「大切にしてきたことが少し薄れていた」と改めてオマーン戦を振り返る鎌田大地、中国戦は「何も言い訳にはならない」

2021.09.05 18:30 Sun
©超ワールドサッカー
7日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦、中国代表に向けて、日本代表はカタールでトレーニングを続けている。

日本は2日に行われたホームでの初戦、オマーン代表戦では0-1で敗戦。5年前と同じ初戦ホームでの黒星は、大きく期待を裏切ることとなった。
そこから移動しカタール3日目となった5日、フランクフルトのMF鎌田大地がオンラインのメディア取材に応対。改めてオマーン戦について語った。

「初戦は僕にとってもチームにとっても、凄く難しい試合だったと思います。難しい中でも、勝ち切ることができれば良かったですが、負けてしまった。その結果自体はどうしようもないので、あれが初戦で良かったと思えるように、ここからの試合で勝ち続けて、終わった後にあの初戦の負けがあったけど、そこから変われたと言えるようにしなければいけないです」

敗戦をあとでターニングポイントだったと振り返りたいと語った鎌田。日本代表のトップ下に定着している中、自身にとっての初のW杯最終予選について感想を語った。
「最終予選は初めてだったので、どういう感じでということは全く想像つかなかったですが、改めてW杯にはどの国も熱い気持ちがあるんだなと思いましたし、どのチームに対しても簡単な試合にならないだろうなと初戦を終えて思いました」

「僕たちも気持ちの面だったり、頭の部分でもっと切り替えて、やっていく必要があると思いました」

試合にかける準備も含めてオマーンの方が上回っていた初戦。勝たなければいけないというプレッシャーもある中、勝って当たり前と思われている環境で勝つことの難しさを感じたという。

「最終予選だけじゃなく、日本の方が普通に見れば格上というチームで、これは代表に限らず、フランクフルトでポカール初戦で3部に負けたとか、下のチームとやる上で難しい試合になることはどこでもあり得ます」

「下のチームとやる難しさというのを、年間に数試合感じる中の1試合だったと思います」

手を抜いたり気を抜いたということではなく、相手の方が想いが強い中での試合は難しいと語った鎌田。中国戦に向けてはコンディションもしっかり整えられ、言い訳のできない状態になっているとした。

「良い食事をとって、良い睡眠をとって、トレーニングに全力で臨むことが一番です」

「初戦に関しては移籍市場がギリギリだったり、個々で悩みがあったりと難しいこともありました。今はそこも解消して、次の試合に関しては何も言い訳にはならないので、次の試合は全て問題ないと思います」

次の中国戦もFIFAランキングや実績で見れば格下の相手。しかし、オマーン戦と同じ難しさは残る中、改善点についても言及した。

「この間の試合に関しては、自分たちの1番のストロングポイントというか、常に意識して監督も言っている、取られた後の切り替えだったり、今まで大切にしてきたことが少し薄れていたなというのがあります」

「初心にかえって、まずはチームとして守備から。良い守備をして攻撃につなげることが大事だと思います」

チームとしてやるべきことが薄れていたという鎌田。攻撃面で見れば、オマーン戦はこれまで起点となっていた鎌田にボールが集まる機会も少なかった。

「真ん中を締められていたので、ああいった試合は僕にとっては難しい試合になります。ボールに触れない試合も年間には何試合かあるので、ボールが触れないから何もできないのではなく、ワンチャンスでゴールを狙ったり」とボールを受ける以外の仕事もできたとコメント。「ゼロで進むと難しいので、1点でも上手く取れれば変わった展開になるので、それ以外で自分ができることを探しながらやる必要があると思います」と、ピッチ上で切り替えて、違うプレーを目指す必要性もあると語った。

遠藤航(シュツットガルト)は試合後にシステム変更についても言及していたが、鎌田は「システムを変えるというのは1つの手ではあると思いますが、僕がどうこういうというのではなく、全ては監督が決めることだと思います」とし、「僕らは監督が決めたことを信じてやるということが役目なので、僕からどうこうというのはないです」と、求められた通りにパフォーマンスを出すだけだとした。

中国戦に向けてはまだ何もしていないとし、「まずは僕自身もそうですけど、チームとしてこれから、今日の練習、明日の練習で中国に対してどういうアプローチをするかをやるので、チームとしてやることを全うしたいと思います」と、トレーニングを今後して分かるとコメント。ただ、オマーン同様にタイトに来ることが予想されるが、「足元で触れなくて、ラインが低いので裏にも抜けることができないという状況では、足元だけじゃなく、僕とサイドの選手がクロスに対して飛び込む」と1つの解決策をコメント。「足元で受け続けてカウンターを食らうというのはチームとしても焦れて難しくなるので、中を固めてくる相手にはサイド攻撃も重要になると思います」と、やはりサイドからの攻撃を有効に使いたいと語った。

中央を固めた相手の対応策はチームでも話し合ったとし、「僕自身が要求しているというより、チームとして真ん中を固められると、真ん中で崩しにいくことも必要ですが、真ん中にパスが入った時の周りのフォローの仕方はチームとして話しました」と語り、「あれだけ前に入ると、2タッチ、3タッチすると(DFに)食われるので、後ろ向きの時はワンタッチでプレーする方が良いと感じました」とし、「それで局面を変えられると思うので、狭い空間でプレーする時はワンタッチをうまく入れる必要があるだろうとみんな感じたと思います」と、ダイレクトプレーを頻繁にして、相手をズラす必要性を語った。

いつもと違う組み合わせだった2列目に関しても、「僕と元気くんの相性ということよりも、選手全員が良くなかったですし、チームとして全然うまくいっていなかったので、個人よりもチームとして良くなかったです」とし、「全てにおいて良くなかったですが、個人個人でイージーなミスも多かったです。チームの戦術だったりより、個人が良くなかったです」と、自身を含めて誰も良い選手がいなかったと語った。

コンビネーションに関しては「相性はどの選手とやってもやりやすさを代表では感じます。僕自身は誰でも良いと感じます」とし、トップ下でポジションを争うMF久保建英(マジョルカ)についても「建英と共存というのは、誰とでもできると思います」とし、自身はトップ下じゃなくても大丈夫だとコメント。「誰とやってもうまくやれると思いますし、僕がトップ下じゃなくてもうまくやれると思います。僕じゃなく監督が決めることなので、どこで使われてもある程度良いパフォーマンスができると思っています」と、今のチームではどこで出ても高いパフォーマンスを出せると自身を示した。
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