エリクセンの決勝弾でデンマークがスウェーデンとの北欧対決に辛勝!【国際親善試合】

2024.06.06 04:00 Thu
Getty Images
デンマーク代表は5日、国際親善試合でスウェーデン代表と対戦し2-1で勝利した。

ユーロ初戦のスロベニア代表戦を16日に控えるデンマーク。その最終調整の場となる今回のインターナショナルマッチウィークでは北欧4カ国のスウェーデン、ノルウェー代表との連戦を戦う。
その初陣となる今回の一戦では、2トップにホイルンドとヴィンド、トップ下にエリクセンを据えた[3-4-1-2]の布陣を採用。守護神カスパー・シュマイケルやケアーらはベンチスタートとなった。

ユーロ予選をグループ3位で終え、本戦出場を逃したスウェーデンに対し、デンマークは開始早々にスコアを動かす。2分、エリクセンの右CKをニアに走り込んだホイビュアが左足で流し込んだ。

幸先良く先制したデンマークだったが、スウェーデンの反撃を受けると9分に失点する。エリアソンの横パスをボックス手前で受けたカユステがペナルティアーク左横からミドルシュートを狙うと、バーにディフレクトしたボールがボックス左のイサクに繋がり、そのままゴール右隅にシュートを決められた。
追いつかれたデンマークは11分、敵陣中盤でボールを受けたヴェステルゴーアのロングパスを供給すると、相手GKの前に走り込んだバーにチャンスが訪れたが、伸ばした右足はわずかに届かず。さらに29分にも、左CKのこぼれ球をボックス内のバーが右足で狙ったが、これはGKオルセンの正面を突いた。

前半半ば以降は一進一退の展開の展開が続くなか、互いにアタッキングサードまでボールを運んだが、決定機を作るには至らず。前半は1-1で終了した。

迎えた後半、デンマークは51分にチャンス。メーレのスルーパスに反応したホイルンドがボックス左まで切り込むと、切り返しでDFエクダルをかわしシュート。しかし、これはわずかにゴール右に外れた。

その後、デンマークは61分にホイビュア、バー、ノアゴーアを下げてヒュルマンド、デラネイ、クリスティアンセンを、79分にホイルンドを下げてユスフ・ポウルセンを投入。

すると86分、敵陣中盤で獲得したFKからエリクセンが横パスを選択すると、ヒュルマンドの返しを再び受けたエリクセンがドリブルでバイタルエリア中央左まで切り込み、右足一閃。狙い澄ましたコントロールショットがゴール右に吸い込まれた。

結局、このゴールが決勝点となり2-1でデンマークが勝利。北欧対決を制したデンマークは、8日にノルウェー代表と最後のテストマッチを戦い、ユーロ本戦に臨む。

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