モウリーニョから構想外扱いのディアワラ、代理人は不満表明「不快な状況を作り出している」

2021.10.27 17:49 Wed
Getty Images
ローマのギニア代表MFアマドゥ・ディアワラ(24)の代理人を務めるダニエレ・ピライノ氏が、ジョゼ・モウリーニョ監督への不満を語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

2019年夏にナポリからローマへ加入したディアワラは、ここまで公式戦通算63試合に出場して2ゴール2アシストを記録。昨シーズンは新型コロナウイルス感染や負傷の影響もあり、公式戦28試合の出場に留まっていた。
そして、モウリーニョ監督が新たにチームに就任して迎えた今シーズン、セリエAでの出場時間はいまだ7分のみと新指揮官からの信頼を得ることはできていない。さらに、21日に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)グループC第3節のボデ/グリムト戦では久々のスタメンとなったが、チームは1-6の大敗。これに激怒したモウリーニョ監督はディアワラを含む5選手を構想外とし、冬の市場での売却をクラブに求めたようだ。

こうしたモウリーニョ監督からの苛烈な処置に対して、イタリア『Tuttomercatoweb』のインタビューに応じたピライノ氏は不快感を表明。同時に、それでも選手はこの状況に対処していくだろうと期待を語った。

「モウリーニョが伝えようとしているメッセージが理解できないね。ディアワラはスケープゴートにされているのだろうか。それとも、エラーの代償を払わされているのか。あるいは、クラブに移籍市場で行動するよう強要しているのかもしれない」
「もし、今の状況が単なるフィットネス不足というわけではなく、こうした理由や自分の戦術を理解していないという理由なのだとしたら、モウリーニョはとても不快な状況を作り出していると思う」

「とても不可解なことではあるが、それでもアマドゥはこの状況に適応するだろうね。彼は並外れたプロフェッショナルだからだ」

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ローマがワイナルドゥムの代役を確保! カマラの加入が目前に

ローマが、オリンピアコスのギニア代表MFマディ・カマラ(25)の獲得を決定的なものとしたようだ。 カマラはアジャクシオでプロキャリアをスタートし、2018年7月にオリンピアコスへ加入。豊富な運動量をベースに攻守で存在感を放つダイナモで、ギリシャ1部通算90試合10得点7アシストを記録するほか、昨季までのリーグ3連覇にも主力選手として大きく貢献した。 そんなカマラにイタリアの首都からアプローチが。ローマは今夏加入のオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが重傷を負い、年内の復帰が怪しまれる状況。これを受けて代役の確保に動き、すでに合意済みと報じられていた個人間合意に続いて、クラブ間交渉も決着したとのことだ。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、カマラは1年レンタルでローマへ移籍。1200万ユーロ(約16億5000万円)の買い取りオプションが付いており、ローマが買い取りを実行した場合、将来のリセール時にオリンピアコスが移籍金の一部を受け取る権利も発生するという。 同選手はメディカルチェックのために29日にローマ入りし、30日にはセリエA第4節のモンツァ戦をスタディオ・オリンピコで観戦する予定とのこと。年俸150万ユーロ(約2億円)で5年契約を締結するようだ。 また、ローマは既存スカッドの整理も進行中。ギニア代表MFアマドゥ・ディアワラ(25)はレッチェへの買い取りオプション付きのレンタル移籍が進んでおり、元オランダ代表FWユスティン・クライファート(23)はフルアムへの完全移籍で個人間合意に達しているとのことだ。 2022.08.29 17:38 Mon

ローマが人員整理に着手! クライファートはフルアム行きか?

