リール、トゥールーズのU-21フランス代表DFディアキテを獲得

2022.08.06 00:00 Sat
Getty Images
リールは5日、トゥールーズのU-21フランス代表DFバフォデ・ディアキテ(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月までの4年間となっている。

2019年12月にトゥールーズでプロデビューを飾ったセンターバックのディアキテ。両サイドバックでもプレー可能なDFは、トゥールーズでこれまで公式戦83試合に出場して7ゴールを記録。
昨季はリーグ・ドゥで24試合に出場して2ゴールを挙げ、トゥールーズの1部復帰に貢献していた。

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新体制でメルカート臨むローマが大幅刷新へ…優先事項はCF、WG、SBの3ポジション

新体制でメルカートに臨むローマは、幾つかのポジションで大幅な刷新が見込まれている。 今シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ監督、ゼネラルマネージャーのチアゴ・ピント氏が去ったローマ。オーナーのフリードキン・ファミリーはリナ・スルークCEO、ダニエレ・デ・ロッシ監督、ニースから引き抜いた新スポーツディレクター(SD)のフローラン・ギゾルフィ氏の3者により多くの権限を与え、今夏のメルカートに臨む構えだ。 現時点ではRBライプツィヒからレンタル中だったDFアンヘリーニョの買い取りオプション行使が発表され、同じくリーズ・ユナイテッドのDFディエゴ・ジョレンテのレンタル期間延長あるいは完全移籍での買い取りが既定路線に。 一方、退団ではチェルシーからレンタルしていたFWロメル・ルカクに加え、レバークーゼンとパリ・サンジェルマン、リーズからレンタル中だったFWサルダール・アズムン、MFレナト・サンチェス、DFラスムス・クリステンセンのローンバックに、DFレオナルド・スピナッツォーラの契約満了による退団が濃厚だ。 そういった中、今夏のメルカートで焦点となりそうなのが、ルカク、アズムン退団に加えて引き抜きの噂が絶えないパウロ・ディバラ、売却の可能性が伝えられるタミー・エイブラハムの去就が注目される前線だ。 センターフォワードではリールのジョナサン・デイビッドが理想のターゲットとして名前が挙がるが、資金力やチャンピオンズリーグ(CL)出場を逃した点でプレミアリーグを中心とする競合クラブ相手に太刀打ちができない。 これを受け、ブラガでプリメイラ・リーガ2位の21ゴールを挙げたシモン・バンザ、トゥールーズのエースストライカーであるタイス・ダリンガらが候補として名前が挙がる。 [4-3-3]をメインシステムで採用する中、手薄なウイングではユベントスのフェデリコ・キエーザをトップターゲットにナポリのマッテオ・ポリターノ、サッスオーロのアルマン・ロリエンテらデ・ロッシ監督のリクエストとみられるセリエAの選手。新SDのルートからリールのエドン・シェグロヴァ、ニースのジェレミー・ボガらが獲得候補に名を連ねる。 さらに、近年チームの泣き所となっているサイドバックでは指揮官が熱望するトリノのラウル・ベッラノーバ、古巣帰還に含み持たせるウェストハムのエメルソン・パルミエリが有力なターゲットに。その他ではギゾルフィ氏が推すリールのバフォデ・ディアキテ、スタッド・レンヌのゲラ・ドゥエらがプランBとして計画される。 その3つのポジションに比べて優先度は低いものの、補強の必要性があるポジションではGKルイ・パトリシオの退団で空く控えGKにレッチェのヴラディミーロ・ファルコーネ、デ・ロッシ監督が求める中盤の補強ではインテルのダビデ・フラッテージを理想に、SPAL時代の教え子でカリアリでプレーするマッテオ・プラーティにも関心を示している。 2024.06.08 17:38 Sat

