【ブンデス第32節プレビュー】CL出場5クラブが確定、残る注目はレバークーゼンの無敗優勝と浅野ボーフムの残留争い

2024.05.03 18:02 Fri
Getty Images
前節は5位ドルトムントと4位ライプツィヒによる来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いが行われ、ライプツィヒが4-1で逆転勝利とした。そして王者レバークーゼンがシュツットガルトとの上位対決でまたも後半追加タイム弾で追いつき、無敗記録を46試合に伸ばしている。残り3試合となって迎える第32節、ドルトムントがパリ・サンジェルマンに先勝したことを受けてドイツから来季CLに出場できるクラブが5チームに確定。バイエルンに続き、一気にシュツットガルトの15季ぶり出場に加え、CL常連のライプツィヒ、ドルトムントの来季出場が決まった。

CL出場チームが確定した中、残る注目はEL決勝進出に王手を懸けた王者レバークーゼン(勝ち点81)が無敗優勝を成し遂げられるかが大きな注目となる。そのレバークーゼンは来季のEL出場権獲得に迫る6位フランクフルト(勝ち点45)と対戦する。前節シュツットガルト戦を公式戦3戦連続での後半追加タイム弾で引き分けに持ち込んだレバークーゼンは、木曜に行われたELでは昨季準決勝で敗れたローマ相手に敵地で2-0の先勝。翌木曜には2ndレグを控えるため、ターンオーバーをすることが確実だが、無敗を維持できるか。
対するフランクフルトは7位フライブルクとは5ポイント差あり、大きなアドバンテージはある状況。ただ、最終節にはライプツィヒが待ち構えており、油断はできない。ローマ戦に集中せざるを得ないレバークーゼンに48試合ぶりの黒星を付けられるか。

前節、FWケインのドッペルパックでフランクフルトに競り勝ち来季のCL出場権を確保した2位バイエルン(勝ち点69)は、15季ぶりのCL出場を確定させた3位シュツットガルト(勝ち点64)と対戦する。そのバイエルンは火曜に行われたCL準決勝ではレアル・マドリー相手一時逆転する展開としたものの、FWヴィニシウスの2発で引き分けに持ち込まれた。DFデ・リフトの負傷を受けて出場したDFキム・ミンジェが2失点に絡む形となったが、マドリーとの2ndレグを前に名誉挽回を果たせるか。

前節、ライプツィヒとのCL出場権を懸けたシックスポインターに敗れた5位ドルトムント(勝ち点57)だったが、CLでPSGに先勝したことを受けてUEFAのクラブランキングでドイツの2位以上が確定し、ブンデスリーガから5チームがCLに出場できることになった。自らの勝利で枠を広げたドルトムントは8位アウグスブルク(勝ち点39)と対戦。翌火曜にはPSGとの決勝進出を懸けたリターンマッチを控えており大幅なターンオーバーをすることが確実だが、勝利して2ndレグに向かえるか。
FW浅野が途中出場した前節ホッフェンハイム戦を3-2と逃げ切って9戦ぶりの白星を飾り、残留圏内の15位に浮上したボーフム(勝ち点30)は、同勝ち点で並ぶ14位ウニオン・ベルリン(勝ち点30)との重要な残留争いに臨む。

◆ブンデスリーガ第32節
▽5/3(金)
《27:30》
ホッフェンハイムvsライプツィヒ

▽5/4(土)
《22:30》
ドルトムントvsアウグスブルク
ヴォルフスブルクvsダルムシュタット
ブレーメンvsボルシアMG
シュツットガルトvsバイエルン
《25:30》
ケルンvsフライブルク

▽5/5(日)
《22:30》
ウニオン・ベルリンvsボーフム
《24:30》
フランクフルトvsレバークーゼン
《26:30》
ハイデンハイムvsマインツ

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レバークーゼン、ジローナの躍進を支えたスペイン代表MFアレイシ・ガルシアを獲得!5年契約を締結

レバークーゼンは13日、ジローナのスペイン代表MFアレイシ・ガルシア(26)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。 レバークーゼン加入の決まったアレイシ・ガルシアは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「とても嬉しいよ。おそらくヨーロッパ中のサッカーファンと同じように、僕も今シーズンのレバークーゼンの並外れたパフォーマンスには驚かされたよ」 「このようなクラブが僕を獲得するために多大な努力をしてくれたことに感激している。これからは自分への期待に応え、このチームとクラブが成功し続けるように貢献したい」 ビジャレアルやマンチェスター・シティの下部組織に在籍したい経験があるアレイシ・ガルシアは、2021年7月にエイバルからジローナに完全移籍で加入。2023-24シーズンはキャプテンを務めると、ラ・リーガで37試合に出場し3ゴール6アシストを記録。中盤を支え、3位に躍進したチームを支えた。 その影響もあり2023年11月にはスペイン代表デビュー。ユーロ2024に臨むスペイン代表の候補メンバーにも選ばれていたが、最終メンバーから落選。ユーロでのプレーという夢が潰えることとなった。 2024.06.14 08:00 Fri
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レアルのヴィルツへの関心は本物? 事前合意は不確かも来夏のトップターゲットか

レアル・マドリーがレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(21)に興味を示している可能性は高いようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 2020年7月にファーストチームに昇格し、今シーズンはチームのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献したヴィルツ。10番を背負う中心選手としてリーグ戦32試合で11ゴール11アシストを記録し、リーグの最優秀選手にも選ばれた。 かねてから国内外のビッグクラブから関心を寄せられるなか、スペイン『マルカ』は先日、レアル・マドリーとヴィルツの間で、2025年夏の移籍に向けた協定が交わされていると報道。移籍金1億5000万ユーロ(約254億円)程度で移籍の可能性が伝えられていた。 しかし、これに反応した『スカイ・スポーツ』はその協定の存在を否定。しかし、マドリーやバイエルンがヴィルツを2025年夏の獲得リスト筆頭に挙げていることははっきりしているという。 なお、ユーロ2024のドイツ代表に帯同しているヴィルツは先週、「僕の契約は誰もが知っている」とコメント。レバークーゼンと残す2027年6月までの契約を強調しながら、今は目の前の大舞台に集中していると語っていた。 「今はそのことを話す時ではない。レバークーゼンでとても良い時間を過ごしているし、居心地もいい。今はユーロのことが100%頭にある。他のことは今は気にしていない」 今夏はすでにパリ・サンジェルマン(PSG)からフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)の加入が決まっているマドリー。1年後にもビッグディール成立となるのだろうか。 2024.06.11 16:42 Tue
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“FKの名手”グリマルドのお手本は…06年W杯で日本代表を沈めたブラジル代表の絶対的名手「選ばれし稀有な存在」

レバークーゼンのスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルド(28)が、お手本とするフリーキッカーを明かした。 遠回りのサッカー人生が身を結んだグリマルド。バルセロナの下部組織時代、メディア向けの発言が当時トップチームを率いたルイス・エンリケ監督の逆鱗に触れ、すぐさまベンフィカへ放出されるという事態に。 ポルトガルの地で辛抱強く評価を高め、昨夏レバークーゼンへ移籍すると、シャビ・アロンソ監督の下でブンデスリーガ無敗優勝を成し遂げ、個人レベルでも大活躍。因縁の指揮官が去ったスペイン代表に28歳でようやく初招集だ。 ユーロ2024では左サイドバックの1番手とも目される「セットプレーのスペシャリスト」グリマルド。開幕を控えてスペイン『Relevo』のインタビューに応じ、卓越した左足プレースキックの原点を明かしている。 「ラ・マシア時代、練習が終わると、チームメイト数人といつも何時間もゴール目掛けてボールを蹴っていたからね。長年の努力がまずひとつさ。時の流れとともに、完璧なキックの数が増えてきた感じかな」 「お手本とする選手は?」と問われると、かつて日本代表が2006年ドイツW杯で弾丸ミドルを喰らった、元ブラジル代表の絶対的名手を真っ先に挙げた。 「リヨン時代のジュニーニョ・ペルナンブカーノだ。まさに、選ばれしごく少数の稀有な存在だね。シュートの軌道が上がったり下がったり…どちらも同じ速度でだ。簡単じゃない、なんてレベルじゃないよ(笑)」 「ギャレス・ベイルのショットもよく観察していたね。僕が注目した選手は皆、独特のショットプロセスを持っている選手。同じことはできないけど、特徴を捉え、自分なりの完璧に仕上げてきたんだ」 2024.06.13 13:20 Thu

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