スカッとゴール! バルセロナでのロナウジーニョ氏の伝説の始まりとなった豪快ミドルシュート

2020.10.19 07:00 Mon
Getty Images
ストレスフルなこの社会。観るだけでスカッとするようなゴールで気分を晴らすのもアリなのでは。今回の企画では、朝の通勤時間などにオススメの爽快なゴールを映像付きでご紹介していきます。2020年10月19日にご紹介するのは、元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏がバルセロナ時代に決めたゴールです。
◆ロナウジーニョ氏の個人技でセビージャゴールを打ち破る

◆ここがスカッと!
ロナウジーニョ氏にとってのバルセロナでの公式戦初得点です。バルセロナで数々の伝説を作ったファンタジスタの物語の始まりとなるゴールでした。ゴールそのものも爽快です。

◆ロナウジーニョ氏がデビュー2戦目でファンの心を掴む
多くの期待を引っ提げ、2003年夏にパリ・サンジェルマンからバルセロナに加入したロナウジーニョ氏でしたが、その真価を発揮するのに時間はかかりませんでした。

2003年9月3日に行われたラ・リーガ第2節のセビージャ戦に先発出場を果たすと、バルセロナ1点ビハインドの0-1で迎えた58分にその能力を示します。
GKビクトール・バルデスが左サイドのロナウジーニョに展開すると、ボールを受けたロナウジーニョはドリブルを開始。まずは相手MFホセ・ルイス・マルティを簡単にかわすと、追いかけてきたMFハビエル・カスケーロもフェイントでいなします。

そして、スピードに乗ったロナウジーニョはゴールまでおよそ27mの位置から右足を一閃。矢のようなシュートは、相手GKアントニオ・ナタリオの手をかすめ、クロスバーを直撃してゴールに吸い込まれました。

ロナウジーニョ氏を語るには欠かせないスーパーゴールでした。

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衰え知らずの肉体と左足…37歳フッキが母国帰還から195試合104得点、直近のゲームは弾丸FKをねじ込む

アトレチコ・ミネイロ(MG)の元ブラジル代表FWフッキ(37)が、今なおハイペースで得点を重ねる。ブラジル『グローボ』が伝えている。 Jリーグ経由でブラジル代表の中枢まで登り詰めたフッキ。2008年に東京ヴェルディを去って16年…緑の名門がJ1復帰まで要したこの年月の間に、フッキはポルト、ゼニト、上海海港と渡り歩き、自国開催の14年W杯にも出場。21年からアトレチコMGのエースに君臨する。 加入時点で34歳だったフッキだが、大きなケガも少なく今日まで至り、その成績はこの通り。 ▽2021シーズン(国内リーグ・カップ2冠) 公式戦:68試合36得点13アシスト ▽2022シーズン 公式戦:46試合29得点5アシスト ▽2023シーズン 公式戦:59試合30得点14アシスト ▽2024シーズン(ここまで) 公式戦:22試合9得点6アシスト ▽累計 公式戦:195試合104得点38アシスト 今季は1月開幕の州選手権10試合7得点というロケットスタートに始まり、国内リーグ開幕後は出場4試合ノーゴールも、2日の第7節バイーア戦で今季初得点。自慢の左足で直接FKをねじ込み、チームは開幕7戦無敗となっている。 また、プロデビューが日本で、日本から欧州へ渡ったフッキ。アトレチコMGがキャリア初の母国クラブとなったわけだが、この直接FK弾は国内リーグ通算「47」得点目…加入から3年半で、国内リーグにおけるクラブ史上4位のスコアラーとなった。 国際大会における活躍も際立っており、南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスでのアトレチコMG通算「16」得点は、名古屋グランパスで活躍した2位ジョーの「11」得点を大きく上回る歴代1位。名実ともにアトレチコMGの看板選手、それが37歳フッキだ。 心配なのは、バイーア戦で直接FKを決めた直後、左ヒザを痛めて負傷交代ということに。試合後、「ヒザに少しばかりの違和感があるが、どうだろう。大したケガでないと神に祈っている」とコメントする。 フッキがエース、そして主将として引っ張るアトレチコMGは、今季のコパ・リベルタドーレスでグループステージを首位通過。ロナウジーニョ氏に牽引された2013年以来となる、通算2度目の南米制覇を目指している。 頂に立つには、フッキが必要だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ずっと怪物...37歳フッキが直接FKをねじ込む</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="qme" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/_papoboleiros?ref_src=twsrc%5Etfw">@_papoboleiros</a> <a href="https://t.co/OxJZKkE1tg">pic.twitter.com/OxJZKkE1tg</a></p>&mdash; follow: @_papoboleiros (@golsvideo) <a href="https://twitter.com/golsvideo/status/1797363713021722641?ref_src=twsrc%5Etfw">June 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.03 20:15 Mon