アンリ監督が今季好調33歳FWラカゼットを招集!パリ五輪に向けたU-23フランス代表候補メンバー発表…大会前には日本も対戦

パリ・オリンピックを開催するフランス。自国開催となるU-23フランス代表メンバーをティエリ・アンリ監督が発表。25名を招集した中、ここから選定していく作業に入る。 フランスサッカー連盟(FFF)は3日、パリ・オリンピックに向けた候補メンバ-25名を発表。16日にクレールフォンテーヌに集合し、キャンプを行う事となる。 フランス代表のレジェンドでもあるアンリ氏が率いるチーム。大会前の7月にはパラグアイ、ドミニカ、そして日本と親善試合を行い、本大会へと入っていく。 発表されたメンバーにはオーバーエイジの選手も含まれ、元フランス代表FWのアレクサンドル・ラカゼット(33/リヨン)の名前もあり驚きを与えた。 ラカゼットは、リヨンで育ち、そのリヨンで名を上げてアーセナルへと移籍。アーセナルでもエースとして活躍すると、2022年7月にリヨンに復帰。2023-24シーズンは、リーグ・アンで29試合に出場し19ゴール3アシストを記録。リーグ・アンの年間ベストイレブンにも名を連ねるなど、好調を維持していた。 当初はレアル・マドリーへと移籍したFWキリアン・ムバッペの招集も噂されたが、ユーロ2024を戦う事と新天地に挑戦することもあり見送られた。 もう1人のオーバーエイジはFWジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)も招集。マテタは、2023-24シーズンのプレミアリーグで35試合16ゴールを記録するなど、こちらも結果を残していた。 その他、MFウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン)やDFレニー・ヨロ(リール)、FWブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)、MFケフラン・テュラム(ニース)、FWマイケル・オリーズ(クリスタル・パレス)、FWマティス・ティル(バイエルン)、MFクアディオ・マヌ・コネ(ボルシアMG)などが招集されている。 <span class="paragraph-subtitle">◆U-23フランス代表 パリ五輪候補メンバー25名</span> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) オベド・エンカンバディオ(パリFC) ギヨーム・レスト(トゥールーズ) ロビン・リセール(ディジョン) DF バフォデ・ディアキテ(リール) マキシム・エステヴェ(バーンリー/イングランド) ブラッドリー・ロコ(ブレスト) カステロ・ルケバ(RBライプツィヒ/ドイツ) キリアン・シディリア(フライブルク/ドイツ) アドリエン・トリュフォー(スタッド・レンヌ) レニー・ヨロ(リール) MF マゲネス・アクリウシェ(モナコ) ジョリス・ショタール(モンペリエ) デジレ・ドゥエ(スタッド・レンヌ) クアディオ・マヌ・コネ(ボルシアMG) エンツォ・ミロ(シュツットガルト/ドイツ) ケフラン・テュラム(ニース) レスリー・ウゴチュク(チェルシー/イングランド) ウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) アルノー・カリムエンド(スタッド・レンヌ) アレクサンドル・ラカゼット(リヨン)※ ジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)※ マイケル・オリーズ(クリスタル・パレス) マティス・ティル(バイエルン) 2024.06.04 12:25 Tue

「化け物すぎる」「意味わかんなすぎてすき」復帰したムバッペが魅せた超絶個人技ゴールに驚き&脱帽「有り得ないところをぶち抜いた」

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの圧倒的な個人技が大きな話題となっている。 19日、リーグ・アン第24節のPSGvsリールが行われた。 公式戦3連敗中の首位PSG(勝ち点54)が、ホームにリーグ戦3戦負けなしの5位リール(勝ち点41)をホームに迎えた一戦。リーグ戦3試合ぶりに出場したムバッペが圧巻の個人技をいきなり見せた。 12分、自陣ハーフウェイライン付近でパスを受けたネイマールが前線へスルーパス。スペースに出されたボールにムバッペが反応して追いつく。 そのままボックス内に侵入すると、チアゴ・ジャロ、バフォデ・ディアキテが対応して立ちはだかるが、2人の間を突破。寄せにきたジョゼ・フォンテ、GKリュカ・シュヴァリエより先に滑り込んで蹴り込み、見事にネットを揺らした。 圧巻の個人技にはスタンドのファンも大盛り上がり。さらに、チアゴ・ジャロの股を抜いて突破し、シュートもシュヴァリエの股間を抜くなど、衝撃のソロゴールとなった。 ファンは「有り得ないところをぶち抜いた」、「ゴリ押しのお手本」、「意味わかんなすぎてすき」、「化け物すぎる」、「ヤバいわ」と驚きの声を上げている。 なお、試合はネイマール、リオネル・メッシもゴールを決め、4-3と打ち合いを制している。 <span class="paragraph-title">【動画】ムバッペ、異次元の個人技から圧巻のゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="g3MjhbLoE_c";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.02.20 10:35 Mon