ローマが新シーズン開幕前に余剰人員の整理を進めている。 ローマは今夏の移籍市場でFWパウロ・ディバラ、MFネマニャ・マティッチ、GKミル・スヴィラールの3選手をフリートランスファー、リールからDFゼキ・チェリクを完全移籍で補強。さらに、パリ・サンジェルマンからMFジョルジニオ・ワイナルドゥムの買い取りオプション付きのレンタルで加入することが決定的となり、FWアンドレア・ベロッティのフリートランスファーも濃厚な状況だ。 その一方で、選手の放出に関しては契約満了のMFヘンリク・ムヒタリアン(インテル)、レンタルから完全移籍に移行したMFアレッサンドロ・フロレンツィ、マルセイユ行きが決定的なMFジョルダン・ヴェレトゥらを除き、売却やレンタル交渉が停滞している。 そういった中、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、ここ最近に入ってMFゴンサロ・ビジャールのサンプドリア、FWエルドル・ショムロドフのボローニャ、FWカルレス・ペレスのセルタ移籍交渉が最終段階に入っているという。 同じく、ジョゼ・モウリーニョ監督の構想外となっている生え抜きDFリッカルド・カラフィオーリはスイス方面からアプローチが来ているという。 さらに、4日の最新の報道ではゼネラルマネージャーのチアゴ・ピント氏が、幾つかの交渉のためにロンドンに渡ったという。 同氏は今回のロンドン訪問で、ニースからレンタルバックしたオランダ代表FWユスティン・クライファートの完全移籍に関して、フルアムと交渉を行ったという。 さらに、完全に構想外ながらも移籍先が決まらないギニア代表MFアマドゥ・ディアワラに関しても、フルアムやイングランドのクラブに売り込みを行っているが、こちらの交渉は芳しくないようだ。 ローマは一連の余剰人員の売却によって、財務状況の改善を図りつつ、移籍市場閉幕までにセンターバックやセントラルMF、アタッカーの補強にも動く構えだ。 2022.08.05 17:20 Fri

ローマのマティッチ獲得が決定的に! モウリーニョと3度目のタッグへ

ローマが元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(33)の獲得を決定的なモノにしたようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏など、複数イタリアメディアが報じている。 今シーズン限りでのマンチェスター・ユナイテッド退団が決定したマティッチ。新天地に関してはラツィオやフルアムなど、国内外の複数クラブの名前が挙がっていたが、やはり以前から本命と報じられていたローマとなるようだ。 現在、ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督はチェルシー、ユナイテッドで元セルビア代表MFを重用しており、今夏にフリーとなったことでクラブに対して獲得をリクエスト。 そして、両者は1年間の延長オプションが付随する年俸360万ユーロ(約5億円)+ボーナスの1年契約で合意に至ったという。 ローマでは元アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンのインテル行きが決定的な上、フランス代表MFジョルダン・ヴェレトゥ、ギニア代表MFアマドゥ・ディアワラらの放出も濃厚に。 セントラルMFやアンカーの補強が優先事項となっていた中、シーズンフル稼働は厳しいものの、今季も出場試合で持ち味の展開力、構成力を遺憾なく発揮していた百戦錬磨のMFの加入は、指揮官の戦術を熟知している点を含め、大きな補強となるはずだ。 なお、ローマはマティッチ以外にもアストン・ビラのブラジル代表MFドウグラス・ルイスといったセントラルMFの獲得を引き続き目指す考えだ。 2022.06.06 07:00 Mon

