ニースがスコット・パーカー招へいを画策? ポチェッティーノ招へい困難で代替案に

2022.09.22 23:20 Thu
Getty Images
ニースがスコット・パーカー氏(41)の新監督招へいに動いているようだ。

今夏、クリストフ・ガルティエ監督がパリ・サンジェルマン(PSG)に引き抜かれたニースは、過去に実績を残したルシアン・ファブレ監督を後任として招へい。
今夏の移籍市場では、デンマーク代表GKカスパー・シュマイケルやコートジボワール代表FWニコラ・ぺぺ、ウェールズ代表MFアーロン・ラムジーといった実力者を獲得するなど積極補強を敢行した。

ただ、一部ではその補強はスイス人指揮官が求めたものではなく、クラブ主導で行われ、多くの取引が移籍市場終盤に完了したこともあり、戦術面の浸透に苦戦。チームは今季のリーグ・アンで8試合を消化した段階で2勝2分け4敗の13位に低迷している。

成績不振に加え、コミュニケーションの問題も抱える両者は、近日中に袂を分かつ可能性が高まっている。
そういった中、ニースは昨季までPSGを率いていたマウリシオ・ポチェッティーノ氏(50)の招へいに動いたものの、アルゼンチン人指揮官側にチームを率いる意思はなく、交渉は早期の段階で破談に終わった模様だ。

フランス『フット・メルカート』によると、これを受けてクラブは先日にボーンマスを解任されたパーカー氏を後任候補としてリストアップしているという。

同メディアによると、過去にクリスタル・パレスやカーディフでスポーツディレクターを務め、ニースのクラブアドバイザーを務めるイアン・ムーディ氏が、パーカー氏をクラブに推薦しているようだ。

現役時代にチャールトンや、チェルシー、ニューカッスル、ウェストハム、トッテナムでプレーしたパーカー氏は、引退後、トッテナムU-18の監督として指導者キャリアをスタート。

その後、フルアムでアシスタントコーチになると、2019年2月に監督就任。2021年7月にはボーンマスの監督に就任していた。

チャンピオンシップ(イングランド2部)に降格したボーンマスを率いると、チームは見事に1年での昇格を掴み、今シーズンからプレミアリーグに復帰していた。だが、格上相手の序盤戦で大敗を重ねると、先月末に解任の憂き目を味わっていた。
関連ニュース

アヤックスがニースをEL出場に導いた35歳イタリア人指揮官ファリオーリを招へい

アヤックスは23日、ニースのイタリア人指揮官フランチェスコ・ファリオーリ監督(35)を招へいしたことを発表した。契約期間は2027年6月までの3年間となっている。 2025年6月までニースとの契約があったため、アヤックスは違約金100万ユーロを支払ったとのこと。ファリオーリ監督はアヤックス指揮官就任を受けて「ポジティブな考え方で新たなエネルギーをもたらしたい。やるべきことがたくさんあるのは理解しているが、準備している。アヤックスを本来の位置に戻すために時間を無駄にしたくない」と意気込みを語った。 アヤックスでは今季、マウリス・ステイン前監督の下でシーズンに臨むも一時は最下位にまで転落するなど低迷。昨年10月にステイン前監督を解任し、クラブの下部組織で監督経験のあったヨン・ファント・シップ氏を暫定指揮官に据え、5位でエールディビジを終えたが、今季をもって退任していた。 ファリオーリ監督は2009年からマルジネ・コペルタのGKコーチとして指導者キャリアをスタート。カタールのアスパイア・アカデミーでの指導後、親交があったロベルト・デ・ゼルビ氏の誘いを受け、ベネヴェントとサッスオーロでGKコーチを歴任した。 その後は2020年8月からアランヤスポルのアシスタントマネージャー、2021年3月からは同じくトルコのファティ・カラギュムリュクで自身初のファーストチームの監督に就任。同年12月末には古巣アランヤスポルの監督を務めていた。 そして昨夏就任したニースではリーグ・アン5位と躍進させ、ヨーロッパリーグ出場に導いていた。 2024.05.24 06:00 Fri