オセールがアルジェリア代表DFゼダドゥカをレンタル! 今季リール加入もポジション争いで苦戦

オセールは9日、リールからアルジェリア代表DFアキム・ゼダドゥカ(27)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「13」に決定している。 今夏、ローマに旅立ったトルコ代表DFメーメト・ゼキ・チェリクの後釜として加入したゼダドゥカ。しかし、今季ここまではU-21フランス代表DFバフォデ・ディアキテとのポジション争いで苦戦を強いられ、リーグ戦8試合1ゴールも先発出場は3試合にとどまっていた。 ナポリが保有権を持つMFカリム・ゼダドゥカを弟に持つゼダドゥカは、イストレやRCランス、マリニャーヌ・ジニャックといった故郷フランスのクラブを渡り歩き、2019年に当時リーグ・ドゥに所属していたクレルモンに加入。 主力としてリーグ・アン昇格に貢献すると、昨シーズンは自身初の1部の舞台でリーグ全試合に出場し、3アシストを記録。チェリクの後釜に指名されたように推進力のある攻撃的なサイドバックだが、一対一の対応を含め守備でも貢献できる安定したサイドプレーヤーだ。 2022.12.10 05:45 Sat

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リール、ミラン行きが噂されるフォンセカ監督の退任とジェネジオ氏の新監督就任を発表

リールは5日、パウロ・フォンセカ監督(51)の退任及び、ブルーノ・ジェネジオ氏(57)の新監督就任を発表した。なお、ジェネジオ氏の契約期間は2026年6月30日までとなる。 2022年夏からはリールを率いているフォンセカ監督は、就任初年度を5位で終えると、2023-24シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)でチームをベスト8に導くと、チャンピオンズリーグ(CL)予選出場となる4位フィニッシュに導いていた。 手腕を評価するクラブは、今季限りで契約満了となるフォンセカ監督の残留に動いてたが、新監督を探すミランや同じリーグ・アンのクラブから多くの誘いを受けており、交渉は合意に至らなかった。 そして後任に選ばれたのが、2021年から今季途中までレンヌを率いた経験を持つジェネジオ氏だ。これまでリヨン、北京国安などで実績を残したジェネジオ氏は、2021年3月からレンヌの指揮官に就任。 就任初年度にチームをヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場圏内の6位に導くと、2021-22シーズン、2022-23シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得はならなかったものの、魅力的なアタッキングスタイルでヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の4位でシーズンフィニッシュ。 今季も開幕からリーグ・アン7試合無敗と好スタートを切ったが、第8節のパリ・サンジェルマン戦で初黒星を喫すると、以降の4試合は1分け3敗と低迷し、昨年11月20日に解任を発表されていた。 2024.06.06 06:35 Thu

仏リーグ屈指ドリブラーのシェグロヴァが今夏移籍希望を明言!

リールのコソボ代表FWエドン・シェグロヴァ(25)が、今夏のステップアップ希望を明言した。 今シーズンのリーグ・アンでトップクラスのサイドアタッカーとの評価を確立したシェグロヴァには、セリエAの強豪クラブを中心にプレミアリーグからの関心も伝えられる。 リールは今季を4位フィニッシュしており、予選を勝ち抜いた場合にチャンピオンズリーグにも出場可能だが、25歳FWはコソボ『Oxygen』で今夏のステップアップ希望を明言した。 「リールでベストを尽くしたと思うし、より大きなクラブに移籍する時が来たと考えているよ」 コソボにルーツを持つドイツ育ちのシェグロヴァは、ベルギーのスタンダール・リエージュ、シント=トロイデンの下部組織を経てヘンクでプロキャリアをスタート。2019年2月にレンタル移籍したバーゼルに翌年完全移籍で加入すると、2022年夏にリールへステップアップした。 フランスの強豪では加入2シーズンは前線のジョーカー役にとどまったが、今シーズンは完全に主力に定着。公式戦47試合に出場し、12ゴール10アシストの数字を残した。 右サイドを主戦場とする181cmの左利きアタッカーは、スピード、テクニック、駆け引きの巧さを兼備。縦にも中にも仕掛けられる生粋のドリブラー。また、今シーズンは課題のアタッキングサードのプレー精度を向上させ、カットインからの左足シュートという得意のパターンを中心に目に見える数字の貢献も示した。 2024.05.31 18:45 Fri

