ナポリ、ヘタフェからウルグアイ代表DFマティアス・オリベラをレンタルで獲得

2022.05.27 06:30 Fri
Getty Images
ナポリは26日、ヘタフェのウルグアイ代表DFマティアス・オリベラ(24)をレンタル移籍で獲得した。

マティアス・オリベラは、母国の名門ナシオナルの下部組織出身。しかし、トップチームでの出場は2試合のみで、2017年夏にヘタフェに完全移籍した。
だが、ヘタフェでもなかなか出場機会に恵まれず、翌シーズンはラ・リーガ2部のアルバセテへレンタル。ここでポジションを掴むと、シーズン後半はヘタフェに復帰し、左サイドでレギュラーの座を射止めた。

以降は不動の左サイドバックとして君臨。今季はラ・リーガ33試合に出場し1ゴール3アシストを記録。また、今年1月に行われたカタール・ワールドカップ南米予選のパラグアイ戦で、ウルグアイ代表デビューを果たすと、これまで3キャップを記録している。

なお、ナポリでは左サイドバックのDFファウジ・グラムのラツィオ行きが噂されており、その後釜としてマティアス・オリベラの獲得に動いていた。

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スクデット戦線から脱落のナポリ、来季の悲願達成へ向けたチーム改革の全貌が徐々に明らかに

今季のセリエAにおいてスタートダッシュに成功するも、徐々に勢いを失い、スクデット戦線から脱落したナポリ。悲願のスクデット獲得を目指す来季のチーム編成に関して、ルチアーノ・スパレッティ監督とアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が会談を行なった模様だ。イタリア『カルチョ・メルカート』が報じている。 15日に行われたセリエA第37節で、ナポリはジェノアと対戦。前半32分にFWビクター・オシムヘンの得点で先制すると、後半20分には、キャプテンのFWロレンツォ・インシーニェがPKを沈め、英雄ディエゴ・マラドーナの名を冠したホームスタジアムで自身最後となる得点を記録した。終盤にも1点を追加したナポリは、今季最後のホームゲームを3-0の快勝で締めくくっている。 この勝利によって、最終節を残して順位を3位で確定させたナポリ。スパレッティ監督の就任1年目にして来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保したことで、一定の目標は達成できたが、その一方で、近年もっともスクデット獲得に近づいたと言えるシーズンだったがゆえに、中盤から終盤にかけての失速でタイトルを逃した後悔も色濃く残る。 そんな中、スパレッティ監督とデ・ラウレンティス会長は、来季へ向けたチームの編成を討議しているようだ。『カルチョ・メルカート』が各ポジションに焦点を当て、詳しく報じている。 まず、来季以降の編成を考えるにあたって、デ・ラウレンティス会長は、段階的にチーム全体の若返りを進めていく方針のようだ。現時点ですでに、各選手の年棒には350万ユーロ(約4億7000万円)の上限が課されており、それは来季も同様に継続されるとのことだ。 そんな中でも唯一、例外としてセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(30)のみが年棒600万ユーロ(約8億1000万円)を受け取っており、2023年6月までの契約となっているクリバリに対し、ナポリは4~5年の長期にわたる契約延長の準備があるとのことだが、現時点で話し合いは始まっていないとのことだ。 しかしながら、来季以降も守備陣の中心にクリバリを据える意向は揺るぎなく、今季限りで契約が切れ、レアル・マドリー行きが報じられているコロンビア代表GKダビド・オスピナ(34)についても、引き続きチームにとどめたい考えだとみられる。 その他の守備的なポジションに目を向けると、ポルトガル代表DFマリオ・ルイ(30)とアルジェリア代表DFファウジ・グラム(31)は、今季限りでチームを去る見込みとのこと。2選手は主に左サイドバックとしてプレーしていたが、後釜としてヘタフェに所属するウルグアイ代表DFマティアス・オリベラ(24)やフェイエノールトのオランダ代表DFティレル・マラシア(22)を確保したい考えだ。 マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍中のイングランド人センターバックであるDFアクセル・トゥアンゼベ(24)は、全くと言って良いほど戦力にならず、シーズン終了後には契約通り、マンチェスターへ帰還する。従って、少なくとも1名のセンターバックを確保しなければならないとのことだ。 中盤に目を移すと、スペイン代表MFファビアン・ルイス(26)がかねてよりスペイン復帰を希望しており、バルセロナが獲得に興味を示すなど、去就が不透明だ。現行の契約が2023年6月までとなっていることから、デ・ラウレンティス会長は、移籍金次第で今夏での売却を容認すると見られている。 また、ファビアン・ルイスがチームを離れるなら、フラムからレンタル移籍中のカメルーン代表MFアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ(26)を買い取ることは必須だ。今季の序盤戦に最も大きなインパクトを与えた1人で、これまでの現地の報道では、1100万ユーロ(約15億円)で買い取り可能とのことだ。 中盤の獲得候補としては、ヴェローナのチェコ代表MFアントニン・バラク(27)や、アタランタのクロアチア代表MFマリオ・パシャリッチ(27)ら攻撃的なタスクを担えるセンターハーフがメインとなる模様。ザンボ・アンギサらと共に来季の中盤を構成させることを目論んでいるようだ。 そして、インシーニェが去り、質・量ともにベースアップが必要なアタッカー陣においては、サッスオーロの2選手、イタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(22)とコートジボワール代表MFハメド・トラオレ(22)に対してアプローチをかけている模様だ。 ラスパドーリは今夏の人気銘柄の1人であり、他のビッグクラブとの競合は必至だ。従って、ウディネーゼのスペイン人FWジェラール・デウロフェウ(28)や、フェイエノールトのコロンビア代表FWルイス・シニステラ(22)にも関心を寄せているとのことだ。 また、長らく去就が不透明とされたベルギー代表FWドリエス・メルテンス(35)は、ここへ来て契約延長に傾いているとされ、エースのオシムヘンとともに、引き続き来季もナポリでプレーする見込みとのことだ。 今季は序盤戦で台風の目になりながらも、徐々に勢いを失ったナポリ。スパレッティ監督のもとで堅守速攻をベースとした好チームだけに、今夏の移籍市場、そして、来季の戦いにも注目したい。 2022.05.18 18:45 Wed

