎりで跳ね返す。 すると、直後の27分に平河悠が左サイドを独走してカウンター。左足での折り返しを並走するボックス中央の藤尾翔太が右足で押し込み、町田がすぐさま追いついてみせる。 ところが、45分に長倉幹樹がボックス右に仕掛け、折り返しに谷口海斗が右足で合わせると、ボックス右のスペースにうまくこぼれ、それを藤原奏哉が右足でプッシュ。新潟が再び前に出る。 後半からナ・サンホを送り込み、仕切り直しを図る町田だが、52分に新潟が敵陣左サイドでFKのチャンス。クロスにニアの谷口が反応すると、チャン・ミンジュのオウンゴールを誘って突き放す。 追いかける町田は59分にエリキや、荒木駿太、望月ヘンリー海輝を一挙に送り込み、63分に平河が左ポストを叩くフィニッシュ。そのこぼれ球から荒木が押し込みにかかったりと猛攻に出る。 だが、それでもこじ開けられず、73分に最後のカードでミッチェル・デュークも投入した町田だが、新潟も次のゴールを目指しながらこのリードを死守。守り一辺倒の戦いに持ち込ませず。 堀米悠斗や、島田譲、ダニーロ・ゴメス、松田詠太郎、石山青空といった交代カードを切りながら町田に反撃を許さなかった新潟は連敗ストップの3戦ぶり白星。今季初3失点の町田は7戦ぶりの黒星となった。 FC町田ゼルビア 1-3 アルビレックス新潟 【町田】 藤尾翔太(前27) 【新潟】 小見洋太(前24) 藤原奏哉(前45) OG(後7) 2024.06.01 17:12 Sat

FC町田ゼルビアの人気記事ランキング

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「おまいう」って言われてる町田ってダーティ!!……なの?!の巻/倉井史也のJリーグ

12日の天皇杯で町田は4人の長期離脱に!! でも「いつも町田がやってることやられただけじゃん」みたいな中傷浴びてて草!! ってそんなに町田って黒いの? 黒田監督だから黒いの? やばい、書いててすごいレベルの低いギャグになった感じだけど、ちょっとこれはちゃんと検証してみなきゃってことになりました。町田の闇を暴くぞ!! ってことで、まずはこんな数字(2024年6月14日時点)が。 【反則数】 1位:新潟/ 180 2位:浦和/ 183 3位:C大阪/ 186 4位:神戸/ 199 4位:柏/ 199 6位:鳥栖/ 206 7位:鹿島/ 217 8位:横浜FM/222 9位:東京V/ 226 10位:川崎/ 238 11位:FC東京/240 12位:札幌/ 249 13位:広島/ 251 14位:名古屋/ 251 15位:京都/ 254 16位:G大阪/ 259 17位:磐田/ 260 18位:福岡/ 277 19位:町田/ 283 20位:湘南/ 295 おお!! やっぱり町田の反則数が多い!! 19位じゃないですか。あれ? でも最下位の湘南にダーティーなイメージないんですけど。よく考えたらこの反則って、オフサイドとかも全部入ってるんですよね。じゃあ、警告数で並べ直すぞ!! 【警告数】 1位:C大阪/ 13 2位:G大阪/ 15 2位:広島/ 15 4位:神戸/ 16 5位:浦和/ 18 6位:新潟/ 20 7位:鹿島/ 22 7位:磐田/ 22 9位:鳥栖/ 25 10位:東京V/ 26 11位:京都/ 27 11位:湘南/ 27 13位:名古屋/ 28 14位:川崎/ 30 14位:FC東京/30 16位:町田/ 31 17位:札幌/ 32 17位:柏/ 32 17位:横浜FM/32 20位:福岡/ 37 ふむふむ、町田は16位ってことで、まぁまだ下ですな。でもちょっと待って。町田よりも消化試合が2試合少ない横浜FMが町田よりもイエローが多くて17位タイってことは、もしかしたら横浜FMってダーティ?んなわきゃないでしょ。だいたい反則の質ってもんがあるんですよ。反則が多くても相手についていけてないだけで(笑)汚いプレーが少ないってチームもあるんだから。じゃあ、「イエローカード/反則数」で並び替えてみるよ。 【イエローカード/反則数】 1位:G大阪/ 5.79% 2位:広島/ 5.98% 3位:C大阪/ 6.99% 4位:神戸/ 8.04% 5位:磐田/ 8.46% 6位:湘南/ 9.15% 7位:浦和/ 9.84% 8位:鹿島/ 10.14% 9位:京都/ 10.63% 10位:町田/ 10.95% 11位:新潟/ 11.11% 12位:名古屋/ 11.16% 13位:東京V/ 11.50% 14位:鳥栖/ 12.14% 15位:FC東京/12.50% 16位:川崎/ 12.61% 17位:札幌/ 12.85% 18位:福岡/ 13.36% 19位:横浜FM/14.41% 20位:柏/ 16.08% いや、ちょっと待って。町田が10位になっちゃったじゃないですか。ってことは、横浜FMとか柏とか、「ファウルに行ったらイエロー覚悟!!」ってこと? 16位の川崎とかも町田よりイエロー率多い、危ないチームってことになっちゃうし。こ、これはレッドカードの数で勝負だ!! 【退場数】 1位:鹿島/ 0 1位:浦和/ 0 1位:柏/ 0 1位:広島/ 0 5位:東京V/ 1 5位:横浜FM/1 5位:新潟/ 1 5位:磐田/ 1 5位:G大阪/ 1 5位:C大阪/ 1 5位:神戸/ 1 5位:福岡/ 1 13位:札幌/ 2 13位:町田/ 2 13位:川崎/ 2 13位:京都/ 2 13位:名古屋/ 2 13位:鳥栖/ 2 19位:湘南/ 3 20位:FC東京/4 ってことは、FC東京って極悪チームってこと? これも全然違うっしょ!! ……町田のダーティな数字を探そうと思ったけど、なんかやればやるほど他のチームのこと悪く言わなきゃいけなくなってくるので、やっぱその方向で考えるの、止めときます!! というか、どの数字でも上位にいるチームってなかなかすごくないですか? 鹿島とか浦和とかC大阪とか神戸とか。しまった、そっちを讃えたほうが健全だったなぁ。そういうチームのサポーターの人、ぜひ自分のチームの良さを声高に叫んでくださいね!! <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> <span class="paragraph-title">【動画】町田vs筑波大学 天皇杯ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Boy85yMpD04";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.15 11:30 Sat
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町田・黒田剛監督の怒り「町田は決して悪ではない」/六川亨の日本サッカーの歩み