ムバッペ弟もPSG退団へ…リール行きか

フランス代表FWキリアン・ムバッペの弟もパリ・サンジェルマン(PSG)を離れるそうだ。 U-19チームを主戦場にするなかで、昨年12月のリーグ・アンでシニアデビューを遂げた今季のMFエタン・ムバッペ(17)。今季のトップチームがリーグ・アン最終節ちクープ・ドゥ・フランス決勝を残すなか、ここまで5試合の出場を重ねる。 だが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、退団表明の兄キリアンに続いて、移籍となる模様。兄にレアル・マドリー行きが濃厚視されるが、弟の方は国内移籍が予想され、リールが争奪戦でリードしているという。 また、母親であり、代理人も務めるファイザ・ラマリさんも弟のPSG退団を認めたとも。ムバッペ兄弟は揃ってPSG退団となるようだ。 2024.05.21 10:55 Tue

ミランの後任最有力候補はフォンセカ監督? クラブはプロジェクトの継続路線を採用か

ミランは退任が噂されるステファノ・ピオリ監督(58)の後任として、リールのパウロ・フォンセカ監督(51)を最有力候補としたようだ。 今シーズン、5シーズン目を迎えたピオリ監督の下で思うようなシーズンを送れなかったミラン。セリエAでは2位につけるも宿敵インテルに大差をつけられ優勝を譲り、チャンピオンズリーグ(CL)はグループステージ3位で敗退となった。 ファンからの批判も強まりつつあるピオリ監督とミランの契約は2025年夏まで残るものの、クラブはシーズン終了後の解任を検討。新シーズンの指揮を執るのは誰になるか、後任候補に注目が集まっていた。 そんな中、イタリア『スカイ・スポーツ』ら複数メディアによると、ミランはフォンセカ監督を最優先ターゲットに設定した模様。ミランの選手に合致する [4-2-3-1]を基本布陣とするなど、ピオリ体制で続いたプロジェクトを継続しつつ、ブラッシュアップできる人材だと見込んでいるようだ。 フォンセカ監督はかつてローマでも指揮官を務め、2022年夏からリールの指揮官に就任。ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)ではアストン・ビラにPK戦の末に敗れてベスト8敗退となったが、リーグ・アンでは現在3位とCL出場権を争っている。 そんなフォンセカ監督とリールの契約は、今季まで。近日中にクラブ関係者との会談が予定されているとのことだが、新契約について合意しなかった場合はミランの動きがさらに加速していくことが予想される。 2024.05.16 13:10 Thu

ミラン、良好な関係築くリールの右SBに関心か?

ミランがリールのU-21ポルトガル代表DFチアゴ・サントス(21)に関心を示しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。 今シーズン限りでステファノ・ピオリ監督の退任が決定的となり、来シーズンは新指揮官の下で巻き返しのシーズンに臨むミラン。 今夏の移籍市場ではフランス代表FWオリヴィエ・ジルーの後釜、守備的MF、センターバックの補強が最優先事項となっているが、DFダビデ・カラブリア、DFアレッサンドロ・フロレンツィのイタリア代表2選手の契約が2025年までとなっている右サイドバックの補強にも動く構えだ。 『カルチョメルカート』によると、ミランはその獲得候補の一人としてリールで印象的な活躍を見せているポルトガル人DFに注目しているようだ。 ミランのエースであるポルトガル代表FWラファエル・レオンのスポルティングCPユースの後輩にあたるチアゴ・サントスは、母国のエストリル・プライアでプロキャリアをスタート。その後、昨年夏にリールへ完全移籍で加入した。 その新天地では同胞パウロ・フォンセカ監督の信頼を獲得し、ここまでの公式戦40試合に出場。3ゴール2アシストの数字を残している。175cmの右利きDFは、ウイングでもプレー可能な攻撃力が最大の売りで、サイドバックとは思えない突破力でチームの攻撃的なスタイルを支える。 なお、ミランは前述のレオンを始め、フランス代表GKマイク・メニャン、ポルトガル人DFチアゴ・ジャロ(現ユベントス)と近年数選手の移籍交渉を行ってきた良好な関係性があり、カナダ代表FWジョナサン・デイビッドの交渉も進行中との噂もある。 そのため、正式に獲得に乗り出す場合には比較的スムーズに交渉を進められるはずだ。 2024.04.25 11:45 Thu

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中村敬斗がスキンケアブランドのイベントに出席 「びっくり。こんなにもたくさんのファンが来てくれるとは」…クラブ&代表での1年総括

スタッド・ランスの日本代表FW中村敬斗が16日に都内でメンズスキンケアブランド『KINGU』のブランドアンバサダー就任イベントに出席した。 駆けつけたファンの多くが女性を占めてのイベントではトークショーも行われ、オフ中のプライベートや選手内の美容ケア事情などが話題に。愛用する『KINGU』の商品にも「洗い終わった後は肌がつるつるになっている感じがあって気持ちが良い」と使い心地の良さをアピールした。 そのトークイベント後、取材に応じた中村は「実際にここに来てびっくりした。こんなにもたくさんのファンが来てくれるとは思っていなかったので。心の底から嬉しい」と振り返った。 今季の中村はスタッド・ランスでリーグ・アン初挑戦の1年で、ケガもあったが、最終的に公式戦26試合に出場。得点関与の部分では4ゴールに1つのアシストをマークした。 かたや代表ではデビューから10試合で8ゴールの活躍ぶり。この6月の活動でも2ゴールを決め、3バックにトライするチームのなかで左ウイングバックとして存在感を大きくした。 「ケガもあったけど、フランスリーグに初めて行って、すごく学んだものが多かった。代表でもアジアカップがあって、負けてしまった悔しさもあったりとか、個人的には成長した1年だったかなと思う」 代表での1年を振り返ると、期待感を抱かせる選手の1人だったが、「正直、チームメイトが良いパスをくれて決めるだけのシーンがほとんど。ラッキーだなという思いだけ」と謙遜した。 左ウイングバックでのプレーにも「ウイングよりも守備を求められるポジション。より突破とクロスも求められる。そこはまだまだ足りないし、もっと成長できたらと思う」と話す。 代表での活躍で環境も変わり、「今日のようなイベントは今までなかった」と語ると、代表選手としての自覚を強くする言葉も。2年後のワールドカップ(W杯)出場にも「まずは個人的に自チームで活躍して、それからやっと代表」と述べた。 2024.06.16 17:15 Sun

GK陣刷新のPSG、ロシア代表の守護神サフォノフを獲得

パリ・サンジェルマン(PSG)は14日、FCクラスノダールのロシア代表GKマトヴェイ・サフォノフ(25)の獲得を発表した。契約期間は2029年6月までの5年間。移籍金はフランス『レキップ』によると2000万ユーロ(約33億7000万円)とのことだ。 PSGではジャンルイジ・ドンナルンマが守護神を務めるが、ケイロル・ナバスとアレクサンドル・ルトゥリエが契約満了に伴って今シーズン限りで退団。さらに、セカンドGKを担うアルナウ・テナスもレンタル移籍を希望しているとの報道もあり、GK陣の刷新が求められていた。 クラスノダールの下部組織出身のサフォノフは、2017年8月に18歳でファーストチームデビュー。2019-20シーズンに守護神のポジションを獲得すると、ここまで公式戦175試合に出場。ロシア代表では13試合に出場し、こちらでも守護神を務めている。 2024.06.15 06:30 Sat

ブライトンの監督退任のデ・ゼルビ氏、マルセイユの新監督就任が近づく? 3年契約、違約金は約10億円か

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの監督を退任したロベルト・デ・ゼルビ氏(45)が、マルセイユの監督就任に近づいているという。フランス『レキップ』が伝えた。 フォッジャ、パレルモ、ベネヴェント、サッスオーロとイタリアクラブを指揮し、その後シャフタール・ドネツクで指揮したデ・ゼルビ監督。2022年9月にグレアム・ポッター監督が退任した後、ブライトンの監督に就任した。 2022-23シーズンはクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュ。クラブ初となるヨーロッパリーグ(EL)出場を果たすと、2023-24シーズンはそのELでラウンド16に進出。一方で、ケガ人が続出したチームはプレミアリーグで苦戦。日本代表MF三笘薫も腰を痛めて長期離脱となっており、チームは11位でシーズンを終えていた。 電撃的にブライトンの監督を退任したデ・ゼルビ氏。今後の去就が注目される中、ここに来てマルセイユが強い関心を示しているという。 当初、マルセイユはポルトの監督を退任したセルジオ・コンセイソン氏を招へいするとみられていたが、ここに来て方向転換。デ・ゼルビ氏の招へいに力を注いでいるという。 移籍市場に精通しているジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、3年契約で合意する予定と詳細を伝えており、600万ユーロ(約10億1800万円)をブライトンに支払って監督に迎えるつもりのようだ。 2024.06.13 22:15 Thu

