クロップが不満吐露 ANCの冬開催は「我々にとって一大事」
2020.01.18 11:20 Sat
リバプールの指揮を執るユルゲン・クロップ監督がアフリカ・ネーションズカップ(ANC)の開催時期変更に不満を吐露した。イギリス『BBC』が報じている。
そのなかでも、大きな影響を受けそうなのが、エジプト代表FWモハメド・サラーや、セネガル代表FWサディオ・マネ、ギニア代表MFナビ・ケイタを有するリバプールだ。この件について、「我々にとって一大事」だと語ったクロップ監督はこう見解を示したという。
「我々の場合、彼ら(マネらアフリカ人選手)を4週間も欠くことになる。クラブとして検討しなければ。アフリカ人選手たちにとっても、それは助けにならないと思うがね」
「今以上にANCをリスペクトするなんて無理だ。なぜなら、この大会が好きで、以前からよくチェックしてきたからね。非常に興味深い大会だ」
「とはいえ、我々に絶対的な力はない。『手放さない』と言ったら、その選手は出場停止処分だ。ケガでプレーできない場合でも、アフリカに送り出さなければならない」
「昨今であってはならないことだ。我々は完全に守られていない」
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アフリカ・ネーションズカップ(ANC)の次回大会は2021年に予定。開催時期は当初、2019年のエジプト大会に引き続き、夏場の予定だったが、開催国であるカメルーンの天候理由により、1月に変わった。これにより、多くのアフリカ人選手がプレーしているイングランドを中心に欧州主要リーグのクラブは、過密日程下の年始に主力を数試合欠くことになる。「我々の場合、彼ら(マネらアフリカ人選手)を4週間も欠くことになる。クラブとして検討しなければ。アフリカ人選手たちにとっても、それは助けにならないと思うがね」
「今以上にANCをリスペクトするなんて無理だ。なぜなら、この大会が好きで、以前からよくチェックしてきたからね。非常に興味深い大会だ」
「だが、シーズン途中にトーナメントが行われるなんて、明らかな問題だ。アフリカにとって、天候が良い冬に開催するのが理に叶っているのは理解できるがね」
「とはいえ、我々に絶対的な力はない。『手放さない』と言ったら、その選手は出場停止処分だ。ケガでプレーできない場合でも、アフリカに送り出さなければならない」
「昨今であってはならないことだ。我々は完全に守られていない」
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