ローマもポルトガル代表MFルベン・ネヴェス獲得へ? モウリーニョ監督にとって理想のターゲットか

ウォルバーハンプトンのポルトガル代表MFルベン・ネヴェス(25)は今夏、プレミアリーグの上位陣への移籍などが噂されてきたが、ローマも獲得に乗り出しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が報じている。 2017年7月にポルトからウォルバーハンプトンへと加入したネヴェス。中盤の底からゲームを組み立てるプレーメーカーで、エリア外からの強烈なミドルシュートも武器のひとつだ。これまでウォルバーハンプトンでは公式戦通算212試合24得点12アシストを記録しており、同胞のポルトガル人が多いチームにあっても、常に不可欠な存在として君臨してきた。 近年のウォルバーハンプトンでの活躍により、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドといったクラブからの継続的な関心が寄せられてきたネヴェス。本人の移籍希望も重なり、今夏はさらなるステップアップのタイミングかと思われているが、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマも獲得レースに参戦した模様だ。 『カルチョ・メルカート』によると、モウリーニョ監督が考える補強の最重要ポイントがセントラルハーフであるとのこと。現有戦力のフランス代表MFジョルダン・ヴェレトゥ(29)や、ギニア代表MFアマドゥ・ディアワラ(24)、ポルトガル代表MFセルジオ・オリヴェイラ(30)などがチームを離れる見込みが強まっているとのことで、彼らに取って代わる選手を少なくとも1枚加えることが確実だという。 候補としては、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(27)、アストン・ビラのブラジル代表MFドウグラス・ルイス(24)、ウディネーゼの元U-21フランス代表MFジャン=ビクトル・マケンゴ(23)、そして、モウリーニョ監督にとって最も説得力のあるビッグネームとしてネベスがリストアップされているようだ。 ウォルバーハンプトンはネヴェスが流出した場合に備え、すでにスポルティング・リスボンからポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(26)を確保していると伝えられており、ネヴェスのステップアップへ向けて、各方面で準備は整ったものと考えられている。 2022.06.05 13:20 Sun

移籍先の決まらないローマのディアワラ…セリエAのヴェネツィアも関心か

ローマのギニア代表MFアマドゥ・ディアワラ(24)に複数のクラブが関心を示しているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ディアワラは2019年夏にナポリからローマへ加入。準主力ながら2シーズンで公式戦59試合に出場し、ある程度の活躍を見せたが、ジョゼ・モウリーニョ監督の下で迎えた今シーズンは、ここまで8試合の出場にとどまる不遇の時期を過ごしている。 開幕から主力の座をつかめずにいると、久々のスタメン出場となった10月のヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)では大敗。この結果に激怒したモウリーニョ監督からは、数名の選手と共に構想外の扱いを受けることになった。 その後はセリエAで3試合に出場するなどやや立場を回復したが、先発出場は11月に行われた第14節のトリノ戦が最後となっており、クラブは今冬の放出を望んでいる。 ディアワラに対しては以前から関心を示し続けていたバレンシアが獲得に近づいていると報じられていたが、現在は交渉が停滞。また、ガラタサライが関心を示しているとも噂されるが、具体的な動きはまだ見せていない。 『スカイ・スポーツ』によると、なかなか移籍先の決まらないディアワラに対してはセリエAで現在17位のヴェネツィアも獲得に動く可能性があるようだ。ただし、下位に沈むクラブへの移籍に対してディアワラが首を縦に振るかは不透明な状況だという。 今冬にMFエインズリー・メイトランド=ナイルズ(24)とMFセルジオ・オリベイラ(29)を獲得しているローマだが、さらなる補強はディアワラの去就に大きく左右されるため、移籍市場最終日の動きが注目されている。 2022.01.31 15:30 Mon

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WG補強目指すローマ、今季ブンデスで8G13Aのアタッカーに関心

ローマが、ハイデンハイムに所属するドイツ代表FWヤン=ニクラス・ベステ(25)の獲得に動いているようだ。 新シーズンに向けてウイングポジションの補強を狙うジャッロロッシ。これまではトップターゲットと目されるユベントスFWフェデリコ・キエーザ、ナポリFWマッテオ・ポリターノ、サッスオーロFWアルマン・ロリエンテのセリエA勢、リールFWエドン・シェグロヴァ、ニースFWジェレミー・ボガらリーグ・アンでプレーする選手が獲得候補として名を連ねる。 そのリストに新たに加わったのが、ブンデスリーガで活躍する左サイドのスペシャリストだ。 ドルトムントの下部組織出身でブレーメンにも在籍したベステは、ドイツの年代別代表の常連ではあったものの、なかなかトップカテゴリーでは芽が出ず。オランダのFCエメン、ドイツ3部のヤーン・レーゲンスブルクへの武者修行を経て2022年夏に当時2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハイデンハイムに完全移籍した。 すると、加入1年目で主力としてブンデスリーガ昇格に貢献すると、1部デビューを果たした今シーズンは31試合8ゴール13アシストと圧巻の活躍。下馬評では残留争いが見込まれたチームの8位躍進の立役者となった。この活躍によって今年3月にはドイツ代表に初招集されていた。 キャリア初期のサイドバックからサイドハーフを経て、現在は左ウイングを主戦場としており、順足のウイングとして鋭い縦への仕掛けや高精度の左足のキックを武器にチャンスメーク、フィニッシャーとして存在感を示している。 なお、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ローマはベステに確かな興味を示しており、今夏のサプライズ補強となる可能性があると報じている。 移籍金に関しては約1000万ユーロ(約16億8000万円)程度が見込まれており、ローマにとって十分に支払える金額だとしている。 2024.06.11 20:37 Tue

キエーザ獲得目指すローマが代理人と接触予定も…選手側はユーロ終了後まで態度保留か

ローマがユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得を熱望しているようだ。 2020年夏にフィオレンティーナから加入して以来、大ケガに見舞われながらもチームの主力として活躍してきたキエーザ。今シーズンも公式戦37試合10ゴール3アシストを記録した一方で、クラブとの契約は残り1年を切ろうとしている。 しかし、ユベントスとキエーザの契約交渉は金銭面で折り合いがつかず停滞中。加えて、チームへの就任が確実視されるチアゴ・モッタ監督はキエーザを構想に含めていないとも報じられており、今夏売却の可能性が高まっている。 そんな中で、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、獲得を熱望するローマがキエーザの代理人と会談する予定とのこと。ただし、選手側はすぐさま去就について決断を下すつもりはないようだ。 キエーザは今月から開催されるユーロ2024にて、自身の価値を高めたい模様。これにより、モッタ監督からの評価に変化が生じることを期待しているほか、より多くのクラブから関心を集めたい考えだという。 ローマとしては、それでも粘り強くキエーザ獲得の可能性を探る意向であり、今後の動きが注目されている。 2024.06.11 12:40 Tue

ローマのオーナーがエバートンを買収か? 売却失敗の中で候補者が複数浮上

クラブ売却話が頓挫してしまったエバートン。救世主として浮上したのは、ローマのオーナーであるダン・フリードキン氏だという。イギリス『BBC』が伝えた。 エバートンは、現オーナーであるファルハド・モシリ氏がクラブの売却を考え始めると、アメリカの投資会社「777パートナーズ」に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限だった今月1日までに取引が行われず。クラブの売却は成立しなかったことが発表されていた。 そんな中、新たな買い手として浮上したのがローマを保有するダン・フリードキン氏。純資産は48億ポンド(約9629億円)とも言われているアメリカ人の実業家で、モシリ氏が持つ94%の株式を全て購入することを目指しているという。 なお、その他にも、エバートンに1億5800万ポンド(約313億8000万円)を貸し付けたMSPスポーツキャピタル、地元の実業家であるアンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏も買収を目指しているとされている。 また、クリスタル・パレスの共同オーナーであるジョン・テクスター氏もエバートンに興味を示しており、クリスタル・パレスの株式45%を売却することを検討し始めたとも言われている。 いずれにしても、買い手の候補はいくつかいる中で、エバートンの将来がどうなるのか注目を集める 財政的に問題を抱えていたエバートン。2023-24シーズンのプレミアリーグでは、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の違反のため、勝ち点8をマイナスされていたが、なんとか残留を果たしていた。 2024.06.09 12:01 Sun