スタッド・レンヌ、前ミランのマッサーラ氏の新SD招へいを発表

スタッド・レンヌは10日、前ミランのリッキー・マッサーラ氏(55)のスポーツディレクター(SD)就任を発表した。 クラブはマッサーラ氏の招へいに際して「この任命は、クラブの長期的発展を目的とした重要な投資サイクルの一環であり、プロチームの高いスポーツ的野心を維持すること。ヨーロッパで最も効率的であると認められているアカデミーを強化することという2つの柱に焦点を当てている」と、同氏が育成部門からトップチームまで、クラブのスポーツ戦略を率いることになると、その役割を説明している。 ローマ時代にワルテル・サバティーニ氏やモンチ氏の右腕としてリクルート部門で活躍したマッサーラ氏。その後、2019年7月にSDとしてミランに招へいされると、テクニカルディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏との二人三脚で名門復活の礎を築き、2021-22シーズンのセリエA優勝の立役者となった。 しかし、オーナーのジェリー・カルディナーレ氏との確執によって、昨年6月にマルディーニ氏と共にクラブを離れていた。 以降は古巣ローマやナポリといった国内クラブでの仕事も取り沙汰されたが、新天地はフランスとなった。 2024.06.11 14:10 Tue

RCランスがスティル氏の監督就任を発表! 昨季終盤まで伊東純也&中村敬斗所属のスタッド・ランス指揮

RCランスは10日、ウィル・スティル氏(31)の監督就任を発表した。契約期間は3年となり、共に戦うスタッフの構成は近々発表される。 選手としてのプロキャリアがないスティル氏は、10代後半に指導者キャリアをスタート。シント=トロイデンやスタンダール・リエージュ、リールセ、ベールスホットと母国クラブでアナリストやスカウト、コーチを歴任した。 2021年1月にはベールスホットの正指揮官に就任。28歳での指揮はジュピラー・プロ・リーグにおける史上最年少記録となった。 その後、2021年7月にスタッド・ランスでアシスタントコーチとなると、3カ月でスタンダール・リエージュに復帰。2022年7月にスタッド・ランスへ戻ると、オスカル・ガルシア監督が解任された同年10月に監督へ昇格。30歳での指揮は欧州5大リーグにおける史上最年少記録となった。 日本代表MF伊東純也も擁するチームを率いてからは、リーグ・アン15位に低迷していたなかでリーグ戦19試合無敗を達成。その後は負けが込み、結局11位で2022-23シーズンを終えた。 日本代表FW中村敬斗が加入した2023-24シーズンも続投したが、リーグ戦残り3試合の2024年5月に退任。フランク・エズ監督をニースに引き抜かれたRCランスが、フリーのスティル氏を後任候補の1人に定めていた。 RCランスのゼネラル・ディレクター(GM)を務めるピエール・ドレッシ氏は、スティル氏の就任についてコメントしている。 「ウィル・スティルをレーシング・クラブ・ドゥ・ランスに迎えられることを嬉しく思う。ウィルが監督に就任し、クラブが新たなサイクルをスタートさせることは我々の最優先事項だった」 「ウィルは早熟な記録を塗り替えた有望な監督なだけでなく、勝利に執着し、団結力にこだわる性格の持ち主だ。真の情熱家であり、征服者であり、優れた戦術家であるウィル・スティルは、スタッド・ドゥ・ランスでその足跡を残し、歴史的な19試合無敗記録を含む数々の説得力ある結果を残した」 「我々はウィル、そして彼のリーダーシップ、彼の伝染するエネルギーをラ・ガイレット(練習施設)とボラルト=デレリス(スタジアム)に迎えることを喜んでいる!」 2024.06.10 22:07 Mon

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