横浜FMのFWンダウ・ターラ、DF池田航がJFLのFCマルヤス岡崎に育成型期限付き移籍

2022.07.05 09:40 Tue
©超ワールドサッカー
横浜F・マリノスは5日、FWンダウ・ターラ(23)、DF池田航(21)がJFLのFCマルヤス岡崎に育成型期限付き移籍することを発表した。

ともに移籍期間は2023年1月31日までとなる。
両選手はクラブを通じてコメントしている。

◆FWンダウ・ターラ
「横浜F・マリノスに関わるすべての皆さん、半年という短い間でしたがとても濃い時間を過ごすことができました!」

「Jリーグ初ゴールをF・マリノスで決めるという目標は叶えられませんでしたが、また新たな目標があるので自分らしく頑張っていきたいと思います。皆さんの応援はいつも力になっていましたし、これからも応援していただけると嬉しいです」
「厳しい環境に揉まれて成長して這い上がります。このチャンスを活かしてもっと成長して恩返しできるように頑張ります。ありがとうございました!」

◆DF池田航
「またこの時期での移籍にはなりますが、もっともっと経験を積んできます。また一からとなりますが、これからも引き続き応援よろしくお願いします」

ンダウ・ターラは、新潟医療福祉大学から2021年に横浜FMに入団。プロ1年目はそのままFC町田ゼルビアへと期限付き移籍。明治安田生命J2リーグで2試合、天皇杯で1試合に出場。2年目の今季は明治安田生命J1リーグでデビューを果たしていた。

池田は横浜FMの下部組織出身で、2020年にトップチーム昇格。2020年途中にはSC相模原へ、2021年はカマタマーレ讃岐へと期限付き移籍。讃岐では明治安田生命J3リーグで2試合に出場していた。

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17日、いよいよ2023シーズンの明治安田生命J1リーグが開幕を迎える。 開幕から30周年を迎える2023シーズン。2024シーズンから全カテゴリが20クラブになるため、今季は降格チームが1つという状況。新時代の幕開けとなるシーズンを迎える。 開幕を前に超ワールドサッカー編集部が、補強診断、戦力分析やシーズンの目標、注目の選手をピックアップした。 ◆横浜F・マリノス 【直近3シーズンの成績】 2022シーズン成績:優勝(20勝8分け6敗) 2021シーズン成績:2位(24勝7分け7敗) 2020シーズン成績:9位(14勝5分け15敗) 《補強診断:A》(評価:S〜E) 【IN】 GK飯倉大樹(36)←ヴィッセル神戸/完全移籍 GK白坂楓馬(26)←鹿児島ユナイテッド/期限付き移籍満了 DF上島拓巳(26)←柏レイソル/完全移籍 MF井上健太(24)←大分トリニータ/完全移籍 MF榊原彗悟(22)←ラインメール青森//期限付き移籍満了 MF木村卓斗(22)←明治大学/新加入 FW植中朝日(21)←V・ファーレン長崎/完全移籍 FW村上悠緋(22)←関東学院大学/新加入 【OUT】 GK中林洋次(36)→南葛SC/完全移籍 GK寺門陸(20)→レノファ山口FC/期限付き移籍延長 DF西田勇祐(19)→AC長野パルセイロ/期限付き移籍 DF岩田智輝(25)→セルティック(スコットランド)/期限付き移籍 DF池田航(21)→エスペランサSC/完全移籍 DF平井駿助(20)→レイラック滋賀/期限付き移籍 MF椿直起(22)→ジェフユナイテッド千葉/完全移籍 MF天野純(31)→全北現代モータース(韓国)/期限付き移籍 MF松田詠太郎(21)→アルビレックス新潟/期限付き移籍延長 MF植田啓太(20)→栃木SC/期限付き移籍延長 MF南拓都(20)→いわてグルージャ盛岡/期限付き移籍延長 FW仲川輝人(30)→FC東京/完全移籍 FWレオ・セアラ(28)→セレッソ大阪/完全移籍 FW山谷侑士(22)→ゲイラン・インターナショナル(シンガポール)/完全移籍 FW樺山諒乃介(20)→サガン鳥栖/完全移籍 FWンダウ・ターラ(23)→FC大阪/完全移籍 FW津久井匠海(20)→アスルクラロ沼津/期限付き移籍 今シーズンも多くの選手が完全移籍、期限付き移籍を含めてチームを去っていった。最も大きな移籍は2022シーズンのJリーグMVPでありチームを支えたDF岩田智輝のセルティック移籍だろう。昨年はFW前田大然がセルティックへと移籍していたが、2年連続で“ボス”ことアンジェ・ポステコグルー監督が率いるチームに主軸が移籍した。 また、FW仲川輝人がFC東京、FWレオ・セアラがセレッソ大阪とJ1チームに完全移籍したことも大きい。チームの得点源だったレオ・セアラのボックス内での仕事のクオリティは高く、仲川もコンディションが戻ればそのスピードある突破は大きな武器に。厄介な選手がライバルとなってしまった。 そして気になるのが守護神・高丘陽平の移籍。海外クラブへの移籍のためにチームを離脱し、メジャーリーグ・サッカー(MLS)へと挑戦することが報じられているが、まだ公式アナウンスはなし。いずれにしても、磐田、高丘と昨シーズンの堅守を支えた2人の退団は大きすぎると言える。 一方でその守護神には、3年半ぶりに復帰する飯倉大樹がヴィッセル神戸から加入。横浜FMのサッカーを知っているだけに、ピッチ上でもピッチ外でも大きな力となるはずだ。また、岩田のポジションには柏レイソルのDF上島拓巳を獲得。空中戦に強く、ビルドアップや仕掛ける縦パスも出せるCBで、FUJIFILM SUPER CUP2023のヴァンフォーレ甲府戦では、いきなり右サイドバックでプレーするなど、ユーティリティ性も見せた。 その他、J2で躍動したMF井上健太(←大分トリニータ)、FW植中朝日(←V・ファーレン長崎)も加入。要所に実力のある選手を手にし、連覇、そしてアジアの制覇にも挑むシーズンとなる。 ◆チーム目標:連覇&複数タイトル 2023シーズンのチーム目標はやはりリーグ戦の連覇となるだろう。2019シーズンは優勝、2020シーズンは9位、2021年は2位、2022年は優勝と一度落ち込んだが、そこから復活の優勝。主軸選手が入れ替わる中でも、チームとして掲げているスタイルを貫き、選手個々が依存ではなく、スタイルの中でのタスクをしっかりと遂行することで、結果を残している。 昨シーズンは最多得点、最少失点と完璧な優勝を成し遂げたが、シーズン終盤につまづき余裕を持っての優勝とはならず。まだまだ改善点がある中で、3シーズン目を迎えるケヴィン・マスカット監督がどのような手腕を見せるのかは注目だ。 Jリーグ30周年。30年前の開幕カードを戦った2チームのうちの1つ。その記念すべきシーズンに、さらに強い横浜FMを見せつけて連覇を達成できるのか。カタール・ワールドカップ(W杯)で高まったサッカー熱を冷ますことなく、魅力あふれるサッカーをピッチで見せてファンを寄せ付けられるのかにも注目が集まる。 FUJIFILM SUPER CUP2023では甲府の前に自分たちのスタイルを貫いて、2-1で勝利。クラブ史上初のスーパーカップ制覇でシーズンをスタートした。YBCルヴァンカップ、天皇杯、そしてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)と欲しいタイトルは1つではない。今年は幾つのタイトルを手にするのか、王者の航海がスタートする。 ◆期待の新戦力 DF上島拓巳(26) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/2023j1_fmarinos_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©️J.LEAGUE<hr></div> 今シーズンの期待の新戦力は、柏から加入した上島だ。千葉県出身で、柏レイソルのアカデミーで育った上島。ハダースフィールド・タウンの日本代表DF中山雄太とセンターバックでコンビを組んでいた仲だ。 トップチームではなく中央大学へと進学すると、柏に入団してプロ入り。中央大学ではチームの2部優勝、1部復帰を置き土産にプロの世界に飛び込むこととなった。 185cmの身長ながら、空中戦では圧倒的な強さを見せ、さらに攻撃面でもチームを支える活躍。楔のパスやサイドへの展開など、キックの精度にも定評はあり、まさに横浜FMのディフェンダーに必要な能力を持ち合わせている。 柏では3バックも4バックも経験。そして横浜FMのデビュー戦では右サイドバックと非凡な才能を見せており、早くもチームを支える貴重な存在として楽しみなところ。岩田の穴を埋める活躍ができれば、連覇も見えてくるだろう。 ◆編集部イチオシ選手 FW西村拓真(26) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/2023j1_fmarinos_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">©️J.LEAGUE<hr></div> 編集部がイチオシする選手は西村だ。2022シーズンはJ1で27試合に出場し10ゴールを記録。自身2度目の二桁得点を記録した。 トップ下のポジションで出場し、チームの攻撃をコントロールするだけでなく、ボックス内に入りしっかりとゴールを決める決定力も兼ね備えている。 また、ハードワークも厭わず、守備も献身的。国内組だけで構成された日本代表にも2022年は選出されており、2026年のW杯に向けた活動でも招集が期待される1人だ。 これまではトップやワイドのポジションで起用されていたが、トップ下という新境地を横浜FMで切り拓いた西村。2年目でマークも厳しくなる中で、どのようなパフォーマンスを見せるのか。連覇には西村の活躍が欠かせない。 <span class="paragraph-title">【動画】藤田譲瑠チマ、飛躍の2022シーズンプレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="jaBP1y2yVuE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.02.14 12:45 Tue

横浜FM退団のDF池田航が関東2部のエスペランサSCへ移籍

横浜F・マリノスは31日、DF池田航(21)がエスペランサSCへ完全移籍することを発表した。 池田は横浜FMの下部組織育ちで、プライマリー追浜からジュニアユース追浜、ユースと昇格。2020年にトップチームに昇格していた。 1年目の途中からSC相模原へ育成型期限付き移籍すると、2021年はカマタマーレ讃岐へ、2022シーズンは7月にJFLのFCマルヤス岡崎へ育成型期限付き移籍していた。 横浜FMでは試合の出番はなく、Jリーグでは讃岐時代にJ3で2試合に出場したのみ。岡崎ではJFLで7試合に出場していた。 池田はクラブを通じてコメントしている。 「今シーズン共に闘わせてもらう事になりました池田航です。個人として成長と経験をこのチームでしていきたいと思います。そしてチームを昇格という目標に向かって頑張ります!エスペランサファミリーの皆さん1年間よろしくお願いします」 エスペランサSCは2022シーズンは関東サッカーリーグ1部を戦っていたが最下位で終了。2023シーズンは2部に降格することが決定している。 2023.01.31 12:15 Tue

横浜FM、小学生から所属のDF池田航と契約満了…今季途中からはJFLのFCマルヤス岡崎に期限付き移籍「人間性の成長もF・マリノスで学べた」

横浜F・マリノスは25日、DF池田航(21)との契約満了を発表した。 池田は横浜FMの下部組織育ちで、プライマリー追浜からジュニアユース追浜、ユースと昇格。2020年にトップチームに昇格していた。 1年目の途中からSC相模原へ育成型期限付き移籍すると、2021年はカマタマーレ讃岐へ、今シーズンは7月にJFLのFCマルヤス岡崎へ育成型期限付き移籍していた。 横浜FMでは試合の出番はなく、Jリーグでは讃岐時代にJ3で2試合に出場したのみ。岡崎ではJFLで7試合に出場していた。 池田はクラブを通じてコメントしている。 「小学生の頃からF・マリノスのエンブレムを背負ってサッカーをやってきて、サッカーだけでなく、人間性の成長もF・マリノスで学べたことをとても嬉しく思います」 「自分がトップチームに昇格する前年と、F・マリノスを去る年に“優勝“という最高のプレゼントを貰った気持ちです。自分もチームのタイトル獲得に貢献できるような選手になれるよう、頑張っていきます!」 「最後に、今までずっと応援してくださったマリノスサポーターの皆さんありがとうございました。これからも応援してくださると嬉しいです!」 2022.11.25 10:22 Fri

横浜FM、池田航が1年半の修行を経て復帰! 「成長した自分を見せられるように頑張ります」

横浜F・マリノスは5日、DF池田航(20)の復帰決定を発表した。 池田は横浜FM下部組織在籍中の2019年に2種登録され、翌年に正式昇格。2020年7月からSC相模原に育成型期限付き移籍で加わると、昨季はカマタマーレ讃岐にレンタル移籍した。 その讃岐では明治安田生命J3リーグ2試合の出場に終わったが、プロ3年目にしてJリーグデビュー。横浜FM復帰を受け、両クラブを通じてそれぞれコメントしている。 ◆横浜F・マリノス 「横浜F・マリノスを離れて1年半は、とても濃く、難しいシーズンを過ごしました。再びF・マリノスでチャレンジ出来ることを嬉しく思います。1年目より成長した自分を見せられるように頑張ります!」 ◆カマタマーレ讃岐 「1年間本当にありがとうございました。讃岐で過ごした1年間、サッカー人生において大切なとても多くのことを経験させてもらい、充実した日々を過ごせました。そしてどんな状況でも熱く応援してくださったファン・サポーターの皆様、これからも熱い応援よろしくお願いします」 2022.01.05 14:25 Wed

【Jリーグ移籍情報まとめ/1月11日】キング・カズは2021年も現役!鳥栖FW豊田陽平も恒例の1月11日に更新

Jリーグ移籍情報まとめ。1月11日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 【J1】 ◆ベガルタ仙台 《契約更新》 MF田中渉(20) FW赤崎秀平(29) [OUT] 《期限付き満了》 FW山田寛人(20)→セレッソ大阪 ◆横浜F・マリノス [IN] 《完全移籍》 GK白坂楓馬(24)←Honda FC(JFL) 《育成型期限付き満了》 DF池田航(19)←SC相模原 [OUT] 《期限付き移籍》 GK白坂楓馬(24)→鹿児島ユナイテッドFC FW津久井匠海(18)→ラインメール青森(JFL) 《育成型期限付き移籍》 DF池田航(19)→カマタマーレ讃岐 ◆横浜FC 《契約更新》 FW三浦知良(53) ◆湘南ベルマーレ [IN] 《期限付き移籍》 FWウェリントン・ジュニオール(27)←ポルティモネンセSC(ポルトガル) ◆セレッソ大阪 [IN] 《期限付き満了》 FW山田寛人(20)←ベガルタ仙台 [OUT] 《期限付き移籍》 GK永石拓海(24)→アビスパ福岡 ◆徳島ヴォルティス 《契約更新》 DF田向泰輝(28) DF福岡将太(25) MF岸本武流(23) MF小西雄大(22) ◆アビスパ福岡 [IN] 《期限付き移籍》 GK永石拓海(24)←セレッソ大阪 [OUT] 《期限付き移籍》 FW東家聡樹(23)→FC今治 ◆サガン鳥栖 《契約更新》 FW豊田陽平(35) 【J2】 ◆東京ヴェルディ 《契約更新》 DF馬場晴也(19) ◆SC相模原 [OUT] 《育成型期限付き満了》 DF池田航(19)→横浜F・マリノス ◆京都サンガF.C. 《契約更新》 DF飯田貴敬(26) ◆ファジアーノ岡山 《契約更新》 FW齊藤和樹(32) ◆レノファ山口FC [OUT] 《完全移籍》 MF吉濱遼平(28)→FC岐阜 ◆愛媛FC [IN] 《期限付き満了》 GKパク・ソンス(24)←FC岐阜 [OUT] 《完全移籍》 GKパク・ソンス(24)→大邱FC(韓国) 【J3】 ◆いわてグルージャ盛岡 [OUT] 《完全移籍》 MF小谷光毅(27)→品川CC(神奈川県1部) ◆Y.S.C.C.横浜 《続投》 監督 シュタルフ悠紀リヒャルト(36) 《契約更新》 DF秋葉信秀(35) DF船橋勇真(23) ◆藤枝MYFC 《契約更新》 GK杉本拓也(31) DF秋山貴嗣(28) MF清本拓己(27) ◆FC岐阜 [IN] 《完全移籍》 GK大野哲煥(27)←ジェフユナイテッド千葉 MF吉濱遼平(28)←レノファ山口FC [OUT] 《期限付き満了》 GKパク・ソンス(24)→愛媛FC ◆カマタマーレ讃岐 《契約更新》 GK浅沼優瑠(28) DF竹内彬(37) DF西野貴治(27) DF下川太陽(18) MF中村亮(24) MF長谷川隼(23) FW重松健太郎(29) [IN] 《育成型期限付き移籍》 DF池田航(19)←横浜F・マリノス ◆FC今治 [IN] 《期限付き移籍》 FW東家聡樹(23)←アビスパ福岡 ◆テゲバジャーロ宮崎 《契約更新》 MF徳永裕大(26) ◆鹿児島ユナイテッドFC [IN] 《期限付き移籍》 GK白坂楓馬(24)←横浜F・マリノス [OUT] 《完全移籍》 DF田中奏一(31)→奈良クラブ(JFL) DF平出涼(29)→️ラインメール青森(JFL) 2021.01.12 07:30 Tue