南野拓実がフランス大手『レキップ』の年間ベストイレブン選出! 飛躍の2年目は9ゴール6アシストで2位フィニッシュに貢献

モナコの日本代表MF南野拓実がフランス『レキップ』のベストイレブンに選出された。 パリ・サンジェルマン(PSG)の3連覇、12度目の優勝で2023-24シーズンを終えたリーグ・アン。南野が所属するモナコは2位でフィニッシュ。リール、ブレスト、ニースと続いた。 フランスの大手メディアである『レキップ』は2023-24シーズンのベストイレブンを発表。南野が左サイドハーフとして選出された。 チームとしても躍進したモナコだが、南野も苦しみ続けた1年目とは大きく変わり、2年目の今シーズンは躍動。リーグ・アンでは30試合で9ゴール6アシストを記録し、チームの2位躍進に貢献していた。 『レキップ』はシーズンを通した南野に平均「6.08」の採点をつけていた。 「シーズン好調なスタートを切ったあと、秋には低迷期を迎えた。しかし、日本人はよく挽回し、ファイティング・スピリットととても良いフィニッシュを組み合わせた」 「アディ・ヒュッター率いるチームが2位を確保するのに十分すぎるとはいえないが、9ゴール6アシストという成績でシーズンを終えた」 2年目でフランスのサッカーにも慣れ、ヒュッター監督という理解してくれる監督がいたことは大きな転機となったはず。来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)でもその活躍を見せてもらいたいものだ。 なお、ベストイレブンにはPSGからイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミ、フランス代表FWキリアン・ムバッペが選出。モナコからは、南野の他に、ロシア代表MFアレクサンドル・ゴロビン、U-23フランス代表MFマゲネス・アクリウシェが選出されている。 <span class="paragraph-subtitle">◆『レキップ』選定のベストイレブン</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom2024ligue1_best11_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) ダンテ(ニース) リリアン・ブラシエ(ブレスト) メルヴァン・バール(ニース) MF ピエール・レース=メル(ブレスト) アレクサンドル・ゴロビン(モナコ) ロマン・デル・カスティージョ(ブレスト) マゲネス・アクリウシェ(モナコ) 南野拓実(モナコ) FW キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン) 2024.05.23 18:40 Thu

ニース主将CBダンテが1年の契約延長にサイン! 40歳で臨んだ今季はリーグ最少失点の堅守に貢献

ニースは3日、元ブラジル代表DFダンテ(40)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。 今シーズンは40歳の大台を迎えながらも、リーグ・アン32試合に出場し、リーグ最少失点の堅守構築に多大な貢献を見せたニースのキャプテンは、クラブとの新たな1年契約に合意。来シーズンの残留が確定した。 ダンテはジュベントゥージでプロキャリアをスタートさせ、これまでリールやシャルルロワ、スタンダール・リエージュ、ボルシアMG、バイエルン、ヴォルフルブルクでプレー。2016年夏から7年半を過ごしたドイツを去り、ニースに活躍の場を移した。 その南フランスではここまで公式戦282試合に出場し、ディフェンスラインの主軸として常に存在感を示している。 2024.05.23 13:33 Thu

アヤックス、ニースをEL出場に導いたファリオーリ監督招へいで合意

アヤックスがニースのイタリア人指揮官フランチェスコ・ファリオーリ監督(35)を招へいすることで合意したようだ。フランス『レキップ』が報じている。 アヤックスでは今季、マウリス・ステイン前監督の下でシーズンに臨むも一時は最下位にまで転落するなど低迷。昨年10月にステイン前監督を解任し、クラブの下部組織で監督経験のあったヨン・ファント・シップ氏を暫定指揮官に据え、5位でエールディビジを終えたが、今季をもって退任していた。 ファリオーリ監督は2009年からマルジネ・コペルタのGKコーチとして指導者キャリアをスタート。カタールのアスパイア・アカデミーでの指導後、親交があったロベルト・デ・ゼルビ氏の誘いを受け、ベネヴェントとサッスオーロでGKコーチを歴任した。 その後は2020年8月からアランヤスポルのアシスタントマネージャー、2021年3月からは同じくトルコのファティ・カラギュムリュクで自身初のファーストチームの監督に就任。同年12月末には古巣アランヤスポルの監督を務めていた。 そして昨夏就任したニースではリーグ・アン5位と躍進させ、ヨーロッパリーグ出場に導いていた。 なお、2025年6月までニースとの契約があったため100万ユーロの違約金が発生するとのこと。アヤックスとは2027年6月までの3年契約を結ぶようだ。 2024.05.23 08:00 Thu

ローマの新SDが決定…ニースの敏腕SDギゾルフィ氏招へい

ローマは22日、ニースのフローラン・ギゾルフィ氏(39)をスポーツディレクター(SD)に任命したことを発表した。 ローマでは今冬の移籍市場閉幕後にゼネラルマネージャー(GM)のチアゴ・ピント氏が退団し、リクルート部門を取り仕切る責任者が不在の状況だった。 現役時代にバスティア、スタッド・ランスでプレーしたフランス人のギゾルフィ氏は、2016年に古巣スタッド・ランスでアシスタントマネージャーに就任。その後、ロリアンのアシスタントマネージャーを経て2019年にRCランスのスポーツコーディネーターに就任。リクルート部門での仕事をスタートし、昨季のチャンピオンズリーグ出場の土台を築いた。 2022年10月からニースのSDに就任した中、的確な選手補強に加え、昨夏招へいしたフランチェスコ・ファリオーリ監督が見事な手腕を発揮。シーズン終盤に失速したものの、ヨーロッパリーグ圏内のリーグ・アン5位でシーズンを終え、評価を高めていた。 2024.05.23 06:30 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly