ニューカッスル、ベニテス監督の後任は? あの超大物指揮官の名も

2019.06.25 15:27 Tue
Getty Images
24日、ニューカッスルはラファエル・ベニテス監督の退任を発表した。そしてその後任が誰になるのか注目されている。

2016年3月に就任して以降、2部降格の憂き目に遭いながらもここ2シーズンはプレミアリーグ残留に導くなどチームを安定力を取り戻したベニテス監督。ファンやサポーターからも愛された指揮官だった。
新オーナー就任の噂もあるニューカッスルだが2週間以内に発表されるという後任に耳目が集まっている。

イギリス『90min』によれば、その後任として現在候補に挙がっているのは、前マンチェスター・ユナイテッド監督のジョゼ・モウリーニョ氏や、今月バーミンガムを解任されたギャリー・モンク氏、バーンリーのショーン・ダイク監督、エバートンやユナイテッドを指揮したデイビッド・モイーズ氏、そして元ニューカッスル指揮官のアラン・パーデュ氏らだ。中でもモウリーニョ氏が就任すればビッグサプライズとなるが、イギリスのブックメーカーは確率は低いと予想している。

ベニテス監督の退任にはサポーターから反感の声が挙がっており、一部では本拠地セント・ジェームズ・パークでの試合をボイコットする噂もある。そんなファンやサポーターが納得できるような選択をクラブは迫られている。

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今夏移籍の可能性もあるディバラ…本人はローマ残留望みサウジからのオファー拒否か

ローマのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラは、中東行きに関心を示していないようだ。 2022年7月、ユベントスから加入したディバラ。2023-24シーズンはケガがありながらもセリエAで28試合に出場し13ゴール9アシストを記録しており、指揮官がジョゼ・モウリーニョ監督からダニエレ・デ・ロッシ監督に交代しても主力であり続けた。 そんなディバラだが、契約が2025年夏までとなる中でクラブは高額なサラリーを問題視。長期契約によるサラリーの分割払いを提案しているとされるが、交渉は進んでいない。 このままなら移籍の可能性も排除できないディバラだが、イタリア『トゥットメルカート』によると現時点でサウジアラビア行きは考えていないとのこと。選手の代理人にはアル・ナスルから接触があったものの、丁重に断りを入れたと報じられている。 ディバラ自身は、ローマでのキャリア継続を希望。新契約に向けた交渉再開にも乗り気と伝えられており、今後の進展が注目されている。 2024.06.13 12:45 Thu

新体制でメルカート臨むローマが大幅刷新へ…優先事項はCF、WG、SBの3ポジション

新体制でメルカートに臨むローマは、幾つかのポジションで大幅な刷新が見込まれている。 今シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ監督、ゼネラルマネージャーのチアゴ・ピント氏が去ったローマ。オーナーのフリードキン・ファミリーはリナ・スルークCEO、ダニエレ・デ・ロッシ監督、ニースから引き抜いた新スポーツディレクター(SD)のフローラン・ギゾルフィ氏の3者により多くの権限を与え、今夏のメルカートに臨む構えだ。 現時点ではRBライプツィヒからレンタル中だったDFアンヘリーニョの買い取りオプション行使が発表され、同じくリーズ・ユナイテッドのDFディエゴ・ジョレンテのレンタル期間延長あるいは完全移籍での買い取りが既定路線に。 一方、退団ではチェルシーからレンタルしていたFWロメル・ルカクに加え、レバークーゼンとパリ・サンジェルマン、リーズからレンタル中だったFWサルダール・アズムン、MFレナト・サンチェス、DFラスムス・クリステンセンのローンバックに、DFレオナルド・スピナッツォーラの契約満了による退団が濃厚だ。 そういった中、今夏のメルカートで焦点となりそうなのが、ルカク、アズムン退団に加えて引き抜きの噂が絶えないパウロ・ディバラ、売却の可能性が伝えられるタミー・エイブラハムの去就が注目される前線だ。 センターフォワードではリールのジョナサン・デイビッドが理想のターゲットとして名前が挙がるが、資金力やチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃した点でプレミアリーグを中心とする競合クラブ相手に太刀打ちができない。 これを受け、ブラガでプリメイラ・リーガ2位の21ゴールを挙げたシモン・バンザ、トゥールーズのエースストライカーであるタイス・ダリンガらが候補として名前が挙がる。 [4-3-3]をメインシステムで採用する中、手薄なウイングではユベントスのフェデリコ・キエーザをトップターゲットにナポリのマッテオ・ポリターノ、サッスオーロのアルマン・ロリエンテらデ・ロッシ監督のリクエストとみられるセリエAの選手。新SDのルートからリールのエドン・シェグロヴァ、ニースのジェレミー・ボガらが獲得候補に名を連ねる。 さらに、近年チームの泣き所となっているサイドバックでは指揮官が熱望するトリノのラウル・ベッラノーバ、古巣帰還に含み持たせるウェストハムのエメルソン・パルミエリが有力なターゲットに。その他ではギゾルフィ氏が推すリールのバフォデ・ディアキテ、スタッド・レンヌのゲラ・ドゥエらがプランBとして計画される。 その3つのポジションに比べて優先度は低いものの、補強の必要性があるポジションではGKルイ・パトリシオの退団で空く控えGKにレッチェのヴラディミーロ・ファルコーネ、デ・ロッシ監督が求める中盤の補強ではインテルのダビデ・フラッテージを理想に、SPAL時代の教え子でカリアリでプレーするマッテオ・プラーティにも関心を示している。 2024.06.08 17:38 Sat

