ナポリの新指揮官に就任した
ルチアーノ・スパレッティ監督が、新シーズンに向けての戦い方や主力選手の去就についてコメントした。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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2018-19シーズンのインテルでの指揮を最後にフリーとなっていたスパレッティ監督は、5月に
ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の後を引き継ぐ形でナポリの指揮官に就任することが発表された。
現在ナポリはプレシーズンキャンプに取り組んでおり、トレーニング後の記者会見に応じたスパレッティ監督が新シーズンについて言及。サポーターの応援に応える義務や、画策する戦術について語っている。
「我々はサポーターの情熱を必要としており、それに値するプレーをしなければならない。なので選手がピッチを離れるときにはサポーターに挨拶するだろう」
「私の頭の中にあるのは、相手を驚かせることができるナポリの姿だ。[4-2-3-1]は攻守両方の局面でバランスを取ることができ、[4-3-3]も同じようなもので、前者を少しだけ変化させただけだ」
「我々はもっとボールを握らなければならない。例えば、イタリアをはじめとするヨーロッパの強豪クラブは、攻撃時にピッチの幅を最大限に使う。守りに入ってはならない」
「チームが攻撃に出れば、中盤はそれに連動してプレスをかけなければならない。従って、MFの選手には何キロも走って自分がいるべき場所に立つことを頼んでいる」
また、来年の6月で契約満了を迎えるFW
ロレンツォ・インシーニェ(30)の去就についてもコメントしている。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長とキャプテンが話をするまではどうなるか分からないようだ。
「インシーニェとは一度電話で話したことがある。彼を見たとき、私が思い描いていたキャプテン像に近い存在だと思ったよ」
「契約については、メディアが噂を撒こうとしている。我々にはナポリのキャプテンがいて、彼がどんな人物か知っている。そして会長はビジネスマンだ」
「この2人は強烈な個性の持ち主だ。適切なタイミングでお互いの目を見て、本題に入るだろう」
「ロレンツォが(休暇から)戻ってくるのを待つ。会長が彼と話し、その後にすべてが明らかになるはずだ」
そして、エバートンへの移籍が噂されているDF
カリドゥ・クリバリ(30)についても言及。スパレッティ監督によるとナポリ残留の可能性が高いようだ。
「クリバリはこのチームの副キャプテンの一人だ。私の知る限り、彼はナポリに留まる」
「代わりを見つけるのは簡単ではないが、チームメイトは彼を高く評価しているし、彼がピッチ上で常に話していることに気付いた。ロッカールームでは誰もが彼の存在を尊重しているんだ」
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