新体制でメルカート臨むローマが大幅刷新へ…優先事項はCF、WG、SBの3ポジション

新体制でメルカートに臨むローマは、幾つかのポジションで大幅な刷新が見込まれている。 今シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ監督、ゼネラルマネージャーのチアゴ・ピント氏が去ったローマ。オーナーのフリードキン・ファミリーはリナ・スルークCEO、ダニエレ・デ・ロッシ監督、ニースから引き抜いた新スポーツディレクター(SD)のフローラン・ギゾルフィ氏の3者により多くの権限を与え、今夏のメルカートに臨む構えだ。 現時点ではRBライプツィヒからレンタル中だったDFアンヘリーニョの買い取りオプション行使が発表され、同じくリーズ・ユナイテッドのDFディエゴ・ジョレンテのレンタル期間延長あるいは完全移籍での買い取りが既定路線に。 一方、退団ではチェルシーからレンタルしていたFWロメル・ルカクに加え、レバークーゼンとパリ・サンジェルマン、リーズからレンタル中だったFWサルダール・アズムン、MFレナト・サンチェス、DFラスムス・クリステンセンのローンバックに、DFレオナルド・スピナッツォーラの契約満了による退団が濃厚だ。 そういった中、今夏のメルカートで焦点となりそうなのが、ルカク、アズムン退団に加えて引き抜きの噂が絶えないパウロ・ディバラ、売却の可能性が伝えられるタミー・エイブラハムの去就が注目される前線だ。 センターフォワードではリールのジョナサン・デイビッドが理想のターゲットとして名前が挙がるが、資金力やチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃した点でプレミアリーグを中心とする競合クラブ相手に太刀打ちができない。 これを受け、ブラガでプリメイラ・リーガ2位の21ゴールを挙げたシモン・バンザ、トゥールーズのエースストライカーであるタイス・ダリンガらが候補として名前が挙がる。 [4-3-3]をメインシステムで採用する中、手薄なウイングではユベントスのフェデリコ・キエーザをトップターゲットにナポリのマッテオ・ポリターノ、サッスオーロのアルマン・ロリエンテらデ・ロッシ監督のリクエストとみられるセリエAの選手。新SDのルートからリールのエドン・シェグロヴァ、ニースのジェレミー・ボガらが獲得候補に名を連ねる。 さらに、近年チームの泣き所となっているサイドバックでは指揮官が熱望するトリノのラウル・ベッラノーバ、古巣帰還に含み持たせるウェストハムのエメルソン・パルミエリが有力なターゲットに。その他ではギゾルフィ氏が推すリールのバフォデ・ディアキテ、スタッド・レンヌのゲラ・ドゥエらがプランBとして計画される。 その3つのポジションに比べて優先度は低いものの、補強の必要性があるポジションではGKルイ・パトリシオの退団で空く控えGKにレッチェのヴラディミーロ・ファルコーネ、デ・ロッシ監督が求める中盤の補強ではインテルのダビデ・フラッテージを理想に、SPAL時代の教え子でカリアリでプレーするマッテオ・プラーティにも関心を示している。 2024.06.08 17:38 Sat

ポリターノにローマ帰還の可能性? コンテ就任で退団取り沙汰される

ナポリのイタリア代表FWマッテオ・ポリターノ(30)にローマ帰還の可能性が浮上している。 今夏の移籍市場で前線の大幅な刷新を試みるローマ。その中で補強に関する権限も与えられるダニエレ・デ・ロッシ監督は、ポゼッションとカウンターの両方で優位性をもたらす選手を探すようクラブにリクエストしている。 そして、クラブは[4-3-3]の右ウイングを主戦場とするプリマヴェーラ育ちのレフティーを獲得候補にリストアップしているようだ。 2020年1月の加入以降、ナポリの前線の主力の一人として活躍してきたポリターノだが、インテル時代に自身を放出したアントニオ・コンテ新監督の就任によって微妙な立場に晒されており、今夏新天地を求める可能性が伝えられている。 そして、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、そのポリターノに対してローマが獲得への動きを見せているという。 デ・ロッシ監督は現役時代のローマ、イタリア代表のテクニカルスタッフ時代にポリターノと共に仕事をした経験があり、同選手のプレースタイルや性格を熟知しており、良好な関係性を築いてきた。 獲得に向けては今年8月で31歳になる年齢がネックとなるが、年俸や移籍金に関しては大きな障害とはならないとみられる。 なお、ポリターノはナポリ移籍前にインテルからローマに移籍する可能性があったが、トレード相手だったDFレオナルド・スピナッツォーラのメディカルチェックに対するインテル側の疑念によって最終的に交渉が破談。それから4年半を経て古巣帰還は実現するのか…。 2024.06.07 21:55 Fri