先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対町田戦は町田が今シーズン初の逆転勝ちを収めて首位を守った。試合後の黒田剛監督は「天皇杯ではいろいろありましたけど、町田は決して悪ではないし、我々が正義だとしっかり貫いていく」と12日の天皇杯2回戦、筑波大戦を振り返って抗議のコメントを出した。 PK戦とはいえJ1の首位チームが大学生に負けるという大波乱の結果もさることながら、開始8分にチャン・ミンギュが左鎖骨を骨折、同点ゴールを決めた安井拓也が右脛骨骨幹部の骨折。さらにナ・サンホは左足関節靱帯損傷、前距腓靭帯損傷、三角靭帯損傷、ミッチェル・デュークは左大腿二頭筋の肉離れと診断された。黒田監督ならずとも、筑波大のプレーを非難したくなるだろう。 この試合をフルタイムで見たわけではないが、安井の同点ゴールはマイナスの折り返しをゴール中央から豪快に決めたもの。守備に入ったDFはシュートブロックに行くのではなくボールにアタックしたため安井は重傷を負った。『過剰な力による足裏での危険なプレー』は一発レッドでもおかしくなかった。 いつも町田の試合を見ているわけではないが、シーズン序盤はアフタータックルが目についた。その点を昨シーズンから町田の試合や練習を取材している同業者に聞くと、「J1のスピードに慣れていないため、アフターになりやすい。故意にファウルをしているわけではない」と教えてくれた。ただ、球際の激しさは町田の武器だし、それが1試合の平均ファウル数がJ1で3番目に多い結果につながっているのだろう。 そんなチームスタイルだけに、筑波大戦後に対戦相手を批判した黒田監督のコメントは物議を醸した。ネットでの記事を読んでみて、やはり多かったのは主審のゲームコントロールに関しての書き込みだった。イエローカードは筑波大に2枚、町田に1枚だが、それが妥当だったのかどうか。天皇杯は対象外だろうが、DAZNが放送していた『Jリーグジャッジリプレイ』が昨シーズンで終了したのは残念でならない。 横浜FM戦後、黒田監督は「負傷した4名の無念の気持ち、選手は魂のこもった試合をしてくれた」と労いつつ、「言いたいことをしっかりと言いながら、またダメなものはダメと訴えながら貫いていく。これがいまの日本のサッカー界に必要なパワーだと思う」と言葉に力をこめた。激しいプレーと、選手生命を脅かすプレーは違うということ、そして選手を守るのは、指導者はもちろん審判だということを訴えたかったのだろう。 5月19日のJ1リーグ第15節、FC東京対横浜FMの試合はドイツ人のザシャ・ステーゲマンが主審を務めたが、ラフプレーには躊躇わずにイエローカードを出し、両チーム合わせて7枚のカードが出たが、試合が荒れることはなかった。一方、6月1日の第17節、鹿島対横浜FMは200試合以上の主審を務めた国際主審が務めたものの、判定基準が一定ではないため両チームの監督がジャッジに不満を述べていた。 ここ数年、日本人主審の技術はレベルダウンしているのだろうか。レフェリーブリーフィングで町田対筑波大の試合が取り上げられるのか、次回の開催が楽しみである。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.17 11:45 Mon
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【J1注目プレビュー|第18節:横浜FMvs町田】天皇杯では共に苦しみを味わった両者、ビルドアップvsハイプレスの戦い

