ウクライナでキャリアが滞るネレス、ベンフィカ入りが決定的に!

2022.06.17 11:25 Fri
Getty Images
シャフタール・ドネツクの元ブラジル代表FWダビド・ネレス(25)がベンフィカ入りするようだ。

サンパウロ時代に“NEXTネイマール”として注目を集めたネレスは2017年冬のアヤックス入りを機に欧州を活躍の場に。2017-18シーズンから2年連続で公式戦二桁ゴールに二桁アシストと活躍した。
それから負傷に苦しむなか、今年1月にシャフタール入りしたが、後にウクライナ国内が隣国ロシアの軍事侵攻を受けて情勢不安に陥り、国外に避難。シャフタールでは一度もプレーできていない。

ウクライナリーグの外国籍選手に対する国際サッカー連盟(FIFA)の移籍特例措置を利用して、国外にプレーの場を求めるといわれ、ユベントスの関心も取り沙汰されたが、ベンフィカ入りの様相だ。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、2027年までの契約でベンフィカ入りに向けた取引が完了。今後、メディカルチェックを受けるという。

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「とても誇り」大量5ゴールで圧勝のベンフィカ、守りに入らずベスト8進出に指揮官「勝つためにそこにいた」

ベンフィカのロジャー・シュミット監督が、クラブ・ブルージュ戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 7日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでベンフィカはホームにクラブ・ブルージュを迎えた。 アウェイでの1stレグを0-2で勝利していたベンフィカ。逆転を目指すクラブ・ブルージュとの対戦となったが、試合を圧倒する。 まずは38分、ラファ・シウバのゴールで先制すると、前半アディショナルタイムにはゴンサロ・ラモスのゴールで追加点を奪う。 ほぼほぼ試合の大勢を決めた中、57分にもゴンサロ・ラモスが追加点。71分にはジョアン・マリオがPKを決めると、77分にはダビド・ネレスが追加点を奪い5-0。最後に1点を返されるが、2戦合計7-1で圧勝し、ベスト8進出を決めた。 シュミット監督は高いパフォーマンスを見せた選手たちについてコメント。2点差を守るのではなく、しっかりと勝利を目指して戦ったとした。 「チームをとても誇りに思っている。トップゲームをしたい一心だった。ベルギーで勝利した後、状況は我々にとって良いものだったが、この試合を尊重していた」 「それはCLの試合であり、全ての対戦相手はクオリティを持っている。今日、我々は素晴らしいチームであり、2-0を守るのではなく、勝つためにそこにいることを示した。我々は準々決勝に値する」 ベスト8進出を果たしたベンフィカ。シュミット監督は準決勝でも同じような試合を見せたいとコメントした。 「準々決勝への進出には満足している。ドローを待ちたい。CLのこの段階では、常に良い対戦相手がいる。全ての相手を尊重する必要がある」 「しかも、このようにプレーし、この集中力、モチベーション、そしてしっかりとしたディフェンスを見せて、準決勝に進むためにベストを尽くしたいと思う」 なお、対戦相手について問われると「対戦相手の希望?それはない」とコメント。相手がどこであっても同じ戦いを見せるつもりのようだ。 2023.03.08 09:50 Wed

ユーベも下して連勝のベンフィカ、シュミット「自分たちのプレーがやれた」

ベンフィカのロジャー・シュミット監督が勝ち誇った。 チャンピオンズリーグ(CL)のグループHでユベントス、パリ・サンジェルマン(PSG)、マッカビ・ハイファと同居のベンフィカ。ホームでの初戦でマッカビ・ハイファに2-0で勝利して、14日に第2節のユベントス戦を迎えた。 突破候補の一角と目されるユベントスとの敵地戦では開始4分に先制を許してしまったが、前半終盤にPKのチャンスからMFジョアン・マリオが同点弾。55分にFWダビド・ネレスの一発で試合をひっくり返して、逆転で制した。 CL連敗スタートにセリエAでも開幕から6試合で早くも4つの引き分けと調子が上がらずにいるユベントスが相手だったといえど、ベンフィカからすれば大きな白星に。シュミット監督も『Eleven Sports』で満足した。 「序盤のユベントスはかなりのインテンシティだったし、我々は準備が足りなかった。しかし、15分、20分が経ってからはバランスが取れるようになり、特にブレイク後は違う試合展開だった。いくつかの修正を施して、自分たちのプレーをしたんだ。2点目の後は何度かチャンスを逃してしまった。タフな試合だったが、最後は勝利に値したと思う」 「前に向かってプレーしようとする、非常に勇敢なチームだったね。今日はトリノを舞台にCLの特別な一戦だった。この勝利は自信になる。1位突破? それはこれからだし、我々はグループステージ突破を目指しているんだ。2勝して、非常に良いスタートが切れた。これからはリーグ戦に集中しないとだし、休み明けにPSGとの難しい連戦も待っている」 2022.09.15 14:05 Thu

シャフタール加入も… 元アヤックスのブラジル代表FWネレスがベンフィカ加入

ベンフィカは20日、シャフタールを退団していたブラジル代表FWダビド・ネレス(25)を獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月までの5年間となっている。 アヤックスでの活躍を受け、2019年にはブラジル代表にも選出されたネレス。今年1月には総額1700万ユーロの移籍金でシャフタールに加わったが、2月にロシアの軍事進攻を受けて契約解消。シャフタールではプレーすることなく退団となっていた。 ネレスに関してはユベントスも獲得に関心を示していたとのことだったが、ベンフィカが新天地となった。 2022.06.21 07:30 Tue

リヨンがウクライナ脱出で一時帰国のダビド・ネレスに関心! ボス監督とはアヤックス時代に共闘

リヨンがシャフタール・ドネツクのブラジル代表FWダビド・ネレス(25)の獲得に動くようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。 ネレスは今冬の移籍市場でアヤックスからシャフタールへ、総額1600万ユーロ(約21億円)の移籍金で完全移籍した。しかし、新天地では一度もプレーすることなく、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、国外に避難。ルーマニア経由で現在は母国ブラジルに一時帰国している。 ただ、ウクライナの情勢によってシャフタールでのプレー再開の目途は立っておらず、国際サッカー連盟(FIFA)が先日に発表した、ウクライナリーグに所属する外国籍選手の他クラブへの移籍特例措置を使用し、国外でのプレーを選択する可能性が濃厚と見られている。 そういった中、『フット・メルカート』は昨夏にも興味を示し、今季のリーグ・アンで10位に低迷するリヨンが、ネレスの獲得に動く可能性があると報じている。 現時点で具体的な話し合いはないものの、リヨンを率いるピーター・ボス監督は、アヤックス時代の2017年に半年ほどネレスを指導していた。 また、同クラブに在籍するブラジル人MFチアゴ・メンデスはサンパウロ時代の元同僚、ブラジル代表MFルーカス・パケタはセレソンの同僚であり、チームへの適応は容易だ。 サンパウロ時代に“NEXTネイマール”として注目を集め、2017年冬にアヤックス入りしたネレス。2017–18シーズンから2年連続で公式戦二桁ゴール、二桁アシストをマークしたが、以降は負傷離脱も経験して、キャリアが暗転した。 今季はここまで公式戦22試合に出場していたが、エールディビジとチャンピオンズリーグで5度の先発のみ。同胞FWアントニー、オランダ代表FWステーフェン・ベルフハイスらとのポジション争いで劣勢を強いられ、ウクライナ行きを選択していた。 2022.03.22 07:00 Tue

「大きな絶望を乗り越えた」移籍から1カ月半、ウクライナ脱出を果たしたシャフタールFWが心境綴りサポートに感謝

シャフタール・ドネツクに所属するブラジル代表FWダビド・ネレスが、国外脱出成功を報告した。 ブラジル出身のネレスは、サンパウロから2017年1月にアヤックスへと完全移籍。アヤックスでは両ウイングでプレーし、公式戦180試合で47ゴール41アシストを記録していた。 今シーズンもアヤックスでプレーし、エールディビジで15試合に出場し3ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグでは5試合に出場し1ゴールを記録していた。 しかし、今年1月にシャフタールへと完全移籍。ウクライナに活躍の場を移したが、リーグ戦の再開を目前にした2月24日の早朝にロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナへの軍事侵攻を決断。これにより、活動を停止せざるを得なくなっていた。 ウクライナにわたりプレーをしていなかったネレスだが、シャフタールに所属する多くのブラジル人選手らとともにブラジル政府へと支援を求めるも、キエフのホテルに閉じ込められることに。しかし、その後、ウクライナサッカー連盟と欧州サッカー連盟(UEFA)の手助けがあり、ウクライナ国外へと脱出。ルーマニアへ退避してきた。 そのネレスは自身のインスタグラムを更新。無事に国外脱出できたことを報告するとともに、力を貸してくれた人々への感謝を綴った。 「ここ数日、僕たちはウクライナで大きな緊張の日々を過ごし、経験したくない、いつか経験するとは想像もしていなかった瞬間を過ごしている」 「チェルニフツィ(ウクライナの都市)までの安全な脱出ルートを保証してくれたUEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長、オペラホテルでの打ち合わせで、あらゆる面で助けてくれたブラジル人のジュニオール・モラエス、そしてホテルをなんとか出た時点で、道路や安全な場所を安全に案内してくれたウクライナサッカー連盟のおかげで、2日半という大きな絶望を乗り越え、なんとか家に帰ることができた」 「僕たちは家族とともに無事であることを神に感謝し、全てが終われば、僕たちの状況を解決することになる。今、起きている戦争や僕たちが経験したことから見れば、そんなに重要なことではない」 <span class="paragraph-title">【写真】ウクライナ脱出を果たしたブラジル人選手たちがルーマニアで集合写真</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/FIFPRO?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FIFPRO</a>, <a href="https://twitter.com/uafukraine?ref_src=twsrc%5Etfw">@uafukraine</a>, <a href="https://twitter.com/UEFA?ref_src=twsrc%5Etfw">@UEFA</a>, <a href="https://twitter.com/AFAN_Romania?ref_src=twsrc%5Etfw">@AFAN_Romania</a> and <a href="https://twitter.com/hai_romania?ref_src=twsrc%5Etfw">@hai_romania</a> have successfully evacuated 40 people from Ukraine. <br><br>We are relieved that the footballers, along with close family and friends, are now safe in Romania and on their way home. <a href="https://t.co/Gmqju9MWCR">pic.twitter.com/Gmqju9MWCR</a></p>&mdash; FIFPRO (@FIFPRO) <a href="https://twitter.com/FIFPRO/status/1498288273118179329?ref_src=twsrc%5Etfw">February 28, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.03.01 20:52 Tue

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ユナイテッド&アーセナルがJ・ネヴェス獲得へ約102億円提示か…ベンフィカはオファー拒否も選手売却の必要性

ベンフィカがポルトガル代表MFジョアン・ネヴェス(19)の引き留めに苦心しているようだ。ポルトガル『A Bola』が報じた。 ベンフィカの下部組織出身で、2022年12月にファーストチームデビューを飾ったボランチを主戦場とする万能型MFのネヴェス。そのままロジャー・シュミット監督の信頼を掴んだ昨シーズンはプリメイラ・リーガ制覇に貢献し、今シーズンは中心選手として公式戦55試合を戦った。 2023年10月にはポルトガルA代表デビューを果たし、まもなく開幕のユーロ2024メンバーにも選出。そんな19歳の逸材には多くのビッグクラブが目を向けている。 すでにイングランドの2クラブは獲得に動いているようで、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが6000万ユーロ(約101億6000万円)での獲得の意向を示しているとのこと。しかし、ベンフィカとネヴェスの契約には1億2000万ユーロ(約202億9000万円)の契約解除条項が存在し、ここ数年でメガクラブに売却した若き逸材同様に、その条項を下回る交渉は受け付けないベンフィカは、前述のオファーを拒否したという。 ネヴェスの残留を望むと同時に、契約解除金を1億5000万ユーロ(約253億6000万円)まで引き上げたいベンフィカは、年俸の増額を伴う新契約締結に動いていた模様。ただ、こちらは合意に至っておらず、現時点では再交渉の可能性も低いようで、ネヴェスはその貢献度に見合わない年俸50万ユーロ(約8500万円)の状況が続く。 また、ベンフィカのルイ・マヌエル・セーザル・コスタ(ルイ・コスタ)会長は選手売却による資金調達の必要性を認めているものの、ビッグディールが期待されるポルトガル代表DFアントニオ・シウバ(20)は市場価値が予想より上がっていない模様。ネヴェスとは2028年6月まで契約を残すが、高年俸も得られるプレミアリーグへの挑戦を本人が望めば、一気に移籍へ傾く可能性もある。 そういった事情に加え、現状で契約解除条項を満額支払うクラブが現れないことを理解しているベンフィカは、諸々の状況を見守りつつ、契約解除条項以下の金額での売却を視野に入れるというスタンスを貫く形となりそうだ。 2024.06.09 13:50 Sun

ベンフィカがアルバロ・カレーラスの買取OP行使! ユナイテッドは買戻条項盛り込む

ベンフィカは26日、マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍中のU-21スペイン代表DFアルバロ・カレーラス(21)の買い取りオプション行使を発表した。同選手はベンフィカと2029年6月30日までの5年契約にサインした。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ベンフィカはユナイテッドに600万ユーロ(約10億2000万円)を支払うことになるという。また、両者の契約には買い戻し条項やリセール時の移籍金一部の支払いなどの細かい条項が盛り込まれている。 レアル・マドリーのカンテラ出身の左サイドバックは2020年夏にユナイテッドのアカデミーに移り、プレストン・ノースエンド、グラナダへの武者修行を経験。その後、今年1月からベンフィカにローン先を変更していた。 その新天地では公式戦16試合1ゴール1アシストの数字を残していた。186cmの恵まれた体躯に加え、アスリート能力に優れる攻撃的サイドバックは、豊富な運動量と推進力が最大の売りだが、現在レバークーゼンで活躍する同胞DFアレハンドロ・グリマルドのような成長曲線を描くことが期待されるところだ。 2024.05.27 07:30 Mon

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