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イタリア復帰熱望のザニオーロ、ユベントスも獲得を真剣に検討か

ガラタサライに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(24)に対して、ユベントスが関心を示しているようだ。 昨夏、ガラタサライから買い取りオプション付きのレンタル移籍でアストン・ビラに加入したザニオーロ。即戦力として大きな期待が寄せられていたが、ウナイ・エメリ監督の下で躍進を遂げたチームで思うような出場機会を確保できず、公式戦39試合出場で2ゴールの成績を残すも、プレミアリーグでの先発は9試合にとどまった。 ビラは買い取りオプションを行使せず、今夏に2027年夏まで契約を残すガラタサライへ戻ることが決定したザニオーロ。ただし、今夏の移籍は濃厚とされており、ビジャレアルやアタランタ、フィオレンティーナが関心を示していた。 そんな中で、イタリア『カルチョメルカート』によると、ユベントスもザニオーロの獲得を検討している模様。スポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントーリ氏は同選手を評価しており、具体的なオファーに発展する可能性もあるようだ。 ザニオーロもまた、イタリア復帰を熱望。ユベントスはまずアタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)、ボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)の契約を優先する予定ではあるが、その後にザニオーロの交渉が開始されるかが注目される。 2024.06.11 16:10 Tue

ドウグラス・ルイス獲得へ向かうユベントス、マッケニーにイリング・ジュニアもアストン・ビラ行きか

ユベントスがブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)の獲得に向け、アストン・ビラとの交渉を進めているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。 監督就任発表が間近とみられるチアゴ・モッタ氏との来シーズンに向け、中盤の補強に動くユベントス。ドウグラス・ルイスの獲得を目指しており、アメリカ代表MFウェストン・マッケニー(25)が取引に含まれると報じられていた。 両クラブは移籍成立に向け、頻繁に連絡を取り合っているようで、交渉は順調に進んでいるとのこと。ビラは現在、マッケニーに加え、U-21イングランド代表MFサミュエル・イリング・ジュニア(20)も要求しているという。 また、この2選手に加え、約2000万ユーロ(約33億9000万円)の金銭も望んでいる模様。ユベントスはこの額の引き下げに取り組んでいるようだ。 ドウグラス・ルイスはプレミアリーグで4位フィニッシュし、チャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたアストン・ビラの主力。しかし、前年度に多額の損失を計上しているクラブは、プレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)に抵触する恐れがあり、このブラジル人MFが売却候補の1人に挙がっていた。 一方、マッケニーはユベントスにレンタルバックして今シーズンに臨み、マッシミリアーノ・アッレグリ元監督に重宝されたものの、現行契約が残り1年。クラブは契約更新へ向かったものの、給与面で折り合いがつかず、延長交渉はストップしたとみられている。 また、途中出場をメインとしながら公式戦27試合に出場したイリング・ジュニアも、契約期間が残り1年を切ろうとしている状況。売却やむなしと考えられ、1月にも補強資金に繋げるための移籍の可能性があった。 2024.06.11 15:10 Tue

キエーザ獲得目指すローマが代理人と接触予定も…選手側はユーロ終了後まで態度保留か

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ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

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