グラムに再び悲劇…左ヒザ前十字じん帯断裂で長期離脱に

ナポリは8日、アルジェリア代表DFファウジ・グラムが左ヒザ前十字靭帯の断裂で手術を受けることを発表した。 グラムは7日に行われたセリエA第26節のボローニャ戦に先発出場。しかし、試合中に負傷し、22分にDFエルセイド・ヒサイと交代していた。 そして、8日に精密検査を受けたグラムは、左ヒザ前十字じん帯断裂と診断された。クラブによれば、同日中にローマのヴィラ・スチュアート病院にてピエル・パオロ・マリアーニ医師の下で手術を受けるとのことだ。 2014年1月にサンテチェンヌからナポリへと加入したグラムは、過去にもヒザを負傷し長期離脱を経験している。 2017年11月には右ヒザ前十字じん帯を断裂すると、2018年2月には右ヒザの膝蓋骨を骨折。2018年7月に手術を受けていた。 今シーズンはここまでケガなくプレーし、セリエAで11試合に出場。ヨーロッパリーグでも5試合に出場していたが、またしてもヒザのケガに見舞われることとなってしまった。 2021.03.08 23:00 Mon

ナポリDFグラムが左ヒザを負傷、過去に2度右ヒザにも大ケガ

ナポリは7日、アルジェリア代表DFファウジ・グラムの負傷を発表した。 グラムは7日に行われたセリエA第26節のボローニャ戦に先発出場。しかし、試合中に負傷し、22分にDFエルセイド・ヒサイと交代していた。 クラブの発表によると、グラムは左ヒザを捻挫したとのこと。8日に精密検査を受けることになるようだ。 2014年1月にサンテチェンヌからナポリへと加入したグラムは、過去にもヒザを負傷し長期離脱を経験している。 2017年11月には右ヒザ前十字じん帯を断裂すると、2018年2月には右ヒザの膝蓋骨を骨折。2018年7月に手術を受けていた。 今シーズンはここまでケガなくプレーし、セリエAで11試合に出場。ヨーロッパリーグでも5試合に出場していたが、またしてもヒザのケガに見舞われることとなってしまった。 なお、イタリア『カルチョメルカート』によると、前十字じん帯を損傷している可能性があるとのことだ。 2021.03.08 14:40 Mon

