バルベルデ監督が指揮官としてリーガ400試合達成! 21世紀では2人目の達成者に

2018.12.03 13:22 Mon
Getty Images
バルセロナを率いるエルネスト・バルベルデ監督が2日に行われたリーガエスパニョーラ第14節のビジャレアル戦で指揮官としてリーガエスパニョーラでの400試合目の指揮を執った。『@OptaJose』が伝えている。

▽カンプ・ノウにビジャレアルを迎えたバルセロナは36分にDFジェラール・ピケのゴールで先制に成功すると、試合終盤の87分にもMFカルレス・アレーニャに初ゴールが生まれ、2-0の勝利を収めた。
▽現在、54歳のバルベルデ監督は2003年に古巣アスレティック・ビルバオでリーガエスパニョーラでの初采配を振るうと、以降2度オリンピアコスでの仕事を挟んだ中、エスパニョール、ビジャレアル、バレンシア、ビルバオの指揮官を歴任。昨季からバルセロナで指揮を執っている。その通算成績は183勝118敗99分けだ。

▽なお、21世紀に入ってリーガでの400試合以上指揮を執っているのは、セビージャやビルバオ、マジョルカなどの指揮官を歴任し、現在はセビージャでフットボール・ディレクターを務めているホアキン・カパロス氏(499試合)のみだ。

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故郷バスクor古巣サラゴサ…引退見据えた決断迫られるアンデル・エレーラ34歳

元スペイン代表MFアンデル・エレーラ(34)がアスレティック・ビルバオと契約延長か、もしくはレアル・サラゴサへ13年ぶりに復帰か。大きな決断を迫られているようだ。 かつてマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)でもプレーしたエレーラ。現在は故郷バスクのアスレティックに復帰し、今なお精力的に中盤を支えている。 チームが来季EL参戦の5位でラ・リーガをフィニッシュしたなか、契約は今季まで。ここ最近の見通しは、プロデビュー時の古巣、セグンダ(スペイン2部)のレアル・サラゴサへ13年ぶりに復帰するというものだった。 数年前には香川真司のサラゴサ入りを後押しするなど、長らく古巣と良好な関係を維持してきたわけだが、アスレティックのエルネスト・バルベルデ監督がエレーラを手放せず。スペイン『Relevo』によると、EL含め来季4つのコンペディションを戦うなか、契約延長を求め続けている状況だという。 エレーラ本人はその熱意に応える方向へ傾いているそうだが、一貫しているのは「サラゴサで引退する」という意志。8月で35歳を迎えるだけに、アスレティックとの契約を1年延長か、13年ぶりサラゴサ復帰で引退か、今夏の決断は重要に。現時点では50-50とされている。 2024.05.30 18:50 Thu

クロップ監督の後任発表のリバプール、スロット監督以外に2名の指揮官もリストアップしていた?

アルネ・スロット監督の就任を発表したリバプールだが、他に2名の候補もリストアップしていたようだ。 9シーズンにわたって指揮を執ってきたユルゲン・クロップ監督が退任となったリバプール。当初はさまざまな後任候補の名前が取り沙汰されていたが、次第にスロット監督の噂が強まると、20日に就任が正式発表された。 新シーズンは、フェイエノールトをエールディビジやKNVBベーカーで優勝に導いた実績を持つ指揮官と歩むことになったリバプールだが、クラブは他に2人の指揮官も有力候補としてリストアップしていたようだ。 イギリス『The Athletic』によると、当初最有力候補だったレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督招へいが難しいと悟ったクラブは後任のリストを作成。スロット監督のほかに、アスレティック・ビルバオのエルネスト・バルベルデ監督とイタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督も候補に加えていたという。 両監督はクラブが徹底したデータ分析を行った結果、クロップ監督の後任に適しているとの結果が出た模様。ただし、最優先はあくまでスロット監督だったとのことだ。 バルベルデ監督は、これまでビジャレアルやバレンシア、バルセロナの監督を歴任。2022年からキャリア3度目となるビルバオの指揮官就任を果たすと、今シーズンはコパ・デル・レイでチームを40年ぶり24度目の優勝に導いた。 スパレッティ監督はこれまでローマ、ゼニト、インテルで指揮を執り、2021年に就任したナポリでは昨シーズンに33年ぶりのスクデット獲得を達成。昨年9月からは母国の代表監督に就任していた。 いずれも経験豊富な指揮官たちだが、彼らより優先される形となったスロット監督がどのような手腕を発揮するか、新シーズンは大きく注目されることになりそうだ。 2024.05.21 10:40 Tue

アスレティック、40年ぶりのコパ・デル・レイ優勝に導いたバルベルデ監督と2025年まで契約延長

アスレティック・ビルバオは17日、エルネスト・バルベルデ監督(60)との契約更新を発表した。新たな在任期間は2025年6月30日までとなる。 2022年の夏にアスレティックの会長戦を制したジョン・ウリアルテ氏の公約が実る形で、3度目となるアスレティックの指揮官に就任したバルベルデ監督。 昨シーズンはラ・リーガを8位で終え、欧州カップ戦の出場権を逃したが、今季はここまでラ・リーガで5位に位置。チャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を決めているレアル・マドリーの結果次第では2014-15シーズン以来のCL出場権を獲得することとなる。 また、コパ・デル・レイでは3年ぶりに臨んだ決勝戦でマジョルカをPK戦の末に下し、40年ぶり24度目の優勝にチームを導いた。 新たに1年間の契約延長にサインしたバルベルデ監督は「このクラブをもう少し大きくするために、もう一頑張りしてみよう。私に託されたすべての信頼に応えることは、大きな責任だ」とコメントしている。 2024.05.18 06:30 Sat

アスレティック一筋19年のムニアインが今季限りでの退団を発表!「これがベストな決断」

アスレティック・ビルバオは24日、元スペイン代表MFイケル・ムニアイン(31)が今季限りで退団することを発表した。 12歳でアスレティックの下部組織に入団したムニアインは、16歳7カ月の若さでヨーロッパリーグ予選でトップチームデビュー。その後、2019年に“ロス・レオネス”のキャプテンに任命されたワン・クラブ・マンは、本職の攻撃的MFとFWを主戦場にバスク純血主義を掲げるクラブを牽引。 15年間に及ぶアスレティック一筋のキャリアの中で、歴代2位の公式戦557試合に出場し、75ゴール70アシストを記録。2度のスーペルコパ・デ・エスパーニャ優勝に貢献。 2022年夏に3度目の就任となったエルネスト・バルベルデ監督の下では、当初こそ主力としてプレーしたが、昨季から徐々に先発出場の機会が減ると、今季はここまで801分の出場にとどまっていた。 それでもクラブに絶対的な忠誠を誓うムニアインは、若手選手にアドバイスを送るなど一切不満を露わにすることなく、率先してクラブを牽引。7日に行われたコパ・デル・レイ決勝のマジョルカ戦では延長戦から出場すると、PK戦では2番手のキッカーを務め、40年ぶりとなる優勝に大きく貢献した。 ムニアインは24日にクラブのSNSで投稿された動画内で、以下のようにコメントしている。 「12歳のときにアスレティックにやってきて、それから20年近く経った今日、15年間過ごしたトップチームを今シーズン限りで退団することを決断した」 「念願の25回目の優勝カップを手にし、40年ぶりにガバラ(はしけ船)に乗るという夢を叶えて、幸せな気持ちでここから旅立つよ。ファンやチームとの絆は、私たちが世界で唯一無二の存在であることを示している。とても難しい決断だったけれど、アスレティックにとっても僕自身にとっても、これがベストな決断だと思ってるよ」 2024.04.24 23:20 Wed

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バルセロナがアジョセ・ペレスを獲得候補に…今月30歳でスペイン代表デビュー&ユーロ2024招集のマルチアタッカー

スペイン代表FWアジョセ・ペレス(30)がバルセロナ入りか。 アジョセ・ペレスはニューカッスルとレスター・シティに所属したイングランド歴が長く、昨年1月からレアル・ベティスでプレー。今季の好調ぶりが評価され、今月30歳にしてA代表デビュー…ユーロ2024へのサプライズ招集を勝ち取った。 スペイン『ムンド・デポルティボ』いわく、2027年6月までとなっているベティスとの契約には、400万ユーロ(約6.7億円)のリリース条項があり、これに財政難のバルセロナが目をつけたとのこと。 30歳マルチアタッカーの獲得に必ずしも本腰というわけでもなさそうだが、「この額を支払う用意があります」と、すでにベティス側へ通達済みであることが確認されたという。 アジョセ・ペレスの現年俸は200万ユーロ(約3.4億円)。バルセロナはヴィトール・ロッキなどを売らざるを得なくなる可能性が取り沙汰されており、そういった事態に備えているようだ。 同選手は攻撃的ポジションならどこでもこなすマルチロールで、本職は左ウイング。今季ベティスでは公式戦38試合11得点をマークした。5日の国際親善試合・アンドラ代表戦で初キャップ初ゴールを記録し、今季1年の勢いそのままにユーロ2024へ羽ばたく。 2024.06.14 13:35 Fri

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