【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 16:00キックオフ 横浜F・マリノス(13位/20pt) vs FC町田ゼルビア(1位/35pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆リーグでの巻き返しのキッカケに【横浜F・マリノス】</span> アジア王者になれなかった悔しさをぶつけるのはリーグ戦のみ。失意を胸にホームゲームでは柏レイソルに勝利したが、6月に入り鹿島アントラーズには国立でうち負け敗戦。ミッドウィークの天皇杯はJ3のFC岐阜にPK戦までもつれこむなど、万全とは言い難い。 再び連戦街道がスタートした横浜FM。選手を入れ替えて戦っていかなければいけない中で、安定して結果を出せることが自信へと繋がり、チーム力を上げていくことに繋がる。 中2日での試合、天皇杯は主力を休ませたが、守備陣ばかりは台所事情が違う。今節はエドゥアルドが出場停止、DF畠中槙之輔が離脱と手薄な状況。一方で、それ以外のメンバーはしっかりとコンディションも整っており、この一戦にかける。 相手は首位の町田。ハイプレスに昨シーズンの天皇杯では苦しまされたが、ここまで首位を走る相手にどう戦うか。キッカケにしたい一戦だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、上島拓巳、渡邊泰基、永戸勝也 MF:渡辺皓太、喜田拓也、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル 出場停止:エドゥアルド <span class=“paragraph-subtitle">◆負傷者続出でどうする【FC町田ゼルビア】</span> 初のJ1で首位を直走り、自分たちのスタイルを出して戦ってきた町田だが、思わぬ事態に。天皇杯では筑波大学にPK戦の末に敗退。敗退したこと自体はそこまで大きな問題ではないが、この1試合で4人の負傷者が出てしまった。 主軸選手は休ませていたこともあるが、骨折者が2人と重傷者が相次ぎ、その周辺の問題が紛糾している状況だ。 とはいえ、ピッチ上での振る舞いを変えることはないだろう。首位チームとしてアウェイゲームだが、近年J1で優勝を争う相手との対戦は力を測るにはもってこい。昨シーズンのハイプレスで苦しめた良いイメージもあるはずだ。 U-23日本代表として活動していたFW平河悠、FW藤尾翔太もギリギリでの合流となり、線直的に厳しいところはあるが、この状況をどう乗り越えるか。このまま首位を走り続けるためには、乗り越えたいところだ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:望月ヘンリー海輝、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:平河悠、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:藤尾翔太、エリキ 監督:黒田剛 2024.06.15 11:50 Sat
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首位町田が天皇杯敗退ショックを振り払う3発逆転劇! 横浜FMは2度目の連敗に【明治安田J1第18節】

