元シュツットガルト主将のゴンサロ・カストロが奥川雅也所属のビーレフェルトと半年契約

2021.12.22 13:51 Wed
Getty Images
アルミニア・ビーレフェルトは21日、元ドイツ代表MFゴンサロ・カストロ(34)と今季終了までの契約を結んだことを発表した。ユニフォームは7番を着用する。

レバークーゼンで名を挙げ、ドルトムントでも活躍したカストロは、昨季までシュツットガルトに在籍していた。2018年夏に加入し、同シーズンに2部に降格しながらも1年で復帰。昨季は主将に任命されるなど、印象に残るいぶし銀の姿を披露した。
しかし、今夏の契約満了をもって退団。以降はフリーの状態が続いていたが、この度半年間の契約で現場復帰を果たした。

「『アルミニアには経験豊富な選手が必要だ。私は間違いなくその役割を果たすことができるだろう』という思いがあった。まだまだ続くこのシーズンで、チームの力になれるよう努めるよ」

「時間はとても短く、とても濃いものになるだろう。ボーフム戦やライプツィヒ戦のような試合をこの先でも続けていけるように、練習や対話を上手くこなし、選手たちの力を引き出していくつもりだ」
現在のビーレフェルトは3勝7分け7敗で降格圏の17位に位置。ブンデスリーガは現在冬期のインターバルに入っているため、カストロのデビューは来年1月8日に予定されている第18節のフライブルク戦となる。

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元ドイツ代表MFカストロ、35歳で現役引退

元ドイツ代表MFゴンサロ・カストロ(35)が16日、自身のインスタグラムで現役引退を発表した。 レバークーゼンでプロデビューを飾ったカストロは、ボランチやサイドバック、2シャドーの一角など、ユーティリティ性を生かして活躍。レバークーゼンでは公式戦370試合に出場して30ゴール68アシストを記録した。 レバークーゼン退団後はドルトムント、シュツットガルトで主力として活躍。ブンデスリーガ通算では421試合に出場、38ゴール80アシストを記録した。 今年1月からビーレフェルトでプレーしていたが、契約更新はなされず無所属だった。 2022.09.16 23:15 Fri

遠藤航、シュツットガルトの主将任命に「誇らしく思います」

シュツットガルト新主将の日本代表MF遠藤航が自身のツイッターに心境を綴った。 昨季までキャプテンを務めた元ドイツ代表MFゴンサロ・カストロが契約切れで今夏に退団したシュツットガルト。ペッレグリノ・マタラッツォ監督は23日に行われ、5-2で勝利したビーレフェルトとのプレシーズンマッチ後、昨季のブンデスリーガで最多のデュエル勝利数を記録した28歳守備的MFを新キャプテンに指名した。 U-24日本代表の一員として東京オリンピックに参戦中の遠藤はその一報を受け、24日に自身のツイッターを更新。キャプテンとして挑む新シーズンに向け、決意を新たにした。 「シュツットガルトという素晴らしいクラブのキャプテンになることができ、本当に誇らしく思います。クラブのために自分ができるすべてを尽くしたいです。シュツットガルトファンのみなさん、オリンピック後に会いましょう!!」 遠藤は湘南ベルマーレでプロデビュー後、浦和レッズ、シント=トロイデンを経て、2019年夏にシュツットガルト入り。昨季もピッチ上で不可欠な存在として輝きを放つなか、カストロ不在時のゲームでキャプテンを務めてきた。 なお、日本人選手がブンデスリーガのクラブで正式にキャプテンを務めるのはハンブルガーSV時代の元日本代表DF酒井高徳(現・ヴィッセル神戸)に続く2人目となる。 2021.07.24 17:00 Sat

遠藤航、シュツットガルトの新キャプテンに! 指揮官の指名理由は…?

日本代表MF遠藤航がシュツットガルトのキャプテンに就任した。 昨季までキャプテンを務めた元ドイツ代表MFゴンサロ・カストロだが、今夏に契約切れとなり、退団。ペッレグリノ・マタラッツォ監督は23日に行われ、5-2で勝利したビーレフェルトとのプレシーズンマッチ後、U-24日本代表の一員として東京オリンピックに参戦中の28歳守備的MFを新キャプテンに指名した。 「私にとって、大事なのはキャプテンがみんなを先導したり、我々が求める価値観を体現したりして、模範的な存在であるということ。ワタルを選んだのは他の選手のためにも責任を負える存在だからだ」 遠藤は湘南ベルマーレでプロデビュー後、浦和レッズ、シント=トロイデンを経て、2019年夏にシュツットガルト入り。昨季はブンデスリーガでのデュエル勝利数でトップとなり、屈指の守備的MFとして評価を高めた。 ブンデスリーガでプレーする日本人選手の正式なキャプテン就任はハンブルガーSV時代の元日本代表DF酒井高徳(現・ヴィッセル神戸)に続く2人目。マタラッツォ監督は遠藤不在時のキャプテンとして、ドイツ人DFヴァルデマール・アントンを託す方針を示している。 過去に湘南やリオ・デ・ジャネイロ オリンピックの代表でも主将を務め、リーダーとしての実績も十分な遠藤。これまでピッチ上でのデュエル・キングとして存在感を放った遠藤だが、来る新シーズンは主将としての振る舞いにも注目が集まる。 2021.07.24 08:25 Sat

「すべてを持っている」遠藤航がキャプテンに? 元JリーガーのOBたちも太鼓判

デュエル王としてブンデスリーガ初挑戦を終えたシュツットガルトの日本代表MF遠藤航()だが、新シーズンはキャプテンに就任する可能性があるようだ。ドイツ『ビルト』が報じた。 遠藤は湘南ベルマーレ、浦和レッズとJリーグでプレーした後、2018年7月にシント=トロイデンへと完全移籍。ボランチとして結果を残すと、2019年8月にはシュツットガルトへとレンタル移籍する。 ドイツ2部を戦うチームに加入した遠藤は21試合に出場し1ゴール1アシスト。チームの1部昇格に貢献すると完全移籍。2020-21シーズンは初の1部で33試合に出場し3ゴール4アシストを記録し、デュエル勝利数1位となり、大きな注目を集めていた。 そのシュツットガルトはキャプテンを務めていたゴンサロ・カストロが退団。そのため、新シーズンは誰がキャプテンになるのか注目される中、『ビルト』は遠藤航が候補の1人だとしている。 かつて浦和レッズでもプレーし、シュツットガルトの名誉キャプテンでもある元ドイツ代表DFのギド・ブッフバルト氏も太鼓判を押している。 「彼はすでに中心のキープレーヤーであるため、遠藤は間違いなくキャプテンの役割を果たすことができる。彼は必要なすべてを持っている」 また、セレッソ大阪でもプレーした元ドイツ代表FWのカカウ氏も高く評価した。 「遠藤はすでにシュツットガルトのキャプテンマークを着用しており、とても自信を持って役割を果たしている。また、そのクオリティについて話す必要はないだろう」 なお、他の候補はDFヴァルデマール・アントン、MFダニエル・ディダヴィも候補になると考えられているが、遠藤が濃厚とみられている。 日本人のキャプテンといえば、フランクフルトのMF長谷部誠やハンブルガーSV時代のDF酒井高徳(現ヴィッセル神戸)がいるが、遠藤もキャプテンになるだろうか。 2021.07.01 11:10 Thu

ケガ人続出のシュツットガルト、4連敗ストップも新たに3選手負傷交代

悪い流れを止めたシュツットガルトだが、新たに3選手が負傷してしまった。 7日に行われたブンデスリーガ第32節でアウグスブルクをホームに迎え撃ったシュツットガルト。チームのアシスト王であるDFボルナ・ソサが戦線に復帰した一戦で2-1の勝利を収め、連敗を「4」でストップした。 しかし、この試合に先発したMFロベルト・マッシモがクリアボールを追いかけた際に左もも裏を痛め、22分に負傷交代。DFコンスタンティノス・マヴロパノスも前半のみのプレーでベンチに退いた。 さらに、マッシモとの交代で出場したMFタンギ・クリバリもクロスに合わせようと左足を振った際、アウグスブルクDFイアゴの足と痛烈にコンタクト。64分にスタッフの手を借りながらピッチを後にした。 ドイツ『キッカー』によると、マッシモとマヴロパノスについては比較的、軽傷で済む可能性があるとみられるが、クリバリについてはペッレグリノ・マタラッツォ監督が明かした初期診断によれば、内側側副じん帯を部分断裂した恐れがあり、残りのリーグ戦全休を強いられる可能性があるようだ。 9位につけるシュツットガルトだが、現在はこれまで全試合フルタイム出場が続いたGKグレゴール・コベルやキャプテンのMFゴンサロ・カストロのほか、FWサリス・ワマンギトゥカも長期離脱中。すでに苦しいやりくりを強いられている。 すでに残留が確定したことで残りのシーズンをナーバスに過ごす必要こそなくなったとはいえ、指揮官はまたしても頭を悩ませることになりそうだ。 2021.05.08 13:50 Sat

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ビーレフェルトMF水多海斗が手錠をかけられ一晩を警察で過ごす…3部残留争い中のスキャンダルに指揮官「好ましくない」

3.リーガ(ドイツ3部)のアルミニア・ビーレフェルトに所属する日本人MF水多海斗(23)が手錠をかけられたという。ドイツ『ビルト』が伝えた。 マインツのセカンドチームから今シーズン加入した水多。今シーズンのドイツ3部では22試合に出場し4ゴール5アシストを記録している。 チームの中心にもなっている水多だが、まさかのスキャンダルが発覚。16日の夜に逮捕されていたことが判明した。 『ビルト』によると、16日の1時45分ごろ、ビーレフェルトのディスコ「カフェ・ヨーロッパ」の前に警察が出動した。暴徒がディスコの前でトラブルを起こしたとして通報されたが、それが水多だったという。 水多はディスコに入れてもらえなかったとのこと。その後、ディスコのスタッフが警察に通報。水多がその場を立ち去ることを拒否したとのことで、手錠をかけられて連行。拘留されたという。 水多は酒に酔っていた状態だったとのことで、独房で一晩を過ごすことに。朝には釈放されたという。 プロイセン・ミュンスター戦の前に記者会見に臨んだミッチ・クニアト監督は「この事件のことは承知している」とコメント。「カイトはすぐにクラブとチームに謝罪した。どのように進めるかは内部に残っており、土曜日にチームに加わるかどうかもまだ明らかではない。もちろん、我々の状況においてそのような出来事は好ましくない」とコメント。何らかの処分がクラブから下されることになるようだ。 2部昇格を目指すビーレフェルトは、3部でも苦戦。残留争いの真っ只中におり、チームを牽引していた水多の不祥事は大きな痛手となることは間違いない。 2024.03.22 11:15 Fri

浅野拓磨が今季初ゴール!振り向きざまの反転シュートで劣勢のボーフムに喝

ボーフムの日本代表FW浅野拓磨がチームの今季初ゴールを挙げた。 昨季は辛うじて1部残留を果たしたボーフム。12日にはブンデスリーガ開幕に先立ち、アウェイでアルミニア・ビーレフェルトとのDFBポカール1回戦に臨んだ。 劇的残留の立役者、ボーフムでの3季目を迎える浅野は先発出場。前半終了間際に今季初ゴールを奪った。 今季は3.リーガ(ドイツ3部)に回るビーレフェルトを相手に2点を先行されたボーフムは、前半終了間際に浅野が反撃の狼煙を上げる。 左サイド深い位置で起点を作ったボーフムは細かいパスワークからポケットを取ると、ケビン・シュテーガーの横パスを収めた浅野が反転から右足を一振り。左下隅へと流し込んだ。 早々に今季初ゴールをマークし、好スタートを切った浅野。だが、チームはシモン・ツォラーの得点で後半終了間際に追い付いたものの、PK戦の末に敗戦。早々にカップ戦から姿を消し、19日にブンデスリーガ開幕戦へ向けてももやもやが残る結果となった。 なお、ビーレフェルトの水多海斗はフル出場し、勝負を決める最後のPKを沈めている。 <span class="paragraph-title">【動画】浅野拓磨がコントロールからの見事な反転シュートで今季初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Kpyivb1lzHM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.08.13 15:30 Sun

アウグスブルク、ビーレフェルトから奥川雅也を完全移籍で獲得!

アウグスブルクは5日、ビーレフェルトから日本人MF奥川雅也(27)を完全移籍で獲得した。契約期間は2026年6月30日までで、フリートランスファーでの加入となる。 ブンデスリーガ個人昇格となった奥川は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「アウグスブルクの関係者とは以前から連絡を取り合っていたし、再びブンデスリーガでプレーできることをとても嬉しく思っている。プレシーズンの期間で最高のプレーを見せて、できれば先発メンバーに名を連ねたいと思っているよ」 2021年の夏にビーレフェルトに加入した奥川は、在籍2シーズンで公式戦80試合に出場し16ゴール13アシストを記録。昨季は2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で30試合に出場して5ゴール10アシストをマークしたが、チームは16位に終わって3部降格となっていた。 2023.07.05 23:30 Wed

ビーレフェルトがMF水多海斗を完全移籍で獲得、ドイツ4部のマインツⅡで大活躍…4年前はドイツ5部でプレー

アルミニア・ビーレフェルトは29日、マインツのMF水多海斗(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。 水多は東京都出身で、FC東京ジュニアユースから前橋育英高校に入学すると、前年王者として臨んだ2018年の第97回全国高等学校サッカー選手権大会に出場。高校卒業後の2019年にドイツへ渡り、当時オーバーリーガ(ドイツ5部)に所属していたシュトラーレンに入団した。 攻撃的ポジションであれば複数でプレー可能なユーティリティ性に加え、スピードとテクニックを兼ね備える水多は、2021年5月にマインツへ完全移籍。セカンドチームでプレーしていた。 今シーズンはレギオナルリーガ・ズュートヴェスト(ドイツ4部)で31試合に出場し10ゴール10アシストの活躍。2シーズンで66試合15ゴール17アシストを記録し、大きなステップアップを果たした。 水多はクラブを通じてコメントしている。 「3部リーグでのキャリアの次のステップを楽しみにしています。自分のプレーでチームに貢献できると確信しています」 「アルミニアの再編に参加でき、とても嬉しいですし、チームメイトと一緒にピッチに立てるのが待ちきれません」 ビーレフェルトはMF奥川雅也も所属していたが、2022-23シーズンは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で苦戦。16位でレギュラーシーズンを終えると、入れ替え戦ではヴェーエン・ヴィースバーデンに2戦合計5-2で敗れて3部に降格していた。 <span class="paragraph-title">【写真】ドイツ5部から3部にステップアップ!ビーレフェルトに加入した水多海斗</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">Tach, Kaito Mizuta<br><br>Wir haben den 23-jährigen vielseitigen Offensivspieler von Mainz 05 verpflichtet.<a href="https://twitter.com/hashtag/immerdabei?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#immerdabei</a> <a href="https://t.co/nO7rJwr1j6">pic.twitter.com/nO7rJwr1j6</a></p>&mdash; DSC Arminia Bielefeld (@arminia) <a href="https://twitter.com/arminia/status/1674410520764645377?ref_src=twsrc%5Etfw">June 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">Hallo Liebe Arminia Fan<br>Ich bin sehr glücklich, für diese Mannschaft spielen zu dürfen<br>Mein Ziel ist mit dieser Mannschaft in die 2.Liga zurückzukehren<br>Ich werde mein Bestes geben für Arminia.<br>Wir sehen uns sehr bald Danke!! <a href="https://t.co/Ody1lZAMVs">pic.twitter.com/Ody1lZAMVs</a></p>&mdash; Kaito Mizuta/水多海斗 (@Kaitom0408) <a href="https://twitter.com/Kaitom0408/status/1674515358219116547?ref_src=twsrc%5Etfw">June 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.06.30 13:54 Fri

ボルシアMG、昨季2部で10GのFWハックを完全移籍で獲得

ボルシアMGは26日、アルミニア・ビーレフェルトからドイツ人FWロビン・ハック(24)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までとなる。 カールスルーエなどの下部組織を経て、2012年にホッフェンハイムの下部組織に入団したハックは、2017年10月1日のフライブルク戦でプロデビューを飾ると、ブンデスリーガデビュー戦で初ゴールを記録。しかし、その後はトップチーム定着までには至らず、2019年夏に2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)に降格したニュルンベルクへ完全移籍。 その後、2021年8月にビーレフェルトに移籍すると、在籍2年で公式戦68試合に出場。今季は左ウィングを主戦場にリーグ戦33試合に出場し10ゴール5アシストを記録したが、チームは16位で3部のヴィースバーデンとの入れ替え戦に臨むと、まさかの連敗を喫して3部降格が決定していた。 スポーツ・ディレクターのローランド・ヴィルクス氏は、新加入のハックについて以下のようにコメントしている。 「ロビン・ハックはゴールを脅かすダイナミックなアタッカーで、すでに1部や2部での経験も豊富だ。ここ数年の彼の成長は目覚ましく、私たちは彼に多くの可能性を見出している。彼がボルシアへの移籍を決めたことを嬉しく思っている」 2023.06.27 07:30 Tue

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長谷部&ローデ引退のフランクフルト、噂のドイツ代表補強にクレシェSDが言及「本当に優れた選手」も「今のチームにとても満足」

フランクフルトがドイツ代表選手の獲得に動く可能性があるようだ。 2021-22シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)を制覇したフランクフルト。2023-24シーズンはブンデスリーガで苦しみながらも6位でフィニッシュ。再びヨーロッパのカップ戦出場権を獲得した。 しかし、そのフランクフルトは変革が進んでいる。 2023-24シーズン限りで、元日本代表MF長谷部誠が現役引退を発表し、来シーズンからは指導者として育成に携わることが決定。さらに、キャプテンを務めていたMFセバスティアン・ローデも引退し、チームの重要な選手2人がピッチを離れることとなった。 2023-24シーズンは出番こそ限られていたが、ピッチ内外での2人の貢献度は高く、同時に2人も抜けるとなれば、チームに少なからず影響はある。 その中で、チームの軸になる選手の確保に動くことが噂されているフランクフルト。ドイツ『ビルト』は、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのドイツ代表MFパスカル・グロス(32)の獲得の可能性を伝えている。 ホッフェンハイムの下部組織で育ったグロスは、カールスルーエやインゴルシュタットでプレー。2017年7月からブライトンでプレーしている。 日本代表MF三笘薫とチームメイトということもあり、馴染みある人も多いグロス。2023年9月には32歳にしてドイツ代表に初招集され、ユーロ2024のメンバー入りも果たし、キャリアのピークに近い状態だ。 ローデ、長谷部の穴を埋められる存在として、ファンは大きな期待を寄せており、元ドイツ代表で解説者のステファン・エッフェンベルク氏も高く評価。「ここ数年のプレミアリーグでの彼の成長を見ていると、本当に印象的だ。彼は代表チーム入りを果たし、そこでも好成績を収めている。アイントラハトにとって彼は悪くないだろう」と、フランクフルトにおすすめしていた。 一方で、スポーツ・ディレクター(SD)のマルクス・クレシェ氏は、今夏の補強については多くを語らず。「パスカルは本当に優れた選手で、どのチームにもフィットするだろう」と語るにとどめた。 また、クレシェSDは「もしトップパフォーマンスを見せる選手が去った場合、我々は明らかに行動を起こさなければいけない。ただ、全体としては我々は今のチームにとても満足しており、大きな変更はしないつもりだ」とコメント。主軸の移籍がなければ、クラブとしては大型補強は行う気はないという。 来シーズンはフォーマットが変更するELに参加することになるフランクフルト。果たして、今夏はどういった動きを見せるだろうか。 2024.06.10 15:05 Mon

フリーの原口元気は古巣に復帰か? 現地紙が関心を伝え、ファンの期待も高まる

シュツットガルトを退団した元日本代表MF原口元気(33)だが、古巣が獲得に関心を寄せているようだ。 浦和レッズの下部組織で育った原口は、そのままトップチームに昇格すると、2014年7月にヘルタ・ベルリンに完全移籍。その後はドイツでのキャリアを続けている。 ヘルタからフォルトゥナ・デュッセルドルフへとレンタル移籍を経験すると、2018年7月にはハノーファーに完全移籍。2021年7月にウニオン・ベルリンへ完全移籍すると、2023年1月にシュツットガルトへと完全移籍していた。 シュツットガルトでは苦しい時間を過ごし、2023-24シーズンもブンデスリーガで2試合、DFBポカールで1試合の出場に終わり、わずか26分間のプレーに終わっていた中、契約満了でフリーとなっていた。 まだまだトップレベルでプレーできる原口。浦和へ復帰するという噂も浮上した中で、本人はドイツ語圏でのプレーを希望しており、ヨーロッパでのプレー継続を最優先にしている状況だ。 そんな中、古巣であるデュッセルドルフが関心。今夏の移籍が噂される日本代表MF田中碧の代役として期待しているという話も出ていた。 一方で、ドイツ『Neue Presse』は古巣であるハノーファーが獲得に関心を示していると報道。「ネット上でも話題になっている」と伝え、ファンの期待も大きいことを伝えている。 ハノーファーは原口が過去3シーズン在籍したクラブで、現在はDF室屋成が所属。セカンドチームには水戸ホーリーホックからレンタル移籍中のU-20日本代表DF松田隼風も所属している。 2023-24シーズンは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦い、5位でフィニッシュ。ブンデスリーガ昇格は叶わなかったが、昇格のキーマンとしても期待が大きくなりそうだ。 2024.06.10 12:45 Mon

ユナイテッドは来季監督が誰だろうとサンチョ売却方針か…売値を80億円に設定

マンチェスター・ユナイテッドがこの夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)を売る方針だという。 今季を迎えてからしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との摩擦から干され、今年1月からシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 こうした活躍からドルトムントも引き留めの動きが取り沙汰されるが、予算の問題が浮き彫りとなり、ユナイテッド復帰も1つの選択肢に。ただ、ユナイテッド復帰となる場合も対立するテン・ハグ監督が解任されればとの条件つきとなっている。 テン・ハグ監督自身も進退が不透明とあって、実現性の低い話ではないが、イギリス『BBC』によると、ユナイテッドは来季の監督が誰であろうと今夏のサンチョ売却を検討しており、その額を4000万ポンド(約79億8000万円)に値付けるようだ。 ドルトムントは新たなローン契約を模索しているが、ユナイテッドはファイナンシャルフェアプレー(FFP)の影響で今夏の予算が限られる現状を打破するため、契約が残り2年となる今夏の売却を目指している模様だ。 新たに就任したジム・ラトクリフ共同オーナーからなる新組織のもと、この夏の改革が予想されるユナイテッドだが、サンチョを売却できるか否かでその動きに関わってきそうだ。 2024.06.10 09:15 Mon

バイエルンがパリーニャ獲得に再挑戦! 個人間では原則合意済みか

バイエルンが今夏もフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得に動いているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 2022年夏にスポルティングCPからフルアムへ移籍し、2シーズンにわたって主力として活躍するパリーニャ。昨夏はバイエルン行きで話が進み、メディカルチェックまで終えたが、移籍市場の最終盤で破談となっていた。 ヴァンサン・コンパニ監督の招へいが決まり、本格的にチーム作りを進められるようになったバイエルンは今夏のトップターゲットとして再びパリーニャに狙いを定めているとのこと。中盤にはドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(29)と同代表MFレオン・ゴレツカ(29)がいるが、両者ともに適切なオファーが届けば売却の可能性があるようだ。 昨夏も移籍を受け入れていたパリーニャ個人とはすでに原則合意に至っており、一方のフルアムも交渉に前向きとのこと。しかし、バイエルンは4000万〜4500万ユーロ(約67億6000万〜約76億円)以上の支払いを望んでいないという。 ユーロ2024を控えるパリーニャは、先日自らの将来についてコメント。「良い印象を残すためにまずはユーロに集中したい」と語った一方、「扉が閉ざされているかどうかはわからない。サッカー界では何事も不確実だ」と移籍の可能性も否定しなかった。 なお、フルアムは2023年9月、バイエルン行きがなくなったパリーニャとすぐさま契約を更新。契約期間は2028年6月まで残っており、1年の契約延長オプションも付帯する。 2024.06.08 17:10 Sat

レバークーゼン、ターの退団に備えレンヌからU-21フランス代表DFを獲得

レバークーゼンは7日、スタッド・レンヌからU-21フランス代表DFジャンニュエル・ベロシアン(19)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。 レバークーゼンは9シーズンに渡ってセンターバックの絶対的な主力を担っていたドイツ代表DFヨナタン・ターが、今夏バイエルンへ移籍する可能性が浮上しており、その後釜を探していた。 そして白羽の矢が立ったのが、フランス国内で評価を高める有望株のベロシアンだ。2020年にレンヌの下部組織へ加入した同選手は、2021年11月にプロ契約を結び、2022年3月20日のメス戦で途中出場ながらプロデビュー。2023-24シーズンはコンスタントに出場機会を与えられ、公式戦27試合に出場していた。 レバークーゼンへの移籍が決まったベロシアンは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「レバークーゼンとは長い間連絡を取り合ってきた。ドイツで二冠を達成したチームに入団できるなんて、夢のような話だよ。僕はレバークーゼンの選手とスタジアムでプレーするのを楽しみにしているんだ。チームのヨーロッパの試合はテレビで見たことがあるけど、彼らのプレーは本当に素晴らしかったよ」 2024.06.08 06:50 Sat

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