デ・ブライネがダービーで酷評の宿敵に情け 「必ずしも彼らが諦めたとは言えない…」

2022.03.08 23:03 Tue
Getty Images
マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが、ダービーで粉砕した宿敵に情けをかけた。『ESPN』が伝えている。
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シティは6日にホームで行われたプレミアリーグ第28節のマンチェスター・ユナイテッド戦に先発出場。先制点、決勝点の2ゴールに加え、アルジェリア代表FWリヤド・マフレズの3点目をアシストし、4-1の圧勝の立役者となった。
シティにとって最高のダービーとなった一方、敵地で大敗したユナイテッドは、ビハインドで臨んだ後半に決定機はおろか、1本のシュートも放つこともできなかった。さらに、試合終盤はシティのパス回しに対して、本気でボールを奪いに行く姿勢すら見せず。試合後には多くのサポーターと共に、ギャリー・ネビル氏やロイ・キーン氏といったクラブOBから「試合を途中で諦めた」と、酷評を受けていた。

同試合後にダービーでのユナイテッドの戦い方に関して言及したデ・ブライネは、前述の識者の指摘に一定の理解を示しながらも、ラルフ・ラングニック暫定監督の下でスタイル変更を図る宿敵を擁護している。

「(ユナイテッドが試合を諦めたかどうか)話すのは難しい。プレッシング・スタイルをするとき、それに適応するのはとても難しいから、少し諦めたように見えたのかもしれないね」
「それをチームとして90分間やり遂げるのはとても難しいことなんだ」

「前半は少し難しかったね。相手はいつもより少し高い位置からプレスをかけてきたけど、後半は自分たちが必要なスペースを見つけることができた」

「確かに最後の10分を見ていたら、相手が少し緩くなっていると感じたから、使えるスペースがより増えたと思う。ただ、必ずしも彼らが諦めたとは言えないし、そう言うのは難しい」

宿敵に情けをかけた一方、暫定6ポイント差で2位に付けるリバプールとの熾烈な優勝争いについても言及。現時点では相手を気にすることなく、自分たちのプレーに集中したいと考えている・

「リバプールはなかなか止まらないね。でも、それも良いことさ」

「僕らは最高のバージョンになるために互いを高め合っている。チームとして、また個人としてできることは、すべての試合に勝つことだね。最終的に優勝できればいいけど、まだ先は長いよ」

「土曜日は家にいたから、(リバプールvsウェストハム)の後半を見たよ。最終的には自分たちのやることに集中しないといけないけどね」
「もちろん、彼らのことは気にしているけど、それはそれとして、僕たちは自分たちのやるべきことをやるだけだ」

さらに、4月10日に控える注目の直接対決に向けては、直前になるまで特別に意識するつもりはないとしている。

「まだ試合までに時間があるよ。その間に大事な試合がたくさんある」

「今とそれ以降では多くのことが変わり得る。僕らが試合に負けることもあれば、相手が負けることもある。だから、その試合に現時点で注目しているわけではない」

「両チームとも好調で、互いに刺激し合っている。どちらも素晴らしいチームなんだ」

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