「心に変化が…」 千葉を今季退団の増嶋竜也、現役続行から一転の引退表明

2020.12.20 13:40 Sun
©︎J.LEAGUE
ジェフユナイテッド千葉は20日、DF増嶋竜也(35)の今季現役引退を発表した。

増嶋は2004年にFC東京でプロキャリアをスタートさせ、ヴァンフォーレ甲府、京都サンガF.C.、柏レイソル、ベガルタ仙台を渡り歩き、2018年に千葉入り。今季は明治安田生命J2リーグ17試合に出場して2得点を記録した。
10日にクラブから契約満了が発表された際、「このまま引退したら後悔してしまいそうなので、もう少し頑張りたいと思います」と現役続行に意欲を示したが、今季限りで選手生活にピリオドを打つことを決断した。

Jリーグ通算336試合19得点という成績を残して現役を退く増嶋はクラブ公式サイトを通じて、「ジェフユナイテッド市原・千葉に関わる全ての皆さまへ」と書き始め、今季限りでの現役引退を表明。胸中の変化を明かした。

「私、増嶋竜也は今季限りで現役を退くことを、ここにご報告いたします。ここ数年、引退を意識せざるを得ない状況だったのは自分でも少しずつ感じ始めていました」
「特に今年は出場機会になかなか恵まれず、精神的に辛く苦しい日々が続きました。当初はこんな終わり方では納得できない、試合に出てやり切って引退したいと思う自分が常にいました。なので、先日皆さんには引退しないと発表したのですが、ここ数試合は出場することができ、試合を終えるたびに心に変化が生まれていきました。一度は続けたいと発表したこともあり正直悩みましたが、それでも今が引退するタイミングとしてはベストなのかもしれないと思うようになりました」

「一つはここ数年、サッカーをどう続けるかということよりも、どう終わるかということを重点的に考えている自分に気づいたこと。そしてもう一つは、新天地でもう一度チャレンジして引退することよりも、地元である千葉で皆さんに見守られて引退できなかったことを後悔するのでは、と思うようになったことで、この地での引退を決断するに至りました」

「今はプロとしての集大成がジェフで本当に良かったと思っています。子供の頃から憧れていたジェフのユニフォームを着ることができ、一つ夢が叶いました。また、たくさんのファン・サポーター、そして地元である千葉の皆さんに見守られ、プロサッカー選手として最後の日を迎えられたことを心より幸せに感じています」

「千葉で育ち、市立船橋高校でプロに行くことを決意し、FC東京、ヴァンフォーレ甲府、京都サンガF.C.、柏レイソル、ベガルタ仙台、ジェフユナイテッド市原・千葉と6チームに渡り17年間突っ走ってきました。振り返ってみると壮絶なサッカー人生でした。プロの世界はとても厳しいところです。毎年一年が終わるたびに、来年もプロサッカー選手でいられるのか不安でした」

「一試合、一瞬で人生が変わってしまうのがプロの世界。毎試合が命懸けで、緊張の連続。そんな中でも素晴らしい人たちに恵まれ、たくさんの経験から多くのことを学び、高校からプロまでのすべてのタイトルを獲得できたのは僕の誇りです。これもひとえに支えてくださったサポーターの皆さん、スタッフ、自分に関わってくださった皆さんのおかげだと心から思っています」

「そしてなによりいつも自分を一番近くで支えてくれた家族と両親にも感謝をしたいと思います。正直、自分の思い描いていたサッカー人生とは少し違いましたが、大満足のサッカー人生です。サッカーで学んだ事を、これからは子供達をはじめ、たくさんのサッカーを愛する人たちに恩返しできるように頑張ります。今後また違った形でみなさんに会える日を楽しみにしています。長い間熱いご声援本当にありがとうございました」

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千葉がDF増嶋竜也の退団を発表「このまま引退したら後悔してしまいそう」

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モンテディオ山形は13日、GK長谷川洸、DF熊本雄太の負傷を発表した。 長谷川は7日のトレーニング中に負傷したとのこと。検査の結果、右手舟状骨骨折と診断され、10日に手術を受けていた。なお、全治は約4〜5カ月になるとのことだ。 熊本は検査を受けた結果、右腓骨筋腱断裂と診断。11日に手術を受け、全治は約5カ月の見込みだという。 長谷川は今シーズンの明治安田J2で出番はなし。熊本は14試合に出場していた。 2024.06.13 21:02 Thu

