Jクラブを渡り歩いた岡山一成氏が関東1部のVONDS市原で監督キャリアをスタート

2019.12.10 10:16 Tue
Getty Images
関東サッカーリーグ1部のVONDS市原は10日、新監督に岡山一成氏(41)が就任することを発表した。岡山氏は、現役時代に横浜マリノス(現横浜F・マリノス)や大宮アルディージャ、セレッソ大阪、川崎フロンターレ、アビスパ福岡、柏レイソル、ベガルタ仙台、コンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)とJリーグクラブを渡り歩き、Kリーグ1の浦項スティーラースや奈良クラブでもプレーし、2017年に現役を引退した。
引退後は、関東学院大学サッカー部のアドバイザーを務め、2019年は鈴鹿アンリミテッドFCのコーチを務めていた。岡山氏はクラブを通じてコメントしている。

「VONDS市原に関わる全ての皆さまへ」

「この度、VONDS市原の監督を務めさせていただく岡山一成です。監督経験のない自分に託してもらえて本当に嬉しく、やりがいに燃えています。昇格請負人としての名をかけて、VONDS市原でJFL昇格をする為に、全てを注ぎ込みます。VONDS市原サポーターと共に創り上げる市原劇場も楽しみにしています」
「よろしくお願いいたします」

VONDS市原は、JFL昇格を目指しており、2019シーズンは関東サッカーリーグ1部で首位に。全国地域サッカーチャンピオンズリーグに出場するも、1次リーグでいわきFC(東北1部)、FC TIAMO枚方(関西1部)、北海道十勝スカイアース(北海道)と同居し3位に終わり、JFL昇格を逃していた。

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