ラツィオなどを指揮したデリオ・ロッシ氏がレフスキ・ソフィア監督に就任

2017.08.05 00:18 Sat
Getty Images
▽ブルガリアのレフスキ・ソフィアは4日、デリオ・ロッシ監督(56)を指揮官に迎えたことを発表した。『スカイ・スポーツ・イタリア』によれば契約期間は2年とのことだ。

▽アタランタで手腕を評価された後に就任したラツィオ指揮時の2006-07シーズン、セリエAで3位の好成績を収めたデリオ・ロッシ監督は、チャンピオンズリーグ出場に導いた他、コッパ・イタリア優勝を果たすなど、ラツィオで好結果を残していた。その後、パレルモやフィオレンティーナ、サンプドリアなどを率いた後、ボローニャの監督を2015年10月に解任されて以降、フリーの状態が続いていた。

デリオ・ロッシの関連記事

モウリーニョ&S・インザーギが危うい? 過去にセリエAクラブを複数指揮のデリオ・ロッシ氏が解任レースを予想

セリエAで豊富な監督経験を持つデリオ・ロッシ氏がセリエAで最も早く解任される監督を予想した。『フットボール・イタリア』が伝えている。 2021-22シーズンが8月22日からスタートするセリエA。昨季に11年ぶりのスクデット獲得という悲願を成し遂げたインテルだけでなく、覇権奪回に燃えるユベントスのほか、ナポリ、ローマ、そしてラツィオといった強豪も相次いで監督交代に動いてのシーズンとなる。 そうしたなか、かつてラツィオやフィオレンティーナをはじめ、数々の国内クラブを監督を務めてきたデリオ・ロッシ氏が『TMWラジオ』で早い段階で解任されそうな監督として、ローマのジョゼ・モウリーニョ監督とインテルのシモーネ・インザーギ監督の名を挙げた。 「モウリーニョだね。もちろん、私はローマでの仕事がどんなものかを知っているからね。あとインザーギもそうだ。彼にとってインテルでの仕事は簡単なものではないと思うからだ。彼が率いるのはスクデットを獲得したチームであり、前任のアントニオ・コンテと比較すると、少なくとも何か(タイトル)を獲得する必要がある」 また、自身がかつて率いたラツィオにも言及。S・インザーギ監督の後任として過去にナポリやユベントスを率いたマウリツィオ・サッリ氏が就任したが、ロッシ氏はこちらに関してもそう簡単な仕事にならないとの私見を示した。 「私はサッリのやり方を知っているし、いわゆる戦術の先生である彼には時間が必要だから簡単にはいかないだろう。さらに悪いことに、プレシーズントレーニングで主に退団が決まった選手を相手にするから、チームを鍛える時間があまりない」 2021.07.20 16:40 Tue

セリエA昇格を目指すパレルモ、残り4試合のブースト目指しデリオ・ロッシ氏を3度目の招へい

セリエBのパレルモは24日、新監督にデリオ・ロッシ氏(59)を招へいすることを発表した。 現在セリエBに所属するパレルモは、ここまで32試合を戦い3位に位置。セリエAへの復帰に向けて好位置につけている。 しかし、直近の5試合で2勝2分け1敗。シーズンも残り4試合となった中、ロベルト・ステッローネ監督を解任。最後の仕上げをロッシ監督に任せることに決定したようだ。 ステッローネ監督は、昨シーズンもパレルモを率い、チームは4位になったもののセリエA昇格を逃し解任。今シーズンはブルーノ・テディノ監督を迎えたが、開幕から7試合で解任し、ステッローネ監督を復帰させていた。 ロッシ監督は過去にも2度パレルモを指揮しており、2009-10シーズンにはチームをセリエAで5位に導く手腕を見せる。また、翌シーズンはリーグ戦こそ8位に終わるも、コッパ・イタリアで決勝に導き、最終的には準優勝に終わっていた。 これで通算3度目の監督就任となるロッシ監督。果たして残り4試合で自動昇格圏の2位に導くことはできるだろうか。はたまたプレーオフでの昇格を決められるのだろうか。 2019.04.24 19:40 Wed

ラツィオの関連記事

鎌田大地やルイス・アルベルトが去るラツィオ、若返り図る中マルディーニ息子に関心か

日本代表MF鎌田大地の退団やイゴール・トゥドール監督の退任など、今夏は大きな変更が起こるラツィオ陣営。若返りの方針の中、レジェンドの息子に関心を寄せているという。 イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、ラツィオが関心を寄せているのはミランのMFダニエル・マルディーニ(22)。元イタリア代表DFでミラン一筋でプレーしたパオロ・マルディーニ氏の息子だ。 2023-24シーズンはモンツァへとレンタル移籍。セリエAで18試合に出場し4ゴールを記録。ミランへと復帰することになったが、そのミランは売却する可能性もあるとされている。 2025年夏に契約が切れるマルディーニ。ただ、ミランではポジションを確保は難しい状況。残り1年となり、ミランが売却するチャンスは今しかない。 800万ユーロ(約13億4000万円)程度と設定されている移籍金に対し、ラツィオは興味を示しているとのこと。ただ、ライバルもおり、フィオレンティーナやトリノも関心を持っているという。 ラツィオは鎌田の退団が確定的。さらに、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)もカタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決まり、中盤が手薄になる状況だ。 2024.06.14 22:30 Fri

「これは愛の物語だ」8年過ごしたラツィオ退団のルイス・アルベルトが感謝のメッセージ「永遠の都は故郷になった」

元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)が、ラツィオファンに対して別れのメッセージを送った。 ルイス・アルベルトは2016年夏にラツィオへ加入。在籍8年で公式戦307試合出場52ゴール79アシストを記録しており、攻撃の中心として活躍すると2018-19シーズンにはコッパ・イタリア優勝にも貢献した。 今シーズンも公式戦44試合5ゴール11アシストの成績を残していたが、今年4月に退団希望を表明。11日に、カタールのアル・ドゥハイル移籍が発表された。 8年を過ごしたクラブに別れを告げることとなったルイス・アルベルトは、自身のインスタグラムを更新。ファンに対しての感謝を述べている。 「僕たちはみんなに物語を伝えたい。これは愛の物語だ。カディス近郊の小さな村から、23歳でローマにやってきたスペイン人の青年が、まさか『魔術師』と呼ばれるまでになるとは想像もしていなかった」 「ラツィオのユニフォームを着た8シーズン、すべての試合、すべてのトレーニングに情熱と献身を注いできた8年間だった。時が経つにつれ、永遠の都(ローマ)は青年にとっての故郷となり、スタディオ・オリンピコは家となった」 「どんなラブストーリーもそうであるように、困難な瞬間、強さを試されるケガ、心の傷のように痛ましい敗戦もあった。でも、人生と同じように愛を忘れられない瞬間もあったんだ」 「家族とともに、青年はピッチで学び、人生も学んだ。妻と子供たちはラツィオを胸に抱いて育ち、毎試合の人々の激しさでフットボールが単なるスポーツではないと理解した」 「今、ラツィオの歴史の一部であるという満足感とともに、素敵な思い出、多くの友人、素晴らしいチームメイト、そして素晴らしいファンたちを残して去る。今までありがとう。フォルツァ・ラツィオ」 2024.06.12 11:25 Wed

トゥドール辞任のラツィオ、ヴェローナを残留に導いたバローニ監督を招へい

ラツィオは11日、マルコ・バローニ監督(60)を新指揮官に招へいしたことを発表した。契約期間は複数年と明記はされなかったが、『フットボール・イタリア』は2年契約で1年延長オプション付きと報じている。 ラツィオでは5日、イゴール・トゥドール前監督がクラブのプロジェクトに関してクラウディオ・ロティート会長らと意見が合わず辞任していた。 バローニ監督はベネヴェントやフロジノーネ、レッジーナにレッチェとプロビンチャのクラブを歴任。昨夏にヴェローナの指揮官に就任。一時は19位に沈んだ時期があったものの、シーズン後半に盛り返し最終的には13位でセリエA残留に導いていた。 2024.06.12 06:30 Wed

ルイス・アルベルトのアル・ドゥハイル移籍が完了、8年を過ごしたラツィオに別れ

カタールのアル・ドゥハイルは11日、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)の獲得を発表した。『フットボール・イタリア』によれば移籍金は1000万ユーロ(約16億9000万円)、12%は前所属先のリバプールに入るとのことだ。 2016年夏にラツィオに加入したルイス・アルベルトは在籍8年で公式戦307試合に出場、52ゴール79アシストを記録。攻撃の中心として活躍し、2018-19シーズンにはコッパ・イタリア優勝に貢献していた。 昨年10月、2027年6月までラツィオとの契約を延長していたが、4月に退団希望を表明していた。 2024.06.12 06:15 Wed

「簡単ではない」6戦全勝も2次予選の難しさを語った鎌田大地、それでも手応え「良いモチベーションで、目標を持って戦えた」

日本代表MF鎌田大地(ラツィオ)が、途中出場したシリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 6日のミャンマー代表戦で先発した鎌田は、この試合の62分に遠藤航に代わって出場。ダブルボランチの一角で入った中、攻撃的に縦パスやサイドへの展開を見せることに。相馬勇紀のPK獲得も演出するなどした中、田中碧が下がると、アンカーに入り、[4-3-3]のような形に変化していった。 2試合続けての出場となった鎌田。代表を離れた時期もあった中で、2次予選を振り返った。 「失点もせずに全試合勝てたことは良いことですし、自分たちが目指してきたことなので、こういう2次予選のような相手と戦うことは簡単ではないですけど、みんなが良いモチベーションで、目標を持って戦えたかなと思います」 この試合での立ち位置としてはダブルボランチとなった鎌田。「[4-4-2]で、ちょっと碧が6番(アンカー)気味で、自分が8番(インサイドハーフ)気味でした」とポジションについて言及。「碧が抜けてからは、自分が6番でという感じでした」と、2つのポジションでプレーした。 攻撃的な側面だけでなく、ハードな守備、そして後方での冷静なビルドアップと、もともと希望していたボランチでもパフォーマンスを発揮した鎌田。「基本的には攻撃の時は相手の間に立って、センターフォワードに間を締めさせたり、イージーなミスをせずに、しっかりと繋げていければと思っていました」と、自身の役割を振り返った。 「簡単ではない」6戦全勝も2次予選の難しさを語った鎌田大地、それでも手応え「良いモチベーションで、目標を持って戦えた」 日本代表MF鎌田大地(ラツィオ)が、途中出場したシリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 6日のミャンマー代表戦で先発した鎌田は、この試合の62分に遠藤航に代わって出場。ダブルボランチの一角で入った中、攻撃的に縦パスやサイドへの展開を見せることに。その後、田中碧が下がると、アンカーに入り、[4-3-3]のような形に変化していった。 2試合続けての出場となった鎌田。代表を離れた時期もあった中で、2次予選を振り返った。 「失点もせずに全試合勝てたことは良いことですし、自分たちが目指してきたことなので、こういう2次予選のような相手と戦うことは簡単ではないですけど、みんなが良いモチベーションで、目標を持って戦えたかなと思います」 この試合での立ち位置としてはダブルボランチとなった鎌田。「[4-4-2]で、ちょっと碧が6番(アンカー)気味で、自分が8番(インサイドハーフ)気味でした」とポジションについて言及。「碧が抜けてからは、自分が6番でという感じでした」と、2つのポジションでプレーした。 攻撃的な側面だけでなく、ハードな守備、そして後方での冷静なビルドアップと、もともと希望していたボランチでもパフォーマンスを発揮した鎌田。「基本的には攻撃の時は相手の間に立って、センターフォワードに間を締めさせたり、イージーなミスをせずに、しっかりと繋げていければと思っていました」と、自身の役割を振り返った。 2024.06.11 23:20 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly