名前は“ナイキ”、山口が高知退団のDF今井那生を完全移籍で獲得…Jリーグ初挑戦「力を全て出し切ります!」

2024.01.25 10:35 Thu
©kochi united sc
レノファ山口FCは25日、高知ユナイテッドSCからDF今井那生(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「50」をつける。

今井は千葉県出身で、拓殖大学から鈴鹿ポイントゲッターズ(現:アトレチコ鈴鹿クラブ)に加入。その後高知でプレーしていた。
日本フットボールリーグ(JFL)でプレーを続けてきた中、2023シーズン限りで高知を退団。自身初のJリーグ挑戦が決定した。

今井は山口を通じてコメントしている。

「レノファ山口FCに関わる皆様。今シーズンより高知ユナイテッドSCから加入することになりました今井那生です!名前はナイキです!」
「クラブの目標そして勝利の為に、自分の持っている力を全て出し切ります!みなさん共に闘いましょう!今シーズンよろしくお願いします!」

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悲願のJリーグ参入へ…昨季超えの1年に! JFL高知ユナイテッドが新体制発表

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来季J3参入消滅も…JFL高知が後半AT弾で劇的勝利!吉本岳史監督「残り3試合で新しい自分たちに出逢おう」

11日、日本フットボールリーグ(JFL)第28節の高知ユナイテッドSCvsブリオベッカ浦安が高知県立春野総合運動公園陸上競技場で行われ、ホームの高知が2-1で劇的勝利を飾った。 Jリーグ入会「継続審議」の高知(8位)は第27節で敗れ、2位以内確保の望みが潰えた結果、来季のJ3参入が消滅。対する浦安(4位)は昇格組ながらも前節まで16試合無敗という大躍進だが、J3クラブライセンスを申請していないため、今季の成績にかかわらず来季もJFLで戦うことが決定済み(※1)だ。 (※1)高知も浦安も地域リーグ降格の可能性なし 今や数少ない“Jなし県”の1つとなっている高知県だが、今年は高知ユナイテッドが日本サッカー界を盛り上げた。8大会連続8度目の出場となった天皇杯で1回戦を突破すると、2回戦でガンバ大阪、3回戦で横浜FCと、相次いでJ1リーグ勢を撃破。ジャイアントキリングを成し遂げている。 横浜FC戦を本拠地“春野”で戦ったなか、3試合連続のJ1勢撃破を目指した8月2日のラウンド16・川崎フロンターレ戦も春野開催となり、この一戦には7243人が来場。惜しくも0-1で惜敗したが、真夏の南国・高知県はかつてないほどのサッカー熱に包まれた。 話を今回の浦安戦に戻そう。 高知は前回の浦安戦で3-1と勝利。今回も立ち上がりからロングボールを織り交ぜて押し込み、さっそくペースを掴んだかのように思えた。しかし、程なくして浦安がポゼッションを支配するようになり、完全なハーフコートゲームの時間帯も。それでも、[5-4-1]でガッチリ守って反撃を伺う。 徐々に押し返して迎えた41分、高知は右CKのこぼれ球をDF今井那生が右足シュート。これがMF栗原純弥の頭に当たってコースが変わり、ネットへと吸い込まれた。劣勢を凌いで押し返し、前半終盤にセットプレーで先制点…堅守速攻の高知らしい、素晴らしい1点だ。 後半は人数をかけて攻め込む浦安、カウンター主体ながらも積極的にゴールを目指す高知という構図。高知1点リードのまま迎えた後半アディショナルタイム、第4審は「3」と表示されたボードを右手で掲げる。 来季のJ3参入が消滅しながらも、ホーム春野に詰めかけた観衆は今季2番目に多い934人。声援をバックに勝利まであと3分…第4審がボードを掲げてわずか16秒後の90+1分、高知は浦安DF吉田武史に左サイドを抜け出され、最後はグラウンダークロスに合わせたMF村越健太のゴールで同点とされる。 悲鳴に包まれる観客席。しかし、勝利の女神は、すぐに切り替えた高知の選手たちに微笑んだ。 高知はリスタートから一度もボールロストすることなく左CKを獲得。90+3分、MF高野裕維のクロスをニアで今井がすらすと、飛び込んだのは途中出場FW金井冬土。ゴール正面からドンピシャヘッドを叩き込んだ。 金井のゴールは実質的なラストプレーとなり、2-1の劇的勝利に。また、今節で優勝を決めたHonda FCでさえ、今季2試合で1分け1敗と勝てなかった浦安に対し、高知は14チーム中唯一の2戦2勝(現時点)。浦安の無敗街道を「16」でストップした。 吉本岳史監督は試合後、「前節の敗戦でJ3昇格がなくなったなか、『残り3試合で新しい自分たちに出逢おう。3連勝で終わろう』というテーマを選手たちに与え、今日がその第一歩でした」と語る。 「選手たちは苦しかった前半をセットプレーからの1点で折り返してくれて、修正を施した後半は、勇気を持ってボールを動かし、よりアグレッシブな姿勢をピッチで体現してくれました。今季は後半アディショナルタイムの失点が多かったなか、最後の最後に追いつかれても諦めませんでした」 「最終的に一番大事なのは『勝つための良い準備をどれだけ継続できるか』ということ。それが自信につながるんだよ、と選手に伝えて送り出しました。きっと、同点にされて『このままじゃ終われない』という気持ちが金井のゴールにつながったんだと思います。彼らに感謝したいです」 また、地元・高知県出身の指揮官は、劇的弾を叩き込んだ加入2年目の金井について「中足骨の手術(昨年)を経て、キャプテンシーも身につけた選手。そして、この高知でJリーグに上がりたい、という気持ちを持って移籍してきた選手です。苦しい経験をしているからこそ、ヒーローになれるんだと思います」と称える。 「チームとして克服すべき課題はまだまだ多いですし、だからこそ、練習での紅白戦なんかは以前よりも白熱しています。選手全員が切磋琢磨して競争も生まれましたし、とても良いトレーニングができている印象です」 残念ながら来季のJ3参入は叶わなかった高知ユナイテッドだが、指揮官の言葉の節々から伝わってくるように、目線はJFL5年目の来季へ。来季への準備がすでに始まっている。 高知ユナイテッドSC 2-1 ブリオベッカ浦安 【高知】 栗原純弥(前41) 金井冬土(後45+3) 【浦安】 村越健太(後45+1) 2023.11.12 20:06 Sun

