公式戦4試合ぶり勝利のアトレティコ、今後に繋がるとシメオネ監督「我々にとって有益。力を与えてくれる」

2024.03.04 14:26 Mon
勝利を喜んだディエゴ・シメオネ監督
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勝利を喜んだディエゴ・シメオネ監督
アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督が勝利を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。

先のコパ・デル・レイ準決勝2ndレグではアスレティック・ビルバオに1stレグに続く黒星を喫し、決勝進出ならずのアトレティコ。ラ・リーガやチャンピオンズリーグ(CL)も含めると、公式戦3試合勝ちなしという状況の中、3日に行われた第27節で6位レアル・ベティスとの上位対決に挑んだ。
前半はオウンゴールとスペイン代表FWアルバロ・モラタのゴールが決まり、2点のリードで折り返し。後半に入ると、ミドルシュートから1点を返されたが、2-1で勝ちきり、公式戦4試合ぶりの白星を手にした。

シメオネ監督はまずアスレティック戦の敗北に言及。残念な結果となってもサポートしてくれたファンに感謝した。

「我々はタフな試合を戦ってきたが、決勝進出を叶えることはできなかった。いつかその代償を払うことになるかもしれない」
「まず、木曜日に結果を出せなかったにもかかわらず、ファンの反応が良好だった。常にチームのそばにいてくれた」

また、内容も振り返ったシメオネ監督は、1点差に詰め寄られてから苦労したとコメント。それでも勝利は妥当なものだったと主張している。

「我々は良いスタートを切り、前半は非常に良かったし、もっとリードを広げることもできたかもしれない。後半に入ると動きが変わった。ポジション的に改善した。2-1になるまで彼らはチャンスを生み出していなかったし、その前はマリオ(・エルモソ)のシュートで終わっていた。それがサッカーだ」

「2-1のスコアになった時に幽霊が現れ、ネガティブな人々には恐怖がつきまとう。幸いなことに、我々の守備を信じるポジティブで楽観的な人々が多くいる」

「我々は守らなければならなかったが、エネルギーを使い果たしていたため、 (アクセル・)ヴィツェルを中盤に置き、(マルコス・)ジョレンテをトップに上げ、交代でエネルギーを補充した。プレッシャーから抜け出すための脚力が必要だった」

「ベティスには非常に明確なチャンスがあったが、(ヤン・)オブラクがセーブした。当然の勝利だったし、我々にとって有益なものだ。力を与えてくれるし、我々はそれを必要としていた」

ここ最近の戦いぶりにも触れ、現在4位につけているリーグ戦は順調だと語った。

「カップ戦とCLを除き、リーガだけに目を向けるなら、我々は順調に進歩している。そこだけを見るなら良い方向に進んでいる。アウェイでの戦い方を改善し、より強くなる必要がある。この勝利は我々が向上し続けるためのエネルギーになるだろう」

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レンタル中の身であるフェリックス、自身の想いを口に「バルサに残りたい」

バルセロナでプレーしたポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(24)が、残留を改めて希望した。 アトレティコ・マドリーからのレンタル移籍でバルセロナに加入したフェリックス。予てからプレーしたかったというバルセロナのユニフォームに袖を通すと、ラ・リーガでは30試合で7ゴール3アシストを記録。公式戦44試合で10ゴール6アシストを記録した。 アトレティコとは長期契約を締結しており、2029年夏まで5年も契約が残っている状況。しかし、ディエゴ・シメオネ監督との関係も良くなく、昨シーズンのチェルシーに続いて2年連続でレンタル移籍しており、来シーズンもアトレティコに戻る気は無いとしてきた。 一方で、多額の移籍金をバルセロナが払うことは不可能。フェリックスを買い取ることはどう考えてもできない状況だ。 そんな中、フェリックスは『The Nude Project』のポッドキャストに出演。改めて自身の考えを口にした。 「僕はレンタル中であり、それは僕次第というものではない」 「もしそれが僕次第であるならば、すでにバルサを愛していると述べている。子供の頃からずっと想っていたクラブだったので、残りたいよ」 バルセロナでのプレー継続希望を改めて口にしたフェリックス。新シーズンからはハンジ・フリック監督が就任するが、フリック監督もフェリックスの残留を望んでいる状況だ。 なお、スペイン『アス』によれば、アトレティコはフェリックスを6000万ユーロ(約101億4000万円)と評価しているとのこと。レンタル延長という形が現実的だが、果たして願いは叶うだろうか。 2024.06.10 12:15 Mon

アトレティコ、マルセイユのアルゼンチン代表CBに関心か?

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サウールに事実上の構想外通告か「選手としてひとつのサイクルが終わった」

アトレティコ・マドリーが元スペイン代表MFサウール・ニゲス(29)に新天地探しを言い渡したようだ。 21-22シーズンのチェルシーへのレンタル放出が印象的だったサウール。アトレティコの下部組織で育ったセントラルハーフは、クラブ通算427試合出場を誇る実力者だが、近年序列が不安定となり、チェルシーから復帰後は先発より途中出場が多い。 アトレティコはかねてより伝えられる通り、来季からチームを新たに若いスカッドへと変えたい思惑。主軸の元スペイン代表DFマリオ・エルモソ(28)も、減俸提示を受けて今夏のフリー退団を決めたと報じられる。 スペイン『Relevo』いわく、サウールについてはクラブとディエゴ・シメオネ監督から「選手としてひとつのサイクルが終わった」と捉えられ、契約を26年6月まで残すなか、新天地探しを言い渡されているとのことだ。 ただ、それは簡単ではない模様。サウールの給与は決して安くなく、アトレティコ、まだ見ぬ先方のクラブ、そしてサウール…三者が満足できる解決策は多くないものと考えられている。 2024.06.05 14:00 Wed

ラ・リーガ得点王をアトレティコが狙う? 躍進ジローナ支えたドフビクに関心も最初のオファーは拒否される

アトレティコ・マドリーが今季躍進したジローナのエースを狙っているようだ。スペイン『アス』が伝えた。 今シーズンはラ・リーガを4位で終えたアトレティコ。チームの課題は得点力であり、今夏は前線の選手の補強を考えている。 スペイン『アス』によれば、その候補の1人がジローナに所属するウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)。今シーズン3位と躍進したジローナのエースであり、シーズン24ゴールを記録してラ・リーガの得点王に輝いた。 すでに真剣に獲得に乗り出しており、ジローナに対して2500万ユーロ(約42億6000万円)の最初のオファーを出したとのこと。しかし、ジローナは即座に「ノー」と回答したという。 ジローナの判断は安すぎるというもの。4000万ユーロ(約68億1000万円)は求める意向があり、3000〜3500万ユーロ(約51億1000万〜59億6000万円)に加えて選手のレンタルでも交渉が可能と見られている。 来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を戦うだけに、ジローナとしても戦力補強を図りたいところ。簡単に戦力ダウンすることは許されない。 ドフビクとは2028年夏までの契約があり、ジローナで過去最高の契約を結んでいる状況。ユーロ2024にも出場するため、さらに価値が上昇する可能性すらある。 アトレティコとしては、ディエゴ・シメオネ監督にとっての最適なストライカーと考えており、長身、体の強さ、空中線の強さ、ポストプレーに加え、ゴールを奪う力に長けている点も当然のこと。また、今シーズンは85本のシュートで46本が枠内と、シュートの上手さも際立っていた。 引く手数多になるのは当然の活躍だが、アトレティコはどのような動きを見せるのか注目が集まる。 2024.05.28 22:58 Tue

モラタ去就は再び不透明? 古巣関心伝えられる中、イタリア帰還を考慮か

アトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタ(31)の去就が不透明になりつつあるようだ。 ここ数年、ディエゴ・シメオネ監督との間に微妙な空気があり、2022年夏と昨夏と古巣ユベントスやローマといったイタリア帰還の可能性も取り沙汰された。 ただ、今シーズンはラ・リーガ開幕から好調を維持すると、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージでは5ゴールを挙げる活躍で首位通過に貢献。今年1月末まではゴールを量産した。ここまで公式戦47試合21ゴールと申し分のない活躍を見せているが、2月以降は負傷の影響などでコンディションが落ちると、直近3カ月半ではわずかに2ゴールと急失速。チーム内の序列も低下している。 こういった状況からクラブは、条件次第で2026年まで契約を残すストライカーの売却を容認する構えを見せつつあり、選手自身も再び移籍の可能性を真剣に考慮している模様だ。 スペイン『Cadena SER』によると、モラタは妻の出身地でもあるイタリアへの帰還を検討しており、同選手に対しては古巣ユベントスが引き続き関心を示しているという。 なお、モラタの契約解除条項は1500万ユーロ(約25億5000万円)に設定されており、ユベントスやその他の強豪クラブであれば決して支払えない額ではあるが、年俸面に関しては選手サイドの努力が必要となるかもしれない。 2024.05.23 18:07 Thu

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ル・ノルマンとは個人合意済み…アトレティコが自信をもってソシエダとの交渉に

スペイン代表DFロビン・ル・ノルマン(27)のアトレティコ・マドリー行きが現在進行形で進むようだ。 この夏のマーケットでセンターバックの補強に動くアトレティコ。その候補の1人に目されるのがレアル・ソシエダのBチームを経て、今やトップチームの主力センターバックと化し、開幕が迫るユーロ2024のスペイン代表入りも果たしたル・ノルマンだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アトレティコはル・ノルマンとの契約を近くまとめようと前進中。選手とは個人条件で合意済みということで、クラブとの交渉にも自信をもって取りかかっているという。 マリオ・エルモソとステファン・サビッチがそれぞれ新天地を求めるということで、守りの部分だけでなく、組み立てのところでも評判の高いル・ノルマンでカバーに動くアトレティコだが、いかに。 なお、スペイン『RELEVO』の既報いわく、ル・ノルマンとソシエダの契約に5000万ユーロ(約84億5000万円)のバイアウト条項があるなか、アトレティコはボーナス込みで3000万ユーロ(約50億7000万円)の額で獲得を狙っているとされる。 2024.06.10 12:35 Mon

