フランス大統領、好ゲームを称えるためモロッコ代表のドレッシングルームを訪れ選手らと握手&ハグ「我々の友情を伝えたい」

2022.12.15 22:05 Thu
Getty Images
14日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝でフランス代表はモロッコ代表と対戦。2大会連続の決勝進出を果たし、60年ぶりの連覇という偉業達成に近づいている。悲願達成まであと1つまで迫っている中、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が対戦相手であり、繋がりの深いモロッコ代表のドレッシングルームを試合後に訪れていたという。
フランスはここまでオウンゴールの1失点に抑えていたモロッコ相手に、テオ・エルナンデスランダル・コロ・ムアニのゴールで2-0と勝利。モロッコのペースに持ち込ませずにしっかりと勝利を収めた。

モロッコは、かつてフランス領であり、独立したのは1956年とわずか66年前のこと。そのため、両国には深い繋がりがある。

チームを率いるワリド・レグラギ監督は、フランスで生まれ、フランス国内でキャリアを積んでおり、フランス代表FWオリヴィエ・ジルーとはかつてチームメイトでもあった。
またフランスでプレーする代表選手も多い状況。そんな中、好ゲームをみせ、ここまでの躍進を見せてきたモロッコをマクロン大統領も称えたようだ。

SNSにはマクロン大統領とモロッコ代表の選手がドレッシングルームで談笑する姿に加え、握手やハグなどしているものが見て取れる。

特にMFソフィアン・アムラバトを高く評価しているようで、マクロン大統領は今大会の最高のMFであると語っているという。

また、「モロッコ代表はとても良いプレーを見せた」と語り、「モロッコの人々に、素晴らしいチームであることを伝えたい。我々の友情を伝えたい」と語っていたという。

かつての両国の関係、そして今も続く影響力は少なくないが、フランスの大統領が選手たちを称えたということは、いつまでも残るものになりそうだ。

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