「モウリーニョたちの給与は…」覇権奪還へ本気のフェネルバフチェ会長が明かす

フェネルバフチェのアリ・コチュ会長が、ジョゼ・モウリーニョ新監督らコーチングスタッフ陣の給与総額を明かした。 トルコ国内の覇権奪還へ向けて好発進を切り、最後の最後まで昨季王者ガラタサライと競い合ったフェネルバフチェ。だが、38試合99得点、勝ち点99で及ばず、宿敵の連覇を許す。 来季に向けては“スペシャル・ワン”、2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇経験を持つモウリーニョ氏を新監督として招へい。2日には本拠地で大々的なお披露目が行われた。 トルコで最も裕福な実業家一族と言われるコチュ家のアリ・コチュ会長は、トルコ『Sports Digitale』にて、モウリーニョ氏招へいに向けて「ベシクタシュと競った」と明かしつつ、「我々のほうが良い条件を提案し、感銘を与えることができた」と笑顔。 さらに「フェネルバフチェはモウリーニョとそのスタッフに、毎年総額1200万ユーロ(約20億3000万円)を支払う」とキッパリ。これが2013-14シーズン以来11年ぶりとなる覇権奪還に向けた本気度ということだ。 2024.06.05 20:05 Wed

フェネルバフチェ新指揮官モウリーニョが所信表明 「このシャツは私の肌と同然…みなさんの夢が私の夢」

フェネルバフチェの監督に就任したジョゼ・モウリーニョ氏が所信表明をした。 長い指導者キャリアのなかで、ポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムなどを渡り歩くモウリーニョ氏。直近では2021年夏からローマを率いたが、今年1月に成績不振で解任され、フリーだった。 そうして欧州の主要リーグが次々とシーズン終了を迎えるなか、先日あたりからフェネルバフチェの関心が取り沙汰されると、とんとん拍子で話が進み、2日に就任決定。同日に多くのファンを集めての就任セレモニーが行われ、盛大な歓迎を受けた。 次なる舞台がトルコに決まった61歳のポルトガル人指揮官は直近3シーズンのスュペル・リグで2位止まりが続き、今季も勝ち点99を積み上げながら頂に届かなかったサポーターに力強いメッセージを発信した。 「みなさんの愛に感謝する。私の名がフェネルバフチェと初めて結びついた瞬間から愛を感じた。本来なら、監督というのは勝利を掴んだときに愛を受けるもの。だが、今回は勝つ前から愛を感じる」 「一方で、それは大きな責任でもあるし、この瞬間からみなさんのファミリーであるのを約束する。このシャツは私の肌と同然。フットボールは情熱であり、それを感じるのにここ以上の場所などない」 「会長と会った瞬間から、みなさんのために戦いたいと思った。みなさんがこのフットボールクラブの魂だからだ。彼と会ってアイデアや、プロジェクトを聞いたときもね。みんなの監督になりたかった」 「トルコフットボール界のために、トルコリーグのために働きたい。トルコフットボールの向上にも貢献したいところだが、私にとって何より大事なのはトルコフットボールや、トルコリーグじゃなく、フェネルバフチェだ」 「最後に、こう言いたい。私が契約にサインした瞬間から、みなさんの夢が私の夢だ」 2024.06.03 09:25 Mon

フェネルバフチェ新監督就任のモウリーニョ氏、ローマ時代の教え子の獲得を要望か

フェネルバフチェの新指揮官就任したジョゼ・モウリーニョ氏が、ローマ時代に指導した選手の獲得をクラブに要望したようだ。 そのモウリーニョ氏は、今年1月にローマの監督を解任され、その後はフリーの状態が続いたが、フェネルバフチェは1日に交渉をスタートさせたと公表すると、2日の夜に調印式を行うことも発表しており、就任が決定的となっていた。 そんな中、フェネルバフチェの会長選挙の候補者であるアジズ・ユルドゥルム氏は、2日に行われた会見で自身がモウリーニョ氏の招へいを主導したと名言。また、同監督からローマ時代に指導した数名の選手を獲得してほしいと要請を受けていることを明かした。 「私がジョゼ・モウリーニョを雇うべきだと言っていなかったら、フェネルバフチェはモウリーニョを雇うことはなかっただろう」 「彼らは私の言葉に耳を傾けてくれる。私は選手についても言及している。ルカク、ディバラ、タリスカの名前を挙げた。残りは内緒だ。当選してから話すよ」 なお、ローマは今夏に攻撃陣の入れ替えを検討しており、 今シーズン公式戦41試合で21ゴールを記録したベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の買い取りは行わず、レンタル元のチェルシーに返却するとのが確実とのこと。 また、今シーズン公式戦39試合16ゴール10アシストとチームを支える働きを見せたアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(30)も高額な給料が問題となっている模様。 ローマとの契約は2025年6月まで残っているが、ディバラはイギリス『アスレチック』のインタビューで「夏以降もローマに残るかはまだわからない」と退団の可能性があることを口にしていた。 2024.06.03 07:00 Mon

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ニューカッスルが補強第1号、ハウ監督も知るDFロイド・ケリーをボーンマスから獲得

ニューカッスルは13日、ボーンマスを退団したイングランド人DFロイド・ケリー(25)の加入を発表した。 なお、クラブとは長期契約を結び、背番号は「25」をつけることに。今夏の移籍市場で最初の補強となった。 ケリーはブリストル・シティの下部組織出陳で、2019年7月にボーマスへと完全移籍した。 ボーンマスでは5シーズンを戦い、公式戦141試合で3ゴール8アシストを記録。プレミアリーグでは54試合で3アシストを記録。ニューカッスルを指揮するエディ・ハウ監督の下でもプレーしていた。 2023-24シーズンはプレミアリーグで23試合に出場し1アシスト。センターバック、左サイドバックでプレーし、対人守備の強さを見せていた。 ケリーはクラブを通じて加入の喜びを語っている。 「ここに来られて本当に嬉しい。このクラブがどれだけ大きなクラブか、そしてファンのみんなにとってどれだけ大切なクラブかはわかっている。とにかく、すぐに仕事に取り掛かりたい」 「僕にとっても家族にとっても大きな引っ越しだ。もちろん南部にいたので少し違うけど、ニューカッスルの街は都会の生活と田舎のコントラストが素晴らしい街だと思う」 「ここに来ることは難しい決断ではなかった。以前、監督と一緒に仕事をしたことがあり、選手に何を求めているのか、どのようにプレーして欲しいか分かっている。貢献できることを考えると、それは理にかなっている。始めるのが待ちきれないよ」 2024.06.13 23:45 Thu

セルティックの新守護神はドゥブラフカか 他に候補多数も現実的な選択肢

セルティックがニューカッスルからスロバキア代表GKマルティン・ドゥブラフカ(35)の獲得を議論中だそうだ。 中東資本参入前の“冬の時代”からニューカッスルを支えるドゥブラフカ。ニック・ポープ加入で定位置を失い、昨季前半戦はマンチェスター・ユナイテッドへレンタル放出もされたが、今季はポープ重傷の緊急事態から常時出場し、最終的に30試合でゴールマウスを守った。 ただ、正守護神ポープに競争を強いるべく、クラブが新GKの獲得を目指しているのが明白。よく名前が上がるのは、バレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリだ。 誰かしらのGK獲得が実現した場合、ドゥブラフカの3番手降格は想像に難くなく、そうなれば契約を25年6月まで残すなかでも退団を望む可能性が。なんといっても、ドゥブラフカはユーロ2024へ向かうスロバキア代表で今なお正守護神を担い、精神的支柱でもある。 イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、そんなドゥブラフカの獲得を検討するのがセルティック。ジョー・ハートが今季限りで現役を退くため、GK補強が何よりの優先事項となっているアイリッシュクラブだ。 一時はリバプールの2番手GKクィービーン・ケレハーがよく取り沙汰されるも、アイルランド代表選手ということで理想的な人材である一方、獲得が現実味を欠くのは残念ながら明白。ハートを獲得した時と同じく、経験豊富なベテランのドゥブラフカが現実的かつ、見方によっては理想的なようだ。 ハートの後釜を探すセルティック。 ドゥブラフカ以外には、バイエルンのイスラエル代表GKダニエル・ペレツ(23)、サウサンプトンの元イングランド代表GKアレックス・マッカーシー(34)、スパルタ・プラハのデンマーク人GKピーター・イェンセン(26)を候補に掲げ、現実的なのは「イェンセンかドゥブラフカ」と伝えられている。 2024.06.13 19:00 Thu

ニューカッスルが早くも即戦力確保へ、フリーのロイド・ケリー加入で口頭合意か

ニューカッスルがボーンマスを退団したイングランド人DFロイド・ケリー(25)の加入について合意に至ったとのことだ。 190cmの高さを備えたセンターバック兼左サイドバックとして、ボーンマスでプレーしていたケリー。今季は度重なるケガに苦しみながらも、プレミアリーグで23試合に出場してクラブに貢献した。 一方で、ケリーとボーンマスの契約は今季までとなっており、5日にはクラブが退団を発表。かねてより獲得に関心を示していたニューカッスルが接触しており、交渉の行方が注目されていた。 そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ニューカッスルとケリーは口頭合意に至ったとのこと。契約は2028年6月までの4年契約になる模様だ。 ニューカッスルはフルアムを退団して同じくフリーとなっていたイングランド人DFトシン・アダラバイヨ(26)こそチェルシーに奪われる形となったが、早い段階で即戦力の確保に成功している。 2024.06.11 18:20 Tue

スパーズら関心のアンドレアス・ペレイラが移籍も? 「代理人と話し合って決める」

フルアムのブラジル代表MFアンドレアス・ペレイラ(28)が将来を巡り、代理人との協議予定を明らかにした。 マンチェスター・ユナイテッドでは燻り続け、母国強豪のフラメンゴにローン移籍をした時期もあったが、2022年夏からフルアムに完全移籍のA・ペレイラ。その1年目からマルコ・シウバ監督のもと、攻撃的MFとして輝く。 2年目の今季も公式戦44試合の出場数とともに、ゴール関与も3得点9アシストをマーク。フルアムとの契約はあと2年残るが、最近ではトッテナム、ニューカッスル・ユナイテッド、アストン・ビラの関心が取り沙汰される。 フルアムでの活躍ぶりから、今年3月に2018年9月以来の返り咲きを果たした代表でも来るコパ・アメリカ2024のメンバーに含まれ、右肩上がりのキャリアを過ごすが、ブラジル『UOL』でひと段落後に代理人と検討するようだ。 「今は代表チームに完全に集中しているし、自分の将来を話すのは難しい。タイトルを手にしてから、神のご加護があれば、クラブでの将来を考えていくつもり。代理人と話し合って将来を決める」 ウィリアンを失う可能性があるフルアムからすれば、A・ペレイラも移籍となれば痛手。その一方で、クラブにはエミール・スミス・ロウの獲得に熱心との報道もあるが、年齢的にも脂の乗るA・ペレイラの去就やいかに。 2024.06.06 14:00 Thu

今季25発のイサク、今夏動かず…「ニューカッスルで本当に本当に幸せ」

ニューカッスル・ユナイテッドのスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサク(24)が今夏に動く気なしを強調した。 2022年8月にレアル・ソシエダからニューカッスル入りし、2シーズン連続で公式戦二桁達成のイサク。しかも、今季のプレミアリーグでは前年の10ゴールをはるかに上回る21ゴールと飛躍した。 最終的に今季を25ゴールで締めくくったニューカッスルの点取り屋だが、契約を2028年夏まで残すなか、今夏の去就を巡ってアーセナルの関心なども挙がり、注目どころとなっている。 また、ニューカッスルがプレミアリーグの収益と持続可能性に関する規則(PSR)を遵守するという部分から、主力の売却に動くのではとも報じられ、その1人に挙がるのがイサクだ。 移籍となれば、1億ポンドを上回る額が動くのではと注目されるイサクだが、イギリス『イブニング・スタンダード』によると、スウェーデン『Fotbollskanalen』で現状に満足感を示す。 「ニューカッスルで本当に、本当に幸せだ。(今季は)キャリア最高のシーズンを過ごしたし、過小評価してはいけない。でも、クラブや、ファン、街のすべてが大好きだし、移籍なんてまったくもって考えていないよ。すごく楽しい時間を過ごしているし、この人生にとても満足しているんだ」 2024.06.06 13:00 Thu

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