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今季ラ・リーガ得点王ドフビクがイタリアクラブとの接触認める…ナポリやミランが候補か

ジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)はイタリア行きの可能性もあるようだ。スペイン『アス』が伝えた。 今シーズンはラ・リーガで3位フィニッシュの躍進を遂げ、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたジローナ。主砲として24ゴールの活躍を見せたドフビクは、ラ・リーガの得点王にも輝いた。 そんな189cmのストライカーにはアトレティコが関心。ジローナは2500万ユーロ(約42億3000万円)のオファーを受け取り、これをすぐさま拒否したと報じられていた。 ドフビクと2028年6月までの契約を結ぶジローナは、移籍金3500万ユーロ(約59億2000万円)を望んでいるとのこと。しかし、狙っているのは国内のクラブにとどまらず、セリエAのナポリとミランも獲得に動いているという。 ユーロ2024に向けウクライナ代表で活動中のドフビクは、代理人とイタリアのクラブとの接触の噂に対して「そうだね、彼はそのことについて話している」とコメント。クラブは明らかになっていないが、何らかの動きがあることを認めた。 また、「僕に関するニュースがあるけど、全て冷静に受け止めている」とも語ったドフビク。まずはユーロに集中し、グループステージ突破に全力を注ぐつもりだ。 「このユーロではチームとしてのポテンシャルを最大限に発揮したい。僕個人としては特別な目標は設定しない」 「少なくとも3つの難しい試合が待っているから、しっかり準備してベストを尽くさなければならない」 7日にポーランド代表との国際親善試合を行ったウクライナは、ドフビクのゴールがありながらも1-3で敗戦。11日のモルドバ代表との親善試合を経て、17日のルーマニア代表とのユーロ初戦に臨む。 2024.06.09 16:17 Sun

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アトレティコやPSGが獲得狙うフリアン・アルバレス、シティは退団阻止の構え

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人種差別行為のバレンシアサポーター数名に有罪判決…被害のヴィニシウスがSNSに心境綴る

レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに対する人種差別行為で、バレンシアのサポーター3名に有罪判決が下った。 アウェイのバレンシア戦だった昨年5月21日のラ・リーガ第35節に先発したヴィニシウスはキックオフから71分頃に相手ゴール裏の一部サポーターから人種差別的なチャントを浴びせられ、試合も一時中断に。この出来事にブラジル政府が反応するなど、外交問題にまで発展した。 マドリーの発表によると、地元バレンシアの裁判所は10日、人種差別的なチャントやジェスチャーで起訴された3名を禁錮8カ月に処すとともに、2年間のスタジアム入場禁止に。3名は刑事責任を認め、ヴィニシウスとマドリー、そして不快な思いをした者に謝罪文も出したようだ。 クラブは「こうした人種差別行為に裁判所や法廷が有罪判決を下したのは今回が初。この手続きでヴィニシウス・ジュニオールとともに訴追したレアル・マドリーは今後もクラブの価値観を守り、フットボールとスポーツの世界における人種差別的行為の根絶に努める」とした。 また、ヴィニシウス・ジュニオール本人も自身のSNSでこの件に言及。この判決を受けた思いを発信した。 「多くの人から無視するよう言われ、その戦いが無駄だから、『フットボールだけをしろ』と言う人もいた」 「でも、いつも言うように、僕は人種差別の被害者というわけじゃない。僕は人種差別主義者を懲らしめる者だ」 「スペイン史上初の有罪判決は僕のためのものじゃない。すべての黒人のためのもの。ほかの人種差別主義者たちは恐れ、恥じ、物陰に隠れるがいい」 「そうでないなら、僕はまた来る。この歴史的な判決に支援してくれたラ・リーガとレアル・マドリーに感謝する」 2024.06.11 12:45 Tue

マジョルカ新監督にアラサテ氏…直近6年はオサスナを率いてリーガ定着に導く

マジョルカは10日、ハゴバ・アラサテ氏(46)の監督就任を発表した。契約は2027年夏までの3年となる。 マジョルカでは2022年3月から指揮し、かつての日本代表指揮官でもあるハビエル・アギーレ監督(65)が今季限りで退任。後任として浮かぶのがオサスナを6シーズンにわたって率いるなかで、ラ・リーガ定着に導き、今季限りで退任のアラサテ氏だった。 オサスナで指導者としての評判を高めるなか、マジョルカ行きのアラサテ氏は「マジョルカは新興クラブだと思う。ここ数年がそれを示す」とし、「すでに強くなり、良い集団に仕上がるチームをより高いレベルに引き上げたい」などと述べている。 そんなアラサテ氏はオサスナを率いるまでレアル・ソシエダや、ヌマンシアなどの監督も歴任。オサスナでは2018年夏から指揮を執った。 2024.06.11 11:45 Tue

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