群馬が長崎戦後の自サポーターによる違反行為報告…選手バスの発車妨害、威嚇行為など現時点での対象者5名を処分

ザスパ群馬は11日、今年4月のV・ファーレン長崎戦後のザスパ群馬サポーターによる違反行為を報告した。 発表によると、違反行為は2024年4月27日(土)に正田醤油スタジアム群馬にて開催された明治安田J2リーグ第12節の長崎戦後に発生。 その概要について「試合終了後、トップチームの選手バスの発車を妨げる行為、スタッフに対して威嚇行為、チームスタッフの乗車するタクシーの発車を妨げる行為を含め、会場運営の妨げになる行為が確認されました」と説明。 そして、「本行為はザスパ群馬ならびにJリーグにおける観戦ルール違反にあたり、違反行為について処分を下しました」と、行為者に対する処分内容の通告とともに、Jリーグで定める「Jリーグ試合運営管理規定」に照らし合わせ、違反者に対して以下の処置を決定した。 ■違反行為 ・不退去 ・立ち入り禁止エリアへの侵入 ・選手及びスタッフ車両走行妨害などの先導 ・選手及びスタッフ車両走行妨害行為 ・スタッフ乗車車両の走行妨害行為 ・威嚇行為 ・警備員静止振り切り行為 ■処分対象:5名 ■処分内容 ・2024年6月2日(日)J2リーグ第18節山形戦より 6試合入場禁止 1名 4試合入場禁止 1名 2試合入場禁止 3名 また、「上記処分対象者数は、関係者による事実確認、およびクラブの調査によって把握できた現時点での人数となりますため、今後の行為者からの申し出、クラブによる調査の進捗に応じて増える可能性もございます」、「違反行為者ごとに通告のタイミングや期間が異なりますので、事案発生後も該当の方がスタジアムへご来場されておりました。違反内容を通告後、入場禁止期間に沿って入場を禁止とさせていただいております。本来であれば翌試合から該当者への処分など迅速な対応を要するところではありますが、違反行為者の特定、調査や話合いに時間を要し、事案発生から1ヶ月以上経過してのご報告となった旨、お詫び申し上げます」と、今後の調査次第で処分対象者が増える可能性も併せて報告した。 最後に「ザスパ群馬では、今後も、試合会場へご来場される全てのお客様が安心・安全で快適なスタジアムづくりを目指して参りますので、「スタジアムルール」へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます」と、安全で快適なスタジアムづくりを誓うともに「スタジアムルール」遵守への協力を求めた。 2024.06.11 18:16 Tue

J1の5月度KONAMI月間MVPは4G2Aの鹿島FW鈴木優磨! J2は仙台FW中島元彦、J3は琉球MF富所悠が選出

Jリーグは11日、5月度のKONAMI月間MVPを発表した。 5月度は明治安田J1リーグが鹿島アントラーズのFW鈴木優磨、明治安田J2リーグがベガルタ仙台のFW中島元彦、明治安田J3リーグがFC琉球のMF富所悠となった。 鈴木は通算2度目の受賞。中島と富所はKONAMI月間MVP初受賞となる。 鈴木は5月、J1の6試合に出場し、4ゴール2アシストを記録。得点数ではチームメイトの名古新太郎、アレクサンダル・チャヴリッチと並び、得点関与数は3アシストの名古が上回ったが、鈴木はハードワークでチームをけん引する姿勢なども評価された。 選考委員会の総評と鈴木のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「色々なポジションをやりながらハードワークしている。チームを好調の波に乗せている」 山本昌邦委員 「鹿島の勢いを引っ張る存在」 槙野智章委員 「厳しい試合の時に必ずゴールに絡み、決めるべき時に決める。好調鹿島の攻撃をけん引」 北條聡委員 「常勝鹿島の水先案内人。自ら点を取るだけでは飽き足らず、鋭いラストパスで仲間のゴールをお膳立て。無論、精神的支柱でもあった」 ◆FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 「5月の明治安田J1リーグKONAMI月間MVPを受賞することができ、非常に嬉しく思います。僕一人の力ではなく、監督、チームメート、スタッフ、アントラーズに関わるすべての人たちのおかげで、このような賞をいただくことができました」 「引き続き、目の前の1試合1試合を地に足をつけて全員で戦い、シーズンの最後に良い結果を得られるよう、全力を尽くしていきたいと思います。ありがとうございました」 中島は、チームが4勝1敗の成績を残した5月の5試合で4得点を記録。中位から浮上し、現在4位につける仙台の好調の原動力となった。 選考委員会の総評と中島のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「仙台が順位を上げてきている大きな要因に」 山本昌邦委員 「上位に進出してきたところで、チームの全8得点中4点に絡んでいて価値がある。接戦の試合が多い中であきらめない泥臭いところの活躍が印象に残っている」 寺嶋朋也委員 「前線でゲームメイクもこなしつつ、5月は4ゴールでチームに勝点3をもたらした」 丸山桂里奈特任委員 「今月4ゴールでチームを引っ張る。大事なところで決めてくれる印象」 植松隼人特任委員 「5月だけで4得点の貢献でチームを勝利に導いている事が大きな理由」 ◆FW中島元彦(ベガルタ仙台) 「5月の明治安田J2リーグMVPに選んでいただき、ありがとうございます。サポーターのみなさんを含めたチーム全体で、5月に多くの勝利をつかみ取れたことが今回の受賞につながったと思っています」 「個人的な成績については、まだまだできたと思うところもあります。シーズン折り返しとなりますが、個人としてもチームとしても前半戦以上の成績を残せるように、さらに成長していきたいと思います」 富所は2勝1分けの無敗で5月を乗り切った琉球で、3試合1得点を記録。シュート関与パス数はリーグ3位を記録し、34歳のベテランとして一時2位まで上り詰めたチームを精神的にも引っ張った。 選考委員会の総評と富所のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「琉球の核となる選手。彼のパフォーマンスの良さがチームを引っ張っている。今月、チームの成績を上げた立役者」 平畠啓史委員 「5月、2勝1分、順位も2位に浮上した琉球を牽引。今季はポジションを一列上げ、攻撃の局面で重要な役割を果たしていた。14節宮崎戦の決勝点となる直接FKも見事だった。まさにミスター琉球の働き」 橋本英郎委員 「ベテランとしてのパフォーマンスだけではなく、ゲームを決定付ける仕事もし、そして琉球の順位を安定して引き上げる事に貢献していた」 ◆MF富所悠(FC琉球) 「明治安田Jリーグ KONAMI 5月の月間MVPに選んでいただきありがとうございます。とにかく楽しんでプレーする、ということを今季の個人テーマにしていて、こうして賞をいただけたことをうれしく思います」 「順位が混戦の中、6月の戦いが鍵になります。一戦一戦にしっかり向き合って、勝ち点3を積み重ねていきたいと思います」 2024.06.11 18:13 Tue
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