グラムとクリバリが新型コロナから回復! アタランタ戦で2週間ぶりの復帰か

ナポリは19日、アルジェリア代表DFファウジ・グラムとセネガル代表DFカリドゥ・クリバリが新型コロナウイルス感染から回復したことを発表した。 両選手は5日に行われた新型コロナウイルス検査で陽性が確認され、共に自宅での隔離措置を受けていた。 その後、両選手はリーグ戦2試合を含めた公式戦4試合を欠場していた中、ナポリは19日にクラブの公式ツイッターで「グラムとクリバリが新型コロナ(Covid-19)から回復しました」と報告した。 これにより、順調にいけば21日に行われるセリエ第23節のアタランタ戦での復帰が期待されている。 2021.02.20 00:01 Sat

ナポリに痛手…右足首負傷のマノラスは最低3週間の離脱に

ナポリは8日、ギリシャ代表DFコスタス・マノラスが右足首の負傷で最低3週間の離脱となることを明かした。 マノラスは、6日に行われたセリエA第21節のジェノア戦に先発出場。しかし、69分に負傷しコソボ代表DFアミル・ラフマニと交代していた。 そして、8日午前に行われた精密検査の結果、右足首のじん帯にグレード2の捻挫を負っていることが判明。また、3週間後に改めて状態を確認することになると伝えており、最低でも離脱期間は3週間程度になる模様だ。 今シーズンのセリエAで19試合に出場するなど主力として活躍しているマノラスだが、10日のコッパ・イタリア準決勝2ndレグでアタランタ戦と、13日のユベントスとのリーグ戦という重要なビッグマッチ2試合を含め、今後数試合を欠場することになった。 また、ナポリではセンターバックのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、左サイドバックのアルジェリア代表DFファウジ・グラムが相次いで新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しており、最終ラインの選手が不足している状況となっている。 2021.02.08 22:49 Mon

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今季ラ・リーガ得点王ドフビクがイタリアクラブとの接触認める…ナポリやミランが候補か

ジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)はイタリア行きの可能性もあるようだ。スペイン『アス』が伝えた。 今シーズンはラ・リーガで3位フィニッシュの躍進を遂げ、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたジローナ。主砲として24ゴールの活躍を見せたドフビクは、ラ・リーガの得点王にも輝いた。 そんな189cmのストライカーにはアトレティコが関心。ジローナは2500万ユーロ(約42億3000万円)のオファーを受け取り、これをすぐさま拒否したと報じられていた。 ドフビクと2028年6月までの契約を結ぶジローナは、移籍金3500万ユーロ(約59億2000万円)を望んでいるとのこと。しかし、狙っているのは国内のクラブにとどまらず、セリエAのナポリとミランも獲得に動いているという。 ユーロ2024に向けウクライナ代表で活動中のドフビクは、代理人とイタリアのクラブとの接触の噂に対して「そうだね、彼はそのことについて話している」とコメント。クラブは明らかになっていないが、何らかの動きがあることを認めた。 また、「僕に関するニュースがあるけど、全て冷静に受け止めている」とも語ったドフビク。まずはユーロに集中し、グループステージ突破に全力を注ぐつもりだ。 「このユーロではチームとしてのポテンシャルを最大限に発揮したい。僕個人としては特別な目標は設定しない」 「少なくとも3つの難しい試合が待っているから、しっかり準備してベストを尽くさなければならない」 7日にポーランド代表との国際親善試合を行ったウクライナは、ドフビクのゴールがありながらも1-3で敗戦。11日のモルドバ代表との親善試合を経て、17日のルーマニア代表とのユーロ初戦に臨む。 2024.06.09 16:17 Sun

