ルカクが今夏の去就に言及…ローマ移籍アシストの元同僚に感謝

2023.10.11 23:13 Wed
ナインゴランがルカクのローマ移籍をお膳立て
Getty Images
ナインゴランがルカクのローマ移籍をお膳立て
ベルギー代表FWロメル・ルカクローマ移籍の背景には元同僚のアシストがあったようだ。

ルカクは今夏の移籍市場でチェルシーから1年間のレンタル移籍でローマへ加入した。その新天地ではチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド時代に指導を受けたジョゼ・モウリーニョ監督の存在もあってすぐさま順応すると、ここまで公式戦8試合7ゴールと新たな得点源として圧巻のパフォーマンスを披露している。
現在、ベルギー代表に招集中のビッグ・ロムは、代表チームの公式会見の場で改めて今夏の去就に言及。インテルユベントス、アル・ヒラルなど幾つかの選択肢があった末のジャッロロッシ加入の経緯を明かした。

「ご存知の通り、僕は話題をスルーするのが好きではない。やがて話すつもりだけど、実際に今夏がどうだったかを話したら、誰もがショックを受けるはずさ」

「自分が爆発してしまうのではないかと本気で思った時期もあったよ。それが5年前なら爆発していただろうね。今は自分が最も得意なことであるフットボールに集中しているよ。夏の間ずっと頑張ってきたしね」
細かい経緯に関しての言及を避けたルカクだが、ローマ加入に際して尽力してくれたインテルとベルギー代表の元同僚であるMFラジャ・ナインゴランへの感謝を伝えている。
「ローマと連絡を取り合ってくれたナインゴランに感謝しなければならないね」

なお、ナインゴランはルカクの古巣移籍が決定した後のインタビューではその当時のやり取りについて以下のように明かしていた。

「(ルカクのローマ移籍は)まったく予想していなかったよ。ロメルについては多くのことが言われているが、真実は分からない。イタリアの問題は、真実がない場合でも多くの話題があることだ。ルカクは愛されていると感じれば、チームに多くを与えることができる男だよ」

「少し前にルカクから電話があったんだ。僕は彼に、何か必要なことがあれば、オレがそばにいるよと言ったよ。僕はローマの環境をよく知っているからね」

ナインゴランのアシストもあってローマ移籍が決定したルカクは、元同僚の前述のコメント通り、ロマニスタからの熱烈な愛情を力に変えて躍動中。ここ最近では完全移籍の噂も出ており、永遠の都で充実した日々を過ごしているようだ。
関連ニュース

ミランがダニエル・マルディーニの売却を視野に…今季後半戦は通算3度目のレンタルでモンツァへ

ミランが元U-20イタリア代表FWダニエル・マルディーニ(22)を手放す可能性もあるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 マルディーニ一族3代目のミラン選手、ダニエル・マルディーニ。今季前半戦はエンポリ、後半戦はモンツァへレンタル移籍し、モンツァではセリエA11試合4得点をマークした。 今夏ひとまずミランに戻るわけだが、どうやら複数のクラブがダニエルに関心を寄せているようで、代理人のジュゼッペ・リソ氏が頻繁にミラン以外と連絡を取り合っているという。 リソ氏に電話をかけるのはローマとアタランタ、また完全移籍移行を真剣に望むモンツァ。ダニエル自身はミランでキャリアを積む意向だが、ミランは少なからず今夏の売却を視野に入れているとのことだ。 『カルチョメルカート』いわく、モンツァへ完全移籍の実現性は低く、ミランは1000万ユーロ(約17.1億円)前後のオファーで売却に応じる可能性が。一方で、25年6月までとなっている契約を延長したうえで再びレンタル移籍という道もある模様。 ひとつわかるのは、ミランがダニエル・マルディーニを戦力にカウントしていないということだ。 2024.06.03 15:25 Mon

フェネルバフチェ新監督就任のモウリーニョ氏、ローマ時代の教え子の獲得を要望か

フェネルバフチェの新指揮官就任したジョゼ・モウリーニョ氏が、ローマ時代に指導した選手の獲得をクラブに要望したようだ。 そのモウリーニョ氏は、今年1月にローマの監督を解任され、その後はフリーの状態が続いたが、フェネルバフチェは1日に交渉をスタートさせたと公表すると、2日の夜に調印式を行うことも発表しており、就任が決定的となっていた。 そんな中、フェネルバフチェの会長選挙の候補者であるアジズ・ユルドゥルム氏は、2日に行われた会見で自身がモウリーニョ氏の招へいを主導したと名言。また、同監督からローマ時代に指導した数名の選手を獲得してほしいと要請を受けていることを明かした。 「私がジョゼ・モウリーニョを雇うべきだと言っていなかったら、フェネルバフチェはモウリーニョを雇うことはなかっただろう」 「彼らは私の言葉に耳を傾けてくれる。私は選手についても言及している。ルカク、ディバラ、タリスカの名前を挙げた。残りは内緒だ。当選してから話すよ」 なお、ローマは今夏に攻撃陣の入れ替えを検討しており、 今シーズン公式戦41試合で21ゴールを記録したベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の買い取りは行わず、レンタル元のチェルシーに返却するとのが確実とのこと。 また、今シーズン公式戦39試合16ゴール10アシストとチームを支える働きを見せたアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(30)も高額な給料が問題となっている模様。 ローマとの契約は2025年6月まで残っているが、ディバラはイギリス『アスレチック』のインタビューで「夏以降もローマに残るかはまだわからない」と退団の可能性があることを口にしていた。 2024.06.03 07:00 Mon

アズムンは今季限りでローマ退団へ…セビージャらが関心

イラン代表FWサルダール・アズムン(29)は今シーズン限りでローマを去る見込みだ。 昨夏、ジョゼ・モウリーニョ前監督のリクエストもあってレバークーゼンから買い取りオプション付きのシーズンローンでジャッロロッシ入りしたアズムン。 しかし、新天地では度重なる負傷やアジアカップ参戦などの影響もあって公式戦29試合3ゴールと思うような活躍を見せられず。先発試合もわずか5試合にとどまった。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ローマは1250万ユーロ(約21億3000万円)に設定された買い取りオプションの行使を見送る意向だという。また、保有元のレバークーゼンでもシャビ・アロンソ監督の構想には入っておらず、今夏新たに新天地を求める可能性が高いという。 なお、アズムンに対してはセビージャやセリエAの複数クラブから関心が寄せられているとのことだ。 2024.05.31 19:15 Fri

ローマがアンヘリーニョを完全移籍で獲得! 買取OP行使を発表

ローマは31日、RBライプツィヒからスペイン人DFアンヘリーニョ(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。 イタリア『Il Tempo』によると、ローマは500万ユーロ(約8億5000万円)の買い取りオプション行使を決断し、ライプツィヒに3年間の分割で移籍金を支払うことになる。スペイン人DFに関して契約年数は不明も、年俸180万ユーロ(約3億円)を受け取ることになる模様だ。 マンチェスター・シティでプロキャリアをスタートしたアンヘリーニョは、複数のクラブへのレンタル、PSVへの完全移籍などを経て、2020年1月にシティからライプツィヒにレンタル移籍。その翌シーズンもレンタル期間延長で在籍していた中、最終的に完全移籍へ移行した。 ただ、ブンデスリーガの強豪チームでは思うように出場機会を得られず、直近はホッフェンハイム、ガラタサライにレンタルへ出されていた。 今冬加入したローマでは左サイドバックを主戦場に左右のウイングバックでもプレーし、公式戦20試合に出場。ダニエレ・デ・ロッシ監督からの信頼も厚かった。 2024.05.31 18:06 Fri

ローマがアンヘリーニョを完全移籍で確保…買取OPを行使した模様

ローマが、RBライプツィヒからレンタル中のスペイン人DFアンヘリーニョ(27)の買い取りオプションを行使したようだ。 イタリア『Il Tempo』によると、ローマは500万ユーロ(約8億5000万円)を3年間の分割でライプツィヒに支払うことになり、契約年数は不明も年俸180万ユーロ(約3億円)をスペイン人DFに支払うことになるという。 マンチェスター・シティでプロキャリアをスタートしたアンヘリーニョは、複数のクラブへのレンタル、PSVへの完全移籍などを経て、2020年1月にシティからライプツィヒにレンタル移籍。その翌シーズンもレンタル期間延長で在籍していた中、最終的に完全移籍へ移行した。 ただ、ブンデスリーガの強豪チームでは思うように出場機会を得られず、直近はホッフェンハイム、ガラタサライにレンタルへ出されていた。 今冬加入したローマでは左サイドバックを主戦場に左右のウイングバックでもプレーし、公式戦20試合に出場。ダニエレ・デ・ロッシ監督からの信頼も厚かった。 2024.05.30 21:30 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly