ローマの元ルーマニア代表GKロボントが40歳で現役引退…「7つの異なるクラブの家族の一員となれたのは特権」

2018.06.02 22:16 Sat
Getty Images
ローマは2日、元ルーマニア代表GKボグダン・ロボント(40)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。

▽ロボントは9年間を過ごしたローマの公式サイトを通じて別れのメッセージを送っている。
「僕を常にサポートしてくれたファンのみんな、これまで多くのことを教えてくれた監督たち、常に傍に居てくれたチームメートに感謝を示したい」

「数十年に渡る僕のプレーヤーキャリアの中で多くの助けや困難に打ち勝つ力を与えてくれたことに感謝したい。だけど、キャリアにおける新たな章を開始する時が来たと思っているんだ」

「これまで7つの異なるフットボールクラブの家族の一員となる特権を持っていたんだ。僕はプレーヤー、監督、クラブの幹部の人たちと常に新しいことを学ぶことができた」
「これまで出会ったすべての人たちのおかげで僕の人生には大きなプレゼントをもらうことができた」

「今日、自分の人生においてプロとしても個人的にも新たな章に進むことになる。それは強い感情とエネルギー、情熱にあふれたものだよ。僕たちは新たな冒険に臨む。ちゃんとシートベルトを締めないとね」

▽1995年に母国ルーマニアのコルヴィヌル・フネドアラでプロキャリアをスタートしたロボントは、以降ラピド・ブカレストやアヤックス、フィオレンティーナ、ディナモ・ブカレストと国内外のクラブを渡り歩き、2009年にローマへ加入。同クラブでは長らく第2GKと第3GKを担うも、2013年5月のコッパ・イタリア決勝のラツィオ戦を最後に公式戦の出場からは遠ざかっていた。

▽なお、ラピド・ブカレスト、ディナモ・ブカレスト、アヤックスではそれぞれ国内リーグのタイトルを獲得している。

▽また、1998年にデビューしたルーマニア代表では通算85試合に出場。ユーロ2008では自身最初で最後の大舞台を経験していた。
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