ドイツ代表の新10番背負うムシアラ…「いつかその番号を着けたいと思っていた」

ドイツ代表の10番として自国開催のユーロ2024に臨むMFジャマル・ムシアラが、その背番号の重みについて語っている。 21歳の若さながら、バイエルンとドイツ代表で攻撃の中心を担うムシアラ。クラブでは背番号42、代表チームでは長らく背番号14を着用してきたが、今年3月に行われたインターナショナルマッチウィークで初めて10番を背負ってプレーした。 他国に比べて代名詞と言われるほどの選手はいないものの、ギュンター・ネッツァーやローター・マテウス、ルーカス・ポドルスキ、メスト・エジルといった名手が背負った重要な背番号だ。 そういった期待、背番号の重みを理解するマンシャフトの中心選手は、『Sports Illustrated』のインタビューで改めて番号変更への思いを語った。 「10番は大きな名誉だよ」 「子供の頃からの夢だった。子供の頃、メッシ、ロナウジーニョ、ネイマールが背番号10をつけてフットボールをプレーしているのを見るたびに、いつかその番号を着けたいと思っていたんだ」 「だから、10番を背負ってドイツ代表でプレーできることをとても誇りに思っているよ」 ただ、常日頃から謙虚に自身のフットボールと向き合う若武者は「だけど、調子に乗るつもりはない」と、その重みを理解しながらもこれまでと変わらぬプレーを誓っている。 「代表チームで14番、バイエルンで42番を背負ってプレーしていた時と同じように、これからもプレーし続けるよ。実際、それが僕のモチベーションをさらに高めているんだ」 下馬評では自国開催と言えども優勝候補とは言えない立ち位置にいるドイツだが、頼もしい新10番の躍動次第でユーロ1996以来、通算4度目の優勝は十分可能となるはずだ。 2024.05.30 14:33 Thu

チェルシーが100億円とも言われる17歳に手を出す? “メッシーニョ”で親しまれるパウメイラスの新たな宝石

チェルシーがパウメイラスの新たな宝石の獲得でリードを奪っているという。スペイン『アス』が伝えた。 パウメイラスと言えば、神童と呼ばれたブラジル代表FWエンドリッキが所属。今夏レアル・マドリーへと移籍することが決定している。 そのパウメイラスに新たに誕生した宝石がU-17ブラジル代表FWエステヴォン(17)。2023年4月にプロ契約を結び、契約期間は2026年までの3年間となっていた。 エステヴォンはクルゼイロのU-17から2021年5月にパウメイラスのU-17に加入。U-15、U-17のパウリスタ州選手権で王者となり、U-17コパ・ド・ブラジルの優勝にも貢献。左利きの右ウインガーで34試合で23ゴールを決めていた。 “メッシーニョ(リオネル・メッシとロナウジーニョから取られた愛称)”とも呼ばれているエステヴォンは、15歳ながらもU-20でのプレーが許可されると、そこでも違いを見せることに。16歳の誕生日を迎え、パウメイラスとプロ契約を結ぶと、2023シーズンの最終節でデビュー。今シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)でここまで5試合に出場し、1ゴールを記録している。 そんな中、早速獲得に興味を示しているクラブが。その1つがチェルシーであり、シーズン終了後にパウメイラスへオファーを出すと見られている。 エステヴォンには6000万ユーロ(約100億円)程度の契約解除条項が存在するとのこと。パウメイラスとしては、エンドリッキとマドリーの契約と同様の契約を求めているという。 一方で、バイエルンやアーセナル、パリ・サンジェルマン(PSG)も関心を寄せているとのこと。バイエルンは今年の初めから目をつけていたとのことで、パウメイラスの接触は既にあるとのこと。ただ、オファーはまだないという。 <span class="paragraph-title">【動画】溢れる才能!エステヴォンのプレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">Rabisca, minha Cria <a href="https://twitter.com/hashtag/AvantiPalestra?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AvantiPalestra</a> <a href="https://t.co/1xG3tdEEHz">pic.twitter.com/1xG3tdEEHz</a></p>&mdash; SE Palmeiras (@Palmeiras) <a href="https://twitter.com/Palmeiras/status/1650596723830431786?ref_src=twsrc%5Etfw">April 24, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.08 17:30 Wed

ラファ・マルケスがチャビの後任で昇格する可能性やいかに…ラポルタ会長を不安にさせた母国メキシコでの事案とは

バルセロナのBチームを率いるラファ・マルケス監督(45)が、トップチーム昇格への準備を整えているという。スペイン『Relevo』が伝えている。 バルセロナの一時代を彩った名バイプレーヤー、ラファ・マルケス。メキシコ代表のレジェンドは、フランク・ライカールト監督時代を中心に7年間選手として在籍し、90年代初頭以来となるクラブ2度目の黄金期到来に貢献した。 時は流れて2024年、45歳となった名脇役はバルセロナ・アトレティックを指揮して2シーズン目。今季はスペイン3部(グループ1)で優勝争いを続け、残り8試合で首位デポルティボと勝ち点「1」差の2位。チームは2部復帰の希望が膨らむ。 初の監督業で大きな成果を見据えるマルケス氏だが、契約は今季限り。その一方、トップチームでも盟友チャビ・エルナンデス監督(44)が今季限りの退任を公言し、新たな指揮官を探すクラブ…バルセロナにとってマルケス氏のトップチーム登用案は、あくまでワイルドカードだという。 ジョアン・ラポルタ会長は基本的にマルケス氏の指導力を信頼し、ロナルド・クーマン前監督の解任時にも、昇格を頭の片隅に置いていた(結果はチャビ監督を招へい)とのこと。 しかし、マルケス氏は母国メキシコで、とあるスポーツ賭博会社のイメージキャラクターをロナウジーニョ氏と務めており、これ自体はメキシコ国内で違法性はないものの、同社の未成年雇用が明らかに。この事実はバルセロナを不安にさせ、昇格人事にも影響を与えたとされる。すでにバルセロナファンからのイメージもダウンした。(※1) (※1)スペインでは2021年の法改正により、ギャンブル全般に対する規制を強化。サッカークラブがギャンブル関連の広告を掲載することも、メキシコでは認められるが、スペインでは不可 マルケス氏の今夏以降は3つの可能性が。バルセロナ・アトレティックとの契約を1年延長、トップチーム昇格でチャビ監督の後任に就任、バルセロナを退団で他クラブへ… 少なくともマルケス氏本人はトップ昇格の可能性があると踏んでおり、家族もバルセロナ市内で快適に暮らしているとのこと。バルセロナの監督人事はどう進むだろうか。 2024.04.06 21:25 Sat

ロナウジーニョの息子がバルセロナでファーストチームの練習に初参加!44歳の誕生日迎えた父にとっては嬉しい知らせに?

バルセロナのブラジル人FWジョアン・メンデスが初めてファーストチームの練習に参加した。ブラジル『UOL』が伝えている。 かつてバルセロナでエースとして活躍した元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏を父に持つジョアン・メンデスは、14歳だった2019年に母国のクルゼイロと契約。2023年2月に退団し、そのすぐ後に父もプレーしたバルセロナのユースチームへと加入していた。 現在はフベニールA(U-19相当)でプレーしている19歳のジョアン・メンデスだが、インターナショナルマッチウィークでファーストチームの選手たちの多くが不在のタイミングで声がかかり、父とも一緒にプレーしたチャビ・エルナンデス監督が率いるファーストチームの練習に初めて参加することとなった。 ファーストチームの選手たちが不在というイレギュラーな状況によるものではあるが、21日に44歳の誕生日を迎えたロナウジーニョ氏にとって嬉しい誕生日プレゼントとなったのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】ロナウジーニョの息子であるジョアン・メンデスがバルセロナの練習に参加(左)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pt" dir="ltr">Jovem atacante João Mendes, que faz parte da categoria Juvenil A do Barcelona, integra atividade do elenco principal sob o comando do técnico Xavi.<a href="https://t.co/VIwrwGE8BA">https://t.co/VIwrwGE8BA</a></p>&mdash; Rádio Clube do Pará (@rclubepara) <a href="https://twitter.com/rclubepara/status/1770862490613637346?ref_src=twsrc%5Etfw">March 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.22 12:20 Fri

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バルセロナが、シュツットガルトのU-21ドイツ代表MFアンジェロ・スティラー(23)に関心を示しているようだ。 今夏の移籍市場で、レアル・ソシエダのスペイン代表MFミケル・メリーノやレアル・ベティスのアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス、バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒら中盤の補強を優先事項とするバルセロナ。 その中盤の新たな補強候補として、リバプールなどプレミアリーグのクラブも関心を寄せる23歳の名前が挙がっているようだ。 スティラーはバイエルンの育成組織出身で戦術眼とキック精度に長けた左利きの守備的MF。各年代別のドイツ代表にも選出され、ホッフェンハイムで台頭すると、日本代表MF遠藤航のリバプール移籍の穴埋め補強として、バイエルンⅡ、ホッフェンハイムでも指導を受けたセバスティアン・ヘーネス監督からのラブコールを受けて完全移籍で加入した。 その新天地では今シーズンのブンデスリーガ32試合に出場し、1ゴール5アシストの数字を残し、リーグ2位フィニッシュの立役者となった。最大の魅力である長短交えたパスを駆使した展開力に加え、バイエルンのアカデミー育ちらしい足元の技術、ターンの巧さを活かしてハイテンポのブンデスリーガでも簡単にボールを失わないキープ力、8番でもプレー可能な推進力と、中盤のリンクマンとして非常に総合力が高い。守備面に関してもシュツットガルト移籍をきっかけに力強さ、アグレッシブさを増した印象だ。 スペイン『スポルト』によると、バイエルン時代にスティラーをトップチームデビューさせたハンジ・フリック監督は、その教え子の成長を高く評価しているという。 ただ、シュツットガルトとの現行契約は2027年までとなり、獲得には少なくとも2500万ユーロ(約42億3000万円)程度が必要となる模様で、クラブとしては限られた予算の中で前述の候補と並行しながら慎重に交渉を進めることになるようだ。 2024.06.11 15:02 Tue

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F・デ・ヨングが回復間に合わずでユーロ欠場…SNSでは仲間に激励の言葉も

オランダサッカー協会(KNVB)は10日、バルセロナMFフレンキー・デ・ヨングのユーロ2024欠場を発表した。 F・デ・ヨングは所属先のバルセロナで今年4月中旬から悩める足首のケガで3度目の離脱を余儀なくされ、そのまま今季終了。そのなか、この夏のユーロに臨む代表に滑り込み、つい先日の全体練習に参加したが、プレーが難しかったようだ。 シャビ・シモンズらタレント揃いの中盤において絶対軸だったF・デ・ヨングも自身のインスタグラムで「ユーロに出られないのは悲しくて残念」と離脱を認め、激励した。 「ここ数週間にわたってできる限りを尽くしたけど、残念ながら足首の治療にもう少し時間がかかる。母国を背負って決勝トーナメントに進出するのは夢で、最大の名誉。オランイェのシャツを着て、ヴィルヘルムスを歌うと、国中の応援を感じる。でも、今後はオランイェ軍団のみんなと同じように、僕もいちファンとしてチームを応援していくつもり。さあ行こう、みんな」 2大会連続11度目の出場となるオランダはグループステージのD組に入り、ポーランド代表、フランス代表、オーストリア代表と対戦。開幕まで1週間を切るなか、F・デ・ヨングを欠いての戦いが決まってしまった。 2024.06.11 09:25 Tue

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レンタル中の身であるフェリックス、自身の想いを口に「バルサに残りたい」

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フェルナンド・トーレスが来季アトレティコBの指揮官に昇格! 「大きな挑戦として受け入れる」

元スペイン代表FWのフェルナンド・トーレス氏(40)が、来シーズンからアトレティコ・マドリーのリザーブチームを率いることになった。 アトレティコは11日、プリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部)に属するアトレティコBを率いるルイス・テベネ監督のトップチームのコーチングスタッフ入閣に伴い、フベニールAを率いるトーレス氏の内部昇格を発表した。 トーレス氏は2021年からアトレティコのフベニールA(U-19に相当)を指揮。在任3年間で2度のリーグ制覇に1度のカップ戦制覇に導き、2021-22シーズンにはUEFAユースリーグでベスト4進出に導いた。 さらに、すでにトップチームで活躍するMFパブロ・バリオスや、FWサリム・エル・ジェバリ、DFイリアス・コスティス、FWアブデ・ライハニといったタレントをファーストチームに送り込んでいた。 今回の内部昇格に際してエル・ニーニョは、以下のコメントを残している。 「私は今、家にいる。この新しいステージに挑むことを決意して以来、大きな責任を感じている。この3年間は、常に学び続けてきた。私にとって、このステップは非常に重要であり、毎日、より良いことをしようと意欲的に取り組み、やってくる課題や責任に最善の方法で立ち向かい、同時に、急ぐ必要はなく、間違ったステップを踏む必要もないと認識している。大きな野心と、準備ができているという安心感を持って、これを大きな挑戦として受け入れる」 「まず、アカデミーとリザーブチームの目的が何であるかを知ること。それは、多くのプレーヤーをトップチームに送り出すことだ。プレーヤーたちには、彼らの夢はアトレティコ・マドリーでプレーすることであり、トップチームに向けて準備することだと強調しなければならない。そのための最良の方法は、アトレティコ・マドリーでは全力を尽くすことが求められることを承知した上で、非常に複雑なカテゴリーに野心を持って挑戦し、立ち向かうことだ。できる限りうまく競争し、チームをトップに立たせたい。それが、次に来るもの、うまくいけば、我々のトップチームへの準備となるからだ」 2024.06.11 19:07 Tue

レアルのヴィルツへの関心は本物? 事前合意は不確かも来夏のトップターゲットか

レアル・マドリーがレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(21)に興味を示している可能性は高いようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 2020年7月にファーストチームに昇格し、今シーズンはチームのブンデスリーガ無敗優勝に大きく貢献したヴィルツ。10番を背負う中心選手としてリーグ戦32試合で11ゴール11アシストを記録し、リーグの最優秀選手にも選ばれた。 かねてから国内外のビッグクラブから関心を寄せられるなか、スペイン『マルカ』は先日、レアル・マドリーとヴィルツの間で、2025年夏の移籍に向けた協定が交わされていると報道。移籍金1億5000万ユーロ(約254億円)程度で移籍の可能性が伝えられていた。 しかし、これに反応した『スカイ・スポーツ』はその協定の存在を否定。しかし、マドリーやバイエルンがヴィルツを2025年夏の獲得リスト筆頭に挙げていることははっきりしているという。 なお、ユーロ2024のドイツ代表に帯同しているヴィルツは先週、「僕の契約は誰もが知っている」とコメント。レバークーゼンと残す2027年6月までの契約を強調しながら、今は目の前の大舞台に集中していると語っていた。 「今はそのことを話す時ではない。レバークーゼンでとても良い時間を過ごしているし、居心地もいい。今はユーロのことが100%頭にある。他のことは今は気にしていない」 今夏はすでにパリ・サンジェルマン(PSG)からフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)の加入が決まっているマドリー。1年後にもビッグディール成立となるのだろうか。 2024.06.11 16:42 Tue

バルセロナがシュツットガルトMFに関心? フリック監督の教え子

バルセロナが、シュツットガルトのU-21ドイツ代表MFアンジェロ・スティラー(23)に関心を示しているようだ。 今夏の移籍市場で、レアル・ソシエダのスペイン代表MFミケル・メリーノやレアル・ベティスのアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス、バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒら中盤の補強を優先事項とするバルセロナ。 その中盤の新たな補強候補として、リバプールなどプレミアリーグのクラブも関心を寄せる23歳の名前が挙がっているようだ。 スティラーはバイエルンの育成組織出身で戦術眼とキック精度に長けた左利きの守備的MF。各年代別のドイツ代表にも選出され、ホッフェンハイムで台頭すると、日本代表MF遠藤航のリバプール移籍の穴埋め補強として、バイエルンⅡ、ホッフェンハイムでも指導を受けたセバスティアン・ヘーネス監督からのラブコールを受けて完全移籍で加入した。 その新天地では今シーズンのブンデスリーガ32試合に出場し、1ゴール5アシストの数字を残し、リーグ2位フィニッシュの立役者となった。最大の魅力である長短交えたパスを駆使した展開力に加え、バイエルンのアカデミー育ちらしい足元の技術、ターンの巧さを活かしてハイテンポのブンデスリーガでも簡単にボールを失わないキープ力、8番でもプレー可能な推進力と、中盤のリンクマンとして非常に総合力が高い。守備面に関してもシュツットガルト移籍をきっかけに力強さ、アグレッシブさを増した印象だ。 スペイン『スポルト』によると、バイエルン時代にスティラーをトップチームデビューさせたハンジ・フリック監督は、その教え子の成長を高く評価しているという。 ただ、シュツットガルトとの現行契約は2027年までとなり、獲得には少なくとも2500万ユーロ(約42億3000万円)程度が必要となる模様で、クラブとしては限られた予算の中で前述の候補と並行しながら慎重に交渉を進めることになるようだ。 2024.06.11 15:02 Tue