J3参入へ“継続審議”も…JFL高知が本拠地2156人の前で希望繋ぐ勝ち点「1」、地元出身MF佐々木敦河「残り4試合戦い抜きます」

29日、日本フットボールリーグ(JFL)第26節の高知ユナイテッドSC vs Honda FCが高知県立春野総合運動公園陸上競技場で行われ、1-1のドロー決着となった。 高知県出身の元Jリーガー・吉本岳史監督が率いる高知ユナイテッド。JFL4年目の今季は天皇杯でガンバ大阪、横浜FCとJ1クラブを立て続けに倒す“ジャイアントキリング”を達成した一方で、リーグ戦は第25節終了時点で6位と健闘も、Jリーグ入会申請が「継続審議」とされている。 何はともあれ、成績面で「JFL2位以内(※Jリーグ入会申請が承認されているクラブは優勝ならJ3自動昇格、2位ならJ3・19位との入替戦へ進む)」を確保することが来季のJ3参入への最低ライン。残り5試合で6位から2位まで順位を上げる必要があるなか、今節は”Jへの門番”として名高い首位Hondaとのホームゲームだ。 スタメンはGK上田樹(ツエーゲン金沢から期限付き移籍で加入中)、DF今村直也、DF小林大智、DF今井那生、MF宮本優(東京ヴェルディ)、MF佐々木敦河、MF高野裕維、MF吉田知樹(いわきFC)、FW樋口叶、FW西村勇太、FW東家聡樹という[3-4-2-1]だ。 高知県の夏の風物詩“よさこい”に欠かせぬ鳴子がスタンドから鳴り響くなかでキックオフ。堅守速攻を標榜する高知は奪ってからが素早く、ひとたび奪えば1トップの東家、2シャドーの樋口と西村が前線へとスプリントしていく。 しかし、地力で勝る”盟主”Hondaは[4-2-4]もしくは[2-4-4]で人数をかけて押し込み、高知はコンパクトな陣形を崩さずなんとか応戦していたが、とうとう65分に失点。HondaのDF川浪龍平に右足ミドルを叩き込まれた。 高知は追いかける展開となってようやく攻撃のギアが上がり、試合も終盤に差し掛かる77分に同点に。後方からのロングボールをボックス内の樋口が頭で繋ぐと、最後は途中出場のFW新谷聖基がDFと競り合いながら押し込んだ。投入からわずか1分の新谷が大仕事だ。 同点とし、俄然勢いが出てきた選手たちと、一段と熱を帯びたスタンド。同点からまもなく入場者数が今シーズン最多の「2156人」と場内アナウンスされ、試合も終盤へと突入するなか、さらにボルテージが上がる。 しかし、待望の逆転弾は奪えず、1-1で試合終了。吉本監督は試合後、「Hondaさん相手に難しい試合となるのは想定内でしたが、とくに前半は何もさせてもらえませんでした。攻撃に関してはカウンターしか糸口がなく、ここは次への課題です」と振り返る。 それでも「我々の武器であるカウンターを何度か発動できたことは評価できます。J3昇格の可能性がまだあるなか、負けずに終われたことも、選手たちが勝利に向かって最後まで走ってくれたから。決して勝ち点1を“もぎ取った”とは思いません。勝ち点1を“積み上げ”ました」と選手を労う。 また、大学サッカーとソニー仙台FCを経て、今季から地元・高知に帰ってきたMF佐々木も「自分が高校生の時、高知県のクラブがこのレベル(JFL)で戦うチャンスはありませんでした。今この舞台にいることは素晴らしいことですし、ここからまた高知県にJリーグをという想いも強いです」と胸を張る。 今季最多の入場者数については「多くの方のご協力があって、これほどまでの方たちに来ていただけたと思います。でも本当は、自分たちの魅力的なサッカーで同じくらいの方を集められるようにしたい。そのためにも今年でJ3に上がって、全国の方たちに『高知県にもJクラブがあるんだな』って知ってもらいたい。残りの4試合、頑張って戦い抜きます」とモチベーションに変えて見せた。 高知はHondaとのドローで6位をキープし、2位ソニーとは勝ち点「7」差。残り4試合で佐々木の古巣でもあるソニーに追いつくことは難しいかもしれないが、それでも諦めることなく最後まで戦う。次節は11月5日、ミネベアミツミFCとのアウェイゲームだ。 高知ユナイテッドSC 1-1 Honda FC 【高知】 新谷聖基(後32) 【Honda】 川浪龍平(後20) 2023.10.29 18:33 Sun

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長崎のDF新井一耀が右前十字じん帯断裂および右ヒザ外側半月板断裂で長期脱に…「ピッチ上で戦えないことが 1番悔しい」

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いわきがDF速水修平の負傷を報告…右鎖骨骨折で全治3カ月の見込み

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悲願のJリーグ参入へ…昨季超えの1年に! JFL高知ユナイテッドが新体制発表