明治安田J1リーグ第18節の1試合が15日に日産スタジアムで行われ、アウェイのFC町田ゼルビアが横浜F・マリノスを3-1で下した。 2つの消化試合を残して上位を追いかける13位横浜FMは宮市亮が4月上旬以来の今季3度目となる先発。先の天皇杯で4選手が負傷の首位町田は代表帰りの谷晃生や平河悠、藤尾翔太が揃ってスタートから起用されるなか、チャン・ミンギュに代わるセンターバックにドレシェヴィッチを指名し、エリキが古巣相手に今季初先発した。 先の天皇杯で明暗がくっきりの両者による一戦は9分に平河の左ポストを叩くシュートシーンもあったが、14分に横浜FMが先にスコアを動かす。渡辺皓太がボックス左で倒れ込みながらも粘って落とすとお、宮市が右足裏でのトラップから右足コントロールショットをゴール右に突き刺す。 先制後も町田のプレスをうまく掻い潜りながらボールを動かす横浜FMだが、町田が43分に敵陣右サイドでのFKからスコアをイーブンに。下田北斗のキックにニアで反応した平河は合わせ損ねるが、これがうまくフリックした形となり、右ポスト前でフリーの昌子源が右足で仕留めた。 後半も町田が先に敵陣深くに攻め入れば、それを凌いだ横浜FMもすぐさま攻め返し、一進一退の攻防に。そのなかで、51分の町田はボックス右からのクロスを収めた平河のフィニッシュが左ポスト。続く54分にも平河がわずかゴール右外のフィニッシュを放ち、町田に惜しいシーンが続く。 横浜FMとしては踏ん張りどころが続くなか、57分に町田が崩す。敵陣中央でボールを拾った流れからカウンターに持ち込むと、ボックス右からバスケス・バイロンの折り返し、中央の藤尾が右足ワンタッチ。これがゴール上に吸い込まれ、良い流れを続けた町田がひっくり返してみせる。 追いかける横浜FMはすぐさま井上健太と植中朝日の交代カードを切って反撃ムードを漂わすが、61分に町田が相手バイタルエリア右で獲得したFKから連続ゴール。キッカーの下田が左足で直接狙っていくと、壁上を綺麗に通過したボールがゴール右に突き刺さり、横浜FMを一気に突き放す。 巻き返したい横浜FMは藤本一輝と荒木駿太を投入しながら時間の針を進める町田の前になかなか攻め切れない流れが続くなか、81分に天野純がゴール。だが、VARからのOFRで直前に植中が柴戸海のユニフォームを引っ張ってファウルをとられ、ゴールを取り消されてしまう。 その後も横浜FMがボールを握って攻めるが、町田が残る交代で仙頭啓矢、沼田駿也、鈴木準弥を送り込みながらしっかりと締め、天皇杯敗退のショックも吹き飛ばすリーグ戦2試合ぶりの白星。2試合連続で逆転負けの横浜FMは2度目の連敗となっている。 横浜F・マリノス 1-3 FC町田ゼルビア 【横浜FM】 宮市亮(前14) 【町田】 昌子源(前43) 藤尾翔太(後12) 下田北斗(後16) <span class="paragraph-title">【動画】マリノスを打ち砕く下田北斗の左足直接FK!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM町田</a> <a href="https://t.co/frTPtVQFcs">pic.twitter.com/frTPtVQFcs</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1801895798814167246?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.15 18:05 Sat
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「グッとイメージ変えてきた!」J1を戦う町田が新ユニフォームを発表!青と濃紺のストライプには既視感を覚える人も「ガンバっぽい」「インテル感」

FC町田ゼルビアは4日、2024シーズンのユニフォームを発表した。 2023シーズンは黒田剛監督を招へいして迎えた町田。序盤から結果を残すと、その後も安定した戦いを続け、J2優勝とJ1昇格を果たした。 その町田は2023シーズンからアディダスとオフィシャルキットパートナー契約を結んでおり、J1を戦う2024シーズンもアディダスのユニフォームを着ることとなる。 そのユニフォームのデザインには、クラブカラーのゼルビアブルーとJ1定着への強い覚悟を表したネイビーのストライプデザインを採用。縦に速いスピード感のある攻撃と、柵や格子のような敵を寄せ付けない守備力をストライプ柄で表現。攻守共にアグレッシブなサッカーをデザインに落とし込んでいる。 また、フィールドプレーヤーの2ndユニフォームは、ホワイトをベースにゴールドをアクセントカラーとして配色。初のゴールドカラーとなるアディダスのロゴを使用し、クラブとしての新たな始まりをホワイトで、挑戦者としての輝きをゴールドで表現している。 GKユニフォームについては、2023シーズンのものを引き継ぎ、カラーを一新。1stには鮮やかなチームセミソーラーグリーンを採用し、クラブの新たな可能性を表現。2ndには勝利への強い執着心や闘争心を掻き立てる、カレッジレッドをベースカラーにした2023シーズンのGK1stユニフォームと同様のモデルを採用している。 さらに、2024シーズンより、クラブのオリジナルフォントを採用。シンプルなデザインの中に、「Z」の力強さと鋭さを表現したフォントに仕上げたほか、初のエンブレム入りナンバーを使用し、クラブオリジナル感をより一層引き立てている。 新デザインには「想像していたのと全然違った」、「グッとイメージ変えてきた!!!」、「ガンバっぽい」、「インテル感を出した印象」、「アタランタっぽい」とファンもコメント。青と黒のストライプにも見えるデザインには、他クラブを思い起こす人も多いようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】青と濃紺のストライプ!町田が新ユニフォームも発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="S60Cc6uLRnM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.05 11:45 Fri

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