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ジョゼップ・グアルディオラ監督が、古巣バルセロナ帰還の可能性を否定した。『ESPN』が伝えている。 2016年からマンチェスター・シティで長期政権を築くグアルディオラ監督だが、2025年までの現行契約をもっての退団の可能性示唆。そのため、バルセロナ界隈では在任4年間で14個のタイトルをもたらしたレジェンド指揮官の復帰を望む声が強い。 しかし、スペインのジローナで開催されているゴルフトーナメント『レジェンズトロフィー』の記者会見に出席したカタルーニャ人指揮官は、「その可能性は閉ざされている」と古巣帰還の可能性を否定した。 「バルサのベンチは最も複雑な部類に入る。多くのケースを管理しなければならないからだ。マンチェスターでは我々が行うことはすべて内部にとどまるが、バルサではすべてが外部に漏れる」 さらに、53歳の指揮官は教え子でもあるチャビ・エルナンデス前監督、自身と同じバイエルンを指揮したハンジ・フリック新監督についても言及。 自身と比較されることも多かったチャビ監督に対しては「確かなのは、(比較は)私のせいではないということ。それは確かだ。私はバルセロナを離れて11、12年経っている。その意味では容疑者ではない。比較した人にそう聞いてみてほしい。私はそうしていない。チャビが新たな挑戦を見つけられるよう、私は祈っている」とコメント。教え子の今後の成功を祈っている。 一方で、ブラウグラナの新指揮官については「彼には最高の幸運を祈っている」と古巣での挑戦へエールを送る。 「新しいクラブに来た時は常に助けが必要だ。内部から助けを求め、全面的なサポートを得なければならない。少しずつ進んでいかなければならない。9月や10月にチャンピオンになることはできないからだ」 「ハンジは並外れた人物で、大きな願望を持っている。しかし、彼には時間が必要だ。バイエルンで彼が成し遂げたことは並外れたものだったし、彼はすべてを勝ち取った」 2024.06.11 13:40 Tue

人種差別行為のバレンシアサポーター数名に有罪判決…被害のヴィニシウスがSNSに心境綴る

レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別行為で、バレンシアのサポーター3名に有罪判決が下った。 アウェイのバレンシア戦だった昨年5月21日のラ・リーガ第35節に先発したヴィニシウスはキックオフから71分頃に相手ゴール裏の一部サポーターから人種差別的なチャントを浴びせられ、試合も一時中断に。この出来事にブラジル政府が反応するなど、外交問題にまで発展した。 マドリーの発表によると、地元バレンシアの裁判所は10日、人種差別的なチャントやジェスチャーで起訴された3名を禁錮8カ月に処すとともに、2年間のスタジアム入場禁止に。3名は刑事責任を認め、ヴィニシウスとマドリー、そして不快な思いをした者に謝罪文も出したようだ。 クラブは「こうした人種差別行為に裁判所や法廷が有罪判決を下したのは今回が初。この手続きでヴィニシウス・ジュニオールとともに訴追したレアル・マドリーは今後もクラブの価値観を守り、フットボールとスポーツの世界における人種差別的行為の根絶に努める」とした。 また、ヴィニシウス・ジュニオール本人も自身のSNSでこの件に言及。この判決を受けた思いを発信した。 「多くの人から無視するよう言われ、その戦いが無駄だから、『フットボールだけをしろ』と言う人もいた」 「でも、いつも言うように、僕は人種差別の被害者というわけじゃない。僕は人種差別主義者を懲らしめる者だ」 「スペイン史上初の有罪判決は僕のためのものじゃない。すべての黒人のためのもの。ほかの人種差別主義者たちは恐れ、恥じ、物陰に隠れるがいい」 「そうでないなら、僕はまた来る。この歴史的な判決に支援してくれたラ・リーガとレアル・マドリーに感謝する」 2024.06.11 12:45 Tue

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