日本フットボールリーグ(JFL)の高知ユナイテッドSCは28日、2024シーズンの体制を発表した。 実り多き2023シーズンを送った高知。J3参入資格こそ継続審議止まりだったが、JFL4年目にして過去最高となる7位フィニッシュ、天皇杯で立て続けにJ1勢を撃破、かごしま国体(※1)で国体初優勝…ポジティブな1年となった。 (※1)サッカー競技・成年男子の高知県代表は高知ユナイテッドSCの単独チーム。決勝戦で鹿児島県代表に勝利して優勝を決めた ただシーズン後には、四国リーグ時代からチームをけん引してきたFW西村勇太(30)、昨季ゲーム主将も務めたFW金井冬土(26)、司令塔のMF栗原純弥(26)という主力3選手が現役引退。また、その他の主力選手を含めて計12名の退団が発表されている。 2024シーズンに向けての新戦力は28日時点で6名。昨季の1番手GK上田樹(22)が去ったゴールキーパー陣にはJ3福島を退団したGK大杉啓(27)、DF今井那生(26)がJ2山口へ移籍したセンターバック陣にはJ2水戸からの武者修行となる田辺陽太(21)ら2名を加えている。 ◆JFL第1節 ▽3月10日(日)13:00 高知ユナイテッドSC vs ヴィアティン三重 高知県立春野総合運動公園陸上競技場(高知市) ◆JFL第2節 ▽3月17日(日)13:00 高知ユナイテッドSC vs ラインメール青森 高知県立春野総合運動公園陸上競技場(高知市) ◆2024シーズン選手一覧(1月29日現在) ▽(年齢/昨季JFL成績・新加入選手は前所属) GKタンドゥ・ベラフィ(36/6試合3失点) GK大杉啓(27)←福島ユナイテッドFC(完全移籍) GK井上聖也(25/7試合3失点) DF小林大智(25/27試合2得点) DF中田永一(27/21試合1得点) DF福田玲央(23/2試合0得点) DF岩瀬蒼生(22)←金沢星稜大学(入団) DF田辺陽太(21)←水戸ホーリーホック(育成型期限付き移籍) DF橋本峻輝(25/24試合1得点) DF吉田知樹(25/25試合0得点)←いわきFC(完全移籍移行) MF横竹翔(34/11試合1得点) MF高野裕維(23/28試合0得点) MF田尻康晴(22/21試合0得点) MF佐々木敦河(25/28試合2得点) MF樋口叶(22/20試合3得点) MF金原朝陽(23/16試合0得点) MF上月翔聖(23)←FC大阪(完全移籍) MF児玉壮琉(22)←大阪商業大学(入団) MF宇田光史朗(19)←横浜FC(期限付き移籍) FW小林心(23/24試合7得点) FW新谷聖基(25/10試合2得点) FW東家聡樹(26/26試合2得点) FW原田烈志(23/4試合0得点) ◆コーチングスタッフ 監督:吉本岳史 ヘッドコーチ:立田将大 アシスタントコーチ:毛利雅志 アシスタントコーチ:濱田一希 トレーナー:茂木一樹 トレーナー:渡辺有羽 主務:安達星輝 ゼネラル・マネージャー(GM):西村昭宏 強化部:松山周平 2024.01.29 14:30 Mon
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来季J3参入消滅も…JFL高知が後半AT弾で劇的勝利!吉本岳史監督「残り3試合で新しい自分たちに出逢おう」

11日、日本フットボールリーグ(JFL)第28節の高知ユナイテッドSCvsブリオベッカ浦安が高知県立春野総合運動公園陸上競技場で行われ、ホームの高知が2-1で劇的勝利を飾った。 Jリーグ入会「継続審議」の高知(8位)は第27節で敗れ、2位以内確保の望みが潰えた結果、来季のJ3参入が消滅。対する浦安(4位)は昇格組ながらも前節まで16試合無敗という大躍進だが、J3クラブライセンスを申請していないため、今季の成績にかかわらず来季もJFLで戦うことが決定済み(※1)だ。 (※1)高知も浦安も地域リーグ降格の可能性なし 今や数少ない“Jなし県”の1つとなっている高知県だが、今年は高知ユナイテッドが日本サッカー界を盛り上げた。8大会連続8度目の出場となった天皇杯で1回戦を突破すると、2回戦でガンバ大阪、3回戦で横浜FCと、相次いでJ1リーグ勢を撃破。ジャイアントキリングを成し遂げている。 横浜FC戦を本拠地“春野”で戦ったなか、3試合連続のJ1勢撃破を目指した8月2日のラウンド16・川崎フロンターレ戦も春野開催となり、この一戦には7243人が来場。惜しくも0-1で惜敗したが、真夏の南国・高知県はかつてないほどのサッカー熱に包まれた。 話を今回の浦安戦に戻そう。 高知は前回の浦安戦で3-1と勝利。今回も立ち上がりからロングボールを織り交ぜて押し込み、さっそくペースを掴んだかのように思えた。しかし、程なくして浦安がポゼッションを支配するようになり、完全なハーフコートゲームの時間帯も。それでも、[5-4-1]でガッチリ守って反撃を伺う。 徐々に押し返して迎えた41分、高知は右CKのこぼれ球をDF今井那生が右足シュート。これがMF栗原純弥の頭に当たってコースが変わり、ネットへと吸い込まれた。劣勢を凌いで押し返し、前半終盤にセットプレーで先制点…堅守速攻の高知らしい、素晴らしい1点だ。 後半は人数をかけて攻め込む浦安、カウンター主体ながらも積極的にゴールを目指す高知という構図。高知1点リードのまま迎えた後半アディショナルタイム、第4審は「3」と表示されたボードを右手で掲げる。 来季のJ3参入が消滅しながらも、ホーム春野に詰めかけた観衆は今季2番目に多い934人。声援をバックに勝利まであと3分…第4審がボードを掲げてわずか16秒後の90+1分、高知は浦安DF吉田武史に左サイドを抜け出され、最後はグラウンダークロスに合わせたMF村越健太のゴールで同点とされる。 悲鳴に包まれる観客席。しかし、勝利の女神は、すぐに切り替えた高知の選手たちに微笑んだ。 高知はリスタートから一度もボールロストすることなく左CKを獲得。90+3分、MF高野裕維のクロスをニアで今井がすらすと、飛び込んだのは途中出場FW金井冬土。ゴール正面からドンピシャヘッドを叩き込んだ。 金井のゴールは実質的なラストプレーとなり、2-1の劇的勝利に。また、今節で優勝を決めたHonda FCでさえ、今季2試合で1分け1敗と勝てなかった浦安に対し、高知は14チーム中唯一の2戦2勝(現時点)。浦安の無敗街道を「16」でストップした。 吉本岳史監督は試合後、「前節の敗戦でJ3昇格がなくなったなか、『残り3試合で新しい自分たちに出逢おう。3連勝で終わろう』というテーマを選手たちに与え、今日がその第一歩でした」と語る。 「選手たちは苦しかった前半をセットプレーからの1点で折り返してくれて、修正を施した後半は、勇気を持ってボールを動かし、よりアグレッシブな姿勢をピッチで体現してくれました。今季は後半アディショナルタイムの失点が多かったなか、最後の最後に追いつかれても諦めませんでした」 「最終的に一番大事なのは『勝つための良い準備をどれだけ継続できるか』ということ。それが自信につながるんだよ、と選手に伝えて送り出しました。きっと、同点にされて『このままじゃ終われない』という気持ちが金井のゴールにつながったんだと思います。彼らに感謝したいです」 また、地元・高知県出身の指揮官は、劇的弾を叩き込んだ加入2年目の金井について「中足骨の手術(昨年)を経て、キャプテンシーも身につけた選手。そして、この高知でJリーグに上がりたい、という気持ちを持って移籍してきた選手です。苦しい経験をしているからこそ、ヒーローになれるんだと思います」と称える。 「チームとして克服すべき課題はまだまだ多いですし、だからこそ、練習での紅白戦なんかは以前よりも白熱しています。選手全員が切磋琢磨して競争も生まれましたし、とても良いトレーニングができている印象です」 残念ながら来季のJ3参入は叶わなかった高知ユナイテッドだが、指揮官の言葉の節々から伝わってくるように、目線はJFL5年目の来季へ。来季への準備がすでに始まっている。 高知ユナイテッドSC 2-1 ブリオベッカ浦安 【高知】 栗原純弥(前41) 金井冬土(後45+3) 【浦安】 村越健太(後45+1) 2023.11.12 20:06 Sun
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J3参入へ“継続審議”も…JFL高知が本拠地2156人の前で希望繋ぐ勝ち点「1」、地元出身MF佐々木敦河「残り4試合戦い抜きます」

29日、日本フットボールリーグ(JFL)第26節の高知ユナイテッドSC vs Honda FCが高知県立春野総合運動公園陸上競技場で行われ、1-1のドロー決着となった。 高知県出身の元Jリーガー・吉本岳史監督が率いる高知ユナイテッド。JFL4年目の今季は天皇杯でガンバ大阪、横浜FCとJ1クラブを立て続けに倒す“ジャイアントキリング”を達成した一方で、リーグ戦は第25節終了時点で6位と健闘も、Jリーグ入会申請が「継続審議」とされている。 何はともあれ、成績面で「JFL2位以内(※Jリーグ入会申請が承認されているクラブは優勝ならJ3自動昇格、2位ならJ3・19位との入替戦へ進む)」を確保することが来季のJ3参入への最低ライン。残り5試合で6位から2位まで順位を上げる必要があるなか、今節は”Jへの門番”として名高い首位Hondaとのホームゲームだ。 スタメンはGK上田樹(ツエーゲン金沢から期限付き移籍で加入中)、DF今村直也、DF小林大智、DF今井那生、MF宮本優(東京ヴェルディ)、MF佐々木敦河、MF高野裕維、MF吉田知樹(いわきFC)、FW樋口叶、FW西村勇太、FW東家聡樹という[3-4-2-1]だ。 高知県の夏の風物詩“よさこい”に欠かせぬ鳴子がスタンドから鳴り響くなかでキックオフ。堅守速攻を標榜する高知は奪ってからが素早く、ひとたび奪えば1トップの東家、2シャドーの樋口と西村が前線へとスプリントしていく。 しかし、地力で勝る”盟主”Hondaは[4-2-4]もしくは[2-4-4]で人数をかけて押し込み、高知はコンパクトな陣形を崩さずなんとか応戦していたが、とうとう65分に失点。HondaのDF川浪龍平に右足ミドルを叩き込まれた。 高知は追いかける展開となってようやく攻撃のギアが上がり、試合も終盤に差し掛かる77分に同点に。後方からのロングボールをボックス内の樋口が頭で繋ぐと、最後は途中出場のFW新谷聖基がDFと競り合いながら押し込んだ。投入からわずか1分の新谷が大仕事だ。 同点とし、俄然勢いが出てきた選手たちと、一段と熱を帯びたスタンド。同点からまもなく入場者数が今シーズン最多の「2156人」と場内アナウンスされ、試合も終盤へと突入するなか、さらにボルテージが上がる。 しかし、待望の逆転弾は奪えず、1-1で試合終了。吉本監督は試合後、「Hondaさん相手に難しい試合となるのは想定内でしたが、とくに前半は何もさせてもらえませんでした。攻撃に関してはカウンターしか糸口がなく、ここは次への課題です」と振り返る。 それでも「我々の武器であるカウンターを何度か発動できたことは評価できます。J3昇格の可能性がまだあるなか、負けずに終われたことも、選手たちが勝利に向かって最後まで走ってくれたから。決して勝ち点1を“もぎ取った”とは思いません。勝ち点1を“積み上げ”ました」と選手を労う。 また、大学サッカーとソニー仙台FCを経て、今季から地元・高知に帰ってきたMF佐々木も「自分が高校生の時、高知県のクラブがこのレベル(JFL)で戦うチャンスはありませんでした。今この舞台にいることは素晴らしいことですし、ここからまた高知県にJリーグをという想いも強いです」と胸を張る。 今季最多の入場者数については「多くの方のご協力があって、これほどまでの方たちに来ていただけたと思います。でも本当は、自分たちの魅力的なサッカーで同じくらいの方を集められるようにしたい。そのためにも今年でJ3に上がって、全国の方たちに『高知県にもJクラブがあるんだな』って知ってもらいたい。残りの4試合、頑張って戦い抜きます」とモチベーションに変えて見せた。 高知はHondaとのドローで6位をキープし、2位ソニーとは勝ち点「7」差。残り4試合で佐々木の古巣でもあるソニーに追いつくことは難しいかもしれないが、それでも諦めることなく最後まで戦う。次節は11月5日、ミネベアミツミFCとのアウェイゲームだ。 高知ユナイテッドSC 1-1 Honda FC 【高知】 新谷聖基(後32) 【Honda】 川浪龍平(後20) 2023.10.29 18:33 Sun

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