クリスタル・パレスがホジソン監督の辞任を発表…「身を引く決断をした」

2024.02.20 02:30 Tue
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クリスタル・パレスは19日、ロイ・ホジソン監督(76)が辞任したことを発表した。

辞任することとなったホジソン監督は、公式サイトで以下のようにコメントした。
「このクラブは私にとってとても特別で、とても大切な存在であり、私のサッカー人生において大きな役割を担ってきた。トップクラスの選手やスタッフとともに、毎日好きなことを仕事にするチャンスを与えてくれたこのクラブでの6シーズンを、私は十分に満喫した」

「しかし、最近の状況を鑑みると、クラブが先を見越した計画を立てている時期であることが理解できるため、クラブが今夏を目処に新監督の招へいを前倒しできるよう、私は身を引く決断をした」

「これまでサポートしてくれたスティーブ・パリッシュ会長と、彼のアメリカ人パートナー、そして私を助けてくれたコーチングスタッフとバックルームチームに感謝したい。特に長年の友人でありアシスタントを務めてくれたレイ・ルイントン、コーチのディーン・キーリー、パディ・マッカーシー、そして優れたスポーツ科学、ビデオ分析、メディカル部門に心から感謝している」
「共に喜びを分かち合ってきた今の選手たちにも感謝と敬意を表したい。シーズンの残りも、そしてそれ以降も、ファンの皆さんがチームを全力でサポートしてくれることを確信しています」

「私は、今シーズンが良い形で終わると確信しているし、これから数週間、数カ月、そして数シーズン、チームが成功を収めることを祈っている」

かつてはスイス代表、UAE代表、フィンランド代表、そしてイングランド代表監督も務めた名将で、インテルやウディネーゼ、フルアム、リバプールなどでも指揮したホジソン氏。2017年9月~2021年6月まではクリスタル・パレスで指揮を執っていた。

2022年1月から6月まではワトフォードを指揮したが、チームを浮上させることができずチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格。その後、監督業を勇退したものの、クリスタル・パレスが降格の危機に瀕していた2023年3月に引退撤回・再登板し、チームの残留を勝ち取った。

昨夏に契約延長を果たしたホジソン監督だったが、今季はここまで6勝6分け12敗と大きく負け越し15位と苦戦。降格圏の18位エバートンとは5ポイント差となっている。

なお、イギリス『ガーディアン』によれば、後任候補には昨シーズンまでフランクフルトで指揮を執っていたオリバー・グラスナー監督が浮上しているとのことだ。

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解任間近のホジソン監督が体調不良で会見をキャンセル

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日本代表の活動に参加中のMF鎌田大地(27)が、クリスタル・パレスのメディカルチェックを済ませたという。 2023-24シーズンはセリエAに初挑戦。ラツィオでのプレーを選択した鎌田だったが、獲得を臨んだマウリツィオ・サッリ監督の下では苦しい戦いを続けることに。しかし、イゴール・トゥドール監督が就任すると、一気に信頼を得てレギュラーポジションを確保。パフォーマンスも上がっていった。 ラツィオとの契約は1年しかなく、オプションで3年間の延長がついていた中、一時は対談に傾いていた気持ちも残留することを決意。しかし、クラブとの交渉が上手くいかず、退団を選ぶこととなった。 新天地はフランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスが濃厚に。そんな中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が「独占情報」として新情報を提供した。 ロマーノ氏によれば、鎌田はクリスタル・パレスの入団に向けた最初のメディカルチェックを完了したとのこと。フリーエージェントでの加入となり、2年契約を結ぶという。 さらに得意の「Here we go」を控えめに出し、「to be confirm soon.(すぐに確定する)」としている。 現在鎌田は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表の活動に参加中。一体どのタイミングでメディカルチェックに合格したのかは不明だが、代表活動終了後にはクリスタル・パレスとのサインが待っていることは間違いなさそうだ。 2024.06.11 00:10 Tue

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