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1日、明治安田J1リーグ第17節の鹿島アントラーズvs横浜F・マリノスが国立競技場で行われ、ホームの鹿島が3-2で勝利した。 直近7試合は6勝1分けと好調の2位鹿島。前節の北海道コンサドーレ札幌戦は名古新太郎の2ゴールとアレクサンダル・チャヴリッチのダメ押し弾で3-0の快勝をあげた。横浜FMに対しては4連敗中と苦戦が続いているなか、札幌戦からはスタメン変更なしで臨んだ。 対するは、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の惨敗から、柏レイソル戦の4発快勝で立て直した13位横浜FM。アンデルソン・ロペスはハットトリックを達成した。連勝が懸かる今節は、柏戦で負傷したGKポープ・ウィリアムに加え、松原健がメンバー外に。飯倉大樹と加藤蓮が先発した。 試合の入りは鹿島が攻勢。7分には左からのクロスに濃野公人が合わせ、ファーストシュートを記録する。 しかし、流れに反して横浜FMが先制点を奪う。10分、素早く敵陣に攻め入ると、一度はボールを失うも奪回してから井上健太がシュート。GK早川友基が弾いたボールをアンデルソン・ロペスが詰めた。 鹿島が押し込む展開はその後も変わらないが、鋭い攻撃でけん制する横浜FM。ヤン・マテウスが立て続けにシュートを放っていく。 一方のホームチームはCKの流れから名古が枠内にハーフボレーを飛ばす。ここはGK飯倉がファインセーブで凌いだ。 それでも32分、追いかける鹿島がセットプレーからネットを揺らす。右寄りのFKからクロスが上がると、植田直通の折り返しを関川郁万が頭でプッシュ。同点かに思われたが、VARチェックによりオフサイドと判定され、得点は認められなかった。 35分、佐野海舟のボール奪取からまたも鹿島にチャンス。佐野が自ら持ち上がると、鈴木優磨の左からの折り返しに濃野。左足で蹴り込んだがGK飯倉の好セーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけてはややオープンな展開に。44分には細かい崩しから永戸勝也のラストパスを受けたアンデルソン・ロペスが決定機を迎えるが、左足のシュートはわずかに外れた。 横浜FMの1点リードで迎えた後半。早めに追いつきたい鹿島は師岡柊生に代えてチャヴリッチを投入する。 すると50分、鈴木が最終ラインの裏へ浮き球のスルーパスを送り込む。抜け出した仲間がGKとの一対一を迎えるが、背後から追いかけた上島拓巳がスライディングでシュートを打たせなかった。 それでも57分、鹿島に正真正銘の同点弾。右からのクロスを横浜FMのDFがクリアし損ねると、ファーで待っていたのは鈴木。GK飯倉は身体に当てたが、左足のシュートがネットを揺らした。 追いつかれた横浜FMは左CKからエドゥアルドが決定的なヘディングシュートを放つも、GK早川が左手一本でセーブ。こぼれ球に加藤が反応したが、ゴールライン上で早川がシュートストップした。 一進一退の攻防が続き、今度はチャヴリッチのミドルシュートがクロスバーを直撃。逆転ゴールを狙いに行く。 その姿勢が実ったのは74分。右ポケットに走り込んだ濃野にボールがわたると、右足のシュートはブロックに入ったDFに当たってディフレクト。コースが変わってゴールに吸い込まれた。 再びイーブンに戻すべくギアを上げた横浜FMだったが、鹿島が決定的な追加点を奪う。84分、敵陣左サイドでFKを得ると、樋口雄太のクロスに飛び込んだのは関川。ホームチームがリードを2点に広げた。 このまま試合を締めたい鹿島は、柴崎岳を投入して後半アディショナルタイムへ。意地を見せる横浜FMは、途中出場の植中朝日がクロスに合わせて1点差に詰め寄るが、追いつくには至らず試合終了。逆転勝利の鹿島はリーグ4連勝、8試合負けなしとした。 鹿島アントラーズ 3-2 横浜F・マリノス 【鹿島】 鈴木優磨(後12) 濃野公人(後29) 関川郁万(後39) 【横浜FM】 アンデルソン・ロペス(前10) 植中朝日(後45+4) <span class="paragraph-title">【動画】決勝点となった鹿島DF関川郁万のヘディング弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>鹿島伝統のセットプレーから強烈ヘッド!<br>\<br><br>樋口雄太のフリーキックからドンピシャヘッド<br>で合わせた関川郁万のゴールで<br>鹿島が2点のリードを広げる!<br><br>明治安田J1リーグ第17節<br><PICK UP MATCH>鹿島×横浜FM<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#鹿島横浜FM</a> <a href="https://t.co/nLDjwl71ht">pic.twitter.com/nLDjwl71ht</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1796813207304077485?ref_src=twsrc%5Etfw">June 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.01 17:18 Sat

【J1注目プレビュー|第17節:鹿島vs横浜FM】J1しかしらない“オリジナル10”が国立で激突! 波に乗る鹿島か、再出航の横浜FMか

【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 15:00キックオフ 鹿島アントラーズ(2位/32pt) vs 横浜F・マリノス(13位/20pt) [国立競技場] <span class="paragraph-subtitle">◆勢いに乗り4連勝へ!【鹿島アントラーズ】</span> 前節はアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦し、0-3で快勝。3連勝に伸ばし、引き分けを挟んで6連勝となった。 7戦負けなしと波に乗っている鹿島は首位のFC町田ゼルビアに勝ち点差「3」に迫る2位。久しぶりのリーグタイトルに向けて着々と歩みを進めている。 “オリジナル10”としてJ1以外を知らない残された2チーム。鹿島としては現在4連敗中の相手を迎えることに。どうしても勝ちたい相手と言えるだろう。 近年はタイトルを争う相手に勝つことが、自分たちがタイトルに近づく道。充実感も出てきたチームが、3年ぶりに横浜FM相手の勝利を掴み取れるか。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:早川友基 DF:濃野公人、植田直通、関川郁万、安西幸輝 MF:知念慶、佐野海舟 MF:師岡柊生、名古新太郎、仲間隼斗 FW:鈴木優磨 監督:ランコ・ポポヴィッチ <span class="paragraph-subtitle">◆ただ上を目指し勝利を重ねる【横浜F・マリノス】</span> AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で惨敗に終わった傷が心配だった中、柏レイソル相手に前節は4-0で完勝。決意を新たにしたチームは、気迫にあふれていた。 エースのアンデルソン・ロペスはハットトリックを達成。チームとして、悔しさをしっかりと消化し、自分たちの力に昇華させていることが感じられた。 気になるのはコンディション。連戦が続く中で、この先の代表ウィークを考えれば、ここを良い形で乗り越えたい。連勝で休暇に入りたいところだ。 舞台は国立競技場。開幕戦で1度立ったピッチに再び立つこととなる。現在4連勝中の相手に、しっかりと強さを見せつけられるか。ベストな状態のメンバーを選定するハリー・キューウェル監督の采配にも注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:飯倉大樹 DF:加藤蓮、上島拓巳、エドゥアルド、永戸勝也 MF:植中朝日、喜田拓也、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、宮市亮 監督:ハリー・キューウェル 2024.06.01 11:20 Sat

横浜FMがカビの生えた焼きそば販売を謝罪…3日前に廃棄すべきものを誤って販売「再発防止に努めてまいります」

横浜F・マリノスは30日、カビの生えた商品を販売していたことを謝罪した。 クラブの発表によると、29日に行われた明治安田J1リーグ第9節延期分の柏レイソル戦で事象が発生。スタジアム内の飲食店、バックスタンドにある「肉バルMINATO」が販売していた焼きそば(1個600円)にカビが発生していたという。 報告によると、販売されていた焼きそばには5月26日(日)に廃棄するべき売れ残り商品11個が含まれていたとのこと。店舗内の保管用発泡スチロール製の箱の中に廃棄されずに保管されていた。 保管した発泡スチロール製の箱が販売用の商品を保管するものと類似していたことで、29日の店舗アルバイトスタッフがご認識。販売するものとして3個を販売してしまったという。 商品を購入した3名の購入者から売店へ申し出があり事象が発覚。全て回収した上で、残りの8個も廃棄処分したという。なお、1名が少量を口にしていたため、クラブは健康状態を継続して確認するとのこと。30日時点では健康状態に異常がないとのことだ。 今後の対策としては、日産スタジアムより、当該売店への検品の指導を徹底。また、今回の事案を日産スタジアム全場内売店で共有し、管理の徹底を図るとのことだ。 クラブは「当該商品をお買い求めいただきましたお客様におかれましては多大なるご心配とご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。横浜マリノス株式会社としましては、施設管理および場内売店の運用を行う日産スタジアムと共にこの度の事態を重く受け止め、お客さまに安心して商品をご購入いただけますよう再発防止に努めてまいります」と謝罪している。 2024.05.30 20:10 Thu

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【Jリーグ出場停止情報】J2から5名、J3から1名が追加…一発退場の群馬DF川上エドオジョン智慧は反スポーツ的行為と判断

Jリーグは10日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 今回は先週末にリーグ戦があったJ2とJ3が更新対象に。J2ではザスパ群馬のDF川上エドオジョン智慧、ヴァンフォーレ甲府のMFアダイウトン、徳島ヴォルティスのMF永木亮太、ロアッソ熊本のDF岩下航、鹿児島ユナイテッドFCのDF戸根一誓が出場停止となる。 川上は8日に行われたJ2第19節栃木SC戦の後半12分に一発退場。「ボールとは関係の無いところで相手競技者の胸を両手で強い力を用いて押し倒した行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』該当する」と判断され、1試合の出場停止処分となった。 J3ではSC相模原のDF高野遼が新たに出場停止となる。 【明治安田J1リーグ】 DFアレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ) 第18節 vsセレッソ大阪(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFエドゥアルド(横浜F・マリノス) 第18節 vsFC町田ゼルビア(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF山﨑浩介(サガン鳥栖) 第18節 vsアビスパ福岡(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF川上エドオジョン智慧(ザスパ群馬) 第20節 vsレノファ山口FC(6/16) 今回の停止:1試合停止 MFアダイウトン(ヴァンフォーレ甲府) 第20節 vsいわきFC(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF永木亮太(徳島ヴォルティス) 第20節 vsジェフユナイテッド千葉(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF岩下航(ロアッソ熊本) 第20節 vsファジアーノ岡山(6/16) 今回の停止:1試合停止 DF戸根一誓(鹿児島ユナイテッドFC) 第20節 vsモンテディオ山形(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF深津康太(いわてグルージャ盛岡) 第17節 vsAC長野パルセイロ(6/16) 今回の停止:1試合停止 DF高野遼(SC相模原) 第17節 vsFC今治(6/16) 今回の停止:1試合停止 MF安光将作(カターレ富山) 第17節 vs大宮アルディージャ(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.06.10 20:31 Mon

浦和MFグスタフソンがスウェーデン代表で左ヒザ負傷…帰国は代表活動終了後に

浦和レッズは9日、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンの負傷を報告した。 現在スウェーデン代表に合流中のグスタフソンはトレーニング中に左ヒザを負傷。日本への帰国は代表活動終了後となる。 今シーズンから浦和でプレーしているグスタフソンはアンカーとしてチームを支え、ここまで明治安田J1リーグで15試合に出場。2得点を記録している。 スウェーデンはユーロ2024に出場しないが、今回のインターナショナル・マッチウィークでデンマーク代表、セルビア代表との国際親善試合を実施。5日のデンマーク戦で90分間ベンチを温めたグスタフソンは、6日のトレーニング中に負傷したと見られており、8日のセルビア戦はメンバー外となっていた。 2024.06.09 10:15 Sun

札幌が菅大輝の交通事故を報告…運転中に自転車と接触

北海道コンサドーレ札幌は8日、FW菅大輝の交通事故を報告した。 事故は7日18時ごろ、札幌市東区北20条東2丁目で発生したとのことで、菅が自家用車で運転中に右折しようとした際、右方向から来た自転車と接触。事故発生後、速やかに警察等に連絡して事故処理を行うとともに、相手は病院に行き、無事を確認しているという。 クラブは相手の回復を祈るとともに、謝罪の言葉を綴り、「菅大輝選手に厳重注意を行うとともに、今回の件を真摯に受け止め、全選手、及びクラブ関係者に安全運転の取り組みを再徹底いたします」としている。 2024.06.08 18:55 Sat

ミッチェル・デュークが豪州代表を早期離脱…8日に町田帰還

この代表ウィークにオーストラリア代表の活動に参加するFWミッチェル・デュークだが、所属先のFC町田ゼルビアが代表離脱とともに、本日8日の合流を発表した。 2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選進出が決定済みのオーストラリアはこの6月シリーズでバングラデシュ代表、パレスチナ代表と対戦。6日にはアウェイのバングラデシュ戦に臨み、2-0で勝利した。 Jリーグから唯一の選出となるデュークはそのバングラデシュ戦にフル出場。11日にホームで行われるパレスチナ戦を前に町田帰還の運びとなった。 2024.06.08 13:55 Sat

浦和がストライカー補強? 得点王に輝きヘグモ監督とリーグ優勝経験の元スウェーデン代表FWに関心と報道

パナシナイコスに所属する元スウェーデン代表FWアレクサンデル・イェレメイエフ(30)が、浦和レッズに加入する可能性があるようだ。ギリシャ『SDNA』が伝えた。 イェレメイエフは、スウェーで出身で、母国のヘッケンやマルメでプレー。その後、ドイツのディナモ・ドレスデンへと完全移籍すると、オランダのトゥヴェンテでもプレー。2021年1月からはヘッケンに戻り、その後2023年1月にパナシナイコスに完全移籍。半年間はレバディアコスFCにレンタル移籍し、今シーズンはパナシナイコスでプレーしていた。 今シーズンはギリシャ・スーパーリーグで10試合に出場し7ゴールを記録。プレーオフでは5試合で1ゴール1アシストに終わっていた。 パナシナイコスとの契約は2025年末まである中、移籍を考慮しているという。 得点力はありながらも出場機会の少なさに不満を覚えたイェレメイエフは、日本行きを検討。『SDNA』は、5月に京都サンガF.C.からの関心を伝えていたが、最近ではトーンダウンしているとのこと。しかし、今度は浦和が関心を強めているという。 イェレメイエフはヘッケン時代に、ペア・マティアス・ヘグモ監督の下でプレーしており、スウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソンとともに監督がよく知る選手。サッカーも理解しているはずだ。 2022シーズンはアルスヴェンスカンで27試合22ゴール3アシストと大暴れ。グスタフソン、ヘグモ監督と共にリーグ優勝を経験している。 ただ、パナシナイコスはイェレメイエフを売る気がない様子。ただ、監督交代が行われるようで、監督の考え方が去就に影響を与えることになりそうだ。 2024.06.07 21:40 Fri

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