凋落のセビージャ、マチン監督解任が間近に…後任はフットボールディレクターのカパロス氏

2019.03.10 23:11 Sun
今季後半戦になり急激に調子を落とすセビージャは、パブロ・マチン監督の解任に動く準備があるようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

今季前半戦には、リーガエスパニョーラで首位に立つなど、脅威的な勢いを見せたセビージャだが、後半戦になると大失速。1月以降の公式戦を5勝3分け8敗で終え、リーガではチャンピオンズリーグ出場圏4位に入ることすら危うくなっている。

『マルカ』によれば、セビージャ首脳陣はこの状況を受けて、監督交代を真剣に検討している模様。10日のリーガエスパニョーラ第27節、本拠地サンチェス・ピスフアンでのレアル・ソシエダ戦で改善の見込みがなければ、マチン監督を解任する方針とされる。

なおマチン監督が解任される場合には、現在セビージャのフットボールディレクターを務めるホアキン・カパロス氏が後任になる模様。カパロス氏は昨季、クラブがヴィンチェンツォ・モンテッラ監督を解任した際にも暫定的に後任を務め、チームを上昇気流に乗せた。


提供:goal.com

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ジローナやセビージャを指揮したマチン氏がアポロン指揮官に就任

キプロスのアポロン・リマソルは27日、スペイン人指揮官のパブロ・マチン氏(48)を新指揮官に招へいしたことを発表した。契約期間は2025年6月までとなっている。 アポロンは16試合を消化した国内リーグ戦で7勝4分け5敗の7位に位置。首位アポエルとは13ポイント差を付けられている。 2016-17シーズンにジローナを創立史上初のプリメーラ昇格に導いたマチン氏は、翌シーズンを10位で終え、1部残留にも導いていた。 ただ、その後就任したセビージャやエスパニョール、アラベスではシーズン途中に解任され、結果を出せずにいた。 2023.12.27 23:40 Wed

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31日、9月のヨーロッパ遠征に臨む日本代表メンバーが発表された。 6月には森保一監督の第二次政権で初勝利を含む連勝を収めた日本。9月はカタール・ワールドカップ(W杯)後初となる海外での試合となる。 カタールW杯でも対戦したドイツ代表とドイツで、そして2002年の日韓W杯以来の対戦となるトルコ代表とベルギーで対戦する日本。今回のメンバーには、W杯以来の復帰組として、DF冨安健洋(アーセナル)やMF田中碧(デュッセルドルフ)らが招集された。 メンバーにも注目が集まる中、テクニカルスタッフに新たなメンバーが。若林大智氏(40)が加わった。 若林氏は、2018年8月からセビージャのビデオアナリストに就任。フレン・ロペテギ監督、パブロ・マチン監督、ホルヘ・サンパオリ監督、ホセ・ルイス・メンディリバル監督、ホアキン・カパロス監督と仕事をしてきた。 就任してからは2度のヨーロッパリーグ(EL)優勝を経験している若林氏。日本代表にとって、ヨーロッパのサッカーをよく知る貴重な人材の確保となった。 山本昌邦ナショナルチームダイレクターは「若林さんが今回の遠征からテクニカルスタッフとして加わることになります。ボリュームと質が上がってくると思います」とコメント。「彼はセビージャでヨーロッパのチャンピオンに何度も輝き、様々な監督と一緒にヨーロッパのトップレベルの戦いを経験してきた実績のある方なので、今までのテクニカルスタッフにさらに世界トップ基準が加わり、意識改革なり見方の層を厚くしました」と経験を還元してくれることを期待しているとした。 また「今後は彼だけじゃなく、W杯でこれまで以上の成績と考えると、テクニカルスタッフも決勝トーナメントの先の分析の分厚さが凄く重要になると思うので、これからもそこのレベルアップというのは引き続き図っていきたいと考えています。その中のスタートで我々も楽しみにしている存在で、監督とも何度も話してチームにすごく良い影響を与えてくれると思います」とコメント。今までとは違った視点と経験を持つ人材を、スタッフにも入れて日本代表を強化していきたいと語った。 また、森保一監督も若林氏について言及。EL制覇の経験をチームに還元してもらいたいとし、スタッフのレベルアップにも繋がると期待を寄せた。 「彼がスペインで経験した、セビージャでヨーロッパリーグを獲っているという世界トップ基準、世界のサッカー情報を持っているテクニカルスタッフとして、我々に加わってくれるということは、非常に我々にとって戦力アップになりますし、基本的にはスタッフは日本からということで世界を見て世界で勝っていこうということで日々準備と戦いをしています」 「世界の舞台で戦ってきたスタッフが入ってくれることで、情報をもらいながら、自分たちと違ういろんなノウハウを持っているかもしれないので、そこをお互いやり取りしながらチーム力を上げていければと思っています」 「テクニカルスタッフは日本にもたくさん優秀な方がいて、協会内にもたくさんいるんですが、彼が来てくれることによって、彼がやっていることをチームで発信することで、テクニカルスタッフとして日々レベルアップを目指している人たちのためにもなると思いました」 <span class="paragraph-title">【写真】セビージャで2度EL制したアナリストの若林大智氏</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">セビージャFCのアナリストとして4年<br>ヨーロッパリーグ2度制覇<br>Le he dedicado todo a <a href="https://twitter.com/SevillaFC?ref_src=twsrc%5Etfw">@SevillaFC</a> como aficionado y profesional.<br>Mucha gente pensaba q esto<br>Hay q creer!<br>No he nacido como sevillista pero seré sevillista hasta la muerte! <a href="https://t.co/NHcxFmMEOd">pic.twitter.com/NHcxFmMEOd</a></p>&mdash; Taichi Wakabayashi-若林大智 (@footballtw) <a href="https://twitter.com/footballtw/status/1665666060366823424?ref_src=twsrc%5Etfw">June 5, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.08.31 22:45 Thu

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最下位エルチェ、新監督に国内実績豊富なパブロ・マチン氏を招へい

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クリスティアン・アツがサウジアラビアのアル・ラーイドへフリーで加入

サウジアラビアのアル・ラーイドは18日、ニューカッスルに所属するガーナ代表FWクリスティアン・アツ(29)をフリートランスファーで獲得を発表した。契約期間は明かさていないが、背番号は「3」に決定した。 新天地の決まったアツは、自身の公式ツイッター(@ChristianAtsu20)で以下のようにコメントしている。 「アル・ラーイドのファハド・アル=ムタウワ会長やクラブ関係全員に感謝している。この素晴らしいクラブの一員になれて幸せだよ。サポーターのためにすべてを捧げることを約束するよ。新たなチャレンジを楽しみにしているよ」 2013年にポルトからチェルシーに加入したアツだが、同クラブのトップチームでの出場機会はなく、フィテッセやエバートン、ボーンマス、マラガと毎年のようにレンタル先を渡り歩いてきたが、2016年の夏にレンタルでニューカッスルに加入すると、翌年に完全移籍。 5シーズン在籍したニューカッスルでは、加入初年度こそ主力として活躍したが、2017-18シーズンの終盤にヒザのケガで離脱すると、徐々に序列を落とし、昨季はトップチームでの出場がEFLカップ1試合のみとなっていた。なお、ニューカッスル通算では公式戦121試合に出場し8ゴール10アシストをだった。 昨季のサウジ・プロフェッショナルリーグで10位に終わったアル・ラーイドは今夏、新指揮官にパブロ・マチン氏を迎え、新戦力として元ドイツ代表MFマルコ・マリン(31)を獲得していた。 2021.07.18 00:00 Sun

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