ナポリがミゲル・グティエレスに関心…コンテが多才な左SB獲得をリクエストか

ナポリが、ジローナのスペイン代表DFミゲル・グティエレス(22)獲得へ動きを見せているようだ。 先日にアントニオ・コンテ新監督の就任が決定したナポリ。この体制変更に伴い、チームは新指揮官の重用する[3-4-3]へのシステム変更が見込まれ、現有戦力で適任不在のウイングバックは優先度の高い補強ポジションとなる。 イタリア『カルチョメルカート』の伝えるところによれば、コンテ監督は左ウイングバックのトップターゲットとしてグティエレスを求めているという。また、真偽は怪しいものの、選手自身もこの移籍に前向きであるとも主張している。 今シーズンのラ・リーガで3位フィニッシュを成し遂げたミラクル・ジローナの中心選手であるグティエレスは、スタートポジションこそサイドバックであるものの、可変式の布陣の中でウイングバックやインテリオールの役割をカバーする多才なプレーヤー。また、単純なアスリート能力も高くマンチェスターの両雄に加え、買い戻し条項を有する古巣レアル・マドリーといった錚々たるクラブからの関心も伝えられる。 ただ、現状では選手自身の意思に加え、放出を望まないジローナとのクラブ間交渉を含め、決して簡単なオペレーションとはならないはずだ。 2024.06.08 22:00 Sat

コンテ監督就任のナポリ、トリノの人気銘柄ボンジョルノがCBの本命か

ナポリが守備強化を図ろうとしている。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。 アントニオ・コンテ氏の監督就任を発表したナポリ。ジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)やイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォ(30)の退団阻止など、新指揮官が求めるチーム作りが公式発表前から報じられ、獲得を望む選手の名前も多数挙がっている。 そんななか、コンテ監督と共に補強を進めるスポーツ・ディレクター(SD)のジョバンニ・マンナ氏は優先事項の1つにセンターバックの獲得を掲げているとのこと。数人の選手の加入を望んでいるという。 ここ数週間のリストでトップにあるのが、欧州各国のビッグクラブが注目するトリノのイタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノ(25)。本人はユーロ2024に向け、イタリア代表で戦っている最中だが、コンテ監督のお気に入りDFを射止めるべく、代理人との話し合いを本格化させているという。 また、トリノに対しての最初のオファーは3500万ユーロ(約59億4000万円)+ボーナス500万ユーロ(約8億5000万円)で、資金面ではさらなる努力が必要とのこと。それでも獲得を実現すべく、前へ進んでいるようだ。 そのほか、1月にも獲得を検討していたスタッド・レンヌのベルギー代表DFアルトゥール・テアテ(24)やウディネーゼのアルゼンチン代表DFネウエン・ペレス(23)の名前も。現在アル・アハリでプレーするトルコ代表DFメリフ・デミラル(26)に加え、サイドバックではトリノのイタリア代表DFラウル・ベッラノーバ(24)にも目をつけている模様だ。 2024.06.06 16:17 Thu

チェルシーがルカク巡って求むは完全移籍オファー…その額は73億円

チェルシーはベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の完全売却を目指しているようだ。イギリス『BBC』が報じた。 ここ2シーズンにわたり、インテル、ローマといずれもローン移籍のルカク。今季も最終的に公式戦21ゴールを積み上げたストライカーだが、依然としてチェルシーに戻る道なく、来季も他で出番を求めるのが確実視されるところだ。 といっても、チェルシーは次のマーケットで売りたく、これまでのローン話を受けつけないスタンス。求める移籍金額はおよそ3700万ポンド(約73億7000万円)で、ローマは引き留めに興味ありだが、要求額に応じれないという。 また、恩師のアントニオ・コンテ監督を招へいしたナポリや、ミランも関心を示すと報じられるが、ローマを含め、イタリアのクラブは予算的に厳しく、チェルシーがスタンスを軟化させるか否かを見極めていく必要性があるそうだ。 ちなみに、2021年夏にチェルシーが連れ戻す際に投じた移籍金額は9750万ポンド(現レートで約194億3000万円)。今回の売却でその一部を取り戻したく、売れれば週給32万5000ポンド(約6000万円)の給与削減にもなる模様だ。 2024.06.06 12:00 Thu

コンテ新監督たっての希望? ケフラン・テュラム獲得へナポリが本腰か

ナポリがU-23フランス代表MFケフラン・テュラム(23)の獲得へ本腰か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 偉大なるリリアン・テュラム氏の次男、ケフラン・テュラム。今季は兄マルクスが若い日の父も躍動したイタリアでセリエA優勝を成し遂げ、ケフランもこれに続けと言わんばかりにビッグクラブ移籍の噂が存在する。 昨年父と兄に続いてA代表デビューを飾ったなか、現在はパリ五輪を控えたU-23代表候補に選出され、順当に行けば本大会行き当確か。 その最中、自身の生まれ故郷でもあるイタリアでは、アントニオ・コンテ新監督を迎えたナポリがケフランに対する関心を強めているといい、これは指揮官たっての希望だという。 現ナポリの中盤を支える1人はスロバキア代表MFスタニスラブ・ロボツカだが、どうやらコンテ新監督が自らのサッカーに合致しないタイプだと捉えた模様。若くてフィジカル能力に長けたケフランをご所望のようだ。 ケフランと現所属ニースの契約は25年6月までとなっており、5年間所属する選手側に延長の意志なし。本来、今夏望んでいたのはパリ五輪よりもユーロ2024…ステップアップの意向が強まっているとされる。 なお、イタリアではケフランに関心を寄せるクラブが多数。兄が所属するインテル、父の古巣ユベントス、そしてミラン…ただ、いずれも代替案としてのケフランで、最も関心度合いが高いのがナポリとされている。 また、ナポリはケフランの代替案として、バレンシアのU-21スペイン代表MFハビ・ゲラ(21)をリストアップしているとのことだ。 2024.06.05 20:35 Wed

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ラツィオがフェイエノールトの背番号「10」獲得へ1stオファーも…足元を見られて門前払い

ラツィオがフェイエノールトからオランダ代表MFカルヴァン・ステングス(25)獲得へ1stオファーも…。 ステングスは上田綺世所属のフェイエノールトで攻撃を司る背番号「10」。今季リーグ・アンのニースから完全移籍で加入し、エールディビジ(オランダ1部)で29試合6得点14アシストという卓越した数字を残している。 残念ながらユーロ2024行きは逃したものの、今季チャンピオンズリーグ(CL)を戦ったことで欧州のスカウト陣から高い評価を得ている模様。そのCLで対戦したラツィオが獲得へ本腰を入れているそうだ。 ただ、ラツィオのお膝元、首都ローマに本社を置くイタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、フェイエノールトへの最初の正式オファーは、門前払いされてしまったという。 どうやらラツィオが12日に提示した移籍金1200万ユーロ(約20億円)は、「安すぎる」とフェイエノールトに判断されただけでなく、まともに取り合ってもらえなかった模様。 フェイエノールトは2000万ユーロ(約33.9億円)を評価額の軸とし、百歩譲って1500万ユーロ(約25.4億円)から交渉。『カルチョメルカート』はラツィオに対し「要努力。ルイス・アルベルトの売却益(※)をまるごと転用すれば獲得できると思った考えは甘い」と苦言を呈す。 (※)L・アルベルトのアル・ドゥハイル移籍は移籍金1000万ユーロ+ボーナスだったと伝えられる。ステングスへのオファーとほぼ同額 ステングス本人はラツィオ移籍にもオープンで、来季もCLに出場するフェイエノールトだが、CLの有無は重要視せず。しかし、フェイエノールトはそれこそ、ルイス・アルベルトを売却したラツィオの足元を見た格好とされる。 順位表の上から下まで資金力が突き抜けたイングランド・プレミアリーグからも声がかかっているというステングス。ラツィオが獲得まで漕ぎ着ける可能性は高くないようだ。 2024.06.13 14:30 Thu

ガスペリーニ監督直々のご指名…アタランタがアルゼンチン代表CBバレルディに関心

アタランタがマルセイユのアルゼンチン代表DFレオナルド・バレルディ(25)に関心を寄せ始めたようだ。 バレルディは最新のアルゼンチン代表メンバーに名を連ねるセンターバック。19歳で加入したドルトムントには定着できず、20-21シーズンからマルセイユへ移り、今季はヨーロッパリーグ(EL)準決勝・アタランタ戦に出場した。 左右両足を遜色なく操るビルドアップ能力、対人能力、リーダーシップ等はいま欧州で高く評価されているようで、つい先日にはフランス国内で「バレルディにアトレティコ・マドリーから関心」との報道も。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやらアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、自らの目で確かめた上でバレルディを気に入った様子。具体的な情報はないが、大変大きな感銘を受けた様子と伝えられる。 イタリア系でパスポートも保有するバレルディの市場価値は推定2000万ユーロ(約33.9億円)、マルセイユとの契約は2026年6月までとなっている。 2024.06.13 13:55 Thu

今夏移籍の可能性もあるディバラ…本人はローマ残留望みサウジからのオファー拒否か

ローマのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、中東行きに関心を示していないようだ。 2022年7月、ユベントスから加入したディバラ。2023-24シーズンはケガがありながらもセリエAで28試合に出場し13ゴール9アシストを記録しており、指揮官がジョゼ・モウリーニョ監督からダニエレ・デ・ロッシ監督に交代しても主力であり続けた。 そんなディバラだが、契約が2025年夏までとなる中でクラブは高額なサラリーを問題視。長期契約によるサラリーの分割払いを提案しているとされるが、交渉は進んでいない。 このままなら移籍の可能性も排除できないディバラだが、イタリア『トゥットメルカート』によると現時点でサウジアラビア行きは考えていないとのこと。選手の代理人にはアル・ナスルから接触があったものの、丁重に断りを入れたと報じられている。 ディバラ自身は、ローマでのキャリア継続を希望。新契約に向けた交渉再開にも乗り気と伝えられており、今後の進展が注目されている。 2024.06.13 12:45 Thu

新体制始まるミランはアストン・ビラのキャッシュを狙うも…約60億円の移籍金がネックか

ミランはアストン・ビラのポーランド代表DFマティ・キャッシュ(26)の獲得を狙っているようだ。 ステファノ・ピオリ監督が退任となり、来シーズンからは新たな体制がスタートするミラン。現在は、アレッサンドロ・フロレンツィの退団が濃厚であり、主将のダビデ・カラブリアの契約も今夏残り1年となることから、右サイドバックの補強を優先事項の一つとしている。 そんな中で、クラブが注目しているのはキャッシュ。今シーズンのプレミアリーグでトップ4フィニッシュを果たすなど躍進したビラにあって、公式戦46試合5ゴール3アシストの成績を残したポーランド代表DFは即戦力になると目されている。 しかし、イギリス『The Athletic』によると、ビラはキャッシュの移籍金を3000万ポンド(約59億8000万円)に設定。これがミランにとっては非常に高額となっており、テクニカル・ディレクター(TD)のジェフリー・モンカダ氏にとっては非常に難しい交渉が予想される。 一方で、要求額さえ提示されれば、プレミアリーグの定める利益と持続可能性のルール(PSR)に抵触する可能性のあるビラは、主力であっても売却を余儀なくされる模様。キャッシュのほか、コロンビア代表FWジョン・デュラン(20)、ブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)、ブラジル人DFジエゴ・カルロス(31)も売却対象となっている。 2024.06.13 11:10 Thu

ユベントスの守護神シュチェスニーの去就が不透明に…アル・ナスルとの交渉がストップか

アル・ナスル行きが濃厚とされていたユベントスのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)だが、ここに来て交渉がストップしたようだ。 2017年にアーセナルからユベントスへ完全移籍すると、ジャンルイジ・ブッフォンの退団によって守護神の座を得たシュチェスニー。これまでユベントスで公式戦252試合に出場し、セリエAで3回、コパ・イタリアで3回、スーペル・コパで2回の優勝に貢献した。 今シーズンも引き続き守護神として、公式戦35試合に出場。一方で、クラブとの契約は2025年夏までとなっていることもあり、去就には注目が集まっていた。 そんな中で、シュチェスニーにはサウジアラビアのアル・ナスルが接触。新たにチアゴ・モッタ監督が就任し新体制がスタートしたユベントスも守護神売却に乗り気であり、残るはシュチェスニーの意思次第とも報じられていた。 だが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、シュチェスニーの交渉は現在ストップしているとのこと。両クラブ間の交渉に問題が生じているのが原因だという。 フランス『フットメルカート』によると、アル・ナスル側にはシュチェスニー以外のGKを望む声もあり、意見が統一されていない可能性がある模様。ユベントスとしては早めの決着が望ましい状況ではあるが、果たして。 2024.06.13 10:10 Thu

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